Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

まだまだ動画の4Kって試聴環境が整ってなくて、

仕事ではあんまり使わない。

4Kで撮影しても最終出力はHDに落とす事が多いかな。


しかし珍しく4K画質が最終出力という案件があった。

が、すでにどれだけかの素材についてはHD画質で撮影が済んでいるという。

新しく撮影する箇所は4K画質との事で、

1本の映像の中で4KとHD画質が混在になるという事だった。

つまりHDの素材部分は画像の大きさが約2倍拡大される事になるのだ。


自分はそんな事した経験がなかったので大丈夫かと思ったら、

案外完成作品を観るとHD素材の部分も見れなくはなかった。

というか、気にして観てるから気になるのであって、

これは全部4Kで撮影した素材だって言われても納得しちゃいそうだった。

もちろん、30秒程度の動画で1カットが数秒のイメージ動画だったし、

モニタが大きくなくて素材がHD画質でもビットレートが高かった、

というのが関係してるとは思うので一概にHD素材でも4Kに使えるとは言えないのだが。


ちなみにそんな4KとHDの混在の映像をEDIUSで書き出して先方に送る時、

最初AVIのGrass Valley HQX高画質で書き出していて、

どうせなら最高画質にしようと改めてGrass Valley HQX最高画質で書き出した。


どれぐらい高画質と最高画質で差があるのかなと気になって、

映像で見比べてもあんまり分からなくて、

データのプロパティを見てみたら、

データサイズは高画質が1.22GBで最高画質が3.23GBだった。

不思議なのがビデオの「データ速度」がどちらも空欄で、

総ビットレートがオーディオだけのビットレートと同じだった。



とりあえず最高画質の方を先方に送り付けたら、

Macで観る人もいるのでMOVで送って欲しいと言われた。


EDIUSでQuickTime Grass Valley HQX最高画質を選んで書き出しなおした。

ふと書き出されたファイルのプロパティを確認したら、

データサイズはAVIの最高画質と同じ3.23GBだったが、

こちらはちゃんとビデオのデータ速度に924075kbpsと表示されいた。


ちなみにオーディオのビットレートは、

AVIの最高画質の時は1536kbpsでQuickTimeの最高画質は1527kbpsとほぼ一緒なので、

AVIの最高画質のデータ速度も同じぐらいあると思うんだけど…何故空欄なのか。

まあ普通の人はそんなところは気にしないからいいんだけど。

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