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2019年08月14日

お盆の一日

私の住んでいる北関東の田舎は、毎年お盆の頃になると、ちゃんと涼風が吹いてくる。

今年は台風接近だと、大騒ぎになっているが、それでも、すーっと涼しげな風が吹く。
もちろん、日差しはとても強いのだが、日が陰って足下を見ると、コオロギがいた。

蝉もいつしかニイニイゼミに変わり、これまた夏の終わりを告げる。
草っ原にはススキの穂も出始めた。

道の駅はお盆の生花を求める地元の客で大行列。
「並んで待ってはいらない」、とかごに入れた商品を元に戻して早々に退散。

田舎だから、墓地が点在しているが、どの墓周りも綺麗に草刈りがされ、花が生けられ、まさにお盆まっ盛り…、という感じ。
この辺りが都会のそれとは、ずいぶん異なる。
きちんとお盆のお供えをして、先祖をお迎えするのである。

今があるのはご先祖のおかげ。
こうして人間は生を受け継いで来た。

「この田畑も、ご先祖あってのこと…。」
農家で生計を立てるのが難しい世の中ではあるが、多くの方々はそうした思いを抱いているのだろう。
都会に出た子どもたちもやってきて、のんびりとしたお盆休みを過ごしている模様である。

かく言う私も、この夏は父の新盆だったが、東京のお寺で、合同供養をするとのことで、私は欠礼させていただいた。
だが、父への感謝の気持ちはある。父の頑張りによって、今の私があるのだ。

学校に立ち寄ると、高3有志が焼き肉をしていた。
本当は明日の夕方、焼き肉パーティをして、夏休み中の勉強の頑張りを励まし合うのだそうだが、台風接近による雨の予報のため、今日になったと言うのだ。

そんなときに、先生たちも励ましの言葉を掛ける。

私はそういう場に出ることは苦手なので、陰で声援を送るのみである。

「先生も来て下さいよ。」
とも言われたが、お客さんの立場で行くのは気が引ける。

「そうか。半年後には、彼等も卒業か…。」
そう呟いてみて、彼等の中学時代に思いを馳せるのである。








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