癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

正月早々に起きた不幸は
避けることが出来なかった。

ギリギリ年を越せたことが良かったのかさえ
判断がつかない。

先日入院したばかりの親戚のおじさんに変化が起きたのは
痴呆症だった。
その症状につられるようにして、
体調がすぐれなくなっていった。

姉の嫁ぎ先の親族の不幸。
特に姉はそのおじさんにとてもとてもお世話になっている。
第二の父親と言っても過言ではない。

そのおじさんが他界した。
実の母の一周忌の法要が終わったばかり、
まだまだ心の整理がつかない状況において
姉にはダブルパンチ・・・。

母の時と同様にして
あまり永くはない状況下であった。
違うのは、そのおじさんは「がん」ではない。
実際、痴呆症以外は病名は聞かされていない。

痴呆はどんどん進行して、誰が誰だかわからない状態に
なってしまったとも聞いていた。

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突然痙攣したりするとも言っていた。
原因不明の病気らしいとも聞いたが、
それ以上は詳しく聞かなかった。
姉は説明し始めると、感極まって泣いてしまう人だ。

あまり根掘り葉掘り聞くと、ダメージが増す。
だから、聞かない。
その分、愚痴は聞いてあげることにしている。

先日も、その入院先の病院長のずさんな態度の
愚痴を聞いた・・・
ひどすぎてひどすぎて、思わず記事にしてしまった。
ひょっとしたらその記事を読んでくれた方も
いらっしゃるかもしれませんね・・・。

母の他界から一年が経ち、ようやく立ち直り始めた姉。
その姉が悲しむ姿は見たくはなかったが、
そうもいかなかった。
いずれそういう時はやってくるのだ。

おじさんは早ければ年末には・・・とも言われていた。

現実は・・・時間は待ってはくれない。
一時的に、時が止まってしまった感覚に陥るが、
それでも時間は刻々と過ぎている。
それに気づいた時が、少しずつ前に進み始めている時だ。

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