妹が倒れてしまい薬草を採りに行くニートの主人公
だが実は妹の仮病で…
仮病を使っていた妹がモンスターに取り憑かれ、ニートは仕方なく妹を真剣で斬り付けたり雷の魔法で焼いたり
妹はニート兄に暴力を振るわれフルボッコにされ、ガチで大怪我をするが、最後は採ってきた薬草で治して終了
二転三転してるかのように見えるけど、結局最初に戻っただけ
もう一工夫欲しかった
30点、凡作です
しかしニートの顔グラがラハシリーズのフーバルトと同じなのはウケたな
キャラ違い過ぎやねん
2017年08月13日
ユーマを抱きしめて レビュー感想 恋愛ではなく友情をテーマにした貴重な良作
評価が高かったし、キャラデザがプロなので同人ゲームとしてはかなり知名度が高い部類に位置する筈だが、プレイタイムが長いと聞いていたので随分とほったらかしにしていた
タイトルの抱きしめて〜〜が特徴的で、季節を抱きしめての続編かな?と最初思ったものだ
それを今回数年の時を経てやっとプレー
オリジナリティはほぼない。お約束過ぎる王道ストーリー
キャラデザは非常に美麗だが爬虫類系の絵柄なので人を選ぶ。シュタゲにも似てる。絵は上手いが描き分けが下手で、女性キャラは全員同じ顔をしている。特にレイナとキユはそっくりで髪型まで似ている
背景美術などは全て自作らしい。評価の高い同人ゲーでもこのあたりは素材を使うことが普通なので、こだわりが凄い。室内の絵に立ち絵のタッチとの違和感があるが屋外はどれも美麗
音楽は結構きれいで好感触
声優も特徴のない声ばかりだが結構上手い
さてノベルということで肝心のストーリーだが、これが王道も王道であまり特筆すべきポイントがないくらい普通
幼年期から隔離された生活を送っている少女、心を閉ざしている。大人の手で幼稚園に通うがそこで問題を起こしてしまい本格的に心を閉ざす。それから10年、少女は高校生になるが他人に一切心を開かない人間になっていた…
という類似作品が軽く100を超えそうなお約束だが、そんな少女が特殊能力を持ってて、かつそのせいで病気で短命、というところまでお約束で、オリジナリティらしいオリジナリティが正直全くない
展開も、そんな少女が周りに徐々に感化されて友達が出来て、心を開き、周りとも打ち解け…という超王道
だからつまらないかといえばそうではなく、一つ一つの出来事を非常に丁寧に描写しているおかげで、良質なストーリーとなっている
特に修学旅行からが面白い
死期を悟ったレイナ。人生の最後のイベントとして修学旅行に臨む
このまま平凡(?)に少女が死んで終わるかと思いきや、かなりご都合主義ではあるが唐突に大地震が発生。
少女はその特殊な力を使って、最後の命を散らして災害に瀕した友達を助ける…というね
ここまできたらもう、少女が死ぬのがパターンでお涙頂戴劇場なんだが、このゲームは王道ながらに何が凄いって、そんな陳腐な手を一切使わない
少女レイナはこれまで築いた友達の手によって生き残り、手術を受けようと決心する
ちゃんと前後が繋がっている綺麗な生存パターンだ
そして一番泣ける良いシーンは、やはりエピローグ。
渡米による別れが非常に感動的で、いいんちょが修学旅行の思い出アルバムを渡してくるシーンは正直半泣きだった。正直前章まではハイハイどうせこの後レイナは死ぬんでしょ?と冷めた目で見ていたというのに…
自分、涙いいすか…?
特に最後の寄せ書きが、素晴らしい演出だね。遠巻きにレイナを見てたクラスメイトたちも、実は孤立するレイナのことを心配して考えてくれてたんだな…
そういえばレイナは孤立こそすれ、いじめやいやがらせは一切受けてなかった…ってなことまで(ライターが考えてたかは知らないが)思い返して、胸が熱くなった
登場人物は本当にいい人ばかりで、悪人は序盤に出てきたDQNグループくらい
本当に優しい話だったね
残念なのは絵が上手い割に演出が下手な事。特に災害シーンは臨場感がなさすぎる。後ろで爆発が起こったなんて言われてもちっともピンとこない。ドカーン!!とSEを鳴らすような演出すらしていないし、お得意の背景美術もイマイチで緊張感が全くなかった。ガス漏れしてて死にそう、って流れの筈なのにね
エピローグの別れのシーンに、なぜか亜弥がいないことも気になる。それどころか、話にすら出てこない。亜弥もキユといいんちょに次いでレイナの大事な友達の筈なのに、まさか寄せ書きで一緒くたに纏められてしまうとは思わなかった。ライターの中では、亜弥はサブキャラ程度の扱いだったのかもしれない
そしてそんな寄せ書き、最大の見せ場、感動シーンなのに、声優が下手過ぎ。声優というか同人声優でさえない完全な発声の素人を使ってるんだろう。良いシーンながらに、ちょっと萎えてしまった。
欠点はそのくらいで凄い良作だった。フリゲ、同人ゲは自作ゲームとも呼ぶんだが、素材だらけの名ばかり自作ゲームが多い中、このゲームは本当に自作要素が高いのも評価すべき点。90点つけます
開発サークルのUHMAProjectはゲームをこれ1本しか作ってないみたいなので、そろそろ新作が欲しいね
しかしレイナ、春には既に瀕死だったのに、よく夏まで平然と生きられたな。非常階段で吐血してるシーンは、なぜかシュールで笑っちゃったよ
こういうご都合主義は結構酷いから、人を選びそうなゲームだけどね
タイトルの抱きしめて〜〜が特徴的で、季節を抱きしめての続編かな?と最初思ったものだ
それを今回数年の時を経てやっとプレー
オリジナリティはほぼない。お約束過ぎる王道ストーリー
キャラデザは非常に美麗だが爬虫類系の絵柄なので人を選ぶ。シュタゲにも似てる。絵は上手いが描き分けが下手で、女性キャラは全員同じ顔をしている。特にレイナとキユはそっくりで髪型まで似ている
背景美術などは全て自作らしい。評価の高い同人ゲーでもこのあたりは素材を使うことが普通なので、こだわりが凄い。室内の絵に立ち絵のタッチとの違和感があるが屋外はどれも美麗
音楽は結構きれいで好感触
声優も特徴のない声ばかりだが結構上手い
さてノベルということで肝心のストーリーだが、これが王道も王道であまり特筆すべきポイントがないくらい普通
幼年期から隔離された生活を送っている少女、心を閉ざしている。大人の手で幼稚園に通うがそこで問題を起こしてしまい本格的に心を閉ざす。それから10年、少女は高校生になるが他人に一切心を開かない人間になっていた…
という類似作品が軽く100を超えそうなお約束だが、そんな少女が特殊能力を持ってて、かつそのせいで病気で短命、というところまでお約束で、オリジナリティらしいオリジナリティが正直全くない
展開も、そんな少女が周りに徐々に感化されて友達が出来て、心を開き、周りとも打ち解け…という超王道
だからつまらないかといえばそうではなく、一つ一つの出来事を非常に丁寧に描写しているおかげで、良質なストーリーとなっている
特に修学旅行からが面白い
死期を悟ったレイナ。人生の最後のイベントとして修学旅行に臨む
このまま平凡(?)に少女が死んで終わるかと思いきや、かなりご都合主義ではあるが唐突に大地震が発生。
少女はその特殊な力を使って、最後の命を散らして災害に瀕した友達を助ける…というね
ここまできたらもう、少女が死ぬのがパターンでお涙頂戴劇場なんだが、このゲームは王道ながらに何が凄いって、そんな陳腐な手を一切使わない
少女レイナはこれまで築いた友達の手によって生き残り、手術を受けようと決心する
ちゃんと前後が繋がっている綺麗な生存パターンだ
そして一番泣ける良いシーンは、やはりエピローグ。
渡米による別れが非常に感動的で、いいんちょが修学旅行の思い出アルバムを渡してくるシーンは正直半泣きだった。正直前章まではハイハイどうせこの後レイナは死ぬんでしょ?と冷めた目で見ていたというのに…
自分、涙いいすか…?
特に最後の寄せ書きが、素晴らしい演出だね。遠巻きにレイナを見てたクラスメイトたちも、実は孤立するレイナのことを心配して考えてくれてたんだな…
そういえばレイナは孤立こそすれ、いじめやいやがらせは一切受けてなかった…ってなことまで(ライターが考えてたかは知らないが)思い返して、胸が熱くなった
登場人物は本当にいい人ばかりで、悪人は序盤に出てきたDQNグループくらい
本当に優しい話だったね
残念なのは絵が上手い割に演出が下手な事。特に災害シーンは臨場感がなさすぎる。後ろで爆発が起こったなんて言われてもちっともピンとこない。ドカーン!!とSEを鳴らすような演出すらしていないし、お得意の背景美術もイマイチで緊張感が全くなかった。ガス漏れしてて死にそう、って流れの筈なのにね
エピローグの別れのシーンに、なぜか亜弥がいないことも気になる。それどころか、話にすら出てこない。亜弥もキユといいんちょに次いでレイナの大事な友達の筈なのに、まさか寄せ書きで一緒くたに纏められてしまうとは思わなかった。ライターの中では、亜弥はサブキャラ程度の扱いだったのかもしれない
そしてそんな寄せ書き、最大の見せ場、感動シーンなのに、声優が下手過ぎ。声優というか同人声優でさえない完全な発声の素人を使ってるんだろう。良いシーンながらに、ちょっと萎えてしまった。
欠点はそのくらいで凄い良作だった。フリゲ、同人ゲは自作ゲームとも呼ぶんだが、素材だらけの名ばかり自作ゲームが多い中、このゲームは本当に自作要素が高いのも評価すべき点。90点つけます
開発サークルのUHMAProjectはゲームをこれ1本しか作ってないみたいなので、そろそろ新作が欲しいね
しかしレイナ、春には既に瀕死だったのに、よく夏まで平然と生きられたな。非常階段で吐血してるシーンは、なぜかシュールで笑っちゃったよ
こういうご都合主義は結構酷いから、人を選びそうなゲームだけどね
2017年08月12日
死臭-つぐのひ異譚- レビュー感想 外伝にしても世界観は同じだし、いかんでしょ
日常侵食ホラー つぐのひ 第三話 レビュー感想 家族ネタなので徐々に壊れる日常…感は一番
日常侵食ホラー つぐのひ 第二話 レビュー感想 サイコホラー(?)も兼ね揃えた良作
日常侵食ホラー つぐのひ レビュー感想 グラフィックはいいんだけど余り怖くない
2017年08月11日
彼と彼女と彼女の忠義 レビュー感想 ブラックユーモア?
TECHNOLOGIC+ レビュー感想 上辺だけ真似ても…
ロックマンエグゼを意識してるけど本当に雰囲気だけで、ただキーをガチャガチャ押すだけですぐ飽きてしまった、とてもつまらないゲームだった。
温かい目で見てもかなり酷いデキ。駄作、10点です
温かい目で見てもかなり酷いデキ。駄作、10点です
あの灯りの向こうに レビュー感想 ピークのハズのシーンがあっさりで惜しい
▼記憶の一部を失った都会暮らしの少年が田舎に旅行に行く…
というもう何百回書かれたかも分からないテーマだが、田舎感、思い出感が非常に薄く、ミステリなのに種明かしシーンが実にあっさりでその後もすぐEDになっちゃったり、全体的に薄味。
まさか他のキャラが一切出てこなくなるとはね
ヒロインとは両想いっぽいがなぜか恋愛要素がなく、最後まで「友達」という設定なのも薄さに拍車をかけている
舞台が田舎なのに妙にお洒落な和菓子屋があったり、俯瞰するとビルが立ち並んでいたり、滅茶苦茶な点が多い
作者がプロのゲームシナリオライターみたいだが、それにしては浅い話なので、もっとディティールに拘ってほしかった
ヒロインが殺されて、タイトルの意味が分かるシーンはキレイなんだけどね。でもホント、殺されてからもあっさりしすぎでしょ
▼頭身がおかしいが、古臭い絵の雰囲気とかは好き。With You 〜みつめていたい〜とかの時代を感じる
▼システム…メッセージスピードを変更しても変わらない…バグ???
惜しい凡作
60点
しかし祖父ちゃんの初登場シーン、インパクトありすぎ。イイキャラしてる。
完全に池沼
というもう何百回書かれたかも分からないテーマだが、田舎感、思い出感が非常に薄く、ミステリなのに種明かしシーンが実にあっさりでその後もすぐEDになっちゃったり、全体的に薄味。
まさか他のキャラが一切出てこなくなるとはね
ヒロインとは両想いっぽいがなぜか恋愛要素がなく、最後まで「友達」という設定なのも薄さに拍車をかけている
舞台が田舎なのに妙にお洒落な和菓子屋があったり、俯瞰するとビルが立ち並んでいたり、滅茶苦茶な点が多い
作者がプロのゲームシナリオライターみたいだが、それにしては浅い話なので、もっとディティールに拘ってほしかった
ヒロインが殺されて、タイトルの意味が分かるシーンはキレイなんだけどね。でもホント、殺されてからもあっさりしすぎでしょ
▼頭身がおかしいが、古臭い絵の雰囲気とかは好き。With You 〜みつめていたい〜とかの時代を感じる
▼システム…メッセージスピードを変更しても変わらない…バグ???
惜しい凡作
60点
しかし祖父ちゃんの初登場シーン、インパクトありすぎ。イイキャラしてる。
完全に池沼
2017年08月10日
BLUE* レビュー感想 青い話
================================================
「本当の問題」とは一体なんでしょうか?
世間をさわがせる破廉恥なゴシップ?
亡くなった詩人が最期に語った悲願?
「天使の歌」なんて陳腐な都市伝説?
......それとも、青い瞳をもつ少女のささやかな、嘘?
これは、その答えを探す物語。
================================================
「思いやり」をテーマにしたビジュアルノベルです。
▼前情報なしでプレーしたので、非常に曖昧模糊としたゲームで困惑した。何せシリアステイストと思いきやいきなり俺のケツを舐めろだし。かといってギャグはない
最初BLUE*の*ってケツの穴だと思っちゃったよ
難解なテーマに思えて、シナリオ的にはヒロインが実は病気で〜。生きる意味を無くしてて〜。自殺願望もあって〜。という定番。
最終的には人生哲学の話かなと思った、作者なりのね
答えである「本当の問題」は本当に簡単というか定番な答えだった
▼シナリオ構成はテレビアニメ風で、それぞれの話で違うヒロインを主役にした話が続く。
これがかなり厄介で、「主役回」が終わったキャラが突如空気になるのがかなり違和感あった。
特に、姉の扱いが中途半端。中盤までは完全にメインキャラなのに本筋には全く絡んでこないっていう……
明らかにまだ話は終わってないし、作中でも重要人物扱いだったのに、主役回が終わったらいきなり登場しなくなる。終盤にチョイ役で1度出るだけ。
主人公を弟くんと呼ぶ理由とか一切スルー。これは主人公との距離感があるから、義理の姉弟から本当の姉弟になって、名前呼びになるんやろなあ…
って思ってたら、まさか何もないまま終了するとは…
呼び方も最後まで弟くんのまま
ネコも、なぜか全く登場しなくなる(話にちょっと出るだけ)。あれから、ヒロインの家には何度も行くのに、まるでいないかのような扱い…
燿子にしても主人公の事が好きっぽいんだけど、特に描写されないまま終わってしまった。妹に好きな男を譲ったのかしらん…。そのあたりの葛藤も描いてほしかった
主人公の見殺しにした親友アキラが実は生きてたのは驚いたけど、妹分である優とのカラミ、アキラ登場時、既に優の主役回が終わっているためか、一切なし。
会話にすら登場しない。普通、長年の積もる話とかないか???
アキラも、優は元気か?の一言もないのはおかしい。同様に、優も
そもそもこの3人で幼馴染親友トリオ(あとアキラの妹もか)だったんだし、優編でもアキラのエピソードは非常に重要な要素だった、まさに「当事者」なのに
なのに優がヒロインから外れた途端にメインキャラからも外れるとか…
そもそも1999年、2001年の彼女たちに一切触れられないのはおかしい。いくら回想型ヴィジュアルノベルといえど、現代ももっと描写して欲しかった
▼システム面、その他
文章は厨2病的だが、文章力は低くない。だが、かっこつけた文章なのに、誤字脱字が多いのでかっこ悪い
演出は、悪くはないが、エンディングは実際に音を鳴らした方がカタルシスがあるだろう
絵、立ち絵は微妙なところがあるが、一枚絵が綺麗。
音楽、結構いい曲がある。自作かしら
▼そして最後に…
棗が霊能者で、常に死んだ鈴と一緒にいた、鈴が語り部だったってオチ、伏線、あったっけ?驚きはしたが相当強引だった
そもそも世界観がまるで違う、ファンタジーに唐突に変貌。幽霊が出て会話までする世界観と違うやん…ここは最後の最後だけに相当評価が分かれそう
評価85点、良作
しかし80年代のファッションって本当にこんな感じだったのだろーか。親友コンビなんてハイネックに黒ジャケットって、ペアルックじゃん。それとも、キャラデザ担当に衣装を描くセンスがないのか
アキラと妹のダサさは、いかにも80年代っぽかったな。金髪のホストがまだ珍しい時代なんかね。80年代の空気を描けてるとは言い難いが、ここはリアル
「本当の問題」とは一体なんでしょうか?
世間をさわがせる破廉恥なゴシップ?
亡くなった詩人が最期に語った悲願?
「天使の歌」なんて陳腐な都市伝説?
......それとも、青い瞳をもつ少女のささやかな、嘘?
これは、その答えを探す物語。
================================================
「思いやり」をテーマにしたビジュアルノベルです。
▼前情報なしでプレーしたので、非常に曖昧模糊としたゲームで困惑した。何せシリアステイストと思いきやいきなり俺のケツを舐めろだし。かといってギャグはない
最初BLUE*の*ってケツの穴だと思っちゃったよ
難解なテーマに思えて、シナリオ的にはヒロインが実は病気で〜。生きる意味を無くしてて〜。自殺願望もあって〜。という定番。
最終的には人生哲学の話かなと思った、作者なりのね
答えである「本当の問題」は本当に簡単というか定番な答えだった
▼シナリオ構成はテレビアニメ風で、それぞれの話で違うヒロインを主役にした話が続く。
これがかなり厄介で、「主役回」が終わったキャラが突如空気になるのがかなり違和感あった。
特に、姉の扱いが中途半端。中盤までは完全にメインキャラなのに本筋には全く絡んでこないっていう……
明らかにまだ話は終わってないし、作中でも重要人物扱いだったのに、主役回が終わったらいきなり登場しなくなる。終盤にチョイ役で1度出るだけ。
主人公を弟くんと呼ぶ理由とか一切スルー。これは主人公との距離感があるから、義理の姉弟から本当の姉弟になって、名前呼びになるんやろなあ…
って思ってたら、まさか何もないまま終了するとは…
呼び方も最後まで弟くんのまま
ネコも、なぜか全く登場しなくなる(話にちょっと出るだけ)。あれから、ヒロインの家には何度も行くのに、まるでいないかのような扱い…
燿子にしても主人公の事が好きっぽいんだけど、特に描写されないまま終わってしまった。妹に好きな男を譲ったのかしらん…。そのあたりの葛藤も描いてほしかった
主人公の見殺しにした親友アキラが実は生きてたのは驚いたけど、妹分である優とのカラミ、アキラ登場時、既に優の主役回が終わっているためか、一切なし。
会話にすら登場しない。普通、長年の積もる話とかないか???
アキラも、優は元気か?の一言もないのはおかしい。同様に、優も
そもそもこの3人で幼馴染親友トリオ(あとアキラの妹もか)だったんだし、優編でもアキラのエピソードは非常に重要な要素だった、まさに「当事者」なのに
なのに優がヒロインから外れた途端にメインキャラからも外れるとか…
そもそも1999年、2001年の彼女たちに一切触れられないのはおかしい。いくら回想型ヴィジュアルノベルといえど、現代ももっと描写して欲しかった
▼システム面、その他
文章は厨2病的だが、文章力は低くない。だが、かっこつけた文章なのに、誤字脱字が多いのでかっこ悪い
演出は、悪くはないが、エンディングは実際に音を鳴らした方がカタルシスがあるだろう
絵、立ち絵は微妙なところがあるが、一枚絵が綺麗。
音楽、結構いい曲がある。自作かしら
▼そして最後に…
棗が霊能者で、常に死んだ鈴と一緒にいた、鈴が語り部だったってオチ、伏線、あったっけ?驚きはしたが相当強引だった
そもそも世界観がまるで違う、ファンタジーに唐突に変貌。幽霊が出て会話までする世界観と違うやん…ここは最後の最後だけに相当評価が分かれそう
評価85点、良作
しかし80年代のファッションって本当にこんな感じだったのだろーか。親友コンビなんてハイネックに黒ジャケットって、ペアルックじゃん。それとも、キャラデザ担当に衣装を描くセンスがないのか
アキラと妹のダサさは、いかにも80年代っぽかったな。金髪のホストがまだ珍しい時代なんかね。80年代の空気を描けてるとは言い難いが、ここはリアル