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2017年08月20日

ハイスコアガール 7巻 レビュー感想 やや路線変更?

6巻と続けて読んだ、7巻感想、ネタバレあり










地域によるゲーセンvsゲーセンの派閥争いをテーマにしている



私も平成育ちなので、このまだ熱気のあった時代のゲーセンの描写とかが、とても懐かしい(こんな風に変な派閥でゲーム勝負、なんて子供ではなかったが。というかこういうゲームのチームって実在するのか?ブンブン丸とか新宿ジャッキーとかか?)




今のゲーセンは本当につまらなくなってしまった。そもそもゲーセンがほとんどなくなった。90年代にはスーパーマーケットや生協の中にも巨大なゲーセンが入っていたり、ゲーム、ゲーセンが日常生活に非常に近しい存在であった



今はゲーセンの入ってるスーパー、イオンくらいかな。それもアーケード筐体とかはあまりなく、プライズゲーム、メダルゲームが主流だろう



あとは、パっと見てもゲーム性、操作方法を理解できない、意味不明な音ゲーばかり






本当に変わってしまった。




これについてはレトロゲームと今ゲーム、レトロゲーセンと今ゲーセンというテーマでまたいずれ書くかもしれない












話がそれたがレビューに戻る





6巻に比べると一息ついてか、90年代ゲーマー物語というより、ただのラブコメになっちゃった感が少しあるかな。






これまではラブコメ要素のあるゲームマンガ(ゲーマーマンガ)だったが、ゲーム要素があるラブコメ、または主人公とヒロインがゲーマーのラブコメって感じになってしまった





多分著作権問題のせいもあるかな。描きたくても描けないネタも多いんだろう





もっとも、作者は最初からハイスコアガールをラブコメと言ってたので、元々こういうストーリーを予定していた可能性もある





その影響が、ハルオと小春の再戦が余りにも呆気なく終わってしまったこと。これには、ちょっとガッカリ。前回が引っ張って引っ張ってやっと勝負したのに、まるでおざなりに対戦して、お粗末な結果になってしまった。



晶と小春の対戦に関してもそうだね。恋愛のオマケみたいに描かれてる。ゲーマーvsゲーマーではなく、女vs女、っていうね



でも悪いところばかりじゃなくて、晶が徐々に恋愛に積極的になるのはよかった。





久々に再会したときから、そのような描写はあったね。





ハルオは根っからのゲームバカだから晶をライバルとしてしか見てなかったが、逆に、あのときの晶は明らかにゲームと関係なく、ラブコメ的にハルオと会いたがっていたからね













だがゲームネタを引っ込めて、ラブコメと一緒に90年代ネタ、渋谷カルチャーなどについて描写したのが懐かしくも面白かった。




アムラー、チョベリバは時代が違うのでギャグだろうけど、チーマーやガングロミニスカコギャル(今で言うJKのこと。余談だがコギャルのコは子供ではなく高校生の略。高校生は子供ではないという認識は当時からあったのだろう)、エアマックス狩り、本当に懐かしい。たまごっちとかもほしかったな



しかしエアマックス狩りはわかるが、ジーパン狩りは聞いた事もない。ギャグっぽいし作者の創作だろうか

ガリガリくん狩りってのも、まあないだろうし














中盤からはもう殆どただのラブコメでゲームが全然関係なかったので、面白いながらも微妙でした。でも85点の良作















90年代がテーマらしいから、もうそろそろ終わるのかなー



PS2初期くらいまではやってほしい




前までゲーマーマンガといえば80年代〜のレトロ世代が多かったが、最近は次世代機世代マンガも増えたね。おばあちゃんとゲーム、とかね。



気付けば既に90年代も懐かし過ぎる時代だ
















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