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2021年05月16日

春季大会に思う

春季大会に思う

コロナ禍の中、春季大会が無事終了した。

大会初日は熱中症が心配されるくらいの暑さ、二日目は曇天で過ごしやすかったが、三日目は途中から雨、風が強くなった。

天気もそうだが、選手たちの体力が落ちている…。

土日のうち、一日だけ3時間以内と制限しておきながら、大会は三日間、午後まで行う。
「だったら、週またぎでもよかったんじゃないの?」
そんな先生方の声も聞こえて来た。

県大会を決めた上位校は、それなりの選手層と体力があるのだろう。
6月に行われる県大会も、連続三日間続く…。

今回、県大会から適用されるピッチャーの投球制限が、地区大会の準決勝から適用されることになった。具体的には1試合100球までしか一人の投手が投げられない。
100球を超えた場合、そのバッターが打ち取られるまでは猶予されるが、その後は投手としてピッチングをすることは許されないのだ。

今回の大会では、七回の軟式の野球の試合でも、投球回数が100球を超えることは何度もあった。

当然各チームは何人ものピッチャーを準備しておかなくてはならず、人数が少ないチームはさらに過酷になってしまうわけだ。

「これで、野球人口が更に減ってしまうかも知れませんね。」

「総体は、コロナで中止だな…。」

なんとも先生方も自暴自棄である。

審判をしながら、投球数を数えるのは極めて忙しい。

今回、塁審がそれを担当したが、なかなか難しかったようだ。

「県大会でも塁審が数えるのかな…。」

久しぶりの大会ながらも、何となく後味の悪さが残る。

時代の変化かな…。
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2021年05月14日

春季大会

今年は春季大会が行われた。
一年半ぶりの公式戦である。

私の学校のチームも、ここ数年単独チームで、なかなか戦力も上がっては来ていたが、残念ながらコロナで中止になっていた。

今回、通常通り行うことができた意義は大きい。
コロナ時代、感染ゼロが不可能な今、人類はコロナと共存し、生き抜いていくしかないのだ。
それによって、ありとあらゆる部分で、制約を受けるというのも、おかしな話だ。

そうは言っても、ある程度は世間に迎合しなくてはならず、なかなか生きにくい世の中になったものだ。

試合は、初戦を勝ち上がることができた。
対戦相手はGWに行った練習試合の対戦校だったが、こちらは全力メンバーで辛勝した。

初回に先制点を取られ、その裏同点に戻してのち、終盤まで点を入れられなかったが、相手チームのピッチャーが変わったところで、タイムリーで点を取ることができた。

取った2点は、いずれも2アウトからの得点で、その意味ではいい攻撃になっていた。

「丹澤先生、久々の単独チームでの勝利おめでとうございます。10年ぶりの一勝ですか?」
などと同僚の先生から祝福とも嫌味とも取れるような言葉を掛けられたが、確かに久しぶりの公式戦勝利で、なかなか感動的だった。

ただ、次の試合が駄目だった。

勝利に酔いしれた彼等には、2試合目の体力も気力も残っていないかのように見えた。

このチーム、練習試合でも2連勝したことはない。

「夏の暑い中、連続二試合しても勝てるチームを作るために、厳しい練習をしなくてはいけないんだ。」

私の言葉が、ようやく彼等に届いたように思える。

ともあれ、この先2日間。私はひたすら審判をすることになる…。
いわゆる「負け審」である…。

2021年05月12日

オンボロバス

中1と高1で校外学習に出掛けた。
経費削減のため、高1のバスは外注したが、中1のバスはスクールバスを代用したために、多くの中1が苦しんだ。

バス酔いが続出したのである。

以前にも同様のことがあり、しばらくはその教訓が生かされてはいたのだが、残念ながら、引き継ぎがうまくいっていなかったらしい…。

私もそのバスの補助席に座ったが、あまり乗り心地の悪さに辟易した。
補助席にはシートベルトがないので、安定性が悪い。
その上、サスペンションの関係か、よく揺れる。
だから仕方なしに、隣の座席に捕まることになる。
背もたれも短いので、寄っかかると、背中が痛くなる。
だから、常に前屈み状態を維持しないといけない。

これの状態で何時間も耐えた。

普通の座席に座っている生徒も、何人もの生徒が具合が悪くなった。
高速道路走行中に気分が悪くなるのだから、いかにオンボロバスであるかが分かる。

「経費削減のため、自前のバスでお願いします。」
と、事務長が指示を出したのかどうかは分からないが、いずれにせよ、生徒たちを苦しめたことには違いない。

三十分程度の移動なら、多少のオンボロバスでもよいだろうが、長距離の移動はそれではだめだ。

観光バスはそれなりの乗り心地になっている…。

中一生徒には、ちょっと過酷な経験になってしまった。
もちろん私も、へろへろ状態。

子どもたちの健康と経費削減。
冷静に考えれば、誤ることはないのだが、時に間違った判断がなされることもある。

ちょっと過酷でほろ苦い校外学習になった。

2021年05月09日

筍掘り

裏庭が竹林なので、この時期、筍が採れる。

今シーズンすでに10本程度は収穫したが、一人で食べきれるはずもなく。たいていは茹でたものを知人に配っている。

恐らく孟宗竹であろうが、収穫後はさっと圧力鍋で煮てしまう。
鍋に入るように切って、玄米をひとつまみ入れて、スイッチを入れるだけなので、小一時間で完成する。
大鍋で米ぬかを煎れてぐつぐつしていた時代からみれば、楽ちんである。

この先、真竹や細竹など、まだまだ筍は採れるのだが、毎年途中で飽きてしまうl。

だから、自分で食べるより、人にあげてしまうのだ。

放置しておけば、大きな竹になり、いずれ伐採しなくてはいけなくなる。

近隣の方は、「面倒だから筍のうちに切ってしまうんだ」、と言っていたが、それももったいないので、春の恵みをいただくことにしている…。

庭はそろそろ雑草が生い茂ってきた。

いよいよ草刈りシーズンの到来である。

野球を練習しているグランドも、草刈りをしないとあっという間に草ボウボウになる。
ボールを拾いに、草むらに手を入れた瞬間、蛇にがぶりと噛まれても困るので、こちらもきちんと整備しないといけない。

季節でいろいろな草が生えてくる。
綺麗な花も咲き、心が和むこともある。

今は田んぼでは蛙の大合唱。
日が暮れれば、小さな虫たちが燈火に群がる。

それも季節の風物詩。

そんな当たり前の中で、生きている…。

2021年05月08日

T君の誕生日

T君の誕生日を祝った。
珍しくホールケーキを注文し、ロウソクを立ててみた。

私も時々そんな風に祝ってもらうことがあるので、今回、その恩返しのようなものである。

やっとのことでライターを探して、ローソク6本を立てる。
「あれ?」
十六歳の誕生日で6本ということは、一本あたり2.67歳か…。
もう一つ、長いロウソクを立てるべきだった。

T君にロウソクを吹き消させる。
チョコレートケーキなので、早く消さないと、チョコが溶ける…。

何となく照れながら、吹き消し、ポーズをとるT君の姿が、可愛く見えた。

「好きなだけ食え!」

一度に食べられるものではないが、ホールケーキを好きなだけ食べられるという経験も少なかろう…。

「食べたいときに、冷蔵庫から出して食べればいい…。」

私からのささやかな誕生日プレゼントのようなものだ。

本来親の仕事だろうが、今回は私がそれを代行する…。

私もお裾分けで、少しいただく…。美味であった。

お互い多くを語らなくても、理解し合い得る関係というのは素晴らしい。
日本人独特のモノなのかも知れないが、私は、そのような関係の方がしっくりくるし、気を遣わずに済む…。

「Tには、いろいろ経験させるから…。」

以前からにそう告げたことがある。

せっかくの縁だ。一時期親変わりとして、いろいろな体験をさせてやろう。

T君、なかなか根性のある男なのだ。




2021年05月07日

GWが終わって

GW終わっての初日は、週一回の7時間授業。
そして放課後、委員会活動も行った。

さすがに、生徒たちも疲れ気味である。
もしかしたら、先生たちもお疲れなのかも知れない。

本来は、職員会議もある日だったが、校長会の関係で、翌日にズレたのだが、それでも忙しい一日なった。

「おいおい、何だが、ぼうっとしていないか?」
私は、授業中何度となく、そんな風に声を掛けた。

「いったいGW中、何をしていたんだ?」
このご時世だから、どこかへ出掛けたという経験も少ないだろう。
田植えのために、トラクターに乗っていた、などという中学生も、私の学校にはいないだろう。

「やっぱりピコ太郎か…。」
ピコ太郎とは、ピコピコゲームで遊んだという私の隠語である。

「忙しくて、一回しかできませんでした…。」
その生徒は、正直に答えてくれているようだ。

スマホを触っていると、あっという間に時間が経つ。
次から次へと動画を見ていれば、時間が経つのも忘れてしまうだろう。

何のことはない、我々中高年の幼少期に、テレビの前に座り続けたのと、さほど変わらない…。

おそらくあと数十年後には、別のモノが、子どもたちの時間を奪っているのだろう。

叫ぶ私の声、虚しく、うとうとする生徒もいた。

その姿を見て、「そろそろ引退かな…」などという気持ちが再びよぎる。

私にとって、もはや授業が最後の砦なのだ。
自身を持って仕事をしているのは、授業だけかも知れない…。

「誰一人かけることなく、全員が出席だっただけでもよしとするか…。」
ほら、また妥協した。

私は、そんな風に生きて生きたようだ…。




2021年05月04日

手の内

GW2回目の練習試合は、春季大会の初戦で対戦する学校になってしまった。

試合経験が少ない分、お互い承諾の上で、試合をさせてもらった。

私のチームは、バッテリーを温存させてもらった。
中学生のやる野球チームなのだから、そんなことまでしなくてもよいと思ったが、エースが速球派なので、わざと見せないという選択肢もありかな、と思って、今回そうした試合をしてみたのだ。

一試合目、中3の三番手ピッチャー、中2の二番手ピッチャーとつないで、辛うじて勝った。

正規のバッテリーを使わず勝てたことは、大きな収穫だったし、三番手のピッチャーが、思いのほかよいピッチングをしたということも、面白かった。

問題は2試合目であった。
一時間という時間制限で、試合をしたのだが、こちらは集中力が切れた。
体力失点を許し、ミスばかりで、まるで良くなかった。

こんな隙だらけのプレーは見せたくなかった。
何の意味もない試合だったように思う。
相手チームからすれば、「一度崩れたら、どこまでも堕ちるから、勝算あるぞ」、と思われただろう。

当日、エースピッチャーがどこまで投げられるか、そしてどれだけチームとして集中力が維持できるかが勝負だ。

相手校のエースらしきピッチャーは、2試合目の後半投げたが、我々のチームはほとんど得点できなかったので、攻略どころではなかった…。

「策士策におぼれる」の言葉通り、後味の悪い試合になってしまった。

選手たちは、2試合目の大力得点やミスよりも、1試合めの勝利に酔いしれている。

これでは2試合勝って上位大会に進出する足がかりとすることなど、到底及ばない。

「集中力が続かないな…。」

夏の大会では、酷暑の中、連続して試合を行う。

その気力と体力をつくるために日頃の練習があるのだが…。

彼等には、まだまだ理解できていないようだ。




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