2013年03月11日
大間原発の今 函館から30km
震災から丸2年。テレビでは関連番組を報じている。北海道の夕方ローカル番組、「U型テレビ」では、原発に焦点をあて函館から30kmほどの場所に建設中の大間原発について特集をやっていた。
大間といえばマグロが有名だが、函館からも距離が近い。その距離を福島に例えると第1原発と福島市との距離よりも近いのだ。
大きな地図で見る
GoogleMapでピンが経っているのが大間原発の位置。函館は立待岬がある付近。
大間原発の近くには既に原発が存在する。番組ではその東通原子力発電所がある東通村を訪れ、村の様子や原発に対する考えを村民から聞いていた。
村にはこれまでに250億円の原発交付金が支払われ、東京の設計事務所が携わったという立派な村役場(別館付き)、立派な小中学校、モダンな警察署などが立ち並んでいた。
ネット上で拾った村役場の画像。わずか7000人ほどの村こんな立派な村役場が建っている。
こちらは統合中学校。これも交付金マジックのひとつだ。
そして村民のほとんどが「原発が無くなったら困る」、「原発がないとやっていけない」と口々に語っていた。既に原発麻薬に侵されてしまい自立が困難になっている。これは北海道の泊村でも同じだ。
事故が起きた原発周辺の自治体でも同じように交付金で街が潤い、生活が豊かになった。だが、一度事故が起きてしまい古里に帰ることすら困難となってしまった。原発が原因で自ら命を絶った人も居た。福島で起きたことは、他の自治体でも起きるリスクがあると番組では伝えていた。
政権が自民党戻り、選挙の時は言っていなかった原発。ある程度予想はしていたが「きちんと安全性のとれたものから再稼働」と言っている。電力が足りない分に仕方のない事だが、クリーンな次世代型石炭発電所やシェールガスによる天然ガス発電、メタンハイドレートなど原発を使わなくとも大丈夫な部分には触れず、「再稼働」と言っている部分に疑問を感じる。
※原発が無くなったら困る勢力が居るのは語るまでもないが
震災から2年を機に、「もう一度原発について考えたい」と思った番組内容だった。
大間といえばマグロが有名だが、函館からも距離が近い。その距離を福島に例えると第1原発と福島市との距離よりも近いのだ。
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GoogleMapでピンが経っているのが大間原発の位置。函館は立待岬がある付近。
大間原発の近くには既に原発が存在する。番組ではその東通原子力発電所がある東通村を訪れ、村の様子や原発に対する考えを村民から聞いていた。
村にはこれまでに250億円の原発交付金が支払われ、東京の設計事務所が携わったという立派な村役場(別館付き)、立派な小中学校、モダンな警察署などが立ち並んでいた。
ネット上で拾った村役場の画像。わずか7000人ほどの村こんな立派な村役場が建っている。
こちらは統合中学校。これも交付金マジックのひとつだ。
そして村民のほとんどが「原発が無くなったら困る」、「原発がないとやっていけない」と口々に語っていた。既に原発麻薬に侵されてしまい自立が困難になっている。これは北海道の泊村でも同じだ。
事故が起きた原発周辺の自治体でも同じように交付金で街が潤い、生活が豊かになった。だが、一度事故が起きてしまい古里に帰ることすら困難となってしまった。原発が原因で自ら命を絶った人も居た。福島で起きたことは、他の自治体でも起きるリスクがあると番組では伝えていた。
政権が自民党戻り、選挙の時は言っていなかった原発。ある程度予想はしていたが「きちんと安全性のとれたものから再稼働」と言っている。電力が足りない分に仕方のない事だが、クリーンな次世代型石炭発電所やシェールガスによる天然ガス発電、メタンハイドレートなど原発を使わなくとも大丈夫な部分には触れず、「再稼働」と言っている部分に疑問を感じる。
※原発が無くなったら困る勢力が居るのは語るまでもないが
震災から2年を機に、「もう一度原発について考えたい」と思った番組内容だった。
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