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posted by fanblog

2018年02月03日

映画「キングスマン」の感想…こんなに人の死が軽い映画も稀だと思う。

今日は映画「キングスマン」の感想です。

昨日、感想を書いた映画「リピーテッド」にて、

コリン・ファースやマーク・ストロングが出ていたので、

そう言えば映画「キングスマン」の感想を書いて無かったと思い、

今日書いてみようと思います。

観たのは先月でレンタルDVDの鑑賞…字幕スーパーです。



映画「キングスマン」は2015年日本公開のマシュー・ヴォーン監督作品。

マシュー・ヴォーン監督は映画「キック・アス」や、

映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の監督でもあります。

でもフィルモグラフィーの中でも映画「キングスマン」シリーズは当たったかなと。


原作はコミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」であり、

日本では否定的な「マンガの実写化」になるのだけど、

ちゃんと映画化すれば面白くなるんだよね。

日本のマンガが実写化しづらいものが多いって傾向もあるのだけど、

ちゃんとした実力のある人が、ちゃんとしたお金をつかってマンガを映画化するのは、

決して悪い事じゃないと思うんだよね…まあ、またそれは別の時に。


簡単な導入部分としては、

父親を亡くし母親に育てられたエグジーは、

友達とふざけて車を盗み警察に捕まってしまう。

子供の時にもらった連絡先に電話しキングスマンのハリー・ハートに釈放してもらう。

その後、父親もキングスマンの候補生の1人だったと知り、

エグジーも採用試験に参加するのであった…みたいな感じかな。


キャストですが、

キングスマンを目指す少年エグジーを演じるのはタロン・エガートン。

他の出演映画をまだ観てないのですが、

メインで観ていても飽きないぐらい魅力がある。

これからもっと出演作品が増えていく俳優だと思います。

エグジーをスカウトするキングスマンの1人、ハリー・ハートを演じるのはコリン・ファース。

説明不要ですが、今回も良い味を出しています。

撮り方もありますが教会での殺し合いはカッコイイ。

今回の敵役にあたるリッチモンド・ヴァレンタインを演じるのはサミュエル・L・ジャクソン。

映画「キングコング: 髑髏島の巨神」映画「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」など、

このブログで感想を書いた映画でもいくつかの作品に出ていますが、

つくづく演じる役の幅が広いなあと関心するのと、

彼が画面にいる時の魅力は圧倒的だなと。

どんな映画でもサミュエル・L・ジャクソンが出ていれさえすれば、

最後まで観ようって思えてしまう力がある。

その他、マーク・ストロング、ソフィ・クックソン、マイケル・ケイン、

ソフィア・ブテラ、ハンナ・アルストロムなどが出演しています。

マーク・ストロング良いですよね。


さて、映画「キングスマン」の感想ですが、面白い!

こんなけ人が死ぬ映画を面白い、と言って良いのか困りますが、

面白いのだから仕方が無い。

本当にこんなに人の死がポップに描かれる映画も稀だと思うが。


まず映画冒頭ですが、

ラジカセが映っていてからのヘリの爆撃。

ここでの爆発からのスタッフの名前の出し方で、

「あっ、こういう映画なんだな」ってのが分る。


そしてすぐに人がサクッと死んでいくのですが、

この映画で人が死ぬのは大した事じゃないですよと、

心構えを作ってくれます。

体が綺麗に真っ二つになっていくのも。

エグイんだけどなんかコミカルに観れる不思議。


もちろん、映画終盤のあの大量に死ぬシーンは圧巻で、

映像は綺麗に花火が上がってますが、

こんなに音楽に合わせて綺麗に人が死んでいくとは。

あそこのシーンだけでも観る価値がある。

人が死んでいるのに笑えるってなんなんだろうね。


あと世界中で殺し合いが起きてるのに、

音楽が楽しそうなのが…この映画独特の良い味だしています。


音楽が映画の雰囲気を楽しいテイストにしているのはもちろんですが、

撮影方法もこの映画を楽しくしています。

銃撃シーンのカメラワーク、撮り方は観ていて楽しい。

そして敵の義足のあいつの強さ、強い敵がいるとワクワクしますね。


画面スクロールの切り替えとか編集も良いですが、

みせ方ではクライマックスでの、

ミサイル、カウントダウン、パラシュート、バトルを同時に展開するのは、

実にクライマックスっぽくて良い。


あと、世界規模というか宇宙規模なスケールのデカさがまた笑える。

スケールでかっ!って。


そうそう、映画通して笑える感じなのですが、

JBがジャック・バウアーってのはクスッとする。

そういう小ネタが色々あって面白い。

ラジカセで始まってラジカセ(タブレットだけど)で終わるのは洒落てる。


主人公の技術力の高さを表現するのに、

車をバック運転させるシーンがあるのだけど、

普通にドキドキするし良い演出だと思う。


ネタバレにならないように書きますが、

その他、誰か1人のパラシュートが開かないとか、

残念だって実は誰も死んでいないとか、

最後に犬を撃つって試練とかありがちだけど良いなって。


一応ツッコミどころとしては、

飛行機で滑走路が無いのに飛び立てるのは無理だろとか、

手術の跡は消せるんじゃないのかとか、

チップが爆発したとしても頭は吹っ飛ばないだろとか、

まあ無くはないけど、そんな事を気にしてちゃダメだよね。


どうでも良いけど時計から麻酔針ってのはコナンが過ぎった。

あと、何かかけられたのは何だったのだろうか…まあ別に良いんだけど。


とりあえず面白い映画でした。

やっぱ、「マナー、メイクス、マン」って言葉は良いなって思うし、

この映画が少年が学んで紳士になる映画な訳だし。

まだ続編観てないけど今作でVとKってのが出てきてたから、

一文字の奴らがいるのかなと続編を思わせる作りも、

公開当時だったら嬉しかったんじゃないでしょうか。


そんな感じかな…あと、何か後輩がうだうだしてたら、

「いつの人のせいか!」って言ってやりたいのと、

ディナーはビックマックにしようって事かな。

あ、帽子屋の名前はロックにしようってのも。

あの傘欲しいって。


そして、変な邦題をつけられなくって良かったって心から思う。

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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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