2019年08月15日
映画「ひきこさん VS 貞子」の感想…監督の怠慢か単純に実力が無いかのどっちか。
今日は映画「ひきこさん VS 貞子」の感想です。
お盆休みに観たい映画と言ったらホラー映画かと思いますが、
家族も休みで家にいると、なかなかホラー映画を観るチャンスがない。
そんな中、他の家族が出掛けるというのでチョイスしたのがこの映画。
Netflixで見つけちゃったんですよね。
という訳でPS4のNetflixで試聴しました。
映画「ひきこさん VS 貞子」は2015年公開の永岡久明監督作品。
永岡久明監督の作品は観たことなくて、
映画「ひきこさん」シリーズなどの作品を他にも監督してるのを知った。
すでに何作品か「ひきこさん」の映画があったので、
これは人気の良作シリーズなのかなと思ったのですが…。
自分は都市伝説の「ひきこさん」というものを全く知りませんでした。
この映画は「口裂け女」とか「トイレの花子さん」とか、
そういう都市伝説の1つである「ひきこさん」を題材にした作品。
映画の簡単なあらすじですが、
女子校生の夏目栞は毎日いじめにあっていた。
クラスのみんなからいじめられる中、
ある時クラスメイトの渚がかばってくれた。
しかしその日以降、渚もいじめの対象になってしまう。
いじめに悩む2人だったが渚はテレビなどで噂になっている、
「ひきこさん」の話をしたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公の夏目栞を演じるのは高山璃子。
ちゃんとしたら綺麗な人なのですが、
表情1つでいじめられてそうな雰囲気になってるのは良いと思った。
パンツが見えるのも良い。
クラスメイトの三浦渚を演じるのは五十嵐夏実。
彼女が悪い訳じゃないですが、
彼女の役回りにしては見た目に特徴が出ていなくて、
もう少しなんかフックが欲しかったなと思ったり。
パンツが見えるのは良い。
主人公達をいじめる中心的クラスメイト草野理沙を演じるのは呉地佑菜。
彼女のルックスは引き立つし良いんだけど、
後ほど触れる事によってなんか努力が実ってないなって思う。
とりあえず彼女は頑張ったと思う。
パンツは見えなかったと思う。
その他、三浦絵里香、今瀬かのこ、宮崎寿々佳、
ちょこも、中野未来 、柚木彩見、小國彰裕などが出演しています。
さて、映画「ひきこさん VS 貞子」の感想ですが、
「誰の得にもならない映画」で監督は反省した方がいい映画でした。
ちなみに似たタイトルの映画「貞子vs伽椰子」とは比べてはいけません。
ホラー映画と言ってもその中でも色々ジャンルはあって、
このブログでは自分が好きな映画「デスフォレスト 恐怖の森」シリーズみたいな笑えるものから、
映画「七つまでは神のうち」みたいな精神的に追い詰められるもの、
映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」みたいに物理的に迫ってくるものなど、
その他にも様々なホラー映画が存在する。
この映画「ひきこさん VS 貞子」は、いわゆる笑えるホラーを目指してるもので、
映画「デスフォレスト 恐怖の森」に近い存在なので自分の好きなタイプ…の、はずですが、
正直この映画は全てが中途半端でダメでした。
自分は映画「デスフォレスト 恐怖の森2」がめちゃめちゃ好きなんですが、
なんで好きかって言ったら普通に面白いんですよ。
でも、別に映画の中では笑わせようなんて1ミリもやってなくて、
真面目にやってるからこそ色んなところが笑えて面白いのであって、
この映画「ひきこさん VS 貞子」は笑わせよう笑わせようってシーンが、
ことごとくつまらない。
あの催眠術師宝来先生のシーンは全てカットした方が良いと思う。
俳優は言われた通り頑張ってると思うのだけど、
その頑張りが逆に観客をドン引きさせていると思う。
あと医者の親父役の人は単純に演技が下手過ぎて、
金がなくて技術スタッフ登場させちゃったんじゃないかって思った。
色々考えたけど、
やっぱりこれは監督が力不足なんだと思う。
力が無かったのか適当に作った作品なのかは分からないけど、
ちょっと全体的にクオリティが低すぎて酷い。
映画が始まって顔のアップがくびちょんぱの構図。
不穏な映像から始まるのを観て、
これは良い映画かもって思ったのも束の間、
ひきこさんが引きずってる人を足で踏みつけるのですが、
明らかに手加減してるんですよ…足だけど手加減。
もうその時点で、あ…これはダメなやつだなって思った。
冒頭のシーンは異常な事が起こってるのに、
バスが普通に通り過ぎたりするのは良いと思うし、
高校生はやっぱりiPhoneでしたリアリティあるとか、
悪くない部分もなくはないけど、
その後のオープニングシーンみたいなのが入るのですが、
微妙な箇所でフェードアウトして終わる残念な感じ。
曲を編集して短くしたりするとかもっとやり方あっただろと。
最初からそんなんだから既に見切ってはいたのですが、
それでもフィルムではないけど画の質感とか、
音の収録とかは頑張ってはいた。
音の収録がちゃんとしてるのは本当に良いと思う。
が、しかしですよ!
せっかく音の収録を頑張っていても、
効果音のクオリティがいちいち低い。
ババアの正拳突きのドフッ!って音とか、
あまりの音の安さに逆に笑ってしまったのだけど。
撮影現場での収音は頑張ってるのに、
ポスプロでの効果音とかBGMのクオリティが低いって、
現場スタッフは激怒するべきだと思うんだけどなあ。
2人がいじめられてる時のドゥルルル〜みたいなのなんやねんとか、
ひきこさんって知ってる?ってセリフから流れ出すBGMとか、
後処理でさらに映画のクオリティ下げんなよ。
一体だれが編集してんだ…永岡久明…監督お前かよ!!
俳優もスタッフも撮影現場は頑張ったと思うんだけどなあ。
画も三脚で撮るところと手持ちで撮るところ、
ちゃんと考えて使い分けてる感じはあった。
ああ、でも橋の下のシーンでは背景がトンでいたし、
ちょっとずつズームするのがカクカクして観ずらかった。
他のシーンでも確か微ズームしてカクカクしてた気がする。
あと、終盤で渚がひきこさんに連れてかれた後の、
誰もいない学校という表現のために、
教室とか階段とか映すんだけど、
教室は傾いてるのに階段は普通だったりする。
どっちやねん!
しかもあんまり学校の描写がないから、
あのシーンを観ると学校中の人がひきこさんに連れてかれてるの?
って感じる人がいても不思議じゃない。
主人公のクラスだけ人がいないって画の方が分かりやすいと思う。
で、ここから物語に触れていくのですが、
ネタバレになってしまうのだけど、
今回はちょっと言っちゃおうかなと。
…いいよね、どのみちクソ映画だから。
まず「ひきこさん VS 貞子」と言っても「あの貞子」ではありません。
DVDのパッケージには井戸から這い上がってきている貞子が映っていますが、
こんなキャラクターは全く登場しません。
じゃあ別人の貞子が何をするのかって言うと、
「汚せ!」って言って男子生徒を操って主人公を無理やり犯させるという。
無理やりっていいですよね、完全に男子ラッキーじゃん…じゃなくて、
とりあえず何がしたいのか分からないですよね。
うわ〜って言って、何回机ふっとばしとんだ!
ちょっとこのシーンは映画「イット・フォローズ」を思い出したけど、
下着どころかこっちの主人公は服着てるのにセックスしてんだよなあ。
中途半端なセックス描写しやがって。
で、これは完全にネタバレなので、
もしまだ観てなくてネタバレしたくないって人はここまでにしてもらいたいのですが、
この映画の物語で一番のミソは、
「ひきこさんはいじめられっこを助ける存在じゃない」って事のはず。
最初はいじっめっこ側の生徒たちがどんどん餌食になっていって、
ざまあみろ〜って思ってたら、ひきこさんはそんなヒーロー的な存在でなく、
いじめられっこも含めて負の感情を喰らう存在だったという。
もしかしたら他の「ひきこさん」シリーズを観ている人は、
そんな事は当たり前だからって事なのかも知れないけど、
この映画しかまだ観てない自分はそこが物語のミソだと思ったのですが、
だったらもっと「この事」を物語の中心に描くべきなんじゃないかなと。
渚の祈りが通じてひきこさんが登場、
いじめっ子達が次々消えていくなか、いじめっ子に貞子が憑依。
憑依されたのだが主人公に執着があるのが影響し「ひきこさん VS 貞子」の構図に。
展開は別にしても、ひきこさんを信じてた主人公達だったが、
実はひきこさんは思っていた様な存在ではなかった。
こんな感じの方がしっくりこない?
「どちらが勝っても…オマエに明日はない。」ってのがキャッチコピーだし。
分かんないけど、
今の物語だと「ひきこさん VS 昔の超能力者」みたいな感じだし、
さらに言えば「ひきこさん VS 主人公と貞子」じゃないか。
まあ、それでもちゃんとやってくれるならいいんだけど、
物語の展開のほとんどが上手くいってない、
途中からどうでもいいって思えてしまう。
基本的に貞子に乗っ取られるみたいなのも、
宝来先生が全部セリフで説明しちゃうし、
いじめっこの理沙の本当の想いみたいなのもセリフで語られ、
「私があなたを助ける」とか言われてもなんかどうでもいいなって。
とりあえず物語も酷いしその展開の仕方も酷い。
不思議なんだけど、
なんでひきこさんに連れてかれた生徒たちはゾンビみたいになってるのか謎。
ひきこさんって連れ去った人をゾンビにする存在なの?
連れてかれた渚とその他の生徒は一体何の差があったのか。
ただただ映像的にああいうのが欲しかっただけじゃんか。
まあ、そんな感じかなあ。
とりあえず何も上手くいってない映画。
ただ俳優とか現場スタッフは頑張ってるとは思うんだけどなあ。
…つまり監督が悪いと思う
映画「埼玉喰種」みたいに、
金も実力も足りてないけどこの映画は俺の作品だと言う男気が感じられればまだ良いのだけど、
映画「ひきこさん VS 貞子」はある程度金をかけているのにも関わらず、
こんな感じになってしまったのは監督の怠慢か実力の無さじゃないかと。
どうでもいいんだけど、ヤンキーはミニスカート、とか、
あなたは犬になるって催眠術は分かるけど服を消すっておかしいだろ、とか、
またあの地獄の日々って言うけど時間経過が分からない、とか、
血だらけで引きずられている友人をよく追いかけるな、とか、
カーテン全開で直射日光当たる状況でよく寝てたな、とか、
家を出たらいきなり夜かよ…なんて事も思ったり。
あと、あんな家庭環境だったら高校辞めりゃ良いよね。
逆のあの両親が高校の学費を出してる方がおかしい。
お盆休みに観たい映画と言ったらホラー映画かと思いますが、
家族も休みで家にいると、なかなかホラー映画を観るチャンスがない。
そんな中、他の家族が出掛けるというのでチョイスしたのがこの映画。
Netflixで見つけちゃったんですよね。
という訳でPS4のNetflixで試聴しました。
映画「ひきこさん VS 貞子」は2015年公開の永岡久明監督作品。
永岡久明監督の作品は観たことなくて、
映画「ひきこさん」シリーズなどの作品を他にも監督してるのを知った。
すでに何作品か「ひきこさん」の映画があったので、
これは人気の良作シリーズなのかなと思ったのですが…。
自分は都市伝説の「ひきこさん」というものを全く知りませんでした。
この映画は「口裂け女」とか「トイレの花子さん」とか、
そういう都市伝説の1つである「ひきこさん」を題材にした作品。
映画の簡単なあらすじですが、
女子校生の夏目栞は毎日いじめにあっていた。
クラスのみんなからいじめられる中、
ある時クラスメイトの渚がかばってくれた。
しかしその日以降、渚もいじめの対象になってしまう。
いじめに悩む2人だったが渚はテレビなどで噂になっている、
「ひきこさん」の話をしたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公の夏目栞を演じるのは高山璃子。
ちゃんとしたら綺麗な人なのですが、
表情1つでいじめられてそうな雰囲気になってるのは良いと思った。
パンツが見えるのも良い。
クラスメイトの三浦渚を演じるのは五十嵐夏実。
彼女が悪い訳じゃないですが、
彼女の役回りにしては見た目に特徴が出ていなくて、
もう少しなんかフックが欲しかったなと思ったり。
パンツが見えるのは良い。
主人公達をいじめる中心的クラスメイト草野理沙を演じるのは呉地佑菜。
彼女のルックスは引き立つし良いんだけど、
後ほど触れる事によってなんか努力が実ってないなって思う。
とりあえず彼女は頑張ったと思う。
パンツは見えなかったと思う。
その他、三浦絵里香、今瀬かのこ、宮崎寿々佳、
ちょこも、中野未来 、柚木彩見、小國彰裕などが出演しています。
さて、映画「ひきこさん VS 貞子」の感想ですが、
「誰の得にもならない映画」で監督は反省した方がいい映画でした。
ちなみに似たタイトルの映画「貞子vs伽椰子」とは比べてはいけません。
ホラー映画と言ってもその中でも色々ジャンルはあって、
このブログでは自分が好きな映画「デスフォレスト 恐怖の森」シリーズみたいな笑えるものから、
映画「七つまでは神のうち」みたいな精神的に追い詰められるもの、
映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」みたいに物理的に迫ってくるものなど、
その他にも様々なホラー映画が存在する。
この映画「ひきこさん VS 貞子」は、いわゆる笑えるホラーを目指してるもので、
映画「デスフォレスト 恐怖の森」に近い存在なので自分の好きなタイプ…の、はずですが、
正直この映画は全てが中途半端でダメでした。
自分は映画「デスフォレスト 恐怖の森2」がめちゃめちゃ好きなんですが、
なんで好きかって言ったら普通に面白いんですよ。
でも、別に映画の中では笑わせようなんて1ミリもやってなくて、
真面目にやってるからこそ色んなところが笑えて面白いのであって、
この映画「ひきこさん VS 貞子」は笑わせよう笑わせようってシーンが、
ことごとくつまらない。
あの催眠術師宝来先生のシーンは全てカットした方が良いと思う。
俳優は言われた通り頑張ってると思うのだけど、
その頑張りが逆に観客をドン引きさせていると思う。
あと医者の親父役の人は単純に演技が下手過ぎて、
金がなくて技術スタッフ登場させちゃったんじゃないかって思った。
色々考えたけど、
やっぱりこれは監督が力不足なんだと思う。
力が無かったのか適当に作った作品なのかは分からないけど、
ちょっと全体的にクオリティが低すぎて酷い。
映画が始まって顔のアップがくびちょんぱの構図。
不穏な映像から始まるのを観て、
これは良い映画かもって思ったのも束の間、
ひきこさんが引きずってる人を足で踏みつけるのですが、
明らかに手加減してるんですよ…足だけど手加減。
もうその時点で、あ…これはダメなやつだなって思った。
冒頭のシーンは異常な事が起こってるのに、
バスが普通に通り過ぎたりするのは良いと思うし、
高校生はやっぱりiPhoneでしたリアリティあるとか、
悪くない部分もなくはないけど、
その後のオープニングシーンみたいなのが入るのですが、
微妙な箇所でフェードアウトして終わる残念な感じ。
曲を編集して短くしたりするとかもっとやり方あっただろと。
最初からそんなんだから既に見切ってはいたのですが、
それでもフィルムではないけど画の質感とか、
音の収録とかは頑張ってはいた。
音の収録がちゃんとしてるのは本当に良いと思う。
が、しかしですよ!
せっかく音の収録を頑張っていても、
効果音のクオリティがいちいち低い。
ババアの正拳突きのドフッ!って音とか、
あまりの音の安さに逆に笑ってしまったのだけど。
撮影現場での収音は頑張ってるのに、
ポスプロでの効果音とかBGMのクオリティが低いって、
現場スタッフは激怒するべきだと思うんだけどなあ。
2人がいじめられてる時のドゥルルル〜みたいなのなんやねんとか、
ひきこさんって知ってる?ってセリフから流れ出すBGMとか、
後処理でさらに映画のクオリティ下げんなよ。
一体だれが編集してんだ…永岡久明…監督お前かよ!!
俳優もスタッフも撮影現場は頑張ったと思うんだけどなあ。
画も三脚で撮るところと手持ちで撮るところ、
ちゃんと考えて使い分けてる感じはあった。
ああ、でも橋の下のシーンでは背景がトンでいたし、
ちょっとずつズームするのがカクカクして観ずらかった。
他のシーンでも確か微ズームしてカクカクしてた気がする。
あと、終盤で渚がひきこさんに連れてかれた後の、
誰もいない学校という表現のために、
教室とか階段とか映すんだけど、
教室は傾いてるのに階段は普通だったりする。
どっちやねん!
しかもあんまり学校の描写がないから、
あのシーンを観ると学校中の人がひきこさんに連れてかれてるの?
って感じる人がいても不思議じゃない。
主人公のクラスだけ人がいないって画の方が分かりやすいと思う。
で、ここから物語に触れていくのですが、
ネタバレになってしまうのだけど、
今回はちょっと言っちゃおうかなと。
…いいよね、どのみちクソ映画だから。
まず「ひきこさん VS 貞子」と言っても「あの貞子」ではありません。
DVDのパッケージには井戸から這い上がってきている貞子が映っていますが、
こんなキャラクターは全く登場しません。
じゃあ別人の貞子が何をするのかって言うと、
「汚せ!」って言って男子生徒を操って主人公を無理やり犯させるという。
無理やりっていいですよね、完全に男子ラッキーじゃん…じゃなくて、
とりあえず何がしたいのか分からないですよね。
うわ〜って言って、何回机ふっとばしとんだ!
ちょっとこのシーンは映画「イット・フォローズ」を思い出したけど、
下着どころかこっちの主人公は服着てるのにセックスしてんだよなあ。
中途半端なセックス描写しやがって。
で、これは完全にネタバレなので、
もしまだ観てなくてネタバレしたくないって人はここまでにしてもらいたいのですが、
この映画の物語で一番のミソは、
「ひきこさんはいじめられっこを助ける存在じゃない」って事のはず。
最初はいじっめっこ側の生徒たちがどんどん餌食になっていって、
ざまあみろ〜って思ってたら、ひきこさんはそんなヒーロー的な存在でなく、
いじめられっこも含めて負の感情を喰らう存在だったという。
もしかしたら他の「ひきこさん」シリーズを観ている人は、
そんな事は当たり前だからって事なのかも知れないけど、
この映画しかまだ観てない自分はそこが物語のミソだと思ったのですが、
だったらもっと「この事」を物語の中心に描くべきなんじゃないかなと。
渚の祈りが通じてひきこさんが登場、
いじめっ子達が次々消えていくなか、いじめっ子に貞子が憑依。
憑依されたのだが主人公に執着があるのが影響し「ひきこさん VS 貞子」の構図に。
展開は別にしても、ひきこさんを信じてた主人公達だったが、
実はひきこさんは思っていた様な存在ではなかった。
こんな感じの方がしっくりこない?
「どちらが勝っても…オマエに明日はない。」ってのがキャッチコピーだし。
分かんないけど、
今の物語だと「ひきこさん VS 昔の超能力者」みたいな感じだし、
さらに言えば「ひきこさん VS 主人公と貞子」じゃないか。
まあ、それでもちゃんとやってくれるならいいんだけど、
物語の展開のほとんどが上手くいってない、
途中からどうでもいいって思えてしまう。
基本的に貞子に乗っ取られるみたいなのも、
宝来先生が全部セリフで説明しちゃうし、
いじめっこの理沙の本当の想いみたいなのもセリフで語られ、
「私があなたを助ける」とか言われてもなんかどうでもいいなって。
とりあえず物語も酷いしその展開の仕方も酷い。
不思議なんだけど、
なんでひきこさんに連れてかれた生徒たちはゾンビみたいになってるのか謎。
ひきこさんって連れ去った人をゾンビにする存在なの?
連れてかれた渚とその他の生徒は一体何の差があったのか。
ただただ映像的にああいうのが欲しかっただけじゃんか。
まあ、そんな感じかなあ。
とりあえず何も上手くいってない映画。
ただ俳優とか現場スタッフは頑張ってるとは思うんだけどなあ。
…つまり監督が悪いと思う
映画「埼玉喰種」みたいに、
金も実力も足りてないけどこの映画は俺の作品だと言う男気が感じられればまだ良いのだけど、
映画「ひきこさん VS 貞子」はある程度金をかけているのにも関わらず、
こんな感じになってしまったのは監督の怠慢か実力の無さじゃないかと。
どうでもいいんだけど、ヤンキーはミニスカート、とか、
あなたは犬になるって催眠術は分かるけど服を消すっておかしいだろ、とか、
またあの地獄の日々って言うけど時間経過が分からない、とか、
血だらけで引きずられている友人をよく追いかけるな、とか、
カーテン全開で直射日光当たる状況でよく寝てたな、とか、
家を出たらいきなり夜かよ…なんて事も思ったり。
あと、あんな家庭環境だったら高校辞めりゃ良いよね。
逆のあの両親が高校の学費を出してる方がおかしい。
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