しらない星に不時着した兄妹が、優勝者の願いを何でも1つ叶える料理大会での優勝を目指すADV
▼END ROLLのせがわ氏の新作と、サムネを見ただけですぐわかった。
特徴があるドット絵だしね。
イメージイラストや同一カラーの主人公などで、サモンナイトっぽいってのが最初の印象
▼期待してた台詞のユーモアセンスは、END ROLLに比べると強化されてるくらいかも…
クスリと笑ってしまうウィットに富んだ台詞は、MOTHERシリーズを思い起こさせる。
冤罪で牢屋にブチ込まれて、疑いが晴れ一方的に釈放され、お詫びと言ってはなんだが今後は牢屋も自由に観光していいなんて言われたり、逐一面白いよね
たまげたなあ…
▼前作でも足の生えたメカブが歩いていたが、今作でもせがわシリーズお約束の謎の生命体は、健在。
数多くの、意味不明な種族が世界を跋扈している
尚、主人公も漂流者であるゆえ、宇宙人である
▼RPGツクールだがジャンルはADVで、バトルも無し。
初代プレステの名作moonとか、プレステ2のリーヴェルファンタジアに似たゲーム性
主人公兄妹は料理人なので、マップに落ちてる食材を収集しながら、料理を作っていく。これはゲームシステムでいう合成を料理に見立てている
兄と妹で作れるものが違うが、ここはもっとキャラの個性を出してもよかったと思う
▼クリアまでの攻略は簡単そうだが、序盤はヒントがなく、次に行く場所も示されないので、城と城下町で迷う人は多そうだ
でも、この世界での通貨が「ペコ」であり、歩くだけでお金が貯まるってのは結構斬新なシステムだと思った
右往左往しても、ちゃんとメリットがあるというね
▼自作のBGMやグラフィックが相変わらず凄いが、女性キャラは今作でも可愛い。
好感度システムがあり、EDも分岐するが、目移りするね
(どっかのレビュアーみたいなことを言う…)
13歳…
このブログを閲覧している主な年齢層であり、このブログを閲覧している大きなお友達の大好きな年齢層でもありますね
…えっ?違うって…?
…あっ…確かに…
13歳ではババア過ぎましたね…
▼そして重要なポイントとして、プレイしながらずっと、
この中の誰が死ぬのかな?
ってワクワクしてるんだけど、今作は、作者も開発中に書いてたように、グロ、鬱要素は殆ど無いね。キャラクターもあまり暗部が無い感じ。
▼では完全に善良なストーリー、世界観かといえばそうでもなく、ところどころ怖いシーンもある。一番END ROLLっぽいのが、肉屋の存在
この星の食肉は、正体不明のジンカンという謎の動物の肉なんだけど、翻訳機で話してみるとどうやら地球人であることが分かる…
早い話、人肉…(;^ω^)
(肉めっちゃでかいな…)
可愛いオフィリアも女神も、人肉食ってるんだね。
人間を家畜にして、放牧しているのはインパクトがあるね。テイルズオブシンフォニアの、人間牧場を思い出した
漫画ファンは、ミノタウロスの皿を連想したかもしれない。
ほろびのゆりかごといい、最近のフリゲはカニバリズム多いな…
ただ、地球人の姿はこの国の人間系、特に王族とほぼ同じだし、幾らなんでも食肉なんかにするか?翻訳機を使えば(あるならね)いいという矛盾も出るが…
1度何かの拍子に地球人を殺して、なんとなく食ったら美味だった。
そして黒い連中が食肉として利用することにした…
みたいな怖いバックグラウンドストーリーを想像
現在プレイ中につき、総評レビュー感想はまた後日書きますが、今作も非常にクオリティが高いです。
おすすめ。
自作要素が極めて高く、シナリオ、グラフィック、音楽までもこのクオリティで1人でやれるフリゲクリエイターはなかなかいないんじゃないでしょうか(「せがわ」というのが複数メンバーの在籍する同人サークルの名前だった場合は、この限りではないが)
ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。せがわはやっぱ。凄いなあと思うなあ。
グラフィックも作れるしさ、
曲も作れちゃうし、
ほんでー宣伝動画も編集できるでしょ?
ほんでー、さらにはシナリオも執筆してるって?
ほんでー、全部一人でやってるって?
なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
そういうクリエイティブな人はなっかなかいないと思うよ。
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