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2017年08月26日

Black ink crow レビュー感想 ブラック(企業)な世界観

短編ながらグラフィック、シナリオともに完成度が高い。特にブラックユーモアが上手い。ただこの労働の価値観は日本人特有なので、過去の海外を舞台にしているがそこはミスマッチがあるかもしれない。まあ作者はこの拗らせたお洒落な空気感をやりたくて海外を舞台にしたのかもしれない



唯一休めているペンギンが終盤死亡しているのがホラーだった







拳銃が手に入るが、てっきり暴走して上司を撃ち殺すのだと思えば、用途が自殺なのもリアルだ。




良作、40点







だれもしらない レビュー感想 B級というには駄作過ぎる

ネタバレあり



だれもしらない、攻略しました。エンディング全部見たがハッピーエンドはなし







結末としては主人公が過去の事件の犯人であり今回の犯人でもあり、登場人物を廃墟で殺す話なんだけど、そこに至るまでのプロセスが雑で細かい伏線があるとかギミックが面白いとか一切なし




主人公の台詞も狙いがあって喋っているとは到底いえず、ゲーム的な面白さもなかった。(たとえばこの台詞はあらためて見るとこういう意味だったんだな、ってなものもない)




エンディングを見るために周回強制で、しかもメッセージスキップがないので最初からやり直すのが非常に面倒だった。




ホラーを謳ってるが全く怖いシーンもないし、絵が綺麗なだけの駄作で、酷い物



20点


2017年08月25日

夢見草の夜 レビュー感想 あぁ^〜クリックで大福丸がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜

ナイデン内田のゲームは初プレー。




ゴリラがゴリラのゲームを作っているとは知っていたけど、なんでも本作は既に350000ダウンロードを突破しているらしい。すげえ。





思いの他シナリオがいい。本当にゴリラが書いたの?ってくらい





主人公が余りにもアホすぎて、最初の話、聞いてなかったの?というくらいホイホイ騙されるのがイラっとするんだけど、このあたりが思いの他後半であっさり解決され、実は騙している側も悪人ではなく狂っていることに苦しんでいた



…最後は更にそれを騙していた黒幕と地獄に落ちる…というのがなんとも切なくも悲しいエンディングだね






逆にホラー要素は薄めで、序盤くらいにしか脅かし要素もなくて、後半はただの謎解き&追いかけっこADVと化していたのが残念だったな









難しいポイントにのみイージーモードがあるし、非常に親切なゲームだった。攻略も簡単。





ただ惜しいのは新作でありながら、身内ネタや旧作ネタが多すぎる





今回のキャラクターはほぼすべて旧作キャラで、初プレーの私は意味不明な点が多かった。というか普通に定番として巫女さんが生き別れの姉なのかな?とさえ思っていた




ふりーむに投稿されているすあまのイラストも、旧作のキャラのパーカーを着てる設定らしい。てっきり今作のマスコットキャラの衣装だと思った





しかも今作で解決しなかった主人公姉妹のお話は、続編のゴリラギャルゲーで続きがあるらしい。大丈夫か?






無難に纏まった良作でした、70点


【同人ゲーム期待の新作】今更出る、しぇいむ☆おんファンディスク栗原美幸と善福寺川がかなり面白そうな件

▼現在制作中のしぇいむ☆おんファンディスク、栗原美幸と善福寺川がかなり面白そう


げっと☆おんはイマイチだったんで、今作には期待したい。



丁度10周年だから、10周年記念に作ろうと思ったのかしら?開発が長引いてもう11年目になってしまったけどね




ただ、ファンディスクにも関わらずタイトルに肝心の「しぇいむ☆おん」が入っていない。同人ゲームの二次創作ということで、入れられなかったのかもしれない(げっと☆おんも、しぇいむ☆おんの続編ではないらしいし)

















▼だが、二次創作にも関わらず作者が独自の解釈(?)をしたのかな〜〜?という部分があるようで興味深い。



しぇいむおん本編では美幸がタカヤを好きになった理由は不思議ちゃんということもあって、特に明かされてなかったが、まさか母親の事(と二次創作では解釈されている)とは。





確かに美幸が突然好意的になったターニングポイントは母親の一件からだったが、正直家にやってきて仲良くなったから〜程度に解釈していた。ぶっちゃけ、所詮ご都合主義のギャルゲーだと甘く見てたから、目から鱗だった




暗い表情も相俟って、とても恋人に告白しているとは思えないほど、なんか闇が深そうなセリフやな。まるでタカヤそのものは好きじゃないみたいで…(このあたりがシナリオのテーマになるのかしら…)

1.jpg





しぇいむおんのレビューでも書いたが、やはり美幸はツンデレというよりヤンデレっぽいね…





up0001_compressed.jpg
(ヒェッ…)





タカヤさん…





あなたが私のお母さんにあからさまに嫌そうな態度を取った事…






私、忘れてませんよ



















▼2chゲーで定評のある、けあふりぃのOPは今回も素晴らしい。もう10回以上見た。



再生数が殆ど伸びていないが、恐らく3割は私が回している





まだ開発途中だがキャストも決まり、なんと歌までついている。下手可愛くてお気に入り。

「Lasting Story"」という曲名で、歌は野中初音、作曲は奈津葉月が担当している(作詞は何故かクレジットなし)






全体的にいい意味で90年代の匂いがする。初代プレステっぽい、あまり動きのないムービーだからかもしれない


非常にいいOPだが、ノリノが美幸を呼び捨てにしているのが気になる。本編ではみゆみゆと呼んでいた




















▼開発スレも伸びが異常に悪いし殆ど情報がないが、既にβ版をコミケで配布したらしい。私はそういうのと縁がない人間なので、是非フリーゲームサイトで配信して欲しい。配信するも空気ゲーでは悲しい



やはり、まだ盛り上がるほどには情報が公開されていない。公式サイトにも殆どページがない







▼シナリオはラブコメなのか、河童を巡るギャグなのか?実在の土地の観光がメインなのか?それも気になる。しぇいむの舞台にもモデルはあったが、実在の土地をタイトルにも入れるからには何かしら理由がありそうだ



ただのファンディスクなのか、続編を意識したアフターシナリオなのか、それも謎。美幸をヒロインにしたのは単に美幸が一番人気、というだけだろうし








▼絵はとても可愛いが立ち絵と一枚絵を描いてる人が違うので、やや違和感があるかもしれない(最早シリーズお約束)。



でも立ち絵はシンプルさがしっかりしぇいむしているし、一枚絵は少年漫画と少女漫画の中間くらいの絵で、とても可愛い




OPのこのシーン、
おp.jpg








一枚絵だとタカヤにも顔があるのね(笑)
無題.jpg





げっと☆おんだといかにもギャルゲーの主人公っぽい個性のない顔だったが、今回は小学生のような可愛い青年になってしまった。


でもこれもアリだと思った。美幸だけ顔が幼くなってタカヤだけ同じテイストじゃ違和感あるしね







▼美幸の制服姿は、10年目にして初めて見た(といいながら、私がしぇいむをプレーしたのは割と最近)

しぇいむおんは夏休みが舞台で制服を着てるキャラはいなかったからね。

Miyuki2_1.jpg



私服でもなぜかネクタイをしてたり、絵師は変わってもしっかり美幸の私服っぽさを演出してるのも上手いね(それにしてはタカヤはげっとと同じ衣装だけどね)









▼美幸が母子家庭って設定、しぇいむではなかった気が…




しかもイジメられているという初期設定を今更掘り起こすらしい…



そんな重い設定のキャラだったの!?




なんか今更だけど見方変わっちゃったな(笑)



2017年08月24日

女子トイレの殺人 レビュー感想 意外にも一風変わったゲームデザインのミステリ

劇団kolmeという同人サークルの初ゲーム作品。




普段絵やイラストをやってる割には作画レベルが非常に低く見た目は悪いが、意外にも担当者のいないはずのシナリオがなかなかに凝ってて面白かった





犯行現場が女子トイレで、女子トイレにしかできないギミックが使われてるのも斬新だし、何より女子トイレにまつわる変態主人公の女子トイレ愛が凄まじい



変態キャラ数あれど久々に強烈なものを見た





そして何より、建て前としてはホラー、ミステリではなくギャグと前書きされているが、本作は立派なミステリ、しかもラストの犯人当てで結末が変わるというなかなかに斬新なギミックを用意している






システムとしては学校であった怖い話のように、選択肢によって結末が変わるといったものだが、このゲームが特殊なのは、最後の選択肢以前に張られていた伏線がどのルートでもすべて消化されているということ。




これには少し驚いた。





すなわち、本作には明確な真相というものが存在しない




にも拘わらず、どのルートを進んでも、それ以前の展開から脈絡のないものにはならない






主人公の父がバナナの皮で転倒して脚を骨折している、などという至極どうでもいいギャグにしか見えない台詞まで伏線に使っている







ヒロインは乙姫っぽいが、なぜか葵を犯人にするルートのみ、立ち絵と一枚絵がある。かおるだけ一枚絵が存在しない





斬新なゲームデザイン、設定、シナリオで完成度は非常に高かった





良作、70点











ところで








背景写真の幾つかは、撮影によるもののようだが…








まさか女子トイレがそうか?








2017年08月23日

全員ヤンデル chapter2 レビュー感想 クオリティはやや向上

前作の後に開発したのか、完成度が上がっている。





特にイマイチだった推理は、なかなかロジカルかつ論理矛盾が少なくなっている



犯人を追い詰める目的が前回は説得だったが、今回は明確に論破だから、着地点もより分かり易かった




だが火事場からリアルタイムで逃げ出すところがかなりの初見殺しで、攻略に5回やり直してしまった




良く出来た凡作でした、50点





そういえば結局ストーカーは詩子だったのか。ほかにいると思っていたけど



主人公はヒロインがヤンデレメンヘラと知ってるのにまだ口説いてるのが凄いね。最後は全員に刺されて死亡ENDだろうか

全員ヤンデル chapter1-2 レビュー感想 肝心のヤンデレ度が低い

主人公が心理カウンセラーで、物的証拠より心理的要素で犯人を追い詰めるのがやや新しい。



3つのジャンルを混ぜて斬新なゲームを作ろうとする意気は認めるが、どの要素も中途半端




ギャルゲーといっても一方的にヤンデレが出るだけで恋愛じゃないし、國立がストーカーではなくただの犯罪者ってオチもショボイ。




しかも主人公は真相を突き止めるが殴られて記憶喪失になる。余りにも安っぽいオチだ








推理は逆転裁判、逆転検事、ギャラリーフェイク、ダンガンロンパ…などのゲームのように相手の情報を引き出して矛盾を指摘するタイプだが、臨場感がないせいでイマイチ盛り上がらない。前記のタイトルらとは雲泥の差








スタッフが当ててるキャラボイスが棒読みで下手だからかもしれない



難易度も結構高くて推理をミスるとバッドエンドになってしまう。しかもメッセージスキップすらないので、繰り返し読むのも面倒だ



会話も軽すぎてギャルゲーというより、まるでBLラノベみたいなノリ。



音楽は結構いい素材を持ってきてるんだけど、ループしない。1曲終わってから数秒経過してから再度鳴り出すって、大昔のゲームのようだ



絵も結構可愛いだけに、全体的に惜しい駄作でした、30点





唯一面白かったのが主人公のドクズっぷり。





ここまで女子高生に執着するのは、何か理由があるのだろうか





あの夏 レビュー感想 見た目はロ…ギャルゲ、中身は純文学

■制作

GoodDaysMaker

■プレイ時間

20分〜30分

■紹介文

田舎の夏を舞台としたノスタルジックADVです。選択肢あり。

短編作品ですが、物語はは完結しております。

普段は成人向けの作品を制作していますが、今作にはそういった要素は含まれておりません。

今作は技術的な問題でコンフィグを実装することができませんでした。

オートモードの速度調整や音量の細かい調整など、ご不便をおかけします。












エロゲー製作サークルの全年齢ゲームだが、絵も上手けりゃ、ユカリの体つきが異様に生々しい。





胸はないが腹に脂肪が乗ってたり、こんなボディラインをちゃんと描くリアリティが素晴らしい。





流石に、つけてないはいてないはありえないけどな!









背景の実写素材のいくつかも、自分らで撮影したらしい。これも凝ってる












▼中年になり、現実の過酷さのせいで夢を忘れた主人公が、祖母が亡くなり久々に帰った田舎で、少年時代の夢を見る…そこには幼馴染の少女との想い出が…



というベタベタな話だが演出が凝ってて総じて完成度は高い。伏線も上手い















「ネボスケ!!!」と乱暴そうな女の子の声で起こされる主人公



目を覚ましたら子供に戻っている



まず驚いたのが、中年である「私」が少年時代の「おれ」の夢を見ているという設定なんだが、最初意識がハッキリしないので画面がモノクロで、しかもボヤけてるんだよね



結構斬新な演出だね。
2.jpg








PS2の「どろろ」が昔この演出を使ってたけど、テキストADVでは初めて見た気がするな。


画面がモノクロってだけなら「ミッシングブルー」もこの演出だった。あれは、説明書に画面がモノクロなのは故障じゃないなんて文言が書かれてて笑った







物語が進むと徐々に「おれ」としての意識がハッキリしてきて、幼馴染の少女、ユカリの顔をハッキリ思い出し、視界も色づく
















▼見た目はギャルゲだが、出てくる選択肢はユカリに対するものではなく、すべて現実世界に戻るか、このまま夢の世界に留まるか、の二択



最後の選択肢以外は戻るとノーマルエンドになってしまうので、ゲームのテーマとしては、まずは夢の世界の物語を完遂することだろう

















▼物語の途中で、お約束だが主人公は引っ越した都会で勉強や遊びに追われ、どうやらユカリとはこの夏以降、金輪際会わなかった、ということを察する。







妻の名前は「愛沙」なので結ばれる事もなかったのだろう。





あっ…(察し)





だがどうやらユカリはアイドル志望だったが、厳しい現実を知り挫折、その後は公務員という至極真っ当かつ現実的な進路に進んだと語られる。




なんか、もうね、この時点でリアルすぎて鬱になるよね






このゲーム、絵こそはギャルゲーエロゲーそのものだけど、文章は非常に純文的で、描写も妙にリアリティがある、というか、最早生々しい。







主人公はパイロットになる夢に破れてるし、ヒロインもね、どっちも夢破れてたりね





ここのゲームは初めてプレーしたんだけど、他のエロゲーもこんな純文チックなのかしらん…

















▼徐々にユカリと夏の想い出を積み重ねる「おれ」は意識がハッキリしてきて、夢の世界でも完全に「私」に戻る




ラストの選択肢はどちらを選んでも夢の世界に戻るが、そこで実はユカリも現実世界から夢の世界を見ているのだな、と読める…



しかも主人公と違い、最初から意識があって子供を演じてたフシさえある。悲しい展開だ







ユカリも公務員になって結婚し、主人公も知らぬ男性と結婚し、子供がいるようだ。「あの子」のいる夏に帰らなきゃ、とこの夏との別離を宣言する



悲しいね…


でもこの夏で大切なものを取り戻した二人。



現実世界に帰る主人公とユカリ













主人公は、妻に「ネボスケなのは相変わらずね」と起こされる














( ゚д゚)!!!





( ゚д゚ )彡








うーん、青春だ…ここに来てイッキに切ない夏物語が色帯びた青春モノだ…





いや、ユカリ=亜沙であることはユカリが好きなアイドルの名前を名乗っているって伏線があるからそうじゃないかと思っていたが、いざこういう纏められ方をされると、泣けるね



もしユカリもどこかで別の男と生活してたら、全く別ベクトルの物語になっただろう



最後はあの夏の想い出で学んだ事を娘に教えてFIN。とても綺麗な終わり方だ。EDは2パターンあるが、どっちもグッドエンドだろう









▼幾つか欠点や気になるポイントもあげておこう


ED2で、主人公が突然部下や上司も田舎に連れて行こうと言い出すことだけは違和感があった。これは家族の物語だったわけだし、何よりプレイヤーである私は会社の人間が大嫌いだ。なぜあんな連中を大事な田舎に連れて行かなければならないのか






妻の名前、終盤では「亜沙」になってるが、どっちが誤字?あらすじにも誤字があるが、見直しがキツかったのかな。現在の妻の絵も欲しかったね。




システムは悪くて、キーの反応が酷い。そしてコンフィグもない















さて総評、



90点、良作です。





ユカリともう会う事は無かったというようなミスリードだけ、ムリがあったかも(あの夏ではもう会えないって意味だろうけど)




2017年08月22日

箱入り娘と時空の仙人 レビュー感想 またオレ何かやっちゃいました?

▼もう設定から何から何まで、笑っちゃうくらい全てが典型的ななろう系、異世界転生、ハーレムもののパターンで、そこから外れたトガった部分、特徴が全く無い…






現代の平凡な主人公が、江戸時代にタイムスリップして、素人の医学知識で昔の病気を治す!!



身長も平凡だが江戸時代では高身長なのでカッコイイ扱い!!逞しい身体つきにヒロインうっとり!!!!



文明の利器で無理難題を軽々と解決して仙人を気取る!!!



無双!!!



俺TUEEEEEEEEEEEEE!!!



女の子たちにもモテモテ!!!!








…って、もう何十回見たパターンなのやら…(正直読んでても書いてても恥ずかしくなった)








ストーリー展開にも欠しくあるのはご都合主義だけ。本当にただそれだけ。誤字脱字もかなり多いしね





▼より酷いのがどうやらこのゲーム、『身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!』という、なろうラノベの外伝『箱入り娘と時空の仙人』のゲーム化で、一切のアレンジ、リライトがされていない。テキストそのまま使い回し






よってゲーム化によるミスマッチや弊害が非常に多い
(もしくはアレンジ、リライトがとてもヘタで違和感のある内容になってしまっている)





たとえばラノベだと絵がないので、文章だけで俺は○○した〜〜と場面転換できるが、なんとゲーム版では会話シーンのまま場面転換したことになってしまう。画面は、全く同じなのに…



この強烈な違和感には笑ってしまった。この乱発で、かなり手抜きで雑なゲーム化をしていると呆れてしまった


















▼ヒロインは一応3人から選べるが誰を選んでも全て同じ展開で、些細な台詞の違いのみ。



タイトル画面や展開から、優里がメインヒロインっぽいんだけど、扱いは全員同じ









ヒロインを拉致った悪漢を倒し、ヒロインを助け出す、ってな流れだが、幾らなんでもこの展開、ないでしょ。主人公が暗器使いとかいう厨2病をあらぬ方に拗らせ過ぎた設定が痛い




幾らなんでもたった一人で敵の本拠地に行くとか、あり得えない。ヒロインの家は武家ではないにせよ武力を持った人間もいるし、力を借りろよ。




それに格闘技もやってない主人公が武装集団を一人で蹴散らすとか、視界の外から飛んできた手裏剣を手甲で弾くとか、無理でしょ


こんな無理のある展開をやるなら、最初から剣道や空手の高校生王者って設定にしたほうが、まだ現実味があった




▼無事、悪党たちをボコボコにし、ヒロインを救い出した主人公。現代に戻る前にヒロインと初セックス。



一つになれて嬉しいと涙するとか、ヒロインの台詞が一番のファンタジーやな。




子種を残し、行ってしまう主人公。ヒロインはそれでも子供を育てるという。






最後の選択肢で現代に戻るか過去に留まるかを選ぶが、どちらもグッドエンド。



▼現代に戻ると。全く同じ姿に転生したヒロインと再会するという、余りにもチープな展開が待っているが、制服姿のヒロインが見れるという点はいい。


セックスする前の、下着姿の立ち絵もある







過去に留まると、名家の婿として迎えられる。祝言の立ち絵がある。





▼全体的にストーリーが王道というには余りにもお粗末で、絵だけが非常に綺麗だった。でも枚数が少ないからもっとパターンが欲しかったな



40点、凡作





タイトル画面のイラストは、ゲーム中に出てこなかった。



続きからと終了の間に不自然な間があるのも気になるが、何かあるんだろうか?クリア画面で画像を見るという一風変わった使い辛い仕様だし、CGモードは無さそうなもんだけど






▼そういえば結局、ヒロインは妊娠して主人公の子供を産んだのかしら。産んだとしたら現代で再会したヒロインは、主人公の孫の孫の…でもあるわけね。そんなヒロインの母親もね








2017年08月21日

幼馴染といっしょ レビュー感想 絵が可愛い

タイトル画面からダブルヒロインものかと思いきや、片方を選んで、選ばれなかったほうは登場しない。出てこないのではなく、存在しないんだろう




普通こういうシステムってタイプの違うヒロインを選ぶケースで使われるから、どちらも同じ年齢の、年下の幼馴染を選ぶのは、案外珍しい(この設定だと大体年下と年上だろう)



でも、彩乃は年下でもお姉さんぶるヒロインなので、年下感は全くなかった。逆に莉子はトラッドな幼馴染年下ヒロインといった感じ。



特別何かが起こる話ではないが、それでも、シナリオの内容は彩乃のほうが面白かった。




莉子は周りを元気にする少女という設定が、まるで生かされてなかった。なぜか家で黙ってる時間も多いし、ツンデレというほどツンデレでもないし





だがなぜかそんな莉子のみパンツあり。彩乃はパンツなし(悲報)



しかも主人公は見たって設定なのにね





絵も綺麗だし地味に面白かった。40点、良作





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