店舗内で予約順位の早い方については「11月末〜12月上旬」など、年内の納車も可能のようです。ただし、年末年始は物流が大変混雑する時期なので、車両の生産が完了しても配送トラックの手配など、店舗への配送が間に合わないケースも多いとか。
2LNAエンジン+DirectCVTを搭載する、「UX200」に関しては先日から九州・宮田工場で生産が開始されたようです。(ハイブリッドは約1ヶ月遅れでの生産予定とのこと)
UXに関しては、初回オーダーに間に合った方については遅くとも「2019年2月中」を目処に納車される見込みのようで、レクサスNX発売のときのような初回オーダーの方でもいきなり半年待ち、という状態にはまだなっていないようです。とはいえ、正式発売時には年度末(2019年3月)までの納車が不可能になっていると思われます。UXはサイズ感も含め「実車を見てから」、という方もかなり多いようですが、現時点では東京近郊以外でのお披露目がないのが残念なところ。
一方、「ES」については一般向けの生産自体が「12月」からということもあり、多くの方は年明け以降の納期見込みとのことで、結構待つようです。しばらくは街なかでも注目の車種となりそうです。
UXとESで、発売時期はESの方が先ですが、納期が逆転するのは面白いですね。
なお、すでに一部の販売店ではバックヤードに10月24日発売予定の「ES」が入庫しているとの情報も・・・
今回、各販売店には「デジタルアウターミラー」装着車が多数配備される予定とのことですので、10月下旬にはついに世界初の電子ドアミラーを公道で体験できそうです。新開発のショックアブソーバの乗り心地がレクサスLSや新型クラウンに比べどれほどのものか、とにかく楽しみですね。
また、レクサスディーラーのうち「新世代店舗」においては、巨大な「バーチャルショールーム」でESやUXのシミュレーションができるようになるそうです。ESに関しては発売日数日前にデータが配信されるそうですが、これほどの巨大なモニターでの車両シミュレーションはイメージしやすくて良いですね。ぜひ一度見てみたいです。
さて、先日久々にじっくり「NX」を見てきましたが、当初は「UX」をご検討されていた方でも「NX」に変更された方が少なからずいらっしゃるようです。
NXが発売された2014年発売当時は結構チープに感じた前席内装に関しても、ユーザーの声を受けて2017年のマイナーチェンジでかなり改良されて立派になりましたね。
特に、ナビ・オーディオ・エアコン周りはスイッチ類などの見栄えが大幅に向上し、ナビゲーションモニターサイズ拡大とあわせ、全般的に質感が大幅にアップしたのは嬉しいですね。(これを考えると「IS」や「RC」の変わらなさはやはり残念・・・)
ドアトリム周りも、パワーウィンドウスイッチにはメッキ加飾あり、インナードアハンドルは金属調塗装、本木目/本アルミパネル設定あり、スピーカーグリル周りの加飾など、UXとの違いを結構感じるのはドア周りですね。
▼NXドアトリム
▼UXドアトリム(プロトタイプ)
後席の居住性も結構UXとの差を感じる部分。(これはボディサイズの違いもありやむを得ない)
UXは乗用車ライクにすぐ乗り込めるのに対し、NXはSUVらしく足を少し持ち上げるような感じで乗車しないといけないので、意外に違いがあります。ぜひ乗り比べてください。
なお、運転席スピードメーター周り(非”F SPORT”)はUXの方設計が新しい分、液晶画面の範囲が広く、先進的で見やすいと思います。
ステアリングの意匠も含め、UXが優位な所と思います。
なお、「UX」にあって「NX」にない装備はおおむね以下の通り。
ほとんどの機能はNXには備わっていますので大きな違いは、トヨタ「TNGA」のレクサス版新プラットフォーム「GA-C」の採用と新パワートレーン採用というところでしょう。今後トヨタブランドの他車でも採用されると思われますが、現時点では「UX」のみで味わえるという点でも所有感は高いでしょう。
【パワートレーン】
・2LNAエンジン+DirectCVT(UX200)
・2L新型HVシステム+先読みエコ・ドライブ機能(UX250h)
【ボディ】
・GA-Cプラットフォーム
・前後ドアアルミニウム化
【セーフティ】
・歩行者[夜]自転車運転者[昼]検知対応プリクラッシュセーフティシステム(PCS)
→NXでは歩行者[昼]検知は対応。
・レーントレーシングアシスト(LTA)
→NXでは警告が中心のレーンディパーチャーアラート(LDA)
・ロードサインアシスト(LSA)
【機能装備】
・フローティングベントコントロールイルミネーション
なお、ついに実装されたUX250hの「先読みエコ・ドライブ機能」はハイブリッドユーザーが長年待ち望んでいた機能と思われます。
渋滞や信号待ちでの「強制発電」を抑制するようにあらかじめHVバッテリーを充電したり、日々の運転履歴からナビゲーションと連動して効率よくエネルギーを回生して充電を行うのは大変魅力的。どれほどの効果があるのか楽しみです。
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