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2018年06月22日

タッタラドッタラTVショー レビュー感想 まさにショー

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サイコクズノベル



何者かに拉致された主人公・ロキは、カラフルで不気味な施設で目を覚まし、タッタラと名乗るマスコットから「罪人として自分の番組に出てほしい」と頼まれる。同じ境遇の男女らとどうせドッキリだと楽観していたが、タッタラは「視聴者からの人気投票で人気のない者から処刑し、罪人が最後の一人になるまでゲームをする」と宣言したのだった……











説明文で、自分からカラフルなんて言っちゃうのが面白いな、見た目の印象がまんまダンガンロンパ、キミガシネ、ペルソナシリーズだな、というのが第一印象だったが…




まさかこの第一印象が、後々、重要な意味を持つとは…











本格王道オンラインRPG「Tree of Savior」












キミガシネと違い探索要素はなく、ジャンルはあくまでノベル



EDは3つあるけど、分岐が単純なのでコンプは簡単。






グラフィックのクオリティが非常に高く、しかも背景込みで、恐らくほぼ全て自作しているのが凄いね。


立ち絵も死ぬときはしっかり変わるし、相当枚数描いたのでは。









定番の、嘘つきは誰か?犯人、黒幕がメンバーに紛れているかもしれない…




罪人ばかりが集められたデスゲームだが、主人公は自分の罪に一切覚えがない…

果たして主人公の罪とはなんなのか…





という人狼系でストーリーは進む







普通このテのデスゲームゲームは一章、二章と分割するが、本作はこれだけで一応完結しているので、ストーリーは、やや長めかな






ムスカくらい人をゴミのように捨てていくグロイストーリーだったね…(しかも本当に死体をゴミ箱に捨てていく)





















評価C
60点




サイコクズノベルというだけあって、キャラクターが基本屑ばかりで、ネット、同人のノリが強いので、この系統のゲームが好きな人におすすめです




製作に於ける都合上、アートワークや設定がキミガシネなどの作品を意識しているが、キャラクターが真人間ばかりで、誰を信じるかというテーマもあったキミガシネとは、実は真逆のゲームなんですよね…








そしてその都合とは…











以下、全貌ネタバレ注意



























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オチとしては、まさにタイトルや見た目からの直感に則した物となったのですかね。



タケノの扱いは普通なら禁じ手だが、フリゲなのでアリじゃないかと。






2018年06月20日

風見鶏は何を想うのか レビュー感想 王道青春劇場

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何もない田舎の民宿へやってきた主人公



何をする訳でもなくうろつき、名物になっている自殺スポットへたどり着く。




これでようやくお前に会える…とかつての恋人との再会を口にする。




だが民宿で出会った、かつての恋人と名前の似た少女、智代と知り合って…









【カウンターストライクオンライン】











いやあ、ひと夏のせつない経験を題材にした、青年と少女が成長する、痛みと感動が入り混じった、良質のストーリーでした。



まるで短編青春映画のようだね。



本来なら定番の恋愛要素がなく、甘酸っぱいラブコメ展開がないのも、この題材ならアリだね。







智代が風見鶏に拘る理由に亮介の設定を絡ませて、風見鶏を直すために想い出のペンダントを使ったのが、最高に粋だった。そこからの展開もね。




ヒロインに見送られて新しい一歩を踏み出すラストシーンも感動的だ。







絵もかなり上手いので、もっとスチルが欲しかった。

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(智代、いじめられてる設定だし、小柄だと思えば案外ガタイいいな)










基本プレイはずっと無料!大人気オンラインFPSカウンターストライクオンライン












評価C
65点


雨が上がっただけに、クリア後晴れやかな気持ちになれる良作でした。おすすめです。








閑話:
ところで亮介と智代って何歳でしょうね。智代は中学生とされているが、1年には見えないので、2年生っぽい。つまり14歳。


最初、亮介を「お兄さん」と呼んでるし年上なのは間違いないが、「亮介くん」と呼ぶので、せいぜい二十歳前後だろう




亮介もそれについてさんをつけろよデコ助野郎!と言わないので、くんづけでも違和感がない年齢差なんだろう



終盤では男として意識したのか、「亮介さん」。



とすると、大学生くらいかな…





残念。犯罪の匂いは、期待したほどでもないですね。






Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部) レビュー感想 メタゲー最高傑作

守りたい、この笑顔
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あれゲボアアァァッッ!!
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▼というわけで「Doki Doki Literature Club!」(以下「DDLC」)をクリアしました。



数カ月前にブレイクした、所謂ネットで話題系ゲームですね。



もう既に旧作で、多くの長文レビュー、考察、小ネタが寄せられているので、最初からネタバレ全開でいきます。




レビューというより、クリアしてのトーク























▼まずこのテの海外産ギャルゲー(殆どないジャンルだが)をプレイするのは「かたわ少女」以来だったんだけど、ギャルゲーを皮肉ってるだけに、ギャルゲーの皮を被った、アンチギャルゲーのホラーゲームなんだよね、実は







▼最初に13歳以上推奨という微妙な注意文が出てきて笑う。海外だと、13歳が一つのキリとされているんだろうか。日本だと15歳だからね

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ゲームだから警告文を入れる必要性があるんだろうけど、最初からsteamじゃなければ、多分要らなかったんじゃないかな。それが実に惜しい。



数年前「がっこうぐらし!」という、どう見ても萌えだが実際にはサバイバルゾンビものという、面白い伏線、フェイクを入れた作品が流行ったけど、あれくらい徹底してフェイクを入れた方が、ホラーと判明した瞬間のインパクトがあった




最初にホラーと分かるテキストが出ちゃうから、もう全てのプレイヤーが身構えるからね








▼オチとしてはありがちなくらいに使い古されたメタフィクションで、ゲームの中に存在するヒロインが、ゲームプログラムや、ゲームの世界にいる主人公ではなく、現実世界に存在するプレイヤーに干渉していた…というオチなんだけど、このジャンルでは最高峰のギミックだった

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(モニカだけなぜか名前が横文字なのだが、やはりモニターが元ネタなんだろうか。作中でも、ネーミングが駄洒落だという会話があるし)









海外ではこのテのゲームが少ないからヒットしただけとか、ニトロプラス系のパクリとか、「君と彼女と彼女の恋。」のパクリと言われるように(意外なことに海外でもそれで随分批判されたらしい)ありふれた設定ではあるけど、そんなことよりも、ここまでゲームギミックに富んだメタフィクションゲームが、未だ嘗て無かったことを評価するね。


勿論、ホラーとしてもしっかり怖い








▼最後にキャラクターデータファイルを削除しモニカを倒したり(?)、ファイルをいじる事によってゲーム内で反応があったり、非常に面白い仕掛けが多い








▼小ネタも大量にあり、ゲームを立ち上げたら警告文があwせdrftgyふじこになってたのは、ホラーなのに爆笑しちゃった


多分、英語版だと意味不明な文字列なんだろう。それをふじこで表現した翻訳者のセンスに脱帽だ(でもふじこネタは古すぎて、どれだけのプレイヤーに伝わったか…)。










▼ゲームのメタフィクションといえば、MOTHER2とかが有名だけど、システムにまで割り込んでくるといえば、メタルギアシリーズだろう



プレステ版はメモリーカードにときメモが入ってると、ときメモが好きなようだななんて言われたりね。
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当時、友達の前でプレイして大恥かかされた中学生が、何人いたことやら


あの時代、ギャルゲーは爆発的にヒットしていたとはいえ、まだまだやってて恥ずかしいという風潮だったからね。友達に隠してる人、多かっただろうな









他にもコナミや小島監督のゲームデータがあると特殊な台詞が出たり、

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(何と小島監督本人の音声まで出る)







音響が重要な場面でモノラルテレビでプレイしていると、「ぬっ、ひょっとしてスネーク、君はモノラルなのか?」なんてツッコまれたりね。今見ても凄い画期的な演出だ



GBAの「ZERO ONE SP」では、解除コードがカートリッジに書かれてるギミックがあったが、メタルギアのパクリというか、パロディだろうな





でも本作のメタネタは、PCゲームというアドバンテージをフル活用し、メタルギアを超えてしまった










▼ギャルゲーへの皮肉、当てつけも徹底してて面白かった


1周目のギャルゲーパートでは、もうありえないくらい主人公がモテモテのハーレム状態

出会う女子出会う女子、全員、なぜか最初から主人公が大好き。もう、媚びっ媚び。



萌えシチュエーションもギャルゲーとしてはベタだが、現実にはこんなのねーよ(笑)という展開なのが、後々読み返しても、実にシニカルだ。




だってそれが、現実にはありえないギャルゲー(アニメ、ラノベも)だからね

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そして2周目から強烈なグロホラーでそれをひっくり返す…このギャップが見事だね。

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でもユリがヤンデレというか最早ただのキチ〇イなだけで、他のヒロインは暴走もせず、案外マトモだったかな



ナツキに至っては世界の異変に気付いてたり、三次元側の台詞まであるし、被害者というポジション


もっと全員が発狂して、崩壊していく日常感があってもよかった




そして皮肉といいながらもグッドエンドでは、プレイヤーとキャラクターが良い関係になる、清涼感のある結末だった(でも作者のコメントが唐突に出てくるのは不要だっただろう)。


ゲームの中にも、プレイヤーとのつながりがちゃんとあったってことね









▼マイナスファクターを挙げると、これといって意味のない要素があることかな。


たとえば思わせぶりなヘルプ


モニカに閉じ込められるシーンで、使えば何かあると思えば、普通にブラウザが立ち上がるだけなんだよね。これには拍子抜けした。




今更逃がさないわよと言われて何もできない…なんて演出があるといい感じに怖かったでしょ。





















評価A+
80点


凄い良作でした、今後ゲームファンの間で語り草になるでしょう。


「DDLC」を超えるメタゲーギミックは、現時点では想像もつかないくらいです(何せ現代ゲームに密接な、配信ネタまであり、配信系ソフトを使うと怖い仕掛けがある)。



絵も日本向けで上手いし(立ち絵は癖があるが、スチルは可愛い)、ギャルゲー、ホラゲーまで洋ゲーに負けたら、本当に市場が食われ兼ねない、国産ゲーの立場がなくなるかも…と危惧するくらいのデキでしたね。



















2018年06月16日

MINDCIRCUS レビュー感想 MajiでGero吐く5秒前

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アル中寸前の落ちこぼれ医大生:院府は鬱々とした日々を送っていた。しかし、ひょんなことから海外旅行に当選する。
バカンスを満喫するもつかの間、謎の連続殺人事件に巻き込まれてしまう。
彼は事件を解決し島から脱出することができるのか?



















ミステリー風味ADV風味ノベルゲームということで、実質探索ノベルゲー。ミステリ要素というか、推理要素は、実はほぼ無い







▼グラフィックが秀逸で、OPのタイトルロゴが出るシーンで、いきなり引き付けられた


アニメーションする部分もあって、かなり手が込んでる







▼ストーリーと設定は王道も王道で、ゲーム説明にも元ネタがあると書かれてるが、まあ誰がプレイしても〇〇に似てると思う内容かなあ…(電波テキストは、須田剛一っぽい)




リングシリーズよろしく、正直またこの設定か…と思ったが。




トゥルーエンドタイトルが「予定調和」だし、まあ意識したお約束ではあるのかもしれないけど、SFサイコミステリやファンタジーでは、もっともよくある結末の1つなので、キレのある電波テキストくらい、キレがあるオチだとよかったのだが









以下、黒幕や世界観設定についてネタバレ注意




















▼舞台の島に集められたメンバーは、みな自殺未遂を犯した人間で、これまでの世界は更生プログラム中のお話




ルークやホテルの人間らが黒幕だが、あんなにフレンドリーに接してくれた人たちが、現実だと冷酷な人間(根は良い連中かもしれないが)なのが寂しかったな

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▼でもそんなありがち設定ながらに、このゲーム何が凄いかって、描写に遠慮が無い。グロと電波の完成度が高い。




特にグロは、主人公が女の子が吐いたゲロを唇から直飲みするド変態だし、こりゃグロゲーというより、ゲロゲーだよね(ゲロインと呼ばれる女性キャラの嘔吐シーン数あれど、主人公がそのまま吐瀉物を飲み込むゲームは初めて見た)




女性キャラはメンヘラやビッチばかりだし、マトモな奴はほとんどいない。



こういうところもPC98っぽいかな。エルフとか菅野ひろゆきが流行ってた時代って、とにかく女性キャラの描写やストーリーに、遠慮がなかった




今のゲームやアニメは、女性キャラをプレイヤーの理想像として描くのが普通だからね



そして決まって危害を受けない安全地帯にいる。



彼氏がいたなんて設定はまずない。



特に、れあるのように正統派ヒロインとして登場するキャラでは、まずありえない







でもこのゲームの女性キャラは彼氏はいるわ援交はするわ博打はするわリスカするわヤクザに売られそうになるわで、「かんなぎ」も「下級生2」も裸足で逃げ出す非処女揃いなのが、リアルで、突き抜けてるんだよね。




これはフリゲならではだね。





商業作品だと、間違いなく炎上しちゃう…




絶対ディスク割られる(笑)










▼ヒロインがれあるではなく、しおんなのは予想外だった。プールでキャッキャウフフするあたりから、ヒロインが交代した感じ



EDで弁護士やカードゲームの話が出るくだりで、ニヤニヤしちゃったよ。それこそ、予定調和ではあるけどね









主人公……めっちゃ爽やかな笑顔やな。ゲロ飲んでたのに
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▼ディティールにはもう少し拘って欲しかった。大学なのに「生徒」になってたり、描写が中学高校っぽいのが不自然ではあった





















評価C+
60点



ストーリーというより文章やグラを楽しむゲーム。



王道ながらに挑戦的な一面があり、電波ゲー、グロゲーが好きな人にはおすすめです。

2018年06月14日

SECRET GARDEN(シークレット・ガーデン) レビュー感想 どしゃぶりでもかまわなーいとーずぶぬれでもかまわないーとー

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▼両親に亡くした主人公は、高校にもいかず、絵を描いて過ごしていた。



いつも絵を描く東屋に、一言も喋らず、微動だにしない女性が現れて…










主人公はひっそりと隠れ、彼女の絵を描くのだった



第二新卒・若手に強い転職サイト



▼とこれだけだと何やらストーカーじみているが……
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(ヒエッ…)





実際どうなの?というと、これがまた、










本当にストーカーじみているんですよ

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流石の俺もこれは引くわ…







▼でもね…







ストーカーじみた導入部から清涼感のある展開になる、良質のストーリーなんですよ








▼設定は王道も王道で、「言の葉の庭」とかにそっくりなのだが、丁寧な心理描写や、謎の女性の正体は?



仲が深まって会話をするようになったのに、なぜ執拗に名前だけを隠すのか?
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(手とペン描くの上手いな)







毎日話すようになったのに、突然消えたのは何故か?






というお題目で引っ張っていくのが、王道ながらに飽きさせないストーリ―





▼ヒロインは得体が知れない感じだったが、実像を知ると余りにも人間臭すぎて、寧ろ生々しいくらい。


ネットのエピソードが出てくるのも、リアル過ぎた(序盤からは想像できない世界観)






▼高い頭身に小さな目と、スケッチ風の絵は綺麗で、他のゲームにはないリアルな雰囲気がある(画風や東屋の男女というテーマで、籠の街を思い出すかも)





季節が変わると、衣装がちゃんと変わるのも良かった


ヒロインの冬服…ファーがでかすぎてモココみたいだが。








▼ただ、スタッフロール後のタイトル画面演出はいいのに、巨乳化した彼女との同棲(結婚?)は蛇足でしたね…



控えめな男女の関係を描いてたのに、いきなり大人の階段を登り恋仲になってて、驚いちゃったね。悪い意味で…



このふたり、絶対に性的なものを匂わせてはいけない関係だったでしょ。



私はこのゲームを人生に躓いた少年と女性が出会いを切っ掛けに立ち直るストーリーだと解釈していたのだが、どうやら作者的には恋愛ものやギャルゲーのように作っているのではという、温度差を感じた



主人公が彼女に気の利いた言葉を返してエンディング、でよかったでしょ





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評価C
60点


製作1本目にもかかわらず、クオリティが高い一作でした。



面白かったです。






彼女の正体は…




そして彼女は何故突然失踪したのか…






その答えは、






みんなが確かめるんだZO!☆
Σm9(`ゝω・´)




2018年06月13日

雨紡ぎの四葩 レビュー感想 ^v^

恋人にフラれ、傷心旅行をしていた想一。



山で発見した紫陽花の写真を撮っていた時、何かに気づく…



そこで見つけたのは、人間の体の一部だった…








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▼まあタイトル画面の通り人間の一部というのは人形でした、というオチで、主人公は田舎町の洋館で、人形の他のパーツを探すことになる。












▼まず特筆すべきポイントとして、メインヒロインのオルタシアが…







「首から上だけの人形」という斬新過ぎる設定







何せ、殆どのシーンでは生首だけ。


一昔前、〇〇と恋愛する系というゲーム、漫画が流行ったけど、それらよりインパクトが強いくらい。



更に大昔の、トマックという鉢植えに生首が突き刺さったギャルゲーを思い出したね。


(本作はその方向性では押し出してない模様だけど)









でもそんなたこルカみたいなヒロインが、最初こそは違和感があるけど、これが妙に可愛く見えてくるんですよ










首しかないのに





なので、かなり画期的な設定のヒロインでありながら、ヒロインという役割をキッチリ果たしてるのが凄いね









▼パーツ探しや、館の住人、客への聞き込みに奔走する主人公







別れた元恋人とも強引に再会し、プレイヤーにストーカー気質を見せつける。









想一…結構やべーやつやんけ…






彼をフった元カノの判断や、住人らの警戒は正しい…








▼松岡修造が「なんとなく生きてるんじゃないですか!?」とブチギレそうなウジウジ主人公とは真逆の爽やかイケメンや洋館の主に片思いする家政婦などが登場(なぜか紫津子が自分を嫌っている理由に気づいてないが、自分の父親に色目使ってりゃそりゃ嫌うよ(笑))














▼パーツを隠した犯人は誰か?というミステリ要素が二転三転し、面白かったです







犯人は平凡な設定で意外にあっけなく犯行を認めるも、そこで事件解決ではなく、解決後が本番。





ストーリーは加速し、事件の真犯人と、ヒロインコンビの正体にはかなり驚かされた




ネタバレはしないけど、非常に切ない結末でした。



宣伝文では陰鬱なゲームとして押し出してるが(暴力、性表現ってのが人形相手だったのはショック。性表現は紫津子がよかった(悲))、終わってみれば泣きゲーかも

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(もうとっくに成人女性なのにツインテ…オルタシアと同じ髪型にしたんやな)









紫津子が泣いているシーンは、初登場がフラッシュバックする、とてもいい演出だったね(スチル差分の使い方が上手い)














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評価C
65点






ローゼンメ〇デン?






って初見で思ったんですが、ローゼンメイデンとは、全く違いました。



ギャルゲー+ミステリ+サイコホラー+感動の、かなり作り込まれた一作


絵も美麗で、女性キャラも(巨乳だし)可愛い


ゼンマイの効果音が混じってたり(実際の効果音としてはオルゴールだろうけど)、BGMもマッチしてる。


ムービーや歌まで自作(ただバッドエンドのムービーが、紫津子ENDと同じなのはおかしい。雨が上がらないバッドエンドなのに、映像では雨が上がってるし)



……と、総じて良作ノベルゲームでした。









▼エンディングは、結構感動する人もいるんじゃないでしょうか。



泣きたい人におすすめです。











血染めのナナ -Bloody 7- レビュー感想 王道脱出ホラー

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見知らぬ場所で目を覚ました少女、ナナ


謎の声の主ロベルから、今いる場所は危険地帯だから脱出して欲しいと言われる。


ロベルの声に導かれるまま、脱出を試みるナナだったが…








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相当怖いガチなホラーゲームを作っている夜雨ドッド◆ドッド工房氏のホラーゲームだが、本作はサイコホラー、脱出謎解きゲームなので(攻略要素あり)、脅かし要素はナシ。

心理的な気持ち悪さ中心。



一応ヘッドフォンを推奨しているけど、スピーカーでもあまり変わらないんじゃないかな。











ナナは脱出していく中で今いる場所はどこなのか、ロベルの正体は誰なのか…そしてナナ自身は何者なのか


という核心に迫っていく。



王道(ネタバレせずとも読めちゃうかも)だが手堅く纏まってました。






エンディングは3つに分岐するが、私のおすすめはエンドC




まあバッドエンドなんだけど、なんだか洋画のように皮肉めいた結末で面白いね。


エンドA、B前の黒幕の台詞もいかにも悪役でイカしてたね

























評価C
60点



面白かったです。


なんとなくエルフェンリートが元ネタかなと思った。











ところでこのナナの絵、自作なんでしょうかね。作者さん、女の子も描けたんですね。




演出が面白くて、最初セーブデータ画面が真っ暗なんですよ。


でもセーブを1つ取るごとに、このナナが表示されていく。


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で、セーブファイル4でナナの肩まで見えるから、

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お、血染めのナナだけにセーブ7でナナのオッパイ見れるやん!!








って思ったら、







また頭なんですよ(半ギレ)

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2018年06月11日

僕と君とのソリロキー レビュー感想 独り言

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ティッシュすげえな














▼ヒキコモリの主人公、「俺」は、幼馴染に叩き起こされる。



幼馴染は家からも主人公を叩き出そうと画策するのだが…







▼幼馴染がLive2Dでニュルニュル動くが、余りにも自然なモーションに驚いた。



一昔前のプロより綺麗じゃないかとさえ思いましたよ。



先輩も可愛かったけど、今回のヒロインもめっちゃ可愛いんですよ。服の質感などもリアル。









▼ベタな幼馴染もののギャルゲーかと思いきや、少しだけ意外な展開を迎える。

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食事が用意されてないことや、幼馴染が主人公と同類であること、えっちと言われたことなどが伏線で、前作「バス停の先輩」を思い起こさせる上手さ





でも本編EDが結構綺麗に終わったので、後日談2つは蛇足かも?















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評価C+
60点





15分くらいで終わる手堅い短編に、高度なグラフィック表現…


面白かったです。



夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け

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はあああああああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(クソでかため息)








どうやら本作に関して、根本的に見込み違いをしていました。







夜底奇劇・星空物語は体験版の宣伝を見た時から、直感的に面白そうだ、って思ったのですよ。



そして実際に体験版をプレイし、非常に気になる終わり方だったので、本編の配信を、たった数日とはいえ、一日千秋の想いで待っていたのです




そしてファーストインプレッションや、レビュー感想でも面白いと絶賛し、「これは凄い良作だ」と評価しましたが…






申し訳ないんですが…





その評価は取り消しとさせて頂きます








全然良作なんかじゃなかったです。余りにも見込み違いでした




いざクリアすると、全く違いました。








このゲーム……






「名作」でした…











うおおおおおおああああああああああん!!!!!(号泣)

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さて、という訳で(急に真顔)プレイ日記2と、総評








エンディングまでのネタバレがあり、ストーリーの核心に触れています



































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▼自分とブライドは完全に相いれない存在に思えた詩織が自分を見失うも、導いてくれる部長が余りにも格好良すぎる…

こら詩織も惚れますわ






「お前を、この夜(このよ)の底から救いたいんだ!!」と、告白にも近い言葉を叫ぶ部長
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詩織も唐突な事を言われたと思ったのか、「こ、この夜…」思わず真顔になって冷静にさせられる









詩織と部長の関係ってなんなのだろう。って思ってたんだけど、詩織にとって部長ってヒーローだったんじゃないかなあ…



お互い恋愛感情か、それに近い感情の。




加藤に襲われた時も「部長…部長…」って、寝取られもののヒロインみたいに、ちょっとアンアン言ってるくらいの勢いでつぶやいてたし…(ここ体験版にはなかったような)





無意識の発言って、その人の最たる本心だしね(まあ他に呼べそうな助けもなかったかもしれないが…)





作中で誰誰がいなかったらこの革命はない、という台詞があるんだけど、部長がいなかったら詩織はとっくにブライドに殺されてるからね。





詩織にとっての救世主が部長だったというのは、よくわかる















▼度々怪しい言動が目立ったマイスだったが、まさか兄であるブライドを裏切り、殺し合いに発展するとはね

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マイスとは詩織としてケリをつけたかったのだが、詩織にとっての宿敵はあくまでブライドであってマイスとはそこまででもないので、この流れの方が自然かもしれない

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本当はお互いを必要としているのに殺し合い。切なかった。



マイスの脆い素顔を知ってしまうと、もう悲しかった。











▼いざ革命という段階で、ブライドを追い詰めるも、剣で部長を貫くアドリク。




元々メンバーではなかったので、裏切るキャラクターとしては一番臭かったかもしれない。関係が薄いだけに、ショックも余りなかった。




裏切りにより、彼とも戦う事になるが…

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殺す前に、マイスによって戦いは終わる…

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「アドリクの息子」というより「双子の親」は登場するのかなあ…くらいに思ってたら、まさかアドリクだったとは。しかもそれが、裏切りによって行われるとはね



このゲームのテーマを「親子」だと前回書いたけど、よりそれがクローズアップされた展開。しかもこの3人は、義理でもなく実の親子






アドリクが邪道に堕ちた息子2人のことも平等に愛してるのが、物凄い父性愛を感じる展開だね。


双子にとっても、おじいちゃんは義理だけど、アドリクは実の父だしね…











▼アドリクと違って最初から詩織を守ってくれた人物なので、部長の死は、ショックだった。

RPGでいうヒロイン死亡でもあるからね…

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好きな女を守って死ぬ…という劇的な死に方じゃなくて、割と流れで逝ってしまうのが妙にリアルだった


アドリクが部長を刺したのも、あの場の流れでしかない。

(中盤にあった、式術では怪我を直せないという台詞は伏線だったのかしら)





あ……これまで守ってくれてた部長はもういないんやな……って泣けてきちゃうね





部長、本当に最後までいい男すぎる。






作中で一番成長した人物は詩織やブライドではなく、部長かもしれない。


最初は本当にただの眼鏡の少年だったのに、勇敢で頼りになる、主人公の相棒へと…


革命軍の戦力としても、かなり強い。





思えば、本当に最初から詩織の心配ばかりしていた。間違いなくこのゲームの良心ですわ

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▼そして頼りになる部長もおらず、遂にラスボスブライドとの一騎打ち。


背景がおじいちゃんと双子の写真になってるのが、最高にアツイ演出だ。


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最後の一撃がお互いの奥義で、カットインが同時に出るのはカッコいいね。






こういうところを見ても思うんだけど、このゲーム、ツクールながらに演出が最高に上手い。


グラフィックだけではなく音楽の使い方も上手で、戦闘音楽がターニングポイントで変わるのは、かなり燃えた











▼革命を終え、これまでともに戦った仲間たちや、殺しあった敵との会話。


加藤に関してはかなり簡素な扱いだったかな。部長の死にも余り触れていないし。

これについてはもっと上手くやれたんじゃないかと。



髪の毛で隠れた目がブライドによって抉られている…と分かるシーンで、てっきり詩織を殺す命令に背いたからやられたのだと思えば、全然関係ない任務失敗だったんだね。ちょっと拍子抜けした(笑)

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▼更生したマイスとも、もっと、ちゃんと話したかったかなあ。



そしてミユアが記憶喪失になるが…


なるほど、おめでとうございます…


ミユアさん……




あなたが私や仲間たちに塩酸をかけたこと、忘れてませんよ(威圧)







この程度では、悲劇というほどでもないかなあ。てっきり全身に大やけどを負ったとか、失明したくらいを想像してた。









だって、こっちは仲間を2人も殺されてるからね。


でも敵メンバーは結果としてほぼ無傷…


終わってみれば本当に勝ったとは言えない戦いだったね。


それを、リーダーすらも直々に許してしまっているからね。余りにも優しすぎて。


革命するには、彼らは優しすぎたね。シーラもカヤも善人過ぎた。


悲しいけどこれ戦争なのよね…




革命なんて、悲しいね…













▼元の世界に戻らず(ママ可哀想)、詩織が夜明け前に旅立つエンディングもとてもよかった。



舞台装置的な演出と、タイトル回収が星空のように綺麗。




なるほど星空物語、ね…と感心



































評価S+
90点







いやあ、凄いゲームでした。

これまで遊んだフリゲRPGで、1,2を争う面白さ。




喜劇上演団体Bという学生同人サークルの製作ゲーム1発目らしいんですが、ここまでクオリティの高い1発目は稀有じゃないでしょうか。

次のゲームはどうなるのでしょうね。楽しみです。






特にシナリオと台詞回しのセンスが良いですね。時代が変わって作業環境が良くなり、上手い絵を描ける人はフリゲにもpixivなどにもゴロゴロいるけど、シナリオ、文章が上手い人はフリゲにも例えばなろうとかにも、殆どいないんですよ。


やっぱり文字だけでの表現って、誰でも出来る創作だけど、一番難しいんです。









▼ただ客観的に見ても、決定的、寧ろ致命的にプレイヤーを選ぶゲームではあるでしょうね。



革命、復讐劇、愛憎劇であること。絵は萌え系じゃないし、変な語尾で喋るプレイヤーに媚びるキャラも出てこなければ(詩織は寧ろ挑戦的かつ、好戦的…)、ロリもショタもいない。

分かりやすい勧善懲悪でもヒーローものでもない。極めつけとして、単純なハッピーエンドでもない


もしかしたらまだサークルメンバーも生まれてない時代かもしれませんが、90年代末期、新世紀エヴァンゲリオンという小難しいSFロボットアニメがブームになり、どの業界も明らかにエヴァに便乗し、難解な作品ばかりが乱造されていた時代がありました。のちのちセカイ系という言葉も生まれた


クールで囁くように喋る女性キャラ(綾波系と呼ばれていた)や、精神世界、多重人格キャラが決まって出てくる




あれから時代は変わり傾向も真逆になり、今では何も考える要素がなく、シリアスやストーリー要素も無い萌え作品が主流になったので、男女がいても恋愛関係にはならない、グロテスクやシビアな要素があり人も死ぬ、最後もハッピーエンドではない、という本作は流行りからは逆行しています(でも多分敢えてだろう)。


よって、寧ろ当時の作品にテイストは近い



私は絶賛しましたが、今後同じくらい批判的な人間が出てくることも予見しています










▼難易度「簡単」で、7時間30分(フリーズバグの所為でやり直したから、実際には7時間15分くらいかな)



「簡単」といいながらも、ボスの攻撃は一撃で死にます。終盤のミユア、チハヤコンビが一番の強敵だったかな。





長すぎず短すぎず、濃密なゲーム時間でした。


10時間未満とは思えない、途轍もない大作。



長いムービーなんて無くても、インパクトのあるシーンは作れる。演出はアイディア次第で、プレイヤーを引き込む事が出来る。そのお手本。












▼フリゲRPGの名作って、実は非常に少ないんですよ。




検索してもRuinaとか月夜に響くノクターンとか、ほぼ決まりきったゲームばかりが挙げられており、多くのプレイヤーはもう遊びつくしている状態。






だが本作は、今後その定番の名作の1本に加わる事でしょう





「夜底奇劇・星空物語ってゲームが、すげえ面白いよ」って















▼それではこれにて、喜劇上演団体B謹製、夜底奇劇・星空物語のプレイ日記を閉幕したいと思います。





2018年06月10日

夜底奇劇・星空物語 プレイ日記1(9幕まで) 覚醒

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▼夜底奇劇・星空物語をプレイ中。



5時間プレイして、9幕収容所まで進めました。




何幕まであるかは不明だが、敵図鑑(シリアスな本編との、凄い温度差のギャグが笑える)の達成率が75%なので、もう中盤は超えているでしょう


フリゲRPGのプレイ日記を書くのは初めてだが……日記1といいつつ、2で終わりかも











▼序盤のツカミはよかったが、本当に面白いのはその後。



ストーリーの面白さが、近年のフリゲRPGでは飛び抜けてる




END ROLL以来かも




シニカルな台詞回しにも感心するね。





こういうところが、「喜劇的(奇劇的)」なのかな












▼以下ネタバレ。9幕まで到達してない方は、ご注意を。























▼序盤を越えると、いよいよダブル主人公の一角、ブライド編だが……




ブライド軍団、弱すぎぃいいいいい!!
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なんと全員レベル15で、能力値も特別高くない。




いや寧ろ、詩織たちよりも、弱いくらいか?



ブライドにいたってはオーダーメイドの真剣を装備しているのに、鉄パイプの加藤より弱い(笑)





「ブレスオブファイア4〜うつろわざるもの〜」のフォウルみたいに、最初は弱い主人公の対比として、最初から最強の主人公だと思ってたので、あまりの弱さに吃驚。



何せストーリー設定では、詩織たちが数人がかりでやっと退けられるレベルだからね。



でもゲーム設定では、そんなブライドたちも雑魚敵の攻撃1,2発で逝っちゃう(笑)



更にはサイフなどのパラメーターも共有しているから、エリートなのに、なぜか金を持ってない(笑)




まー「ファイアーエムブレム」シリーズも設定上では強いキャラでも、雑魚敵の攻撃1,2発で死亡するし、RPGあるあるの1つではあるかもしれないが、ブライド軍団は高レベルからスタートしたほうが正しい設定だったろうね。丁度、終盤の詩織たちのレベルに合わせるくらいでね



じゃないと、わざわざ敵サイドのキャラを使う意味も薄れるしね




「FF7」のセフィロスは仲間にいる時、クラウドのレベル1に対して、レベル50。ラスボス時も、レベル50。



クラウドたちも、終盤、丁度レベル50くらいになってるんだよね。だからセフィロスくらいに強くなったという実感をストーリーでもシステムでも得る事が出来た。実に上手い設定だったな(前述の「ブレスオブファイア4」もこの流れ)



あんな感じならよかった








▼そんなブライド軍団にも葛藤があって、妙に人間臭い生活をしてることが面白い



チハヤが定時21時なんて、まるで社畜のような勤務を強制されてたり、ブライドの過去にも人格が歪んだ暗部があったり…





そして実は詩織のおじいちゃんが、ブライドとマイスを、孫のように可愛がっていたってのも、ショッキングでね





詩織はそれなら何故殺したという憎しみを益々高めるんだけど、劇に例えるなら、このゲームは愛憎劇という側面もあるのかな




義理の親子、義理の姉弟、家柄問題…家族が題材だから、愛憎劇といっても恋愛ではないんだけどね











▼ケイトの死は、結構ショックだったね。上位互換であるアドリクが出たので完全に要らない子だったが、まさか仲間を助けるために犠牲になり、しかもシーラが撃ち殺すとか…



RPGでは仲間が死亡するシーンが度々あるが、キッズにはトラウマかもしれない













▼RPGとして見ると、2人の主人公(主人公軍団)がお互いと戦うシーンは激アツだね。




「主人公VS主人公」は、「前作主人公登場」と同じくらい、もっとも盛り上がる展開だからね







特にブライド編で、暗殺にきた詩織を返り討ちにし、部長が助けにくるシーンがアツ過ぎ
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(でも守ってる筈なのに、詩織より後ろ(笑)。これだと詩織が守ってるみたい)





しかもこの時2人は「敵」なんだけど、思わず「敵」に感情移入してしまった


ここは詩織編でプレイしたかったな







余談だが、負けるとゲームオーバーにはならず、別のシーンに変わるんだね。

部長も助けに来ない(詩織、部長のコンビに負けると、敗北後の台詞に部長が加わる)






詩織1人に完璧に敗北し(彫刻刀を持った女子高生1人に4人がかりなのに、フルボッコにされる軍人さんたち…)、敵である詩織が、実に格好いいシーンだ



難易度簡単でさえ加藤やミユアが一撃で倒されたので、結構負けちゃった人、いるんじゃないかと











▼どうもこのゲーム、革命が「主人公」の目的というのは、詩織だけじゃなくブライドのことも指しているんですよね。ブライドもまた、別の革命が目的で凶行に走っている






別世界に生きてきた主人公2人が、それぞれ相反する目的で憎みあい、殺しあう…



全く無関係な2人だったが、おじいちゃんを間に挟むことによって、実は密接な関係があることが分かる…





実に練られたストーリーだね。






























▼バグはかなり多いですね。


入れない空間にめり込んじゃったり、その場にいないキャラの台詞が出たり(女中と話すタイミングでアドリク、ケイトが殺された晩に、倉庫で離脱中のシーラが喋る、など)、誤字脱字や、日本語の間違い。
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(1本取られたでは?)





強制敗北の双子戦で一定ダメージを与えるとエラーしたり、

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10個くらいはあるかなあ。




のちのち、マターリ修正していってほしいですね








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