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2018年02月11日

学ぶは、真似る

なんか良いアイデアないかなって時に、

自分みたいな凡人はどう頑張っても出て来ない。

もちろん、それでも出さなきゃいけない時は、

出さなきゃいけないんだけどね。

以前も書きましたが、

「ライナーノーツ」って番組で、

サカナクションが「乾いた雑巾を絞って絞って水を出す」って言ってたのが、

今でも思い出せる。


しかし、まだまだ勉強中の身な訳で、

「学ぶ」というのは「真似る」からきているとも言われるし、

良い物をいっぱい見て、まずは真似るのが多い。

真似るというか、

自分が考えていたことを既に他の誰かがやっていて、

もう形になって世に出ている、という事が多いのだけど。



画面を2分割して、

ダメだった場合、良かった場合ってのを同時に見せるって、

まあ割りと思いつく人は多いんだけど、

それを想像以上にしっかりやってる映像を観ると、

ああ…さすがだなあって思う。


やっぱね…アイデアも大事なんだけど、

これからはクオリティがより大切になってくると思う。

既に出ているアイデアでも、

最新の技術だったり当時には出来なかった事とかを織り交ぜて作れば、

ある意味、新しいものになるんじゃないかなとか。

健康の結論






2018年02月10日

CanonのMX923の盤面印刷にて、ディスクトレイがありません、じゃねえよ!

仕事でディスクの盤面を印刷する事があるのですが、

それがなかなかスムーズに出来なくて困る。

使っているプリンターはCanonのMX923という型。



特に他の性能に関して不満はなく、

Wifiでつながるのは便利だと感じています。


しかし、この盤面を印刷しようと思うとイライラする。

1枚、2枚を印刷するぐらいなら気にならないのだが、

数十枚単位になると印刷に失敗する確立が高いのは困ったもの。


盤面印刷をしようとすると、

ディスクトレイがプリンタの中に入っていく仕組み。

しかし、上手くいかない時は、

何も印刷されずに吐き出される。


ムカつくのはエラーの時の音と表示。

ピピピッてエラー音がなり、

「サポート番号 1001

ディスクトレイがありません

ディスクトレイをセットして

「OK」を押してください」と表示される。


いやいや、オマエが吐き出したんじゃん。

ディスクトレイがありません、じゃねえよ。


何が原因なのか分かりませんが、

何度か繰り返すと印刷ができる。

なので、故障って訳でもなさそうだし、

なんだかなあと思う。


他のメーカーの盤面印刷がどんな感じか分からないけど、

とりあえずこのエラー音と表示がムカつくから、

今度はCanon以外のところを買おうと思っています。


というか、もっと百枚単位だったら、

業者に盤面印刷依頼するんだけどなあ。

微妙な数ってのが辛い。

Canon インクジェット複合機 MX923






2018年02月09日

満員電車のリュックサックにイラッとする

最近、電車移動をする事が増えたんだけど、

満員電車ってのは慣れないものですね。

痴漢の冤罪も恐い話なので、

基本的に女性の近くにはいかない様にしているぐらい、

気を使って乗ってるので、そりゃストレスもたまる。



そんな満員電車で特に気になるのが「リュックサック」です。

すげー邪魔!!

なんだろう、カバンだったら腰ぐらいの高さになるから、

そんなに気にならないのだろうけど、

リュックサックは胸の位置というか、

明らかに目に入るぐらいのところにくる。

そしてデカイ。


満員で狭く苦しい状況で、

目の前にデカイリュックサックがきたりするとイラッとする。

何度リックサックを殴りたくなった事か。


確かにリュックは手がふさがらなくて便利なのは分るけど、

通勤とか通学で持ち運ぶ物でリュックが必要な事ってあるの?

と、思ってしまう。

まあ、ある人もいるのでしょう。


でも満員電車に乗る人は少しリュックサック控えて欲しいなあ。

必要ならば仕方がないんだけどさ。


何が入ってるんだろうなあって思いながら、

ドスッ、ドスッて…やってないですけどね。


カバンじゃだめなんですか…2番じゃダメなんですかって感じなのかな。

RONDE リュック メタルバックル フラップ型 メンズ ブラック






2018年02月08日

映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の感想…ゾンビを使った父と子の関係を修復する感動ドラマ…だけどファイナル・エクスプレスって何?

今日は映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の感想です。

劇場でやっていた時から気になっていたのですが、

結局映画館で観れずレンタルで観る事になりました。

という事でDMMでの月額レンタルでの鑑賞…字幕スーパーです。



映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」は日本公開2017年のヨン・サンホ監督作品。

ヨン・サンホ監督の他の作品は未だ観ていないのですが、

この映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の前日譚にあたる、

アニメ映画「ソウル・ステーション/パンデミック」なども監督しており、

これから注目の監督になっていくのではないでしょうか。


映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、

劇場公開時にラジオで作品紹介をしていて、

凄く観たい!と興味は持っていたのですが結局観れず。

…いつもの事なのですが…しかし、やっと観れました。


簡単な導入部分のストーリーですが、

主人公ソグには娘スアンがいるのだが妻とは別居状態だった。

スアンの誕生日に母に会いたいと言われ、

釜山行きのKTX101列車に乗る事になった。

列車が出発する直前、1人の女性が乗り込んだ。

彼女はすでにゾンビ状態になってしまうウイルスに感染しており、

乗務員を襲い感染者を増やす。

逃げ場のない列車ないで果たして生き残れるだろうか…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公ソグを演じるのはコン・ユ。

映画「龍が如く 劇場版」とかに出演したりもしていますが、

なかなかさわやかなイケメン。

主人公感があって良い感じでした。

娘のスアンを演じるのはキム・スアン。

実名もスアンなんだね…映画なら良いけど、

実際にこんな事には遭遇したくないものです。

最後は彼女が歌うのを止めなくて良かったと…。

いかついおっちゃんのサンファを演じるのはマ・ドンソク。

恐そうだけど、頼りになるって人が1人いると、

なんか嬉しくなりますよね。

サンファの妻で妊娠中であるソンギョンを演じるのはチョン・ユミ。

男なので妊娠したことも、することも無いと思うのだけど、

妊娠中にこんな事になったらやだなあって。

妊娠中じゃなくても嫌だけどさ。

その他、チェ・ウシク、アン・ソヒ、キム・ウィソン、

パク・ミョンシンなどが出演しています。


さて、映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の感想ですが、

めちゃめちゃ面白いです。

あんまり韓国映画を観ている方ではないのですが、

観た映画は基本的に面白かったんじゃないかなと思う。


結末とかは知らずに、

この後どうなってしまうのだろうとドキドキしながら観てほしい。

なので、あんまり登場人物がどうなるかって事は書かない様にします。

とりあえず面白いから興味がある人は観て欲しい。


劇中でゾンビって言葉は出ないのですが、

まあいわゆるゾンビ物の映画。

謎のウイルスに感染した人が正気を失い他者を襲う、

噛まれた人は感染し、さらに他者を襲うというもの。


今回の映画では「見たものを襲う」という性質があり、

暗い場所だったり、ゾンビから見られない状況になれば、

襲われないという設定がある。

ちなみに走るタイプのゾンビです。

てか、めちゃめちゃ全力ダッシュしてきます…ヤバイ。


列車という限定的な空間でのゾンビものというだけでも、

結構ドキドキできるのだけど、

ホラー映画では王道の展開だけど、

「人間同士の足の引っ張り合い」もしっかり描かれている。

非常時に力を合わせなきゃいけないのに、

なんで人間同士で足を引っ張るんでしょうね、いつも。


あと、そんな事が起こっているのに、

テレビでは「近日中に収束」とかいうマスコミ不信。

ああ、韓国でもそういうのあるんだなって思ったり。


とりあえず、ダッシュしてくるゾンビが恐いのが良い。

色んなタイプのゾンビ映画はあるけど、

走ってきて大量のゾンビが出てくる映画はだいたい面白い。

ちょっと過剰だろって思う事もあるけど、

これぐらいが、映画としては面白くなる。


あと間に合うか、間に合わないのかってシーンも上手くいっている。

東広場に行こうとしてからの大量なゾンビがダッシュしてくるのは凄い。

人が死んでるのに楽しいとか言うのは気が引けるけど、

ドキドキ楽しめるエンターテイメントに仕上がってます。

荷物のところを移動するのとかも地味に良いし、

妊婦で逃げるってのはキツそうでいつも以上に応援したくなります。


あと、なんと言っても「うまくいってない父と子」の話でもあって、

この事件を通して父と子の関係が修復されるというか、

今まで仕事ばかりしていた男が父になるという展開も、

ただただゾンビに襲われるパニック映画ってだけではないところ。


誕生日プレゼントを買う時に「子供が好きなのは」って事で、

Wiiをプレゼントするんだけど実は2台目ってシーンが、

ダメな父親として良い感じに描けています。

車はアウディなのにゲームは3DSとか任天堂なんだなって思った。

「パパは自分のことばかり」とか言われたらキツイだろうなあ。


ゾンビを使った父と子の関係が修復される物語であり、

結構感動できる筋が通っているのですが、

他にもお母さんからの電話とか、

「子供の名前はソヨン」とかもグッときます。


友達がゾンビになってしまうとかも地味に良いのだけど、

それにしてもあのおっさんが強くて良かったなあって。

書きたくなっちゃけど、ほんと良い奴なんだよ、アイツ。


そんな訳でね、本当に楽しい映画でした。

セットにもお金がかかってるし、

列車にゾンビが掴まってくるのだけど数が凄いとか、

ストーリーだけでなくて目でも楽しませてくれます。


詳しくは書かないけど、

ムカツクあいつも、ただ生きたかっただけなんだよなと、

少し同情してしまうし、

最後の「ここまで来て!?」ってドキドキは凄い、上手い。

物語が終わるまで楽しませてくれます。


あと、映画冒頭で消毒作業していて、

横を車で電話しながら走って動物を轢いてしまうシーンがあるのですが、

運転中に電話をするのは危険だって改めて思った。

まあ轢かれた動物も蘇ってるし良いか…良くないけど。


あ、そうそう邦題ね。

映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」とか、マジでダサいと思う。

もちろん、「新幹線」と「今までとは違う新しい感染物(ゾンビ物)」って事なのは分かる。

すごい良い映画だっただけに、

ただのダジャレみたいになってるし、ファイナル・エクスプレスの意味が分からない。

ファイナル・エクスプレスって何?

原題は「부산행」で直訳すると「釜山行き」なので、

確かにインパクトは弱いかもしれない。

なのであえてB級感を出した「新感染」が付けられたのも、

少し仕方がないのかなと思う部分も無くはないのだけど、

ファイナル・エクスプレスって何?

「新感染」だけで止まってくれればなあ…まだ。

なんでB級感を増しちゃうのかなあ配給会社は。

ファイナル・エクスプレスって何?

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2018年02月07日

miniDVテープからキャプチャできない、早送りや巻き戻し時には画が出るのに再生すると画が出ないって状態から画を取り込む場合

miniDVテープからキャプチャできない、

早送りとか巻き戻しをしたら画はでるのに、

等速にすると画が表示されない…なんてトラブルありませんか?


今時、miniDVテープで撮影なんてしてる方が悪いと言えばそうかもだが、

先日miniDVテープのビデオカメラで撮影をする仕事があった。

使用していた機種は「HVR-Z1J」という型。

HDV規格の業務機では先駆けのモデルで画は今でも通用するほど。


本来、仕事で撮影する時はメインのテープとは別に、

バックアップを必ず使います。

テープはノイズが入ったりするし、

何か起きた時のためにバックアップは大事なのです。

自分も普段だったら「HVR-MRC1」というものを使って、

CFカードにバックアップを取っています。


しかし!

今回に限ってバックアップを使ってなかったんです。

完全に自分の落ち度なのですが、

一度テープを回し始めたらテープチェンジまでレックを切らないものだったし、

トータルで4カメだったのでノイズが一瞬入っても、

他のカメラの画を使えば、どうにかなるだろうという甘い考えでした。


撮影時は全く問題なく終わったと思いました。

ですが、いざキャプチャをしようと思うと、

「HVR-Z1J」で3本使ったテープの内、

1本だけキャプチャが上手くいかない。


再生しながら、巻き戻しや早送りをすると画は出るのに、

普通に再生をするとなぜか画が表示されないのだった。


3本の内、最初と最後のテープは何も問題がないのに、

何故か2本目だけ、そんな状態でした。


1瞬画が使えないとかなら問題はないのですが、

テープ1本分画がないというのはとてもマズイ。

早送り、巻き戻しでは画が出るので、

多分データはテープにあると思うのだが、

他のビデオカメラに入れてみても、

はやり等速で再生すると画が表示されない状態だった。


ネットで検索すると、

似た様な症状のトラブルの人へのアドバイスに、

「ビデオカメラではなくデッキを使用すればキャプチャできる」

みたいな事が書いてあったので、

業務用レンタル屋からHDV対応のデッキ「HVR-M35J」を借りた。




いざ、「HVR-M35J」を利用してキャプチャを!

と、思ったがはやりデッキでも他のビデオカメラと同じ様に、

早送りや巻き戻しでは画がでるのに、等速では画がでない!!

ダメじゃん〜。

余分にお金がかかったのも悔しいが、

何より画がキャプチャできないのがマズイ。


どうしたものかと困っていたが、

色々試した結果、早送り、巻き戻し以外に、

「スロー再生」でも画が表示される事が分かった。

しかし、このスロー再生状態ではiLinkを使用したキャプチャは不可でした。


さらに色々試していると、

この「HVR-M35J」のHD-SDIから画が出ている事を確認できました。

また、早送りや巻き戻しは簡易画像で凄く荒れているのに対し、

スロー再生は綺麗な画質で出ている。

つまり、このHD-SDIのデータを録画ができれば、

音声データは無理は無くなりますが、

綺麗なスロー映像は取り込めるのではと気づいた。


昔、ゲーム実況でもやろうかなって買った、

HDMIの映像を録画する機械を持っていたので、

AmazonでHD-SDIをHDMIに変換するコンバーターを注文。

「PW-CSDI2H-L」という型でした。


で、「HVR-M35J」でminiDVテープをスロー再生し、

HD-SDIを「PW-CSDI2H-L」に繋ぎ、

HDMIに変換した画をキャプチャ!!


…出来た!!

音はないし、スロー再生だけど、

ハイビジョン画質でパソコンに取り込めた!!


ちなみに「HVR-M35J」のスロー再生は1/5なので、

50分録画しているテープだと250分録画に時間がかかります。


スローで取り込んだ映像をさらに500%に速度を早めると、

ほぼ問題なく使える素材になりました。

きちっとはまだ確認してないけど、

たぶんズレてもない感じです。


なんか凄い遠回りしましたが、

こんな感じで大きなトラブルを回避できました。

もうテープは使いたくないなあ…ってか、

バックアップ回せよって話だよなあ。

バックアップを回してる時は何も無いのに、

回してない時に限ってなんかあるもんなんだよね。

だから、如何なる時でも回すべきなんだと思う。


とりあえず、何とかなりそうで良かった。

SONY HDVレコーダー HVR-M25J




2018年02月06日

映画「ボーダーライン」の感想…映画は良いのに邦題がクソすぎて…「シカリオ」で良いじゃん、この映画は「境界」を描いてると思ってるの?

今日は映画「ボーダーライン」の感想です。

先日感想を書いた映画「リピーテッド」と同じく、

オカンがAmazon Prime Videoから選んだ映画。

ジャケットのイメージとは違った内容だったと言ってましたが、

それについてはまた後ほど。

という訳で今回はPS4でPrime Videoにて鑑賞…字幕スーパー版。



映画「ボーダーライン」は日本公開2016年のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は映画「ブレードランナー 2049」の監督に抜擢され、

今では有名監督の仲間入りをしていますが、

映画「複製された男」など元々評価の高い監督でした。


簡単な物語の導入部分ですが、

FBI捜査官のケイトは誘拐事件の捜査で仲間を失ってしまう。

その後、国防総省のマットのチームに入り、

麻薬カルテルの捜査に協力をするのだが、

そこはケイトの想像を超える世界だった…みたいな感じかな。


キャストですが、

FBI捜査官のケイト・メイサーを演じるのはエミリー・ブラント。

この映画の一番の魅力は彼女の疲れきった顔。

いや、本当に憔悴しきってます。

マットのチームにいる謎の男アレハンドロを演じるのはベニチオ・デル・トロ。

もうベニチオ・デル・トロがカッコよすぎて。

とりあえずベニチオ・デル・トロを堪能する映画でもある。

あの顔、結構好きなんですよね。

麻薬カルテルを追う国防総省のマット・グレイヴァーを演じるのはジョシュ・ブローリン。

もう顔見ただけで信用しちゃいけない男ですよね。

良い味だし過ぎてます。

殴りたいけど、逆にボコボコにされちゃうほど実は強いってのもね。

その他、ダニエル・カルーヤ、ヴィクター・ガーバー、

ジョン・バーンサル、フリオ・セサール・セディージョなどが出演しています。


さて、映画「ボーダーライン」の感想ですが、

すっごい骨太な映画でした。

全然どんな映画か知らず、オカンがジャケットで面白そうと選んだのですが、

こんなにシリアスな映画だったとは。


昨日感想を書いた映画「きっと、うまくいく」では、

インドの事情が少し分かったって書いたのだけど、

この映画「ボーダーライン」ではメキシコの雰囲気を知れました。

いや、こんなところばっかりではないのでしょうけど。

家族がメキシコのファレスに行くとか言ったら全力で止めちゃいそう。

あの街並みの一見オシャレそうな感じから、

すっごいスピードで銃を構えた男が乗ってる車が走り抜けてくとか、

どんなところだって思ってしまう。

見せしめの吊るされた死体とかでもびびっちゃうけど、

なんと言ってもメキシコ警察は信用するな、

買収されてるからとか恐すぎんだろ。

タバコがポイすて出来るってのも…本当はいかんのかもしれんが。


ストーリーはとてもシンプルで、

FBI捜査官のケイトが麻薬カルテルの捜査の世界を知るってのが本筋、

ケイトと同じくこの映画を観ている観客もこんな世界があるのかと、

衝撃を受ける作りになっていると思う。

疲れ果ててしまいますよね、こんなの…って。

そりゃTシャツもよれてしまいますよ。


そしてなんと言ってもベニチオ・デル・トロ。

顔が良いのはもちろんだけど、この役は凄い。

一瞬良い人なのかなって思ったりするのだけど、

全くそんな事はなくて。

まさしく「住む世界が違う」人なんだなと。

あの取調べ方とか、恐すぎだろ!

最初チンポしゃぶらせるのかとビックリしたが、

そんな事よりも全然恐ろしい状況だった。

ここはオオカミが住む街だなと…近寄っちゃいけないですわ。


映画冒頭は「シカリオ」とは何かと説明があって、

静かに突入する前のシーンから始まる。

カベドンってとても甘い感じがしますが、

この映画では車でカベを突き破るカベドン!

向こうの突入は凄い。

カベの中の死体描写が少しエグかったですが、

ベニチオ・デル・トロによって女子供関係なく死んでいくので、

あの序盤でエグいと観るのを止めた人だったら、

映画を最後まで観なくて正解だったのかもしれない。


なんと言うか、ストーリーが素晴らしいとかではないのだけど、

同じ地球上でこんなに世界が違うのかという衝撃は、

興味のある人には観てもらいたいなあと思う。


撮り方とか演出とか全く問題はないのですが、

飛行機が飛んでいる影はあるのに、

実際に飛んでいる姿がないのは予算の問題なのか、

そういう演出方法だったのか。

…大した問題ではないのですが。


あと、赤のインパラって出てくるのですが、

インパラってなんだろうって思ったらシボレーの車の事なんですね。

知らんかった…映画を観ると知識が付いていきます。


知識と言えば、

CIAの国内活動にはFBIの同行が必要なんだって事。

まあこの日本では関係のない話だとは思うけど。


恐ろしい街なのに空がキレイとか、良い感じのシルエットなんですよね。

赤、白、青の中の黒みたいな。

なんか深い。


もちろん、終盤のケイトとアレハンドロの会話シーン。

ケイトの顔は疲れきった顔がバッチリ見えるのに対して、

アレハンドロの顔は影になっていてはっきりは見えない。

こういう演出は良いですね。


そこからのラストのサッカーシーン。

銃撃の音で一瞬止まるけど、いつもの事といわんばかりに、

またサッカーが始まるという。

色んな事を考えさせる上手い演出だと思いました。


そんな訳で、楽しいとかそういう映画ではないのですが、

メキシコ(の一部)の事が知りたい人は絶対観るべき。


最後に邦題について、ですが、

やっぱ日本映画界ってセンスが絶望的にないですよね。

この映画の原題は「Sicario」で、

先ほども書きましたが映画の冒頭にシカリオとは、

スペイン語で「暗殺者」って言葉だよって出てくるから、

これはそのまま「シカリオ」って名前にするべきだろと。

「シカリオ」って言葉は確かに日本で馴染みがないのだけど、

少なくとも「ボーダーライン」ではない。


日本の広告ポスターとかで、

「その善悪に境界(ボーダー)はあるのか」とか書いてあるのだが、

えっ…どういう事?

この映画って「善悪の境界の話じゃない」でしょ。

なんかせっかく良い映画なのに、

なんでクソダサイ邦題つけて台無しにするのかな。

いつもいつも。

いつも言う映画「ミケランジェロ・プロジェクト」が最大級のクソ邦題だが、

そこまでではないけどダッセーってレベルの邦題。

映画「スパイ・レジェンド」とか映画「グランド・イリュージョン」並。

「ボーダーライン」とか、なんで映画と全く関係ない、

こんなクソダサイ単語が出てくるんだろうね、日本映画界さんさあ。

せめてちゃんと映画を観てから邦題つけなよ。

映画を観た人の感想で、

この映画は善悪の境界について描かれた作品だって言う人はいると思う?

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2018年02月05日

映画「きっと、うまくいく」の感想…「オール・イズ・ウェール!」と言いたくなる元気が出る映画、インド映画の勢いをまた感じました。

今日は映画「きっと、うまくいく」の感想です。

後輩に何かおススメ映画ある?って聞いて返ってきたのがこの映画。

インド映画って事と3時間ぐらいあるって聞いて、

なかなか観れていなかったのですが、ついに観ました。

最初に書いておきますが、もっと早く観れば良かった。

今回はPS4でAmazon Prime Videoでの鑑賞…字幕スーパー版です。



映画「きっと、うまくいく」は日本公開2013年のラージクマール・ヒラーニ監督作品。

インドでは2009年に公開されていて、

こんな良い映画が何で日本で公開されるまでに4年もかかってると思うと、

なんでかなあと思ってしまう。

インド映画はあまり観ていないのでどうこう言えないのですが、

こんな映画が作れるのだからラージクマール・ヒラーニ監督は良い監督だと思う。


映画の導入部分ですが、

インドの工科大学で仲良しだった3人組のランチョー、ファラン、ラージュー。

大学を卒業後、何故か姿を消してしまったランチョーだが、

10年経ったある日、同級生のチャトルから

「ランチョーに会える」とファランに連絡があり、

飛び立つ飛行機を急遽止めてラージューを連れ大学に行くのだった…みたいな感じかな。


キャストですがインド俳優は全く知識がないので情報だけ。

ランチョーを演じるのはアーミル・カーン。

ファラン・クレイシーを演じるのはR・マドハヴァン。

ラージュー・ラストーギーを演じるのはシャルマン・ジョシ。

ランチョーに恋するピア・サハスラブッデーを演じるのはカリーナ・カプール。

大学の学長ヴィールー・サハスラブッデーを演じるのはボーマン・イラニ。

ランチョーをライバル視するチャトル・ラーマリンガムを演じるのはオミ・ヴァイディア。

などなど。


さて、映画「きっと、うまくいく」の感想ですが、面白かったです。

笑ったし泣いた!

まず言及したいのは上映時間で2時間50分ぐらいありまして、

やっぱり長いなって思う反面、もっとあいつらを観ていたいって思わせるぐらい、

3人が魅力的なのがこの映画の成功ポイントだと思う。

そして、その魅力的にみせるための作り方を考えると、

インド映画というものが見えてくるのではないだろうか。


以前、このブログで映画「バーフバリ 伝説誕生」の感想を書きましたが、

その時も「勢いが凄い」ってのがあったのですが、

今回も正にインド映画の勢いを感じずにはいられませんでした。

インド映画独特の感性というか、

見慣れているハリウッド映画や邦画などとは基本的な感覚が違い、

例えばCGの使い方にしてもリアルに見せるってよりも、

「作りものですが何か?」ってぐらいの派手な使い方。

実写だけどアニメとかコミックみたいな表現方法に近いって気がした。

映像だけじゃなくて、例えば目を開ける時に効果音が鳴ったりとか、

リアクションに効果音って普通はダサいというかダメな演出なのに、

インド映画だと別物というか、これはこれで納得できてしまう。

俳優の演技についても、リアリティというよりは、

舞台演出というよりもアニメとかに近いんだろうなあ。

軽い運動をしてから動くとか、

いわゆる「分かりやすい」演技であり、

総じてインドの「エンターテイメント」ってパワーを感じる。


まずもって映画が始まる前のロゴの時のBGMの時点で、

すでにインドっぽさがあるのですが、

映画冒頭の飛行機の中で電話がなっちゃった気まずさ、

そして急病人を演じて飛行機を止める展開。

この時点で邦画もこれぐらい勢いがあったらなと羨ましくなった。


2時間50分もあるので、1つ1つストーリーを書いていくと、

それだけでも物凄く長くなってしまうので、

良いなって思ったところをサラッと書いていきます。


笑えて泣ける映画なのですが、

自分がこの映画で一番泣いたのは、

ラージューがとある展開で入院する事になり、

仲間が励ましてくれるシーン…泣けるなあ。

その流れでファランが自分は写真家になりたいと、

父の説得のために実家にいくところ。

「プロ用のカメラはいくらだ」って、もう何も見えませんでした。

泣かなかった産まれたての赤ちゃんが泣くシーンとか、

学長がお前は好きなものになれと言ったり、

ランチョーにペンをあげるシーンもグッときました。


笑えるところとしては、

ヨガやってる彼女の言葉が「ズボン履いていって」とか、

大学の試験の前にエロ本をドアから忍ばせるとか、

あいつはいつまでズボンはいてないんだってのとか、

学長が両手で文字がかけるのとかね。

ペットの名前がキロバイトにメガバイトも良いね。

耳栓、鼻栓も。

そして病人を乗せてスクーター3人乗りで病院で行くシーンとか面白い。


面白いだけでなく、上手いなってのが、

学長の演説をお手伝いのあいつが裏で合わせて言ってるってので

あの学長は毎年同じ言葉で同じ事をやってるって説明になってたり、

車にスーツがあるのにはちゃんと後で使う場面があって意味があったりと、

ちゃんと考えて作られているのが分る。

最後の1対4の構図とかも分かりやすくていいなって。


そうそう、過剰な演出は面白い。

インド映画独特の主人公とヒロインが恋に落ちた時にミュージカルが始まるのは、

ある意味で過剰な演出なんだと思う。

ズビドゥビ、パランパンですよ。


そんな訳で3時間近くあるのに飽きないストーリーと、

それぞれうまく絡み合ったりしていて上手いと思う。

構成が上手い…intervalって出た時は苦笑いしたけど。

あと雷の停電になった時は、正直まだ「あるのか」と思ったけどね。

まあ短く観やすくするのも1つだと思うけど、

もっとアイツらを見せてくれるってのもサービスだと思う。


あと長い映画でも見飽きない様に、

様々な手法を用いているのも特徴で、

上からや下からのカットの種類の多さだけでなく、

クロスフェードみたいなつなぎはもちろん、

早送りやタイムラプス、

ワイヤーアクションやCG、

精子のアニメーションだってある。

もちろん歌とダンスがあってモノクロにだってなる。

これでもかってぐらいの表現手段を使う。

スタッフ紹介にだって歌がはいる。


ミュージカル部分のセットとか洪水の演出とかのお金のかけ方、

エキストラの数の多さはインド映画の勢いを感じる。

そのエキストラをただ使うのではなくて、

エキストラの服の色彩を豊かにしてみたり、

ほんと彩度が高いというか鮮やかな画面作りは味がある。


忘れてはいけないのが、

この映画を観るとインドの国内事情も知る事ができる。

左ハンドルなんだとか、そんな事ではなく、

インドも自殺大国であり、

貧富の差とか学歴社会というか競争社会など、

そうそう2番じゃだめなんですよね。

ちょっと日本に似ていますよね。

インドの社会問題が描かれている。

人生は競争だ、

金持ちのところは男はエンジニアで女は医者になれと。

日本だったら官僚とか公務員、医者になれってなるのかな。

学校について、

「ここは学問ではなく点の取り方を教えている」とか。

考えさせられます。

地味にスクーターをノーヘルで3人乗りが大丈夫なんだとか、

あれ?飲酒運転じゃないの?とかも。

携帯はサムスンが使われているんだなとも思った。


少し残念とは言わないけど、

あれって思う部分を少し書くのであれば、

ギターの音と役者の手の動きがあってないとか、

結婚式で連れ出すシーンで、

車か結婚かって感じで間逆の位置に出来たら良かったのになって。

そして一番はランチョーが完璧すぎる事。

原題は「3 Idiots」で、3人のバカというか、

大学で呼ばれていたグループ名なんだけど、

ランチョーにファランとラージューは助けられるんだけど、

決定的にファランとラージューがランチョーを助けるって感じにはならない。

もちろん、その2人のおかげでピアを連れていけたのだけど、

ランチョーがダメになりそうな時に、

あの2人がいたから間違わなかったとか、

何か3人で乗り越えたってイベントがあったら、

もっと良かったのになあとは思う。


全然今のままでも傑作級に面白いんだけどね。

何はともあれ「オール・イズ・ウェール!」ですよ。

ほんと、元気になる一本です。


最後に、先ほども書きましたが原題「3 Idiots」で、

ちょっと分りづらい感じはあって、

この映画で一番印象的な「オール・イズ・ウェル」を持ってくるのは

とても良い選択だと思うのですが、

確かに不安な時に「きっと、うまくいく」って感じに言う言葉なんだけど、

この映画を観たら「きっと」なんて感じではなく、

「オール・イズ・ウェル」って感じなんじゃないかなって。

だから邦題は「オール・イズ・ウェル」で良いんじゃないかなと思う。


字幕で、いとうせいこうって出てビックリした。

きっと、うまくいく [Blu-ray]




2018年02月04日

今や目に良いのは「ルテイン」だそうです。

最近、目が悪くなったと実感する。

小学校の時に「遠望訓練」というものがあって、

そのおかげか目だけはこの歳までそれなりに良かったのだが、

スマフォの使いすぎと仕事で使うパソコンのせいかな、

少し離れるとパソコンの文字が読めないぐらいに悪い。


後輩に目が急に悪くなってさ…って話をしたら、

「ルテイン」が良いですよ!と言われた。



目は大事ですよね。

メガネも作ってるんだけど、

なんかメガネすると気持ち悪くなるんですよね。

あんまり使いたくなくて。


なるべく裸眼でいきたいなと思うのですが、乱視が結構ヒドイ。

乱視ってサプリとかで改善できるものなのだろうか。

ちょっと前は目にはブルーベリーが良いとか言ってたり、

その前はニンジンが良いとか言われていたりした気がするけど、

時代が変わるとまたまた変わるのだなあと。

今は目には「ルテイン」だそうです。


ところで「ルテイン」って何でしょうね。

何を食べたら摂取できるのだろうか。

ディアナチュラルテイン






2018年02月03日

映画「キングスマン」の感想…こんなに人の死が軽い映画も稀だと思う。

今日は映画「キングスマン」の感想です。

昨日、感想を書いた映画「リピーテッド」にて、

コリン・ファースやマーク・ストロングが出ていたので、

そう言えば映画「キングスマン」の感想を書いて無かったと思い、

今日書いてみようと思います。

観たのは先月でレンタルDVDの鑑賞…字幕スーパーです。



映画「キングスマン」は2015年日本公開のマシュー・ヴォーン監督作品。

マシュー・ヴォーン監督は映画「キック・アス」や、

映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の監督でもあります。

でもフィルモグラフィーの中でも映画「キングスマン」シリーズは当たったかなと。


原作はコミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」であり、

日本では否定的な「マンガの実写化」になるのだけど、

ちゃんと映画化すれば面白くなるんだよね。

日本のマンガが実写化しづらいものが多いって傾向もあるのだけど、

ちゃんとした実力のある人が、ちゃんとしたお金をつかってマンガを映画化するのは、

決して悪い事じゃないと思うんだよね…まあ、またそれは別の時に。


簡単な導入部分としては、

父親を亡くし母親に育てられたエグジーは、

友達とふざけて車を盗み警察に捕まってしまう。

子供の時にもらった連絡先に電話しキングスマンのハリー・ハートに釈放してもらう。

その後、父親もキングスマンの候補生の1人だったと知り、

エグジーも採用試験に参加するのであった…みたいな感じかな。


キャストですが、

キングスマンを目指す少年エグジーを演じるのはタロン・エガートン。

他の出演映画をまだ観てないのですが、

メインで観ていても飽きないぐらい魅力がある。

これからもっと出演作品が増えていく俳優だと思います。

エグジーをスカウトするキングスマンの1人、ハリー・ハートを演じるのはコリン・ファース。

説明不要ですが、今回も良い味を出しています。

撮り方もありますが教会での殺し合いはカッコイイ。

今回の敵役にあたるリッチモンド・ヴァレンタインを演じるのはサミュエル・L・ジャクソン。

映画「キングコング: 髑髏島の巨神」映画「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」など、

このブログで感想を書いた映画でもいくつかの作品に出ていますが、

つくづく演じる役の幅が広いなあと関心するのと、

彼が画面にいる時の魅力は圧倒的だなと。

どんな映画でもサミュエル・L・ジャクソンが出ていれさえすれば、

最後まで観ようって思えてしまう力がある。

その他、マーク・ストロング、ソフィ・クックソン、マイケル・ケイン、

ソフィア・ブテラ、ハンナ・アルストロムなどが出演しています。

マーク・ストロング良いですよね。


さて、映画「キングスマン」の感想ですが、面白い!

こんなけ人が死ぬ映画を面白い、と言って良いのか困りますが、

面白いのだから仕方が無い。

本当にこんなに人の死がポップに描かれる映画も稀だと思うが。


まず映画冒頭ですが、

ラジカセが映っていてからのヘリの爆撃。

ここでの爆発からのスタッフの名前の出し方で、

「あっ、こういう映画なんだな」ってのが分る。


そしてすぐに人がサクッと死んでいくのですが、

この映画で人が死ぬのは大した事じゃないですよと、

心構えを作ってくれます。

体が綺麗に真っ二つになっていくのも。

エグイんだけどなんかコミカルに観れる不思議。


もちろん、映画終盤のあの大量に死ぬシーンは圧巻で、

映像は綺麗に花火が上がってますが、

こんなに音楽に合わせて綺麗に人が死んでいくとは。

あそこのシーンだけでも観る価値がある。

人が死んでいるのに笑えるってなんなんだろうね。


あと世界中で殺し合いが起きてるのに、

音楽が楽しそうなのが…この映画独特の良い味だしています。


音楽が映画の雰囲気を楽しいテイストにしているのはもちろんですが、

撮影方法もこの映画を楽しくしています。

銃撃シーンのカメラワーク、撮り方は観ていて楽しい。

そして敵の義足のあいつの強さ、強い敵がいるとワクワクしますね。


画面スクロールの切り替えとか編集も良いですが、

みせ方ではクライマックスでの、

ミサイル、カウントダウン、パラシュート、バトルを同時に展開するのは、

実にクライマックスっぽくて良い。


あと、世界規模というか宇宙規模なスケールのデカさがまた笑える。

スケールでかっ!って。


そうそう、映画通して笑える感じなのですが、

JBがジャック・バウアーってのはクスッとする。

そういう小ネタが色々あって面白い。

ラジカセで始まってラジカセ(タブレットだけど)で終わるのは洒落てる。


主人公の技術力の高さを表現するのに、

車をバック運転させるシーンがあるのだけど、

普通にドキドキするし良い演出だと思う。


ネタバレにならないように書きますが、

その他、誰か1人のパラシュートが開かないとか、

残念だって実は誰も死んでいないとか、

最後に犬を撃つって試練とかありがちだけど良いなって。


一応ツッコミどころとしては、

飛行機で滑走路が無いのに飛び立てるのは無理だろとか、

手術の跡は消せるんじゃないのかとか、

チップが爆発したとしても頭は吹っ飛ばないだろとか、

まあ無くはないけど、そんな事を気にしてちゃダメだよね。


どうでも良いけど時計から麻酔針ってのはコナンが過ぎった。

あと、何かかけられたのは何だったのだろうか…まあ別に良いんだけど。


とりあえず面白い映画でした。

やっぱ、「マナー、メイクス、マン」って言葉は良いなって思うし、

この映画が少年が学んで紳士になる映画な訳だし。

まだ続編観てないけど今作でVとKってのが出てきてたから、

一文字の奴らがいるのかなと続編を思わせる作りも、

公開当時だったら嬉しかったんじゃないでしょうか。


そんな感じかな…あと、何か後輩がうだうだしてたら、

「いつの人のせいか!」って言ってやりたいのと、

ディナーはビックマックにしようって事かな。

あ、帽子屋の名前はロックにしようってのも。

あの傘欲しいって。


そして、変な邦題をつけられなくって良かったって心から思う。

キングスマン [SPE BEST] [Blu-ray]




2018年02月02日

映画「リピーテッド」の感想…キャストの演技は良いけどストーリーは雑、あと邦題は小説も出てるし「わたしが眠りにつく前に」で良いんじゃない?

今日は映画「リピーテッド」の感想です。

PS4でAmazon Prime Videoの使い方を覚えたオカンが、

暇があると映画を観ている…もともとお急ぎ便のためのPrime会員だったけど、

これだけ使ってくれるのなら元は取れてるだろうなと思う。

そんなオカンが自分がいる時に観始めたのがこの映画。

全然知らない映画だったけど一緒に観てみました。

という訳で、PS4でPrime Videoを使って鑑賞…字幕スーパー版です。



映画「リピーテッド」は日本公開2015年のローワン・ジョフィ監督作品。

ローワン・ジョフィ監督は自分は聞いた事がなかったのですが、

今作は映画「ブライトン・ロック」に続いて2作目に当たるそうな。

あと映画「28週後...」の脚本にも参加しているそうですが、

映画「リピーテッド」でも自ら脚本も担当しています。


この映画には原作があって、

S・J・ワトソンの小説である「わたしが眠りにつく前に」なのですが、

毎度の事ながら未読です。

今回のストーリーだと小説だと、また違った衝撃の感じになりそうだなと思った。


簡単な導入部分についてですが、

ある朝クリスティーンが目覚めると、

自分は何も覚えていなかった。

困惑するクリスティーンに同じ部屋にいた男が、

自分は君の夫であるベンだと名乗る。

事故によって大怪我をした影響で記憶が1日しかもたないのだと説明された。

ベンが仕事に出た後、1本の電話がかかってきた。

彼はナッシュと名乗り、自分はクリスティーンの主治医だと言った…みたいな感じかな。


キャストですが、

記憶が1日しか持たない主人公クリスティーンを演じるのはニコール・キッドマン。

ずっとニコール・キッドマンの良さって目力だと思っていたが、

まさか映画のファーストカットが彼女の目のドアップとは。

でもやっぱニコール・キッドマンだと安心して観てられるなあと思った。

クリスティーンを見守る夫ベンを演じるのはコリン・ファース。

彼も多くの映画に出演しているベテランですが、

個人的には映画「イングリッシュ・ペイシェント」で認知したかなと思う。

そう言えば、まだ感想を書いてないですが、

映画「キングスマン」でも良い役でした。

彼女の主治医であるナッシュを演じるのはマーク・ストロング。

こちらも映画「キングスマン」に出演していましたね。

明日は「キングスマン」の感想を書こうかな。

なんか凄く良い顔をしてますよね。

主役ってタイプではないのですが良い役をいつもこなしてくれます。

その他、アダム・レビー、アンヌ=マリー・ダフ、

ディーン=チャールズ・チャップマンなどが出演しています。


さて、映画「リピーテッド」の感想ですが、

正直「う〜ん…」という部分があって、

良い映画だったとは言いがたい…しかし、ダメだったという訳でもなく、

少し勿体無い映画だった。


この映画の1つの肝はやはり、

「彼女はどうして記憶喪失になったのか、また誰がその犯人なのか」だと思う。

そこがミステリー映画として大事だと思うが、

その部分が「あんまり意外じゃない」という。

多分、原作である小説とかだったら「ハッ!」ってなるのかも知れないけど、

映画だとなかなか…難しい部分があるなあと。


この映画は確実にネタバレはしない方が良いので、

詳しくは書かない様にしていきますが、

基本的に登場人物が少なく、犯人はすぐに分かるし、

結構犯人は雑な事やってるし、

なんで1日しか記憶が持たない状態なのかってのは、

「たまたまそうなった」みたいな感じなので…ね。

ちょっとストーリーには難がある。


それでもニコール・キッドマンをはじめ、

俳優達の演技は凄く良くて、

どちらかというと彼女達の演技力で持っている感じになっている。

おっぱいは見えないけど、

ニコール・キッドマンの裸の後ろ姿も観れる特典付き。


キャストのところにも書きましたが、

ニコール・キッドマンの「目」は力あるなあと。

観た人にしか分らないと思いますが、

あの目の血管すら何か物語りそうで…凄い。

やっぱ目が良いからチラッと見える名札で、

「マイク」って名前が見えたのかな。

普通は首からかけてる名札の細かい文字って、

なかなか読めないですよね。


映画全体の作りとして、

ストーリーは難があったのだけど、

90分ちょっとと言う尺には好感が持てる。

映画の中盤までは状況説明みたいなのが続いて少し退屈なのだが、

ある人物からクリスティーンがビンタされてからの畳掛けは良い。


2週間前っていうテロップはちょっとセンスがなさそうだった。

シンプルなもので良いと思うんだよね。


また撮影方法も不安なところは手ブレをさせてたりとか、

丁寧に作ってあると言えば作ってある。

やっぱ消化不良なのはストーリーのせいなのかな。


結構、主人公の自業自得じゃんとか、

いや犯人は結構頑張ってるじゃんって思ったりとか、

暴力はいかんだろうけど10年以上もね…凄いと思うよ。

まあ、写真の雑な合成だけはいただけないけどね。

ああいう部分は小説だと上手く脳内変換してくれるんだろうね。

映画だと「明らかに合成」って感じにしないと分りづらく、

あんな感じの写真になっちゃったんだろうけど違和感しかない。


あと、偽造書類と笑顔で切り抜けれるアメリカの恐さを知った。

いや、そんなロジックで良いのかと突っ込んでしまった。

あと、映画ラストでとアダム・レビー演じるある人物が出てくるんだけど、

そいつの方が明らかに見た目が胡散臭いという。

これは好みの問題なのだろうか。

暴力はいかんだろうけど、犯人の方が好きだなあ…とか言ってみたり。


記憶が1日しか持たず寝て目が覚めると、また最初からって設定が、

前にテレビでやっていたドラマ「掟上今日子の備忘録」を思い出した。

ほとんどテレビドラマって観ないのだけど、

何故か姉があのドラマを観ていたのとガッキーかわいいってので、

自分もちゃっかり観ていたなあと。

特にこの映画とは関係はない。


さて、最後に邦題問題について。

映画「リピーテッド」ですが、原題は「Before I Go to Sleep」であり、

日本語に訳すと小説のタイトル「わたしが眠りにつく前に」になる。

それで良かったんじゃないかなって。

主人公が眠る前に何をするのか、これが映画でも大事な訳で。

「Repeated」ってのは「繰り返し」って意味なんだと思うが、

確かに同じ様な毎日を繰り返しているので嘘ではない。

が、「Before I Go to Sleep」という主人公の切実な気持ちが、

ただただ「繰り返し」ってものになってしまうのは勿体無い。

小説が日本でも販売されていて、

そのタイトルが「わたしが眠りにつく前に」なんだから、

それで良かったと思うんだよね。

そもそも「リピーテッド」ってタイトルで客呼べたの?

あいつらって何が何でも、

「原題のままじゃ映画は出さない」ってルールがあるのだろうか。

余計な事をしやがってって今回も思ってしまった。

まあ、映画「ミケランジェロ・プロジェクト」なんかよりはよっぽどマシだが。


そんな訳で、映画は俳優達の演技に見どころあり。

あと原題の方が良いと思う。

そして、カメラはPanasonicのLumixだと思って、

Panasonicユーザーとしてはなんか嬉しかった。

リピーテッド [DVD]






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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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