現代の平凡な主人公が、江戸時代にタイムスリップして、素人の医学知識で昔の病気を治す!!
身長も平凡だが江戸時代では高身長なのでカッコイイ扱い!!逞しい身体つきにヒロインうっとり!!!!
文明の利器で無理難題を軽々と解決して仙人を気取る!!!
無双!!!
俺TUEEEEEEEEEEEEE!!!
女の子たちにもモテモテ!!!!
…って、もう何十回見たパターンなのやら…(正直読んでても書いてても恥ずかしくなった)
ストーリー展開にも欠しくあるのはご都合主義だけ。本当にただそれだけ。誤字脱字もかなり多いしね
▼より酷いのがどうやらこのゲーム、『身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!』という、なろうラノベの外伝『箱入り娘と時空の仙人』のゲーム化で、一切のアレンジ、リライトがされていない。テキストそのまま使い回し
よってゲーム化によるミスマッチや弊害が非常に多い(もしくはアレンジ、リライトがとてもヘタで違和感のある内容になってしまっている)
たとえばラノベだと絵がないので、文章だけで俺は○○した〜〜と場面転換できるが、なんとゲーム版では会話シーンのまま場面転換したことになってしまう。画面は、全く同じなのに…
この強烈な違和感には笑ってしまった。この乱発で、かなり手抜きで雑なゲーム化をしていると呆れてしまった
▼ヒロインは一応3人から選べるが誰を選んでも全て同じ展開で、些細な台詞の違いのみ。
タイトル画面や展開から、優里がメインヒロインっぽいんだけど、扱いは全員同じ
ヒロインを拉致った悪漢を倒し、ヒロインを助け出す、ってな流れだが、幾らなんでもこの展開、ないでしょ。主人公が暗器使いとかいう厨2病をあらぬ方に拗らせ過ぎた設定が痛い
幾らなんでもたった一人で敵の本拠地に行くとか、あり得えない。ヒロインの家は武家ではないにせよ武力を持った人間もいるし、力を借りろよ。
それに格闘技もやってない主人公が武装集団を一人で蹴散らすとか、視界の外から飛んできた手裏剣を手甲で弾くとか、無理でしょ。
こんな無理のある展開をやるなら、最初から剣道や空手の高校生王者って設定にしたほうが、まだ現実味があった
▼無事、悪党たちをボコボコにし、ヒロインを救い出した主人公。現代に戻る前にヒロインと初セックス。
一つになれて嬉しいと涙するとか、ヒロインの台詞が一番のファンタジーやな。
子種を残し、行ってしまう主人公。ヒロインはそれでも子供を育てるという。
最後の選択肢で現代に戻るか過去に留まるかを選ぶが、どちらもグッドエンド。
▼現代に戻ると。全く同じ姿に転生したヒロインと再会するという、余りにもチープな展開が待っているが、制服姿のヒロインが見れるという点はいい。
セックスする前の、下着姿の立ち絵もある
過去に留まると、名家の婿として迎えられる。祝言の立ち絵がある。
▼全体的にストーリーが王道というには余りにもお粗末で、絵だけが非常に綺麗だった。でも枚数が少ないからもっとパターンが欲しかったな
40点、凡作
タイトル画面のイラストは、ゲーム中に出てこなかった。
続きからと終了の間に不自然な間があるのも気になるが、何かあるんだろうか?クリア画面で画像を見るという一風変わった使い辛い仕様だし、CGモードは無さそうなもんだけど
▼そういえば結局、ヒロインは妊娠して主人公の子供を産んだのかしら。産んだとしたら現代で再会したヒロインは、主人公の孫の孫の…でもあるわけね。そんなヒロインの母親もね
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これ原作は未満のまま放置されてるけど、ゲームが完結編だったのかな。
リンゴでかさんもいうようにまるで取ってつけたような
テンプレのワナビラノベのゲームだったので、これ以上の興味は湧きませんでした。
ただこういうのも一定の需要があるからこそ乱造されているのでしょうね。
人気あるのかなこれ