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2018年05月24日

覇穹封神演義 17話感想 ボス戦を前にして嵐の前の静けさ

17話 普賢真人

17話配信(Abemaビデオ)
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あらすじ
王天君が封神されたもののダニ宝貝は解除されず、元始天尊たちはスープーパパの力で回復する。
太公望たちは聞仲を引きつける役割を負うが、普賢真人は太公望を眠らせて聞仲に単身で相対する。
普賢真人は聞仲に説得を試みるが、殷を最優先に考える聞仲は聞き入れず、戦闘となる。
感想
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アバンとCパートは聞仲の過去エピソード。聞仲の信念が本人の口から言葉になって最も明確に示される回なので久々に効果的な演出になったと言える。ただ、ここでやるよりは1話じっくり使って欲しかった部分ではある。以前も書いたが聞仲をメインにするならここが最重要のエピソードだろう。しかもこれだけの描写量だと殷王の妃に横恋慕したように見えなくもない。初見の人のために説明すると大切な女性が王に見初められて妃になったというのが順番として正しいです。

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スープーのご家族登場。原作では趙公明編で描写された部分である。パパとママの顔が似てるのおかしくない?と思ったが種族の違いでわれわれ人間にはカバの顔がおなじに見えるだけなのだろう。しかし功労者のスープーパパに家族を養えるだけの慰労金を出さないあたり、元始天尊の人望の無さが分かるというものである。

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ゲェーッ!趙公明!!亡き者にされたはずでは?!まさか出てくるとは思わなかった。というかここで出すのであれば(声優等が決まっていて出す準備をしていたのであれば)仙界大戦に入る前にナレーションで登場させるくらいはして欲しかった。そうすれば9話であそこまで混乱を呼ぶことは無かっただろうに。動く趙公明が見られて嬉しいは嬉しいが手放しで喜べない。

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ともあれ趙公明のCVは興津和幸さん。ジョジョ一部ジョナサン役でおなじみ。ちなみに旧アニメでは子安武人氏だったらしく前回のDIOが今回ジョナサンになったと言われていた。趙公明のなんというか残念な気品、コミカルな高貴さが違和感なく聞けたのでこの声での趙公明編が見てみたかった。

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「そろそろ真実を言って下さい!裏には一体何が…!」
「楊ゼン!それ以上言ってはいかん!」
先週の感想でも同じ主旨のことを書いたが、覇穹では既にジョカが完全に顔見せしているためこの辺のやりとりが全部茶番である。まあその情報は視聴者視点なのでキャラクターが真相に迫るやりとりを省くわけにはいかないのだが。

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このシーンもう見た。太公望と普賢のこのやりとり何回目だろう。尺がカツカツなのに同じシーンを何度もやる意味とは。まあ仙界大戦が主軸なら普賢を序盤から出しておきたいというのはわかるのだが……。

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聞仲登場時の不穏なBGMがまさにRPGでボスと激突直前に流れるテーマのようでカッコいい。

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「それはひどいね!育ててもらった恩義はないの?」
「あるとも!だが殷と比較してどちらが大切かということだ」
ここの「あるとも!」は個人的に好きなセリフ。ただ聞仲のやや堪えるような声色と禁鞭を握りしめる描写が入ったため、原作とはニュアンスの変化が生じているように思う。原作ではさらっと言い放っていて殷>>>>>恩義という感じだが覇穹では恩義の優先順位がちょっと上がったような印象。まあ魔家四将戦や十天君に閉じ込められる経緯もカットされてそこまで金鰲と不仲に見えないので、そちらのほうが自然かもしれない。

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趙公明が出たインパクトに惑わされたが、あと6話くらいしかないのに悠長にスープーパパのエピソードをやっていていいものだろうか。この尺で聞仲の過去エピソードをやるべきでは。いや、普賢のエピソードを序盤に先出しした上に今回重ねたことを考えると、聞仲のエピソードもあらためて重ねる可能性がないとは言えないが……。あらすじも3行で済んだので、嵐の前の静けさという印象の回。




posted by ぺーた at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2018年05月21日

グランクレスト戦記 18話感想 性質を貫いて立つアレクシスに強いカタルシス

18話 盟主


あらすじ
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アルトゥーク条約はテオを盟主とし、連合・同盟・条約の三勢力の拮抗を目指すことになる。
北方の戦線では連合の主力であるルクレール伯・クルートがドーソン侯の裏切りにより命を落とす。
テオはシルーカとハルーシアに渡り、連合盟主アレクシスと個人的な会談の席を設ける。
アレクシスはテオに連合盟主の座に就くように懇願するが、テオは拒絶しアレクシスに奮起を促す。
マリーネの真意を聞かされたアレクシスはついに立ち上がり、ドーソン侯討伐の軍を動かす。
感想
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「アルトゥーク条約は連合から独立する!」
あ、まだ独立してなかったのか。まあ公式HPの勢力図ではずいぶん前から3色で分けられていたので今エピソードから名実ともにということだろう。

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テオを好きすぎるラシックとそれがおもしろくないモレーノの描写が毎回きっちりはさまれるのが可笑しい。今やラシックの地位も条約ナンバー2という相当なものなので、モレーノ先輩はラシックの立身が阻まれた不満というよりは完全にテオに嫉妬しているようにしか見えない。

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「マルザに帰った俺の側に……君がいることだ。」
「私はテオ様と出会ったときに永遠の忠誠を誓っております。」
英雄のプロポーズを真正面から受けるのはかなり危険だ、だからこうして臣下の態度ではじく……さすがシルーカ策士である。しかし渾身のキメ台詞をかわされてもめげずに念押しするテオ様のほうが上手だった。かっこいい。難聴系や優柔不断なハーレム主人公とは一線を画する甲斐性を感じる。

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しるかわマーーーックス!アゲイン!!!
やはり顔を赤らめていると破壊力が違う。「私より先に死なないで下さい」で”めぞん一刻”を思い出した人おじさんorおばさんも多いだろう。わたしもです。

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序盤にちょっとだけ触れられた、プリシラの特別性についての言及。言われてみれば他の君主の聖印は平面的なのにプリシラの聖印だけ立体的である。残り話数も少ないが彼女にもこれからスポットが当たるのだろうか。教義に対するテオとシルーカの評価で一喜一憂の反応を示すプリシラがかわいい。ぷりかわ。

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シルーカはこの顔である。しるかわ番外編。当然と言えば当然だが安全に気をつけるよう忠告に来るあたり、アイシェラを救ってもらってからそれなりに仲良くなっているように思えるのが微笑ましい。

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ああ、ルクレール伯がついに壮絶な……ナレ死かーい!!尺がないから仕方のないところだろうが、好きなタイプのキャラだったので散るシーンだけでも映像化してほしかった。まあしるかわシーンのほうが重要と言われると反論の余地もないが。原作ではかなり長く描写が割かれているらしいので8巻購入が楽しみである。

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「俺はマリアレ以外のカップリングが許せない!!あ、リバは許すよ。」
「俺はマリーネ様が心を殺して戦いを続けていることが許せない!!」
よくないと思う、とかじゃなくて許せない、という言葉を選ぶのがスゴい。おせっかいの極みである。しかしながらこの発言、世界に影響を行使できるようなマクロな立場になっても、個々人の心情というミクロなものを重視するテオの人間性が伝わってくる。指導者の統治スタイルにもいろいろあると思うが、一個の民を尊重するテオのスタイルがこの発言ときっちりリンクしている点が個人的に好ましい。

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合理性と可能性をうったえるシルーカの説得はまるで効かなかったが、テオの「マリーネ様のためにしっかりしろ」で奮起するあたりがアレクシスらしく、これまでを否定する”変節”ではなく”進化・覚醒”である一貫性がいい。そういうところもマリーネと正反対というのも面白い。テオシル・マリアレペアはどちらも女性が現実的で男性が夢想的な感性をしているように思う。テオたちのほうがポジティブな印象だがアレクシスたちも惨劇前はそうだったと思うと、テオたちはアレクシスたちの悲劇を否定しリトライする存在というのが運命的に見えてくる。

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一瞬入る8話のカットが効果的。マリーネの「待っていて」というセリフから察するに結婚にこぎつけたのはマリーネの尽力が大きかったのだろう。女性側にイニシアチブがあることの面白さを感じるセリフだったが、時を経て18話、ならば今度はアレクシスのターンだろう、という気持ちにさせてくれる。決意が定まった瞬間に流れる勇壮なBGMがアツい。

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アレクシスの侍女であるノエリアさん。原作ではアレクシスとマリーネの出会いエピソードにも登場していた。20代くらいに見えるが原作設定によれば30半ば〜後半でシルーカ養父アウベストあたりの年代と思われる。主従のパターンが広いのがこの作品の魅力の一つで、この笑み1カットに主への想いが見えるのがいい。

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「アレクシス様が立ち上がられただと!?」
「はっ、今さらか。だが面白い!」
この騎士のセリフ一言にアレクシスがどう思われていたかが全て詰まっているように思う。軟弱な態度でも愛されるだけの優しさがあるアレクシス、不服に思っていても強い忠誠がある臣下たち。主君も臣も、多面的な人物描写が面白い。

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出たドーソン候!!久しぶり!!よりにもよってルクレール伯を裏切って死なせたらしい。もはやヘイトが貯まりすぎて逆に登場が待ち遠しかったレベル。いかに惨めに負けてくれるか楽しみである。CVの横堀悦夫さんの演技が相変わらず素晴らしい。こういう声質の人がしっかり脇を固めると作品が締まるように思う。

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「同盟が勝利しマリーネが皇帝となれば、よりよい世界になると思っていた。だが、それで彼女が傷つくというなら……私は!」
女性のような細い声色がかつてなく勇ましくなるアレクシス。シルーカの説得に対してネガティブな反応を繰り返したところがストレスだっただけにこの瞬間のカタルシスが凄まじい。9話の感想でCVの井口祐一さんのツイートを紹介したが、その時のアレクシスとマリーネへの思い入れが形になったような演技で、比喩抜きで涙ぐんだ瞬間だった。




posted by ぺーた at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2018年05月18日

覇穹封神演義 16話感想 つぎはぎとネタバレの悪影響が顕在化したエピソード

16話 通天教主

16話配信(Abemaビデオ)
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あらすじ
金光聖母たちとの戦いで力を使い果たした楊ゼンは妖怪の本性に覚醒し力を回復させる。
半妖態の楊ゼンは王天君の引合せにより父・通天教主と戦うことになる。
通天教主は妲己の術により正気を失っていたが、楊ゼンとの戦いで心の抑圧を爆発させる。
宝貝・六魂幡の暴走により周囲が崩落、楊ゼンは助かるが王天君が瓦礫の下敷きとなり封神される。
感想
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アバン演出はこれまで毎回のようにやっているが、効果的だったのは3〜4回程度しかなかったと思う。今回もあまり効果を認められないように……というか、むしろマイナスの効果があったように感じる。アバンで話している”歴史の道標の打倒”は封神計画の真相だが、本編で王天君が話しているのはその真相の一つ前の段階のものなので矛盾が生じている。通天教主が出ているシーンということで適当に入れたようにしか思えないのが残念。

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原作では楊ゼンの隣に玉鼎真人がいたはずだが消されている。まあ消したほうが孤独感の演出にはなるだろうが……。

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完全に”白馬に乗った王子様”の構図で笑ってしまった。白馬じゃなくて白いカバだけど。

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「にしても奴(王天君)は一体何者なのであろうか?」
いやもうひとりのあんたですよ。という視聴者のツッコミが聞こえてきそうである。本来なら視聴者に謎を投げかける描写として活きるのだが、覇穹では王天君の謎がほぼすべて開示されてしまっているので白々しく感じる。

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「封神計画は人間界の保護のためではなかったのか?」
「あくまで仙人界のためだろ。仙人界の大敵、妲己を殺す計画だからな」
封神計画は原作では4段階で真相にたどり着くようになっている。

  1. 仙道を人間界から追い出す計画
  2. 周を助けて殷を滅ぼす計画
  3. 妲己を封神する計画
  4. 歴史の道標を滅ぼす計画

覇穹では2からスタートしている(にも関わらず太公望が1の段階の行動を取ったりする)。前述したがアバンでは4の内容について話していて、楊ゼンの認識は2で、王天君がここで明かしているのは3の内容である。もはや何が何だかわからない。

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「ま、俺が聞仲をけしかけたんだけどな!」
……そうだっけ?いや原作ではそうだけど、覇穹では
聞仲「崑崙滅ぼすぞ。手伝え」
王天「ウッス」
という感じだったような。6話の感想で、原作姚天君のセリフを王天君に言わせたことを評価したので間違いないと思う。6話脚本の大草芳樹さんがせっかくアニオリで辻褄を合わせたところを今回の脚本高橋ナツコさんが台無しにするという構図、ちょっと前(14話)にもありましたね。脚本家ごとの方針がそれぞれ見えてくるのがある意味興味深い。

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瓦礫の下敷きになって封神される王天君。さすがにはらわたを描写するわけにはいかなかったか。原作だと邪悪な存在が惨めに退場してホッとする反面、え、これで終わり?という複雑な思いになるわけだが、覇穹だと退場しないのが丸わかりなので少なくともそういう心の動きは得られない。封神計画といい王天君といい、重要な秘密をばんばんネタバレしてきた弊害がついに顕在化してしまった回と言える。

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王天君役の岡本信彦さんの名演が光るエピソードだった。死に際の狂気の絶笑はさすがの一言である。物語上の王天君はここで退場するわけではないがこの個体の王天君は確かにここで死を迎えるわけで、それに相応しい演技だったように思う。封神計画について語るシーンは初見では早口に感じたが、改めて見てみるとさほどでもなく感じた。前回がゆっくりめで、感想を書くために本放送直前に見ていたので早く感じたのかもしれない。

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「あなたに伝えたい……僕はこれからもずっと崑崙の味方です。でも……妖怪です。」
楊ゼン役、中村悠一さんの演技も情感がこもっていて素晴らしかった。父の封神を見届けた後に韋護と会話を交わすところの憑き物の落ちたような穏やかさも印象深い。前回の感想で書いたように、ここまで妖怪アピールが激しかったせいでストーリー的にはカタルシスが減衰してしまっているが、それでも役者の名演と悲壮で厳かなBGMのおかげでこの名シーンはぐっとくるものがあった。




posted by ぺーた at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2018年05月16日

来年の総選挙に向けてモバマスで500票獲得するための初心者向けTips

☆★☆ウサミンこと安部菜々さん、7代目シンデレラガールおめでとうございます!!☆★☆
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プロデューサーの皆さん、第七回総選挙お疲れ様でした。ウサミンには僕もいくらか投票したので感慨深いです。2年半前、アニメ16話でいただいた感動をお返しできたかと思うと嬉しい限りです。
総選挙は今回からデレステでも投票できるようになりましたが、やはりモバマスのほうが票数は獲得しやすいようです。デレステメインだけど投票のためモバマスのほうも始めたよという方も多いかと思います。そこで、来年以降の選挙を見据えたご同僚のために戦力増強とイベント対策のための記事を書いてみたいと思います。参考になれば幸いです。
(※2021年5月24日追記)情報が古くなりましたので更新しました。最新のバージョンをご覧ください

ちなみに今回の僕の投票内訳はこちら。
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今回は完全に無課金でしたが、モバマスで503票、デレステで88票を獲得できました。500票はなかなかの数だと思います。ちなみに各属性3位(ボイス付与圏内)のアイドルの得票数はこちら。

Cu 佐久間まゆ:961,034票
Co 鷺沢文香:1,216,141票
Pa 喜多日菜子:609,495票

ざっくり真ん中をとって1,000,000票がボイス獲得ラインとしましょう。500で割ると2000。つまり僕と同じだけ稼ぐ人が2000人いればボイスに手が届くのです!!!……まあ2000という数字をどうとらえるかはそれぞれですが、周りにデレステしかやってないという人も結構いると思いますので、そういう同担Pをモバマスへ引きずり込お誘いしてみてはいかがでしょうか。

はじめに

投票券獲得への道を主題としますので、一般的な初心者向けの注意事項については簡潔に3点だけ。

  • ステータスは守には絶対に振らない
  • マイの付いてないスタミナ・エナジードリンクは大事にする
  • 特訓は2枚ともLvと親愛度がMAXで行う

この3点を守っておけば特別後悔するようなことは起こらないと思われます。

500票獲得までの道程

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まず、投票券はどのように手に入れるか。ガチャを除くと入手先の大半はイベントです。しかもラウンドごとの獲得ptでもらえる「pt報酬」で多くの投票券が手に入ります。
つまり最終ランキングやチーム勝利には無関係なので他人と競うことはなく、ある程度準備しておけば簡単に手に入ります。おそらく1年も準備期間があれば十分すぎるでしょう。

その準備とは主に「イベントアイテム(以下:ドリンク)の貯蓄」と「アイドル編成の強化」です。
ドリンクの貯蓄

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イベントでptを獲得するにはドリンクが必要です。イベントは現在9種類あり、イベントごとに使うドリンクが独立しています。イベントAで使うドリンクは基本的にイベントAでしか手に入りません。
……と書くと鶏が先か卵が先かという話になりますが、まずその日だけ使用できるラウンド専用ドリンクが無償で貰えます。それを元手にptを稼ぐことでドリンク等が増えていき、次回の(ゆくゆくは総選挙時の)同型イベントに備えるという形になります。
アイドル編成の強化

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強力なアイドルを編成していればドリンク1個で獲得できるptが増えるので効率がよくなります。ドリンクの貯蓄と並行してアイドルを獲得していくといいでしょう。初心者はまずイベントのメダルチャンスやトレードで容易に手に入る「メダルSR」獲得を目標にするといいでしょう。メダルSR20人の編成なら問題なく総選挙で戦えると思います。
強化・貯蓄ルーチン

@イベントに参加する
Aドリンク・アイテム・メダルを獲得する
Bメダルチャンスや無料ガチャを引く
Cアイドルを獲得し編成を強化

この繰り返しで資産が増えていきます。

アイドルについて

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アイドルの獲得自体がモバマスの大目的であり、お好みで自由にやるべき部分ではありますが、総選挙を見据えるという目的があるなら効率を重視する選択もあります。
属性は2種類で揃えよう

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手に入りやすくそれなりに強い「メダルSR」の獲得が初心者のうちの目標になりますが、近年のメダルSRは必ずスキルが2属性の攻撃or攻守UPになっています。編成が3属性に渡るとスキルがかからないアイドルが出てしまうのでなるべく2属性までで揃えましょう。
Cu/CoならCu/Co属性かつスキルがCu/Coにかかるアイドルということです。属性やスキルが合わないメダルSRは”パワー持ち”の間にトレードでお嫁に出してしまうのが効率的です。
パワー持ちとは

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登場したばかりのアイドルはイベントで使う時にステータスが増大します。これをパワー持ちと言います。メダルSRであれば排出されるイベントと次のイベントの間はパワー持ちとなります。(例外あり)トレードに出せるのは排出されるイベントが終わってからですが、パワー持ちの間(次のイベント中)は価値が上がる傾向にあります。また、復刻中のガチャから排出されるアイドルやそのイベントの上位アイドルなどもパワー持ちになります。
スキルについて

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スキルは編成で上位にいるほうが発動しやすく、リーダーは100%発動します。強力なスキル持ちが手に入った場合はリーダーに設定し、パワー持ちのRなどを編成する時は後ろに下げましょう。バックメンバーはスキルが発動しません。ステータスが高いが属性の合わないアイドルなどを置いてもいいでしょう。
ゲームセンターを活用しよう

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ゲームセンターの景品アイドルは現行のメダルSRより少しだけ強く、スキルも全体にかかるので使い勝手がいいです。結構な枚数が要求されますが無〜微課金であれば取っておくようにしましょう。
こいこいの遊び方についてはこちらをどうぞ→【花札(こいこい)のルール・遊び方(前篇)】花札で遊ぶといったらコレ!?「こいこい」のおもしろさ

イベントについて

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イベントは全9種類ですが選挙期間中に開催されるのは4イベントで、どのイベントが来るのかは事前にはわかりません。つまり、どのイベントについてもドリンクを貯めておく必要があります。以下に9イベントを簡潔に紹介します。
<用語解説>
スコア重視:アイドルの攻撃で出すスコアが獲得ptに強く反映されるイベントのことです。
クリア重視:ボスユニットを倒したり、ミッションをクリアした時の獲得ptが高めのイベントのことです。
ドリームライブフェスティバル
通称ドリフ・ドリフェス。月末に頻繁に開催されるイベントで、総選挙は月末を必ず挟むのでこのイベントが来る可能性が最も高いです。総選挙が今の形式になった第5回から今年まで3年連続で開催されています。
スコア重視かつチーム戦のため上級者向けです。
ライブツアーカーニバル
通称ツアー。第6回・第7回の総選挙時に開催されました。
スコア重視ですが個人戦なので自分のペースでプレイできます。メダルSRも入手しやすいのでやや初心者向けです。
トークバトルショー
通称トーク・TBS。第6回・第7回の総選挙時に開催されました。
スコア重視のチーム戦ですがメダルチャンスの箱が浅い(メダルSRが入手しやすい)のでやや初心者向けです。
ぷちでれらコレクション
通称ぷちコレ。第6回・第7回の総選挙時に開催されました。
スコア重視のチーム戦の上にぷち衣装がないとスコアが低いのでかなり上級者向けです。
アイドルライブロワイヤル
通称ロワ・アイロワ。第5回の総選挙時に開催されました。
クリア重視の個人戦かつメダルチャンスの箱が浅いので初心者向けです。
アイドルチャレンジ
通称アイチャレ。第5回の総選挙時に開催されました。
クリア重視の個人戦ですが攻ステ・スタミナ・マニーといろいろ要求されるので中級者向けです。
プロダクションマッチフェスティバル
通称フェス・プロフェス。第5回の総選挙時に開催されました。
スコア重視で現状唯一のプロダクション対抗チーム戦です。難易度は所属しているプロダクションが賑わっているかどうかでかなり変わってきます。地味に他のイベントのドリンクが少数手に入ります。
アイドルバラエティ
通称アイバラ。今の形式の総選挙時に開催されたことは現状ありません。
クリア重視の個人戦ですがシステムが若干ややこしいので中級者向けかもしれません。
アイドルプロデュース
通称アイプロ。今の形式の総選挙時に開催されたことは現状ありません。
スコア重視の個人戦ですがラウンド専用アイテムが貰えないのと、とにかく膨大なスタミナドリンクと時間が必要なので上級者向けです。
プラチナオーディションガチャチケットを貯めておこう

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全てのイベントのドリンクを貯めておく必要があると前述しましたが、一つ抜け道があります。
ピンク色のチケット”プラチナオーディションガチャチケット”はそれでガチャを引くことによって、副産物としてその時開催されているイベントのドリンクが入手できるので、どのイベントにも対応できます。総選挙を見据えてプレイするのであれば貯めて残しておくと良いでしょう。
イベント以外でのドリンク入手方法

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プラチケでガチャを引く以外では、「レアメダル交換」と「ゲームセンター」でドリンクを入手できます。どちらもイベントが切り替わるとドリンクも切り替わりますので、イベント中に入手しておきましょう。

ステータスの振り方について

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「守には振るな」と前述しましたが、スタミナ振り、攻コスト振り、バランス振りのどれがベストかは意見が分かれるところです。各イベントのスタミナと攻コストの使用傾向を紹介します。

スタミナ:ライバルユニットを探したり、”ちヒール”(イベントお仕事中、まれにちひろさんがポイントを回復してくれること)を受けるために使用します。
攻コスト:攻撃する時に同じプロダクションのメンバーを呼び、攻撃力を上げるために使用します。
スタミナを極めて活用するイベント
・アイドルプロデュース
攻コストを極めて活用するイベント
・プロダクションマッチフェスティバル
両方使用するイベント
・ドリームライブフェス
・ライブツアーカーニバル
・アイドルチャレンジ
・アイドルライブロワイヤル
スタミナを使用するイベント
・トークバトルショー
どちらも使用しないイベント
・ぷちでれらコレクション
・アイドルバラエティ(スタミナは多少使うことも)

結論として、投票券獲得を目的とするのであればバランス振りが個人的にオススメです。両方使うイベントが多いことと、スタミナを使うアイプロがここ3年間総選挙時に開催されていないことが主な理由です。
最序盤は”お仕事”を進めることをオススメしますので、まずはある程度スタミナに振ってから攻コストに振るといいでしょう。
僕のステータスは上の画像の通りバランス振りですが、ツアー・ロワ・TBS・ぷちコレ・プロフェス・アイチャレで上位入賞できました。おそらくこれで困るケースは年末のアニバーサリーアイプロくらいでしょう。ちなみにアイテムで1度だけ振り直せるので、のちのちアイプロやプロフェスで上位アイドル獲得を狙ってみたくなっても大丈夫です。

資産について

投票券獲得にはイベントドリンクとアイドルが直接的には必要になってきますが、他の資産(アイテム)についても紹介します。
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スタミナドリンク・エナジードリンク(マイの付いてないもの)
トレードでアイドルを迎える通貨のように使えるので普通にプレイする上では最重要資産ですが、選挙のみを見据えるなら溜め込まずにコスパのいいアイドルを迎える事に使ってよいと思います。

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ジュエル
有料ガチャを引ける資産です。アイドルを引けない場合でもスタドリ・エナドリ等が手に入ります。総選挙中はカウントアップガチャのみ投票券を得ることができます。

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Sレア3〜10%プレミアムガチャチケット
無料ガチャを引けるチケットです。まれにメダルSRよりも強いアイドルが引けます。プラチケと違って貯めておくメリットは特にないのですぐ使ってしまってかまいません。

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レアメダル
前述したようにレアメダル交換でドリンクが手に入るので、投票券獲得には価値が高めな資産です。序盤は女子寮建造に使用する場合もあります。イベントの他にR以上のアイドルを特別移籍することでも入手できます。

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スターエンブレム
開始するとき選んだ自身の属性以外のアイドルを強化する”アピールボーナス”を交換するときに必要になります。スタンプやエピソードなども交換できますがまずはアピールボーナスを交換しましょう。

マニー・友情pt・トレーナー・トレーニングバッジ
マニーはアイチャレ等で使いますが、放っといても溜まっていくのでさほど重要ではありません。
友情ポイントはローカルガチャでRアイドルを引いてレアメダルに変換するのに使います。
トレーナーさんもトレードでRアイドルと交換してレアメダルに変換していくといいでしょう。
バッジはプロダクションの施設を強化できるので発展途上のプロダクションであれば重要です。

おわりに

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以上、投票券獲得のためのプレイングについて書いてきましたが、実際やってみると資産運用ゲームとしての楽しさを感じる人も結構いるのではないでしょうか。僕なんかそういうタイプです。またモバマスはテキストが膨大で読み応えがあります。属性的にお嫁に出すつもりのメダルSRの親愛度演出が可愛くて手放しづらくなったり、そしていつのまにか担当が増えていたり……ということもあると思います。最近はじめられた方は来年に向けて準備をしつつ、シンデレラガールズの魅力に触れていただければと思います。それでは、よきプロデュースを。




posted by ぺーた at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

2018年05月14日

グランクレスト戦記 17話感想 陣営を逆にして再び描かれる滅びの美学

17話 両雄


あらすじ
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包囲され援軍の望めないミルザーはマリーネを巻き込まないために一角獣城から打って出る。
ダルタニア軍はペトルの砦を突破し、アルフレートとヨルゴの軍勢を退けテオの陣へと肉薄する。
ミルザーはシルーカ、アイシェラ、アーヴィン、エマとルナの攻撃をはね退けてテオと対峙する。
テオは一騎討ちの申し出を受け、激闘の果てに聖印の力の差でテオが勝利する。
ミルザーは果てテリウスは自決、ヴィラールの聖印とアルトゥークの地はテオたちの元に戻る。
感想
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「お願いです!もうしばらくご自重下さい!」
「テリウス、お前は誰の契約魔法師だ」
マリーネを巻き込まないためと武を存分に揮うため野戦を選ぶミルザーと、それを涙して静止するテリウス。ああ……これは陳宮コースですね……。本来の主人を問われたテリウスが、ミルザーの言いたい事を察した瞬間をきっちり表情の動きで描いているところが細かい。これまで呼んだことのない配下の名前を初めて呼ぶというのもベタだが胸に来る演出。スパンの長いタイプのいいツンデレを見た。敵役にも感情移入できる描写があるのは戦記物らしくて嬉しい。

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「主役は誰ぞ!端役は誰ぞ!」「それは閉幕の時、明らかになる。」
この演出はゴキゴキゴキッというSEがデーモンロードを思い出して心臓に悪い。しかし描写をスキップして尺を稼ぎつつ不穏な緊張感を出す良演出。ヨルゴは父ソロンと違って演劇嫌いという設定が原作で記されるが、「さて、死ぬとしよう」「私はつまらなく生きるつもりだったのだがな」というセリフはさすがソロン様の息子という演劇性を感じさせる。ミルザーの目的が撃滅でなく突破だったせいか、生還。よかった。

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ミルザーとの対峙を目前に義勇兵を下がらせようとするテオ。またそれか!という印象はあるが包囲のための義勇兵ならミルザーにぶつけるのは無意味だし、これこそがテオの譲れないポイントで、描写を省くことはできない部分なのだろう。聖印の力は強固な意思・信念とリンクしている、という世界観を描く一環のように思う。

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アイシェラ、エマルナ、アーヴィン、シルーカと平均武力90はありそうなボスラッシュをことごとく退けるミルザー。強!つっっよ!!(興奮)例によって17話視聴後に進んだ部分まで原作を買ったのだが、この部分はアニメオリジナルである。動きがアニメ映えするところで総力戦の趣があり、ミルザーの超人性の強調にもなっていると思う。動きに全振りした作画もスゴい。

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「死ね゛ェ゛ェ゛!!!」
シルーカの火球をかいくぐって斬りつけるときのセリフ。今更だがミルザーのCVは羽多野渉さん。どのセリフも気合と迫力がこもっていたが特にここの腹の底から殺意が噴き出るような声がスゴい。

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「儀礼なので問わせてもらう。聖印か、命か。」
優しいながらも殺るべき時はきっちり殺る男テオ様。このへんも個人的には好感が持てる部分である。以前の描写から当人同士の力量ではかなり劣っていたはずだが、システィナでのドーニ戦(14話)で1度この戦法での勝利を見ているので、個人武勇最強のミルザー相手に勝つことにも説得力が生まれているように思う。

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ミルザー絶命。マリーネを生かすために死地に赴いた形になった。前回、追い込まれる様子にヴィラールとの対比があったが、ヴィラールがテオ達を防衛でなくプルタヴァ侵攻に使ったのも彼らを生かすためだったように思えるので、自身を損切りして他を生かすという、裏切った元主君と最終的には同じ行動をとったようにも思えるのが皮肉である。テリウスとのやりとりに始まりマリーネのモノローグで終わるあたり、ミルザー側を主体的に描いたようにも見えるので、”滅びの美学”を表現した11話のリフレインと言えるかもしれない。

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「それでも俺はミルザー様に勝ってほしかった!」
ミルザーに殉ずるテリウス。ミルザー個人はさほど好きなタイプのキャラではないが、テリウスとの主従はもっと見ていたかった。派遣の彼がここまでミルザーに肩入れしたことに関しては納得できない人もいるかもしれない。”必死に役目を果たそうとした結果認められたから”と説明することは可能だしその描写もきっちり存在するが、それを実感・理解する時間がないというのは3〜4話あたりに見られた現象と同じ。「ははーんこのメガネ君は陳宮か范増ポジだな」と見立てられれば理解も容易になるのだが。

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(お兄さんの聖印、もろてええ?)(ええで。)
というテオとセルジュのやり取り。(厳密には聖印でなくヴィラールの聖印が浄化していた量の混沌ということだろうが)これも原作にはないものである。特にアニメ映えするところでもないので、ヴィラールの仇討ちである面を強調したということだろうか。4話の時点ではシルーカを奪おうとする敵にも近い存在だったのがここまで敬意を払われる先達になるとは。地味ながら味わい深いシーンである。

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しるかわシーン詰め合わせ、いかがでしたでしょうか。キャプチャがはかどる回でした。

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聖印めっちゃでかい。テオの成し遂げてきたことや今の強さが視覚的にわかるのが面白い。

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(――ミルザー殿、安らかに眠れ。)
内心のセリフということで少なくともマリーネとミルザーの間に信頼関係があったことがわかるのが、彼がマリーネを生かすために死んだ結果に対してなんとなく救われたような気持ちになる。恋愛感情とも友情とも違うがお互いのために命をかける関係の男女であることが印象深い。




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2018年05月12日

覇穹封神演義 15話感想 原作の名勝負をほぼ完全に再現

15話 SHADOW / 光

15話配信(Abemaビデオ)
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あらすじ
楊ゼン・哪吒・韋護の3人は金光聖母と姚天君の多重空間に引き込まれる。
金光聖母の幻覚と姚天君の落魂陣の連携を韋護の活躍により打開、空間が金光陣に切り替わる。
ダメージが跳ね返る己の影に追い詰められるも、楊ゼンが張天君に変化し砂で空間を覆い尽くす。
影の遮断が狙いと見せかけ、哪吒が距離を詰めて攻撃し金光聖母を封神する。
空間は再び落魂陣に切り替わり、哪吒と連携した韋護が宝貝・降魔杵で姚天君を打ち倒す。
感想
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仙界大戦屈指の名勝負……と個人的には思っている、2対3の多重空間戦。1対1、1対多の戦いは多数あるが、多対多のチーム戦はここだけである(三姉妹は3人で1組とする)。即死攻撃もある破壊力の姚天君と幻惑・サポートの金光聖母の組み合わせは非常にいいバランスに思える。

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アバンは楊ゼンが崑崙山を抜け出し金鰲に再び侵入するまでのシーンと思われる。妖怪ですアピール多くないですかね。ちょっと感想が遅くなってしまい既に次回が放送されているので書いてしまうが、原作では楊ゼンがずっと人間であろうとするからこそ最後の最後に父・通天教主に対して「妖怪です」とありのままの自分を認めるシーンに強いカタルシスがあるわけで、前々から妖怪です妖怪ですと言っていては効果がないと思われる。まあ楊ゼンについては原作より描写が不足する分、別のアプローチを狙っているのだとは思うのだが。しかしそれでも今回の戦いは太公望は関係ないのでやるにしても次回では?という気もする。

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光を背にした美しいカット。金光聖母のCVは森なな子さん。宝塚出身で昨年プリキュアの剣城あきら/キュアショコラ役で全国の女児を虜にしたことで話題に。勇ましいながら艶を感じるお声がとにかくカッコいい。金光聖母は出番はこの一戦だけなのに、女性キャラ自体が少ないからかコアな人気があるような印象。

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金光と影のコントラストがカッコいい。映し身は力は弱いがダメージが跳ね返るという仕様は少年漫画でよくあるギミック。

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HPが表示される表現は原作ではここ以外にもあるのだが、アニメではここだけ。韋護と楊ゼンがコミカルにやりあうシーンも本来はもう少しあるのだが、アニメではこの戦いについてはシリアスな調子を一貫させたようで、個人的には好印象。

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「楊ゼンが捕えられたあたりから望ちゃんはおかしくなってる。目標を見誤ってるよ」
冷たいセリフに聞こえるが、袁天君戦で見せた普賢の性格、使命のためには人情の優先順位を下げられる性質が一貫している。

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太公望が狂ったように笑うシーン、約30秒。ちょっと長くないですかね。できれば戦闘シーンに回して欲しかった。あと小野賢章さんの笑いの演技がイマイチ不自然な印象。まあここは自然に可笑しくて笑っているのとはちょっと違うのでこれでいいのかも知れない。

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仙桃の質感にちょっとびっくり。果物というよりゼリーかまんじゅう、もしくは女性の胸っぽい。(豊満ってそういう…)あえてこうしてあるように見えるのでそういう解釈なのだろう。

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決着のシーンがややもっさり感。このあたりは漫画のスピード感を再現するのが難しい部分なのだろう。原作のアングルにこだわってくれるのはありがたいが、喋る尺をもたせるために独自のアングルも入れて切り替えたほうがスピード感が損なわれない気もする。

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「オレは楊ゼンを守るため、札を全部破壊する。キサマは敵だけを狙え。」
「はぁ〜、あんたの口からそんな言葉が出るたぁねえ。」
哪吒のデレとチームワークが見られる貴重なシーン。哪吒は原作なら今後天祥との絡みがあるが、おそらくアニメではやらないだろうしここが最後の機会となるだろう。

ややもっさりしたところはあったがほぼ原作通りで個人的には満足度の高い回。


子どもから大人まで中からスッキリ!くるポンタブレット



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2018年05月07日

グランクレスト戦記 16話感想 参謀魔法師たちによる策の応酬が見どころ

16話 前哨


あらすじ
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ミルザーは常闇の森へテオを討伐に向かうも被害が大きく、テリウスの進言を受け入れ引き返す。
ミルザーはテオを釣り出すためレガリアへ侵攻するが、セルジュが逃亡したため5日をかけて城を接収する。
国を捨てた逃亡は魔法師エレットの策であり、テオはその間に5万の兵を結集しミルザーを包囲する。
一方、マリーネからミルザー救援を要請されたノルドのウルリカはハマーンへの侵攻を優先する。
しかしノルド支配下の奴隷を扇動したジュゼルとハマーンの魔法師ラウラの奇策により撤退する。
ミルザーは一角獣城で孤立し、初にして致命的な窮地に立たされる。
感想
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OPの映像がミルザー戦仕様にマイナーチェンジしている。なるほど、こういう風に内容に合わせて変えるために既存映像メインだったということか。今後の変化も楽しみである。

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常闇の居城までたどり着きながらもすごすごと帰っていくミルザーたち。一見よく分からない行動に見えるかもしれないが、テリウスの進言が正しく、ミルザーがそれを認めてきっちり損切りしたことが分かるシーンである。後述するが、ミルザーがテリウスに対する評価を上げていくことが運命に大きく関わってくるので重要な前振りシーンと言える。

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「また義勇兵を率いるわけか。ミルザーに会ったら罵倒されるな。」
徹頭徹尾、領民を巻き込む事を良しとしないテオ。システィナだけは例外だったのは、圧政に対しては民こそが立ち上がるべきという意識があったのかもしれない。

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「テオ様には、人々の声なき声が聞こえているのだと私は思っています。」
今週のしるかわ。しるかわシーンは久しぶりの供給な気がする。すっかり妻ぶりが板について顔を赤らめないのが若干物足りない。

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「その時間、セルジュ様に稼いでいただくわ。私に策がある。」
5万の兵を集めたテオ、奴隷扇動のジュゼル、裸の奇策エドキア&ラウラと活躍したキャラクターが多いエピソードだが、個人的にMVPをあげたいのはこのエレットさんである。一国を捨て、主君の名誉も捨て、さらに自分の身も捨てるという徹底ぶり。奇抜な性格だが君主会議での発言を見るに真っ当な感性も備えており、戦略についても詭道も正道もお手の物という感じだろうか。

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テリウスが優秀であったがゆえにミルザーの信用を得た結果、テリウスVS条約魔法師ネットワークの知力対決の構図になり、ミルザーの武力が活かされずに窮地に陥るという皮肉な展開。もちろんテリウスなしではもっと早くに敗けていた可能性も否定できないが、最初からシルーカに頼っていたテオと、土壇場でテリウスを頼ることになったミルザーの対比になっているようにも思う。この作品で序盤からいろいろなキャラを通して描かれてきた”頑迷なまでの信念”がぶれたことがミルザーの敗因の一つと言えるかもしれない。

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条約魔法師ネットワークが一角、ラウラの策はエドキアが裸身を晒すことによって兵に奮起を促すというもの。もともとのエドキアの奔放さと、財を犠牲に民を守ってきた状況あってこその策と言える。この作品は状況に則した人の心理に訴える策が多いのが面白い。それはそうとこの二人が映るシーンはアングルがいちいちえっちなのは気のせいだろうか。
恥じらうラウラさんがかわいい。らうかわ。しかしせっかくへそ出し衣装を着なくて済むようになったのに、まさかへそどころか全てをさらけ出すことになろうとは。好色伯と呼ばれた最初の主君の実態が真逆だったり、自決したと思いきや助かったり、次に女性君主の下についたかと思いきや(ネタバレ事項)だったり、ラウラさんの人生もテオ&シルーカに劣らずなかなか波瀾万丈である。

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ここでちょっとBGMが面白くなるのがズルい。笑わせに来てる。

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「エドキア様のためにー!」「この生命を捧げます!!」

まああのテンションなら脱ぎますよね。誰だってそーする。俺もそーする。

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「だが奴隷にだけはならぬ!たとえ命を失うことになっても、自由であることを選ぶ!」
「そんな格好で偉そうに……」
おっしゃる通りすぎる。


本格的な戦闘シーンは次回だろうし、ここまで何度も書いてきた”アニメならではの魅せ方”がここでも意識された印象である。

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「ハマーンの女王を見ろ!あれは俺たちスタルクの民の今の姿だ!」
奴隷蜂起のために潜入工作していたジュゼルくん。細かい部分の連携があったかはわからないけどまさかハマーン総出で脱いでるとは思わないだろうに、臨機応変にその状況を口上に組み入れる機転。有能。従属させてよかったねテオ様。

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同盟側戦犯の一人ウルリカさん。元々制海権を重視しているであろうノルドとダルタニアの利益がぶつかっているのが問題なのだろうが、ウルリカとミルザーが個人的に仲が悪いのも原因の一つと思われる。先週のお茶会の描写が前振りとして機能している。しかしウルリカさん、声が可愛すぎる気がする。11話のときはもっとドスが効いていたと思うが、アホの子寄りになってきた印象。まあ、ミルザーのようなライバルにはなりそうもないしこれでいいのかも。

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「勝てなかった戦はあるが、俺はここまで負けたことは無かった。それが今、初めて負けようとしている。そしてその一度だけの敗北で全てを失うかもしれん。」
楚の覇王・項羽(Wikipedia)をモチーフとしたセリフであり、同時にヴィラールと同じ状況に追い込まれた因果応報を対比で表現しているのだが、後者はアニメでは伝わりづらいかもしれない。(ヴィラールが討たれる戦いのとき、原作ではこのセリフと同じ旨の地の文がある。)同じ死地においてミルザーの取る行動が、彼が見限ったヴィラールといかに差があるのか、という視点も次週の見どころの一つと言える。




posted by ぺーた at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2018年05月05日

シンデレラガールズPが初めてSideMのライブに行った感想その3

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4/29の 「THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR 〜GLORIOUS ST@GE!〜」静岡公演2日目にライブビューイングで参加してきました!
さらに続きです。まずは前々回前回の記事をどうぞ。
『サイコーCOUNT UP!』『Sunset★Colers』


「てへっ☆」の部分かわいいですよね。なんてあざとい振り付けだと思いつつも、その頃には野上さんが四季にしか見えなくなっているので「四季ならしょうがないな……」という受け止め方をする自分がいました。アラサー男性から溢れ出る中型犬的後輩感。
Sunset★Colersの生演奏はびっくりしたけど仙台でも披露したそうですね。あのメンバー紹介がアツいので、そのために演奏は不可欠ということなのかな。新しい技術を習得するには相当な熱量が必要だと思うので、コンテンツにそこまでの情熱を注いでくれるのは熱心なPとしては嬉しいだろうなあ。
『勇敢なるキミへ』

『Swing Your Leaves』とうって変わって勇壮な曲。こちらは男性にも、というより男子の心に響く曲だと思う。特撮や勇者シリーズアニメのOP感がすごい。間奏での3人のダンスパフォーマンスがかっこいい。足を大きく使ったダイナミックなパフォーマンスは男性ならではだと思う。”呼んでくれよFRAME!”のところで呼び損ねたのが残念。次回こそは。
『約束はドリーミングフライト』『Because』『THE FIRST STAR』〜『ARRIVE TO STAR』
ドラスタ3人のソロからユニット曲のターン。この3人が歌うということはライブも〆に入ってるんだなあ、と終わりを惜しむ気持ちになったのを覚えています。





3人がそれぞれ3人らしい魅力を発揮したパートだと思いました。柏木翼役の八代拓さんの柔和な笑顔がまぶしくて浄化される。ドリーミングフライトのダサかわいい振り付けは翼と八代さんのキャラあって光るものだと思う。
桜庭薫役の内田雄馬さんはとにかく歌唱力が高い。アカペラで歌うとこなんて相当上手くないとできない芸当だと思う。お姉さんのソロも去年大阪で聞いたけど、生のほうがCDよりずっと上手かった印象。弟さんも同じタイプなのかもしれない。
天道輝役の仲村宗悟さんは真っ直ぐさ・熱血感を大事に歌っていた印象。聞いていると声が伸びる箇所とかで「あっこの人めっちゃ上手いな」と感じられるんだけど、上手さは桜庭先生に任せて輝らしさを追求しているように思えました。
全員曲〜ラストMCからの『DRIVE A LIVE』





シンデレラの『お願い!シンデレラ』と同様に、『DRIVE A LIVE』で演者たちが触れ合うところがすごい好き。男女問わず、仲良きことは美しきかな。
どのタイミングかちょっと記憶が定かでないのですが、輝の「後ろの人も見えてるからなー!」に思わず涙が。アイマスコンテンツをまたいで追っている人にはたまらないフレーズだと思います。〆の「アイマスですよアイマス!」なんかもそうで、男性向けコンテンツから女性向けコンテンツに大きくステージを移しても”アイマスらしさ”を踏襲していくというメッセージを感じる部分ですね。
終わりに
少し前述しましたが、女性向けコンテンツながらも女性のみをターゲットにしたアピールがそこまで多くないというのが感想の一つでした。FRAMEなんかは男臭さを感じるし、高い歌唱力を堪能することをメインとしたステージも多かったように思います。僕自身の感性が男性としてスタンダードかはわかりませんが、アイマスらしさを踏襲してる点も含めて、客観的に見て男性でも楽しめる作りになっていると思われます。まあ、ムンナイやサマホリで黄色い悲鳴をあげてしまったという男性Pの報告も多数上がっているので、新しい扉を開く可能性も無きにしもあらずですが。ということでぜひ男性にもオススメしたいと思います。

315の時間をありがとう、SideM!たのしずおか!!




posted by ぺーた at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

2018年05月03日

シンデレラガールズPが初めてSideMのライブに行った感想その2

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4/29の 「THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR 〜GLORIOUS ST@GE!〜」静岡公演2日目にライブビューイングで参加してきました!
続きです。まずは前回の記事をどうぞ。
『Undiscovered WORLD』から『Sanctuary World』まで


3ユニットによるソロ曲とユニット曲を連続でやるパート。シンデレラとの比較視点で見ていると、二曲連続で歌わせるのはさすが男性の体力だなという印象でした。別に女性には不可能と言いたいわけではなく(実際デレ5thでも連続歌唱は何度かあった)、多人数ライブなので交互に歌えるというメリットよりも、ユニットの一貫性を優先する、そういうリスクを取る選択をしてくるのは男性の体力ありきだなと感じました。


『Undiscovered WORLD』と『Sanctuary World』、どちらもヴォーカルおばけ用の聞かせる曲という印象。古論クリス役の駒田航さん、都築圭役の土岐隼一さん、お二人の歌唱力に聞き惚れました。どちらもWORLDとついた曲だけに、このキャラクターについて詳しくない僕にも世界観を訴えかける物語性の高さも感じました。
『GOLD 〜No.79〜』と『サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday』




そして問題の(?)2曲。会場がピンクに染まる。いやリウムの色がそうなんだけど雰囲気的にも。椅子という本来腰掛けるだけのアイテムをここまでスケベに使える人が他にいるだろうか。山下次郎役中島ヨシキさんの色気がヤバかった。この色気で教師はちょっと青少年の教育上よろしくないですね……。中島さんはまだ24歳らしい。若い。山下次郎と同じ30歳になる頃には一体どうなってしまうのか恐ろしい。


サマホリはほんとに本格的というか実際の音楽シーンにこういう曲あるあるという趣で好き。「フォーク系の大御所シンガーソングライターが人気アイドルに提供する曲」感があり、僕みたいなおじさんにも訴求するものがあります。SEMはコミカルな側面とアダルトな側面の両面で殴ってくるのが強いですね。
『夜空に煌めく星のように』『永遠なる四銃士』『トレジャー・パーティ!』

ユニット混在曲パートといった感じ。『永遠なる四銃士』のイントロが流れたときに大きなどよめきが起き、何事かと思っているとすさまじい絶叫が発生。どうやらサプライズで演者が登場したようだ、というのを紅井朱雀役の益山武明さんを見た時に気づきました。なるほど。この時の歓声が一番大きかった気がする。デレ5thではサプライズがなかったのもあり聞いたことのないレベルの歓声でした。

益山武明さんは髪型はキャラを再現したどヤンキーなのに、お顔がすごい良い人そうなギャップが好感。剣持ってる熊谷健太郎さんを見た時に「聖印でバフかけそう」と思ったのはあの場では僕だけだったかも知れない。


同様に『トレジャー・パーティ!』もサプライズによりすさまじい絶叫。顔では誰か分からなかったけどパーカーを着ていてメガネなしだったので「あーWの悠介かな?」と遅れて理解。ハイホーの振り付けがかわいい。
感極まってうずくまる人が本当にいる
ところどころでリウムが振れずに顔を覆ってうつむいている人が結構見られました。女性の方が使う「無理」「しんどい」という言葉が比喩でなく本当にしんどくなるんだなーということを実際に目撃しました。僕なんかはにわかなのでフラットに楽しめましたが、4年強応援してきた人からすると、深い思い入れがある意味邪魔をするという事もあるのかも。それでもしっかり見ないともったいないよ!という言葉を心の中でかける次第でありました。

また長くなってきたので続きます。次がラストの予定。




posted by ぺーた at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

2018年05月01日

シンデレラガールズPが初めてSideMのライブに行った感想その1

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4/29の 「THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR 〜GLORIOUS ST@GE!〜」静岡公演2日目にライブビューイングで参加してきました!
アイマスライブはシンデレラ5thツアーで2回現地、6回LVで参加しておりますが、SideMははじめてです。

SideMに関しては前提として
・原作ゲームは両方未プレイ、なので担当というよりファン
・アニメは全話堪能しました
・キャラクターは分かるけど曲はそこそこ、イメージカラー、コール、演者さんの顔は分からず

こんな感じで、楽しめるかどうか多少不安だったのと、にわか全開であることからe+で予約するときそれなりに逡巡しました。まあ現地じゃなくLVだし熱心なPの席を奪うようなことにもなるまい、と席を獲得。
LV会場到着
当日は開演5分ほど前に会場に到着。とりあえずざっと見た感じでは男性の姿が確認できなかったのでなかなかのアウェー感。Twitterで頂いたリプによれば本来はもう少し男性比率が高いらしい。200人程度の箱はほぼ埋まっており席番号はN-15、なんと最後尾の一番奥、完全な端っこでした。既に座っている人にすいませんと断りを入れつつ奥へ。まあ最後尾なら身長差で後ろの人が見えなくなることもなくていいか。
開演前に協賛企業名を叫ぶのは同じ文化のようです。事務員の山村くんもやはり黒塗り。注意事項も同じかと思ったらうちわの位置に対するアナウンスがあった。なるほどジャニーズのライブ映像とかでよくうちわ見ますね。
初手は『Reason!!』
いよいよ開演、アニメ主題歌なので当然知ってるやつ。以前のNHKの音楽番組の時はセットが狭くて窮屈そうでしたが、ライブ会場はさすがにそんなことはなく、大きくのびのびと踊っている印象。男性は身体が大きいので動きがダイナミックなのが見どころですね。
演者紹介

1曲目が終わって演者紹介のMCへ。顔がわからないのでここである程度覚えておかないと。まあユニットで衣装が違うのでだいぶ分かりやすかった。他の人のトークに対してばしばしツッコんだりして乗ってくる感じが悪ガキ感あって男性らしい印象。
『HIGH JUMP NO LIMIT』からの『Study Equal Magic』

両方知ってる曲。HJNLはめっちゃローソンで流れてそう感ある。ハイジョの四季くん役の野上翔さんがルックスも似てるけど全身がわちゃわちゃして動きがうるさい感じが実に四季くん。キャラクターにがっつり寄せる人もいればマイペースな人もいるのはシンデレラと同じ印象。
S=Mはほぼ唯一振り付けが分かる曲。タケノコダンスは完璧にやり遂げました。他の人と比べて振りが大きくなったけどまあ最後尾なのでいいだろう。SideM界隈には”男はSEMで殴れ”という格言があるそうですが、分かる気がする。SEMは楽しい。
『MOON NIGHTのせいにして』

やったッ!これを聞きに来た!というくらい期待していた曲。エロティカ・セブンとかよくカラオケで歌ったおじさんなので、こういうノリの良いセクシーソングのメロディーが好きらしい。後述すると思いますが今回のライブは「異性のみをターゲットにしたアピール」というのがそこまで多くなかった印象。そういう中でこの曲はもろ異性向け。とにかくドラスタの3人がえっち。カメラに向けたセクシーアピールが頻発し、その度に、ライブ会場以外で聞いたら110番するレベルの断末魔の絶叫が上がって周りの女性Pが死んでいく。僕は男なので重傷で済みましたが、恐ろしい曲でした。輝役の仲村宗悟さんが「油断してただろー!」と言ってたけど陽の高いうちからやる曲じゃないと思う。
『Legacy of Sprit』、『Tone’s Destiny』、『Swing Your Leaves』



まずユニットごとに1曲ずつというセトリ。この3ユニットはアニメでメインでは無かったのであまり馴染みがなかったんですが、どの曲もカッコいい。3曲とも毛色が違ってユニットのカラーリングが見える感じ。FRAMEがバラードだったのは意外だったんですけどMCによれば2枚目のCDで新境地開拓の曲らしいですね。シンデレラでもそうだけどどの曲も本格的で、旧来のアイドルソングの枠をはみ出た多様性を感じます。

長くなりそうなので続きます。また明日にでも。




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