ギャグセンスバツグンでセリフがかなり笑える。すべての人外系ヒロインにケンカを売る、ヘビトカゲの中に子種を注ぎ込みたくないというセリフには爆笑した
ヒロインの正体がツチノコではなく実はただの人間というのは拍子抜け、しかも幽霊だときた
そこまではまだいいが、幽霊少女との出会いで成長したキモオタニートの主人公がラストシーンでやっぱりダメオ、ってのは酷い落とし方。ここは普通にキレイに纏めるべきだった
評価
60点、C。ラストシーンさえちゃんとしてれば、70点のB
2017年08月28日
2017年08月27日
[R-18]森の奥に住む座敷童子は報われない レビュー感想 オリジナル版とは完全に別物でガッカリ
オリジナル版と2話終盤まで同じ内容だが、そこからが完全に別物で、ただの安っぽいエロゲーになり下がっており、酷くがっかりした。
私は完全版やハッピーエンドをR18版に求めたのだが、あるのはただそれだけだった
PCゲームのCS移植(エロシーンカット)、CSゲームのPC逆移植(エロシーン追加)などとは全く違う、完全に改悪リメイク
キャラクターの性格、設定はまるで違い、オリキャラとして陽太郎の自称彼女が登場する。
エロゲーにしても全体的に語彙が乏しく、軽い。エッチする、イキそう、チンコがでかいなど、なんとも程度の低い感じにがっかりした。
この世界観ならもっと和風、伝奇モノっぽいテイストで書けばまだサマになったが、やたら連呼されるエッチが〜〜という台詞もなんともショッパイ。
鏡子のキャラとも違和感があるし、こいつはこんなセリフ言わないだろ、の連続
シナリオも序盤が同じなのに変更部分がまるで前半とつながっておらず主人公が座敷童子の一族で苦しんでいた話など、もう殆ど関係ない。
見合いの話も出てこない。母親の苦しみなども一切出てこないただのラブコメ、エロコメなんで、もう薄い薄い
作者がオリジナル版からのプレーを推奨してた理由もよくわからない、ここまで別物ではもはやどちらから遊んでも同じ
「高校生なのに凄い」って思ってたけど、結局、「所詮高校生か」、に落ち着いてしまった
残念だ
最後も強引にハッピーエンドになるが、そもそも別人の話なんで、これじゃなあ、という感じ。幸せになったのはエロゲ版の鏡子であって、オリジナル版の鏡子ではないし
ふたりが娘につけた鈴子って名前もかなり違和感がある。鈴はオリジナル版だと忌むべきアイテムだったし
10点、駄作でした
私は完全版やハッピーエンドをR18版に求めたのだが、あるのはただそれだけだった
PCゲームのCS移植(エロシーンカット)、CSゲームのPC逆移植(エロシーン追加)などとは全く違う、完全に改悪リメイク
キャラクターの性格、設定はまるで違い、オリキャラとして陽太郎の自称彼女が登場する。
エロゲーにしても全体的に語彙が乏しく、軽い。エッチする、イキそう、チンコがでかいなど、なんとも程度の低い感じにがっかりした。
この世界観ならもっと和風、伝奇モノっぽいテイストで書けばまだサマになったが、やたら連呼されるエッチが〜〜という台詞もなんともショッパイ。
鏡子のキャラとも違和感があるし、こいつはこんなセリフ言わないだろ、の連続
シナリオも序盤が同じなのに変更部分がまるで前半とつながっておらず主人公が座敷童子の一族で苦しんでいた話など、もう殆ど関係ない。
見合いの話も出てこない。母親の苦しみなども一切出てこないただのラブコメ、エロコメなんで、もう薄い薄い
作者がオリジナル版からのプレーを推奨してた理由もよくわからない、ここまで別物ではもはやどちらから遊んでも同じ
「高校生なのに凄い」って思ってたけど、結局、「所詮高校生か」、に落ち着いてしまった
残念だ
最後も強引にハッピーエンドになるが、そもそも別人の話なんで、これじゃなあ、という感じ。幸せになったのはエロゲ版の鏡子であって、オリジナル版の鏡子ではないし
ふたりが娘につけた鈴子って名前もかなり違和感がある。鈴はオリジナル版だと忌むべきアイテムだったし
10点、駄作でした
森の奥に住む座敷童子は報われない レビュー感想 ラノベのようなタイトルから鬱ゲーみたいな中身
非常にクオリティの高いゲーム。作者が音楽以外のすべてを自作している、しかも高校生だというのだから驚きだ。
キャラデザのみ3人の友達に依頼したそうだが、鏡子と陽太郎が作者で、あとは1キャラずつ描いたのだろうか(「ただ、君が」は作者の絵じゃないっぽいが)
作者がバックログの実装ができなかったというだけあって技術が未熟なのだろう、やや動作が重かったりおかしな部分がある。
背景が変わるシーンで絵が紙芝居のように動くのだが、重くて切り替わらない事があった。ティラノはやっぱり重い
タイトル画面のままゲームに入ったときなんて、なんかもう怖い怖い
さて肝心のシナリオレビュー、ネタバレあり
背景、世界観。
本来人を幸せにするはずの座敷童子の一族が人を不幸にしてしまい、森の奥に隔離されている。そんな一族の物語。
通常座敷藁子といえば子供の姿のままが多いが、本作では大人の姿のキャラクターが多く登場するし、性別も問わない。
妖怪の一種といった扱い
鏡子たちが和服を着ているしまるで明治大正のような世界観だが、現代が舞台のようだ。現代ファンタジーにしても座敷童子の祟りを信じてるのにアルビノという病気が知られてたり、ややムリあるかな
さて肝心のシナリオの中身。虐げられ隔離されている主人公がある日ふとしたことで知り合った少年陽太郎と恋をするが、触れ合ってしまったらお互いが不幸になるという不幸体質のせいで苦しむことになる
母親を幸せにするため、陽太郎への感情を封印し、自分の不幸体質を吹き飛ばすくらいのエリート座敷童子のイケすかないチャラオとお見合いすることになるが、このチャラオ座敷が主人公一家に恨みを持ち殺しに来たという展開も意外性があって素晴らしい
最後は自分の気持ちに正直になった主人公が、陽太郎と駆け落ちをするも、母親に追い詰められ自殺を選ぶ。陽太郎もそれを助けようとして共倒れしてしまう、というなんとも報わないお話だ
更に追い打ちをかける様に、不幸体質そのものがやぶ医者による間違い、主人公一家は最初から何一つ悪くなかった、という余りにも報われないオチのまま、本作は幕を下ろす
非常に悲しいストーリーだが、起承転結が丁寧で、何一つ無駄のないストーリーだった。
惜しいのは鏡子と陽太郎の交流の中身がダイジェスト的であること
この程度で恋に落ちる?って素で思った。
だがこれは、まあ、特殊な環境下の物語なので時間ではないのだろうとも思う
ラストの一枚絵、おしまいという子供っぽい文字がなんとも切ない
評価
80点、せつないながらもクオリティの高い良作。だがハッキリ言ってバッドエンドなので人を選ぶだろう
ところで作者がどの程度の高校に通っていたかは謎だが、本作の日本語がややおかしいことには触れておかないといけない。例えば「激似している」なんて言葉が平然と出てくるが、これは変だ。酷似しているが正しいだろう
まあそもそもアルビノが近親相姦で生まれるってのも真っ赤なデマだと聞いた事もある
なんでも本作にはフリゲでは珍しく18禁版があるらしい。作者は高校生の時から作っていたようだが、それを意識してか卒業後に配信している
完全版的にハッピーエンドがあるだろうから、そちらも遊んでみたい
キャラデザのみ3人の友達に依頼したそうだが、鏡子と陽太郎が作者で、あとは1キャラずつ描いたのだろうか(「ただ、君が」は作者の絵じゃないっぽいが)
作者がバックログの実装ができなかったというだけあって技術が未熟なのだろう、やや動作が重かったりおかしな部分がある。
背景が変わるシーンで絵が紙芝居のように動くのだが、重くて切り替わらない事があった。ティラノはやっぱり重い
タイトル画面のままゲームに入ったときなんて、なんかもう怖い怖い
さて肝心のシナリオレビュー、ネタバレあり
背景、世界観。
本来人を幸せにするはずの座敷童子の一族が人を不幸にしてしまい、森の奥に隔離されている。そんな一族の物語。
通常座敷藁子といえば子供の姿のままが多いが、本作では大人の姿のキャラクターが多く登場するし、性別も問わない。
妖怪の一種といった扱い
鏡子たちが和服を着ているしまるで明治大正のような世界観だが、現代が舞台のようだ。現代ファンタジーにしても座敷童子の祟りを信じてるのにアルビノという病気が知られてたり、ややムリあるかな
さて肝心のシナリオの中身。虐げられ隔離されている主人公がある日ふとしたことで知り合った少年陽太郎と恋をするが、触れ合ってしまったらお互いが不幸になるという不幸体質のせいで苦しむことになる
母親を幸せにするため、陽太郎への感情を封印し、自分の不幸体質を吹き飛ばすくらいのエリート座敷童子のイケすかないチャラオとお見合いすることになるが、このチャラオ座敷が主人公一家に恨みを持ち殺しに来たという展開も意外性があって素晴らしい
最後は自分の気持ちに正直になった主人公が、陽太郎と駆け落ちをするも、母親に追い詰められ自殺を選ぶ。陽太郎もそれを助けようとして共倒れしてしまう、というなんとも報わないお話だ
更に追い打ちをかける様に、不幸体質そのものがやぶ医者による間違い、主人公一家は最初から何一つ悪くなかった、という余りにも報われないオチのまま、本作は幕を下ろす
非常に悲しいストーリーだが、起承転結が丁寧で、何一つ無駄のないストーリーだった。
惜しいのは鏡子と陽太郎の交流の中身がダイジェスト的であること
この程度で恋に落ちる?って素で思った。
だがこれは、まあ、特殊な環境下の物語なので時間ではないのだろうとも思う
ラストの一枚絵、おしまいという子供っぽい文字がなんとも切ない
評価
80点、せつないながらもクオリティの高い良作。だがハッキリ言ってバッドエンドなので人を選ぶだろう
ところで作者がどの程度の高校に通っていたかは謎だが、本作の日本語がややおかしいことには触れておかないといけない。例えば「激似している」なんて言葉が平然と出てくるが、これは変だ。酷似しているが正しいだろう
まあそもそもアルビノが近親相姦で生まれるってのも真っ赤なデマだと聞いた事もある
なんでも本作にはフリゲでは珍しく18禁版があるらしい。作者は高校生の時から作っていたようだが、それを意識してか卒業後に配信している
完全版的にハッピーエンドがあるだろうから、そちらも遊んでみたい
真冬の蛍 レビュー感想 ケータイ小説的な泣ける話
攻略難易度は低いが、ヒントが少ないため、一度詰まると抜け出せないかも
探索ホラー風アドベンチャーだが、ホラー要素はなく、探索がメイン。謎解きがワンパターンで、暗号を解いて4ケタのパスを入力する……の連続しかないので、すぐに飽きてしまうのはマイナス
キャラデザはとくだ屋の素材に似ているがちゃんと描いているので、一枚絵も多くビジュアルはなかなか
音楽はフリー素材だがEDに歌があり、製作者自ら作詞作曲歌を担当している、これは有能
さて肝心のストーリー、ベタもベタで完全予定調和だが、シンプルながらにとても丁寧に書けている。
前述の通り謎解きなどは蛇足だったため、これなら無駄な探索、謎解きは排除して、クリア1時間くらいでビジュアルノベルにしたほうがよかったのでは。絵の綺麗さも売りにしているのだしね
このゲームのレビューを読み漁ったが探索が面白かった、謎解きが面白かったなどという意見は一つもないのだし、必須要素でもない
評価60点。
無難な良作だが刺激が無さ過ぎてダレた。ビジュアルノベル向きの題材なので、ここを間違えなければかなりいいゲームになっただろう、惜しい
しかし…
ヒロインの有希は出した意味があったんだろうか?
主人公兄弟の過去にも一応関わっているのに本編には一切関わってこないし、終盤の山場では寝てるし、病院で手を握ってもらったエピソードも、エンディングの一文であっさり済まされるだけ。
もっとバディ的な活躍があればよかった。
幼馴染キャラにしては高校も別だし、ぶっちゃけそこまで仲がいい風にも見えない
重要性でいうなら陽子やばあちゃんのほうが高いくらい
蛍は過去の事を忘れていたが、死にそうなくらいコンディションを崩したのに、体にその痕跡は残ってなかったんだろうか、謎だ(ましてや医師志望の頭のいい少年って設定なのだし、体に手術跡などがあれば気づきそうなもんだけど)
この2つは気になった
探索ホラー風アドベンチャーだが、ホラー要素はなく、探索がメイン。謎解きがワンパターンで、暗号を解いて4ケタのパスを入力する……の連続しかないので、すぐに飽きてしまうのはマイナス
キャラデザはとくだ屋の素材に似ているがちゃんと描いているので、一枚絵も多くビジュアルはなかなか
音楽はフリー素材だがEDに歌があり、製作者自ら作詞作曲歌を担当している、これは有能
さて肝心のストーリー、ベタもベタで完全予定調和だが、シンプルながらにとても丁寧に書けている。
前述の通り謎解きなどは蛇足だったため、これなら無駄な探索、謎解きは排除して、クリア1時間くらいでビジュアルノベルにしたほうがよかったのでは。絵の綺麗さも売りにしているのだしね
このゲームのレビューを読み漁ったが探索が面白かった、謎解きが面白かったなどという意見は一つもないのだし、必須要素でもない
評価60点。
無難な良作だが刺激が無さ過ぎてダレた。ビジュアルノベル向きの題材なので、ここを間違えなければかなりいいゲームになっただろう、惜しい
しかし…
ヒロインの有希は出した意味があったんだろうか?
主人公兄弟の過去にも一応関わっているのに本編には一切関わってこないし、終盤の山場では寝てるし、病院で手を握ってもらったエピソードも、エンディングの一文であっさり済まされるだけ。
もっとバディ的な活躍があればよかった。
幼馴染キャラにしては高校も別だし、ぶっちゃけそこまで仲がいい風にも見えない
重要性でいうなら陽子やばあちゃんのほうが高いくらい
蛍は過去の事を忘れていたが、死にそうなくらいコンディションを崩したのに、体にその痕跡は残ってなかったんだろうか、謎だ(ましてや医師志望の頭のいい少年って設定なのだし、体に手術跡などがあれば気づきそうなもんだけど)
この2つは気になった
2017年08月26日
ただ、君が レビュー感想 良作掌編
【ジャンル】恋愛シミュレーション型アドベンチャーという謎のジャンルを謳っているがヴィジュアルノベルなのでゲーム性はなし。
主人公の正体がストーカーってのが面白くって、見た目の青春モノを綺麗に裏切っている
だが正体自体はプールのシーンでものごっつ嫌そうな顔をするヒロインを見て気づいてしまったので、これは不用だった。ヒロインの水着姿を強引に出したかったのだろうな
良作、60点
主人公の正体がストーカーってのが面白くって、見た目の青春モノを綺麗に裏切っている
だが正体自体はプールのシーンでものごっつ嫌そうな顔をするヒロインを見て気づいてしまったので、これは不用だった。ヒロインの水着姿を強引に出したかったのだろうな
良作、60点
Black ink crow レビュー感想 ブラック(企業)な世界観
短編ながらグラフィック、シナリオともに完成度が高い。特にブラックユーモアが上手い。ただこの労働の価値観は日本人特有なので、過去の海外を舞台にしているがそこはミスマッチがあるかもしれない。まあ作者はこの拗らせたお洒落な空気感をやりたくて海外を舞台にしたのかもしれない
唯一休めているペンギンが終盤死亡しているのがホラーだった
拳銃が手に入るが、てっきり暴走して上司を撃ち殺すのだと思えば、用途が自殺なのもリアルだ。
良作、40点
唯一休めているペンギンが終盤死亡しているのがホラーだった
拳銃が手に入るが、てっきり暴走して上司を撃ち殺すのだと思えば、用途が自殺なのもリアルだ。
良作、40点
だれもしらない レビュー感想 B級というには駄作過ぎる
ネタバレあり
だれもしらない、攻略しました。エンディング全部見たがハッピーエンドはなし
結末としては主人公が過去の事件の犯人であり今回の犯人でもあり、登場人物を廃墟で殺す話なんだけど、そこに至るまでのプロセスが雑で細かい伏線があるとかギミックが面白いとか一切なし
主人公の台詞も狙いがあって喋っているとは到底いえず、ゲーム的な面白さもなかった。(たとえばこの台詞はあらためて見るとこういう意味だったんだな、ってなものもない)
エンディングを見るために周回強制で、しかもメッセージスキップがないので最初からやり直すのが非常に面倒だった。
ホラーを謳ってるが全く怖いシーンもないし、絵が綺麗なだけの駄作で、酷い物
20点
だれもしらない、攻略しました。エンディング全部見たがハッピーエンドはなし
結末としては主人公が過去の事件の犯人であり今回の犯人でもあり、登場人物を廃墟で殺す話なんだけど、そこに至るまでのプロセスが雑で細かい伏線があるとかギミックが面白いとか一切なし
主人公の台詞も狙いがあって喋っているとは到底いえず、ゲーム的な面白さもなかった。(たとえばこの台詞はあらためて見るとこういう意味だったんだな、ってなものもない)
エンディングを見るために周回強制で、しかもメッセージスキップがないので最初からやり直すのが非常に面倒だった。
ホラーを謳ってるが全く怖いシーンもないし、絵が綺麗なだけの駄作で、酷い物
20点
2017年08月25日
夢見草の夜 レビュー感想 あぁ^〜クリックで大福丸がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜
ナイデン内田のゲームは初プレー。
ゴリラがゴリラのゲームを作っているとは知っていたけど、なんでも本作は既に350000ダウンロードを突破しているらしい。すげえ。
思いの他シナリオがいい。本当にゴリラが書いたの?ってくらい
主人公が余りにもアホすぎて、最初の話、聞いてなかったの?というくらいホイホイ騙されるのがイラっとするんだけど、このあたりが思いの他後半であっさり解決され、実は騙している側も悪人ではなく狂っていることに苦しんでいた
…最後は更にそれを騙していた黒幕と地獄に落ちる…というのがなんとも切なくも悲しいエンディングだね
逆にホラー要素は薄めで、序盤くらいにしか脅かし要素もなくて、後半はただの謎解き&追いかけっこADVと化していたのが残念だったな
難しいポイントにのみイージーモードがあるし、非常に親切なゲームだった。攻略も簡単。
ただ惜しいのは新作でありながら、身内ネタや旧作ネタが多すぎる。
今回のキャラクターはほぼすべて旧作キャラで、初プレーの私は意味不明な点が多かった。というか普通に定番として巫女さんが生き別れの姉なのかな?とさえ思っていた
ふりーむに投稿されているすあまのイラストも、旧作のキャラのパーカーを着てる設定らしい。てっきり今作のマスコットキャラの衣装だと思った
しかも今作で解決しなかった主人公姉妹のお話は、続編のゴリラギャルゲーで続きがあるらしい。大丈夫か?
無難に纏まった良作でした、70点
ゴリラがゴリラのゲームを作っているとは知っていたけど、なんでも本作は既に350000ダウンロードを突破しているらしい。すげえ。
思いの他シナリオがいい。本当にゴリラが書いたの?ってくらい
主人公が余りにもアホすぎて、最初の話、聞いてなかったの?というくらいホイホイ騙されるのがイラっとするんだけど、このあたりが思いの他後半であっさり解決され、実は騙している側も悪人ではなく狂っていることに苦しんでいた
…最後は更にそれを騙していた黒幕と地獄に落ちる…というのがなんとも切なくも悲しいエンディングだね
逆にホラー要素は薄めで、序盤くらいにしか脅かし要素もなくて、後半はただの謎解き&追いかけっこADVと化していたのが残念だったな
難しいポイントにのみイージーモードがあるし、非常に親切なゲームだった。攻略も簡単。
ただ惜しいのは新作でありながら、身内ネタや旧作ネタが多すぎる。
今回のキャラクターはほぼすべて旧作キャラで、初プレーの私は意味不明な点が多かった。というか普通に定番として巫女さんが生き別れの姉なのかな?とさえ思っていた
ふりーむに投稿されているすあまのイラストも、旧作のキャラのパーカーを着てる設定らしい。てっきり今作のマスコットキャラの衣装だと思った
しかも今作で解決しなかった主人公姉妹のお話は、続編のゴリラギャルゲーで続きがあるらしい。大丈夫か?
無難に纏まった良作でした、70点
【同人ゲーム期待の新作】今更出る、しぇいむ☆おんファンディスク栗原美幸と善福寺川がかなり面白そうな件
▼現在制作中のしぇいむ☆おんファンディスク、栗原美幸と善福寺川がかなり面白そう
げっと☆おんはイマイチだったんで、今作には期待したい。
丁度10周年だから、10周年記念に作ろうと思ったのかしら?開発が長引いてもう11年目になってしまったけどね
ただ、ファンディスクにも関わらずタイトルに肝心の「しぇいむ☆おん」が入っていない。同人ゲームの二次創作ということで、入れられなかったのかもしれない(げっと☆おんも、しぇいむ☆おんの続編ではないらしいし)
▼だが、二次創作にも関わらず作者が独自の解釈(?)をしたのかな〜〜?という部分があるようで興味深い。
しぇいむおん本編では美幸がタカヤを好きになった理由は不思議ちゃんということもあって、特に明かされてなかったが、まさか母親の事(と二次創作では解釈されている)とは。
確かに美幸が突然好意的になったターニングポイントは母親の一件からだったが、正直家にやってきて仲良くなったから〜程度に解釈していた。ぶっちゃけ、所詮ご都合主義のギャルゲーだと甘く見てたから、目から鱗だった
暗い表情も相俟って、とても恋人に告白しているとは思えないほど、なんか闇が深そうなセリフやな。まるでタカヤそのものは好きじゃないみたいで…(このあたりがシナリオのテーマになるのかしら…)
しぇいむおんのレビューでも書いたが、やはり美幸はツンデレというよりヤンデレっぽいね…
(ヒェッ…)
タカヤさん…
あなたが私のお母さんにあからさまに嫌そうな態度を取った事…
私、忘れてませんよ
▼2chゲーで定評のある、けあふりぃのOPは今回も素晴らしい。もう10回以上見た。
再生数が殆ど伸びていないが、恐らく3割は私が回している
まだ開発途中だがキャストも決まり、なんと歌までついている。下手可愛くてお気に入り。
「Lasting Story"」という曲名で、歌は野中初音、作曲は奈津葉月が担当している(作詞は何故かクレジットなし)
全体的にいい意味で90年代の匂いがする。初代プレステっぽい、あまり動きのないムービーだからかもしれない
非常にいいOPだが、ノリノが美幸を呼び捨てにしているのが気になる。本編ではみゆみゆと呼んでいた
▼開発スレも伸びが異常に悪いし殆ど情報がないが、既にβ版をコミケで配布したらしい。私はそういうのと縁がない人間なので、是非フリーゲームサイトで配信して欲しい。配信するも空気ゲーでは悲しい
やはり、まだ盛り上がるほどには情報が公開されていない。公式サイトにも殆どページがない
▼シナリオはラブコメなのか、河童を巡るギャグなのか?実在の土地の観光がメインなのか?それも気になる。しぇいむの舞台にもモデルはあったが、実在の土地をタイトルにも入れるからには何かしら理由がありそうだ
ただのファンディスクなのか、続編を意識したアフターシナリオなのか、それも謎。美幸をヒロインにしたのは単に美幸が一番人気、というだけだろうし
▼絵はとても可愛いが立ち絵と一枚絵を描いてる人が違うので、やや違和感があるかもしれない(最早シリーズお約束)。
でも立ち絵はシンプルさがしっかりしぇいむしているし、一枚絵は少年漫画と少女漫画の中間くらいの絵で、とても可愛い
OPのこのシーン、
一枚絵だとタカヤにも顔があるのね(笑)
げっと☆おんだといかにもギャルゲーの主人公っぽい個性のない顔だったが、今回は小学生のような可愛い青年になってしまった。
でもこれもアリだと思った。美幸だけ顔が幼くなってタカヤだけ同じテイストじゃ違和感あるしね
▼美幸の制服姿は、10年目にして初めて見た(といいながら、私がしぇいむをプレーしたのは割と最近)
しぇいむおんは夏休みが舞台で制服を着てるキャラはいなかったからね。
私服でもなぜかネクタイをしてたり、絵師は変わってもしっかり美幸の私服っぽさを演出してるのも上手いね(それにしてはタカヤはげっとと同じ衣装だけどね)
▼美幸が母子家庭って設定、しぇいむではなかった気が…
しかもイジメられているという初期設定を今更掘り起こすらしい…
そんな重い設定のキャラだったの!?
なんか今更だけど見方変わっちゃったな(笑)
げっと☆おんはイマイチだったんで、今作には期待したい。
丁度10周年だから、10周年記念に作ろうと思ったのかしら?開発が長引いてもう11年目になってしまったけどね
ただ、ファンディスクにも関わらずタイトルに肝心の「しぇいむ☆おん」が入っていない。同人ゲームの二次創作ということで、入れられなかったのかもしれない(げっと☆おんも、しぇいむ☆おんの続編ではないらしいし)
▼だが、二次創作にも関わらず作者が独自の解釈(?)をしたのかな〜〜?という部分があるようで興味深い。
しぇいむおん本編では美幸がタカヤを好きになった理由は不思議ちゃんということもあって、特に明かされてなかったが、まさか母親の事(と二次創作では解釈されている)とは。
確かに美幸が突然好意的になったターニングポイントは母親の一件からだったが、正直家にやってきて仲良くなったから〜程度に解釈していた。ぶっちゃけ、所詮ご都合主義のギャルゲーだと甘く見てたから、目から鱗だった
暗い表情も相俟って、とても恋人に告白しているとは思えないほど、なんか闇が深そうなセリフやな。まるでタカヤそのものは好きじゃないみたいで…(このあたりがシナリオのテーマになるのかしら…)
しぇいむおんのレビューでも書いたが、やはり美幸はツンデレというよりヤンデレっぽいね…
(ヒェッ…)
タカヤさん…
あなたが私のお母さんにあからさまに嫌そうな態度を取った事…
私、忘れてませんよ
▼2chゲーで定評のある、けあふりぃのOPは今回も素晴らしい。もう10回以上見た。
再生数が殆ど伸びていないが、恐らく3割は私が回している
まだ開発途中だがキャストも決まり、なんと歌までついている。下手可愛くてお気に入り。
「Lasting Story"」という曲名で、歌は野中初音、作曲は奈津葉月が担当している(作詞は何故かクレジットなし)
全体的にいい意味で90年代の匂いがする。初代プレステっぽい、あまり動きのないムービーだからかもしれない
非常にいいOPだが、ノリノが美幸を呼び捨てにしているのが気になる。本編ではみゆみゆと呼んでいた
▼開発スレも伸びが異常に悪いし殆ど情報がないが、既にβ版をコミケで配布したらしい。私はそういうのと縁がない人間なので、是非フリーゲームサイトで配信して欲しい。配信するも空気ゲーでは悲しい
やはり、まだ盛り上がるほどには情報が公開されていない。公式サイトにも殆どページがない
▼シナリオはラブコメなのか、河童を巡るギャグなのか?実在の土地の観光がメインなのか?それも気になる。しぇいむの舞台にもモデルはあったが、実在の土地をタイトルにも入れるからには何かしら理由がありそうだ
ただのファンディスクなのか、続編を意識したアフターシナリオなのか、それも謎。美幸をヒロインにしたのは単に美幸が一番人気、というだけだろうし
▼絵はとても可愛いが立ち絵と一枚絵を描いてる人が違うので、やや違和感があるかもしれない(最早シリーズお約束)。
でも立ち絵はシンプルさがしっかりしぇいむしているし、一枚絵は少年漫画と少女漫画の中間くらいの絵で、とても可愛い
OPのこのシーン、
一枚絵だとタカヤにも顔があるのね(笑)
げっと☆おんだといかにもギャルゲーの主人公っぽい個性のない顔だったが、今回は小学生のような可愛い青年になってしまった。
でもこれもアリだと思った。美幸だけ顔が幼くなってタカヤだけ同じテイストじゃ違和感あるしね
▼美幸の制服姿は、10年目にして初めて見た(といいながら、私がしぇいむをプレーしたのは割と最近)
しぇいむおんは夏休みが舞台で制服を着てるキャラはいなかったからね。
私服でもなぜかネクタイをしてたり、絵師は変わってもしっかり美幸の私服っぽさを演出してるのも上手いね(それにしてはタカヤはげっとと同じ衣装だけどね)
▼美幸が母子家庭って設定、しぇいむではなかった気が…
しかもイジメられているという初期設定を今更掘り起こすらしい…
そんな重い設定のキャラだったの!?
なんか今更だけど見方変わっちゃったな(笑)
2017年08月24日
女子トイレの殺人 レビュー感想 意外にも一風変わったゲームデザインのミステリ
劇団kolmeという同人サークルの初ゲーム作品。
普段絵やイラストをやってる割には作画レベルが非常に低く見た目は悪いが、意外にも担当者のいないはずのシナリオがなかなかに凝ってて面白かった
犯行現場が女子トイレで、女子トイレにしかできないギミックが使われてるのも斬新だし、何より女子トイレにまつわる変態主人公の女子トイレ愛が凄まじい
変態キャラ数あれど久々に強烈なものを見た
そして何より、建て前としてはホラー、ミステリではなくギャグと前書きされているが、本作は立派なミステリ、しかもラストの犯人当てで結末が変わるというなかなかに斬新なギミックを用意している
システムとしては学校であった怖い話のように、選択肢によって結末が変わるといったものだが、このゲームが特殊なのは、最後の選択肢以前に張られていた伏線がどのルートでもすべて消化されているということ。
これには少し驚いた。
すなわち、本作には明確な真相というものが存在しない
にも拘わらず、どのルートを進んでも、それ以前の展開から脈絡のないものにはならない
主人公の父がバナナの皮で転倒して脚を骨折している、などという至極どうでもいいギャグにしか見えない台詞まで伏線に使っている
ヒロインは乙姫っぽいが、なぜか葵を犯人にするルートのみ、立ち絵と一枚絵がある。かおるだけ一枚絵が存在しない
斬新なゲームデザイン、設定、シナリオで完成度は非常に高かった
良作、70点
ところで
背景写真の幾つかは、撮影によるもののようだが…
まさか女子トイレがそうか?
普段絵やイラストをやってる割には作画レベルが非常に低く見た目は悪いが、意外にも担当者のいないはずのシナリオがなかなかに凝ってて面白かった
犯行現場が女子トイレで、女子トイレにしかできないギミックが使われてるのも斬新だし、何より女子トイレにまつわる変態主人公の女子トイレ愛が凄まじい
変態キャラ数あれど久々に強烈なものを見た
そして何より、建て前としてはホラー、ミステリではなくギャグと前書きされているが、本作は立派なミステリ、しかもラストの犯人当てで結末が変わるというなかなかに斬新なギミックを用意している
システムとしては学校であった怖い話のように、選択肢によって結末が変わるといったものだが、このゲームが特殊なのは、最後の選択肢以前に張られていた伏線がどのルートでもすべて消化されているということ。
これには少し驚いた。
すなわち、本作には明確な真相というものが存在しない
にも拘わらず、どのルートを進んでも、それ以前の展開から脈絡のないものにはならない
主人公の父がバナナの皮で転倒して脚を骨折している、などという至極どうでもいいギャグにしか見えない台詞まで伏線に使っている
ヒロインは乙姫っぽいが、なぜか葵を犯人にするルートのみ、立ち絵と一枚絵がある。かおるだけ一枚絵が存在しない
斬新なゲームデザイン、設定、シナリオで完成度は非常に高かった
良作、70点
ところで
背景写真の幾つかは、撮影によるもののようだが…
まさか女子トイレがそうか?