今回は、先日「UX200」”F SPORT”の実車を見た!という”妄想”記事です。
プロトタイプ展示会では"version.L"のみの展示でしたので、初めて見る”F SPORT”にワクワクしました。
妄想なので写真は当然NG。
よって、ちょうど11/11に公開された海外動画を元に当方が感じたことを簡単に紹介させていただきたいと思います。
表情豊かな司会者でお馴染み。「Redline Reviews」による、UX200 F SPORTの試乗動画です。
■2019 Lexus UX 200 F-Sport – Meet Japan's Urban Explorer
「F SPORT」では、2014年秋に発売された「RC F」で初採用され、その後、「IS F SPORT」など、スポーティモデルを中心に採用が進んでいる「漆黒メッキ」がいい味を出していると感じました。
フロントグリルモールが漆黒メッキなので、かなり精悍です。特にブルー系には合いますねぇ。
新色「セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>」は若々しくて、濃すぎずとても綺麗なカラーでした。コンパクト系には結構似合います。
※動画の車両カラーは「ヒートブルーコントラストレイヤリング(Ultrasonic bluemica2.0」と思われます
好印象だったのが、専用フォグランプベゼル。ここが丁寧にガンメタ塗装されていて結構クオリティ良かったです。
面積が広めですが、質感高く仕上がっていますよ。
なお、”F SPORT”では3眼フルLEDとアダプティブハイビームシステム(AHS)はセットでメーカーオプションですが、標準仕様だとウィンカーは「電球」となります。ただし、明るさはほぼ変わらないと思いますので、電灯のない夜間走行や高速道路走行をあまりしない方は、標準仕様でもロー/ハイビームはLEDですので、無理に3眼LEDにしなくても良いと思います。(3眼にしてもウィンカーは流れませんし・・・)なんといっても「15万円+税」もする高価なオプションですので。
なお、ホイールは「ダークプレミアムメタリック」塗装で、漆黒メッキとの色合いもマッチしていてこれまた結構かっこいい!(写真で見るよりいい!)
他車種に設定されている、「ブラックナット」に換装するとさらにかっこいいと思われます。
リヤ部分のメッキパーツも”F SPORT”は、漆黒メッキモールのおかげでスポーティさが加わっています。
光っているのは「バックランプ(LED)」です。なかなか斬新ですよね。
なお、さりげなく気になるスマートキーですが、「ES」とまったく同じで、第3世代レクサス仕様でした。
つまり、今後のレクサスは「LC・LS系」と「それ意外」の2種類の質感のスマートキーが展開される模様です。
もっとも、LC・LS用とは、形状や表面(Lマークがある面)の質感は見た目ほとんど同じですので、それほど気にする必要はないと思います。
なお、本動画では、ラゲージの「深さ」が日本仕様とことなり、フラットではなく、そのかわり容量が増えています。
日本仕様はフロアがツライチでスッキリしていますが容量が不足している印象なので、このような仕様があるならば選択性だと嬉しいですよね。
さて、フロントシートに乗り込むと・・・
おおむね質感はプロトタイプのそれと変わりません。ただ、カラーリングがブラックとそれ以外では大きく変わりますね。
ホワイト系やレッド系だと、黒一色ではないので、いい意味でだいぶイメージが違います。
当方が見たのは”F SPORT”の標準スポーツシート仕様(合成皮革”L-tex”仕様で、本革のオプションは非装備)でした。
まず、シートに乗り込むと、ちょっと強めの「L-tex特有の匂い」が・・・(個人差ありますが、当方は結構苦手。)
ただ、予想を裏切り嬉しかったのは、シートの「メイン材」(座面、背中)部分の生地の質感がESやIS、RCのL-texシートと同様、十分な厚みとしなやかさがある生地で、座り心地も含め、本革ライクなL-texシートであったこと。
標準のL-texスポーツシートは、送風機能のシートベンチレーション機能は付きませんが、デザインも本革シートと変わらないようですし、(ちゃんとセンターのブラック部分あり)これであれば標準のL-texシートでも十分なのでは?と感じました。(なにせ、本革シートは23万円+税の高価なオプションですし)
一方、リヤシートの素材はビニール感が強い、L-texシートそのもの。
いわゆる滑りやすく、いかにも合皮というもので、フロント部分とリヤシート部分の質感の差が気になりました。ドアトリムの素材もプロトタイプと変わらない印象ですので、フロントとリヤの質感の違いは相変わらずです。(動画のレビュアーさんもリヤの質感にはご不満のようで・・・)
ステアリング周りですが、「ディンプル本革ステアリング」の質感も良く、触り心地や操舵性も良好。
”F SPORT”ですので「パドルシフト」もついていますし、この点は第2世代のLEXUS車にくらべうまく仕上げていると思いました。
メーターの動きもLC・LS・IS・・RC・ES等のF SPORTメーターと同様ですので、UXだからといって差別化はされていません。
室内では、置くだけ充電(qi)の場所と、12Vアクセサリソケット(開閉式)の使い勝手が良いのには感心しました。
なお、「iPhoneXS Max」も置けますが、その場合アクセサリソケットの蓋は格納する必要あり。(動作は未確認です)
”F SPORT” 専用装備の一つとして、疑似サウンドを出力する、「アクティブサウンドコントロールスイッチ(ASC)」が備わっています。(ON-OFF可能)上記動画でもASCについてサウンドのレビューがありますのでぜひご覧になってください。
また細かいところですが、パワーウィンドウスイッチはメッキ等の加飾なし(ESと同様)
また、インナードアハンドルは上位車種と異なり金属調塗装ではなく、通常のシルバー調塗装でした。(プロトタイプと同様)
正直なところ、UXの車両本体価格とメーカーオプション価格判明後、「F SPORT」はメーカーオプションの選択肢が多いぶん割高感がある印象でしたが、「標準のL-texシート」の仕上がりが予想以上に良かったため、ベンチレーション機能がつかないことと、後席のシート質感をそれほど重視しない(※1)頻度がそれほど高くないのではあれば本革シートは装備しなくてもいいのでは?
また、3眼LEDはかっこいいものの、機能的には3眼フルLEDヘッドランプは必須ではないと感じました。(ウィンカー電球は市販のLEDタイプに換装が可能と思われますし)
・車両本体価格(UX250h) …4,780,000円
・BSM+パノラミック+PSKBセット …118,800円
・AVS+パフォーマンスダンパーセット…140,400円
・ムーンルーフ …108,0000円
・その他諸税等 …約100,000円
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合計 5,247,200円
(※1)L-texは「耐久性」とメンテナンス性が通常の本革より優れていると思われるので、後席によく荷物を乗せる方、小さなお子様がメインの場合は本革よりL-texの方が良いと思われます。シートデザインは標準L-texも本革仕様もほとんど変わらない印象でした。
(※2)暗闇の夜間走行(電灯のない道路)をあまりしない方はAHSの恩恵もあまり受けることができないと思われるため、標準LEDランプも3眼LEDランプもほとんど視認性自体はほぼ変わらないのであとは「デザイン性」と思われます。16.2万円は車両本体価格を考えると過剰かもしれません。
それにしてもUX「F SPORT」はノーマル仕様でも結構かっこいいというのが第一印象。
クールな漆黒メッキとホイールがいい感じでしたよ。LCと「Fシリーズ」をあわせたようなスポーツシートの意匠もgoodです!
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コメントありがとうございます。
最後の赤いボタンは日本仕様にはないもので、「パニックボタン」と呼ばれる北米特有のもののようです。
長押しするとホーンが鳴り響く、警報装置のようなもので、日本では不要・・・
と思われます。
写真のスマートキーボタンですが、
ロックのon/off、トランク開閉、最後に赤い色のボタンがありましたが
どの様な動作なのでしょうか?