サブスクリプション契約(KINTO)でなくても適用できるアップグレードプログラムですが、2023年11月8日から、「クラウンクロスオーバー」にて、クラウンスポーツと同様のインテリアパネルに換装する「内装加飾パッケージ」が登場しています。
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より
セダンスタイルからの大変革を遂げた新世代クラウン群の第一弾と登場した「クラウン クロスオーバー」。
しかし、インテリアは「素材」および「パーツの表面仕上げ」が単調であるため特に「ブラック」内装においては車両価格帯に見合わないチープな印象を受け、全体的な質感不足を感じた方は多いと思いますが、第二弾として登場した「クラウン スポーツ」では市場の声に応えたのか、同形状のパーツながら、「表面塗装」を変更しただけですが、かなりクオリティアップが図られた印象です。
先日デビューしたクラウンクロスオーバー専用プログラムの「内装加飾パッケージ」は、自分でパーツを取り寄せてDIY加工しなくてもディーラーで施工できる素晴らしいパッケージです。
当方もこのようなカスタマイズは好きですが、前席はまだしも、後席部分への施工は使用頻度が少ないと作業する気も起きませんが(私だけかも?)
費用はかかるものの、プロに任せれば一安心です。
「KINTO FACTORY」の解説ページでは、交換する部位のビフォアフターが掲載されていますのでイメージが湧きますね。
また、「保証付き」ということもあるので、施工に伴うパーツの破損や異音発生時も保証対象となリそうですし、交換コスト(税込:59,400円)は比較的リーズナブルに設定されていると思います。
特に、センターコンソールのシフトパネル周辺部分と、リヤのエアコン吹き出し口はかなりの変化があるように見えますので、インテリアの質感が気になる方や、すでにスリキズ・小キズがついた方などはリフレッシュする意味でもとてもよいプログラムと思います。
▼クロスオーバー(シフトパネル周辺)
単一色で単調、分割線が煩雑で凹凸が目立つ割にはのっぺりとした印象のセンターコンソール。
▼スポーツ(シフトパネル周辺)
メイン部分が塗装されたことで、単一色でなく、分割線もさほど気にならなくなりました。
光の当たる角度によって塗装部分の陰影や反射があるのもいいですね。
▼クロスオーバー (リヤエアコン吹き出し口周辺)
リヤのエアコン吹き出し口周辺は大衆車と変わらない仕上げで残念に感じました。
カジュアルらしさを全面に出したクロスオーバーとはいえ、これはあまりにも・・・
▼スポーツ (リヤエアコン吹き出し口周辺)
「ウォームスティール」の加飾が入ったこと、ベゼルが塗装されたことで明らかにクオリティがアップしています。
なお、交換がめんどくさいインサイドドアハンドルも交換対象なのは嬉しいですね!
ただ、素材自体は変わらないので、プラスチック感は相変わらずかと思いますが、インテリアの質感に統一感がでるのは良いですね。
*https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より
さて、クラウンクロスオーバーでこのような「内装加飾パッケージ」が設定されたとのことで、今後はある程度販売台数が確保されている車種であれば、レクサス車での展開も期待できます。
私的にぜひ導入して欲しいのがレクサス「UX」です。
新型「UX」(2024年モデル)においては、センターコンソールパネル(シフトパネル周辺)新たな金属調塗装をほどこされたようですし、その周辺のパネルにおいても「ヘアライン加工」が復活("version.L"、”とF SPORT”)するなど、質感が向上しています。
*https://lexus.jp/models/ux/features/interior/ より
これを昨年改良された「2023年モデル」においても換装可能になれば、昨年車両を購入された方へのフォローとなりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。(2023年モデル導入時には、まさか1年後にインテリアパネル変更やエレクトロシフトマチックが導入されるとは予想できませんよね・・・)
しかしながら、新型「UX」では、シフトレバーに電子式の「エレクトロシフトマチック」を採用したので、パーツの形状が部妙に異なっているようです。
そのため、単純に2024年モデルの部品を2023年モデルに移植することはできなそうです。
(「UX300e」ならばもともと2023年モデルでもエレクトロシフトマチックを導入済みですから、シフトレバー周辺の構造が変わらないのでできそうな気もしますが、台数が少ないので対応コストがペイできないのかもしれませんね)
とはいえ、「内装加飾パッケージ」が設定されたことは、個人的にはかなり嬉しいので、今後はぜひ横展開を期待したいです!
たとえば、人気の「NX」や「RX」においても、「"version.L"」のインテリアパネルを”F SPORT”へ適応させるなどは、ニーズがありそうです。
新型「UX」においても、単純に”標準”や”version.C”に、"version.L"のインテリアパネルを装着・・・というのもニーズがあるようにも思いますのので、ぜひ導入して欲しいなぁと思います。
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