2018年02月02日
映画「リピーテッド」の感想…キャストの演技は良いけどストーリーは雑、あと邦題は小説も出てるし「わたしが眠りにつく前に」で良いんじゃない?
今日は映画「リピーテッド」の感想です。
PS4でAmazon Prime Videoの使い方を覚えたオカンが、
暇があると映画を観ている…もともとお急ぎ便のためのPrime会員だったけど、
これだけ使ってくれるのなら元は取れてるだろうなと思う。
そんなオカンが自分がいる時に観始めたのがこの映画。
全然知らない映画だったけど一緒に観てみました。
という訳で、PS4でPrime Videoを使って鑑賞…字幕スーパー版です。
映画「リピーテッド」は日本公開2015年のローワン・ジョフィ監督作品。
ローワン・ジョフィ監督は自分は聞いた事がなかったのですが、
今作は映画「ブライトン・ロック」に続いて2作目に当たるそうな。
あと映画「28週後...」の脚本にも参加しているそうですが、
映画「リピーテッド」でも自ら脚本も担当しています。
この映画には原作があって、
S・J・ワトソンの小説である「わたしが眠りにつく前に」なのですが、
毎度の事ながら未読です。
今回のストーリーだと小説だと、また違った衝撃の感じになりそうだなと思った。
簡単な導入部分についてですが、
ある朝クリスティーンが目覚めると、
自分は何も覚えていなかった。
困惑するクリスティーンに同じ部屋にいた男が、
自分は君の夫であるベンだと名乗る。
事故によって大怪我をした影響で記憶が1日しかもたないのだと説明された。
ベンが仕事に出た後、1本の電話がかかってきた。
彼はナッシュと名乗り、自分はクリスティーンの主治医だと言った…みたいな感じかな。
キャストですが、
記憶が1日しか持たない主人公クリスティーンを演じるのはニコール・キッドマン。
ずっとニコール・キッドマンの良さって目力だと思っていたが、
まさか映画のファーストカットが彼女の目のドアップとは。
でもやっぱニコール・キッドマンだと安心して観てられるなあと思った。
クリスティーンを見守る夫ベンを演じるのはコリン・ファース。
彼も多くの映画に出演しているベテランですが、
個人的には映画「イングリッシュ・ペイシェント」で認知したかなと思う。
そう言えば、まだ感想を書いてないですが、
映画「キングスマン」でも良い役でした。
彼女の主治医であるナッシュを演じるのはマーク・ストロング。
こちらも映画「キングスマン」に出演していましたね。
明日は「キングスマン」の感想を書こうかな。
なんか凄く良い顔をしてますよね。
主役ってタイプではないのですが良い役をいつもこなしてくれます。
その他、アダム・レビー、アンヌ=マリー・ダフ、
ディーン=チャールズ・チャップマンなどが出演しています。
さて、映画「リピーテッド」の感想ですが、
正直「う〜ん…」という部分があって、
良い映画だったとは言いがたい…しかし、ダメだったという訳でもなく、
少し勿体無い映画だった。
この映画の1つの肝はやはり、
「彼女はどうして記憶喪失になったのか、また誰がその犯人なのか」だと思う。
そこがミステリー映画として大事だと思うが、
その部分が「あんまり意外じゃない」という。
多分、原作である小説とかだったら「ハッ!」ってなるのかも知れないけど、
映画だとなかなか…難しい部分があるなあと。
この映画は確実にネタバレはしない方が良いので、
詳しくは書かない様にしていきますが、
基本的に登場人物が少なく、犯人はすぐに分かるし、
結構犯人は雑な事やってるし、
なんで1日しか記憶が持たない状態なのかってのは、
「たまたまそうなった」みたいな感じなので…ね。
ちょっとストーリーには難がある。
それでもニコール・キッドマンをはじめ、
俳優達の演技は凄く良くて、
どちらかというと彼女達の演技力で持っている感じになっている。
おっぱいは見えないけど、
ニコール・キッドマンの裸の後ろ姿も観れる特典付き。
キャストのところにも書きましたが、
ニコール・キッドマンの「目」は力あるなあと。
観た人にしか分らないと思いますが、
あの目の血管すら何か物語りそうで…凄い。
やっぱ目が良いからチラッと見える名札で、
「マイク」って名前が見えたのかな。
普通は首からかけてる名札の細かい文字って、
なかなか読めないですよね。
映画全体の作りとして、
ストーリーは難があったのだけど、
90分ちょっとと言う尺には好感が持てる。
映画の中盤までは状況説明みたいなのが続いて少し退屈なのだが、
ある人物からクリスティーンがビンタされてからの畳掛けは良い。
2週間前っていうテロップはちょっとセンスがなさそうだった。
シンプルなもので良いと思うんだよね。
また撮影方法も不安なところは手ブレをさせてたりとか、
丁寧に作ってあると言えば作ってある。
やっぱ消化不良なのはストーリーのせいなのかな。
結構、主人公の自業自得じゃんとか、
いや犯人は結構頑張ってるじゃんって思ったりとか、
暴力はいかんだろうけど10年以上もね…凄いと思うよ。
まあ、写真の雑な合成だけはいただけないけどね。
ああいう部分は小説だと上手く脳内変換してくれるんだろうね。
映画だと「明らかに合成」って感じにしないと分りづらく、
あんな感じの写真になっちゃったんだろうけど違和感しかない。
あと、偽造書類と笑顔で切り抜けれるアメリカの恐さを知った。
いや、そんなロジックで良いのかと突っ込んでしまった。
あと、映画ラストでとアダム・レビー演じるある人物が出てくるんだけど、
そいつの方が明らかに見た目が胡散臭いという。
これは好みの問題なのだろうか。
暴力はいかんだろうけど、犯人の方が好きだなあ…とか言ってみたり。
記憶が1日しか持たず寝て目が覚めると、また最初からって設定が、
前にテレビでやっていたドラマ「掟上今日子の備忘録」を思い出した。
ほとんどテレビドラマって観ないのだけど、
何故か姉があのドラマを観ていたのとガッキーかわいいってので、
自分もちゃっかり観ていたなあと。
特にこの映画とは関係はない。
さて、最後に邦題問題について。
映画「リピーテッド」ですが、原題は「Before I Go to Sleep」であり、
日本語に訳すと小説のタイトル「わたしが眠りにつく前に」になる。
それで良かったんじゃないかなって。
主人公が眠る前に何をするのか、これが映画でも大事な訳で。
「Repeated」ってのは「繰り返し」って意味なんだと思うが、
確かに同じ様な毎日を繰り返しているので嘘ではない。
が、「Before I Go to Sleep」という主人公の切実な気持ちが、
ただただ「繰り返し」ってものになってしまうのは勿体無い。
小説が日本でも販売されていて、
そのタイトルが「わたしが眠りにつく前に」なんだから、
それで良かったと思うんだよね。
そもそも「リピーテッド」ってタイトルで客呼べたの?
あいつらって何が何でも、
「原題のままじゃ映画は出さない」ってルールがあるのだろうか。
余計な事をしやがってって今回も思ってしまった。
まあ、映画「ミケランジェロ・プロジェクト」なんかよりはよっぽどマシだが。
そんな訳で、映画は俳優達の演技に見どころあり。
あと原題の方が良いと思う。
そして、カメラはPanasonicのLumixだと思って、
Panasonicユーザーとしてはなんか嬉しかった。
PS4でAmazon Prime Videoの使い方を覚えたオカンが、
暇があると映画を観ている…もともとお急ぎ便のためのPrime会員だったけど、
これだけ使ってくれるのなら元は取れてるだろうなと思う。
そんなオカンが自分がいる時に観始めたのがこの映画。
全然知らない映画だったけど一緒に観てみました。
という訳で、PS4でPrime Videoを使って鑑賞…字幕スーパー版です。
映画「リピーテッド」は日本公開2015年のローワン・ジョフィ監督作品。
ローワン・ジョフィ監督は自分は聞いた事がなかったのですが、
今作は映画「ブライトン・ロック」に続いて2作目に当たるそうな。
あと映画「28週後...」の脚本にも参加しているそうですが、
映画「リピーテッド」でも自ら脚本も担当しています。
この映画には原作があって、
S・J・ワトソンの小説である「わたしが眠りにつく前に」なのですが、
毎度の事ながら未読です。
今回のストーリーだと小説だと、また違った衝撃の感じになりそうだなと思った。
簡単な導入部分についてですが、
ある朝クリスティーンが目覚めると、
自分は何も覚えていなかった。
困惑するクリスティーンに同じ部屋にいた男が、
自分は君の夫であるベンだと名乗る。
事故によって大怪我をした影響で記憶が1日しかもたないのだと説明された。
ベンが仕事に出た後、1本の電話がかかってきた。
彼はナッシュと名乗り、自分はクリスティーンの主治医だと言った…みたいな感じかな。
キャストですが、
記憶が1日しか持たない主人公クリスティーンを演じるのはニコール・キッドマン。
ずっとニコール・キッドマンの良さって目力だと思っていたが、
まさか映画のファーストカットが彼女の目のドアップとは。
でもやっぱニコール・キッドマンだと安心して観てられるなあと思った。
クリスティーンを見守る夫ベンを演じるのはコリン・ファース。
彼も多くの映画に出演しているベテランですが、
個人的には映画「イングリッシュ・ペイシェント」で認知したかなと思う。
そう言えば、まだ感想を書いてないですが、
映画「キングスマン」でも良い役でした。
彼女の主治医であるナッシュを演じるのはマーク・ストロング。
こちらも映画「キングスマン」に出演していましたね。
明日は「キングスマン」の感想を書こうかな。
なんか凄く良い顔をしてますよね。
主役ってタイプではないのですが良い役をいつもこなしてくれます。
その他、アダム・レビー、アンヌ=マリー・ダフ、
ディーン=チャールズ・チャップマンなどが出演しています。
さて、映画「リピーテッド」の感想ですが、
正直「う〜ん…」という部分があって、
良い映画だったとは言いがたい…しかし、ダメだったという訳でもなく、
少し勿体無い映画だった。
この映画の1つの肝はやはり、
「彼女はどうして記憶喪失になったのか、また誰がその犯人なのか」だと思う。
そこがミステリー映画として大事だと思うが、
その部分が「あんまり意外じゃない」という。
多分、原作である小説とかだったら「ハッ!」ってなるのかも知れないけど、
映画だとなかなか…難しい部分があるなあと。
この映画は確実にネタバレはしない方が良いので、
詳しくは書かない様にしていきますが、
基本的に登場人物が少なく、犯人はすぐに分かるし、
結構犯人は雑な事やってるし、
なんで1日しか記憶が持たない状態なのかってのは、
「たまたまそうなった」みたいな感じなので…ね。
ちょっとストーリーには難がある。
それでもニコール・キッドマンをはじめ、
俳優達の演技は凄く良くて、
どちらかというと彼女達の演技力で持っている感じになっている。
おっぱいは見えないけど、
ニコール・キッドマンの裸の後ろ姿も観れる特典付き。
キャストのところにも書きましたが、
ニコール・キッドマンの「目」は力あるなあと。
観た人にしか分らないと思いますが、
あの目の血管すら何か物語りそうで…凄い。
やっぱ目が良いからチラッと見える名札で、
「マイク」って名前が見えたのかな。
普通は首からかけてる名札の細かい文字って、
なかなか読めないですよね。
映画全体の作りとして、
ストーリーは難があったのだけど、
90分ちょっとと言う尺には好感が持てる。
映画の中盤までは状況説明みたいなのが続いて少し退屈なのだが、
ある人物からクリスティーンがビンタされてからの畳掛けは良い。
2週間前っていうテロップはちょっとセンスがなさそうだった。
シンプルなもので良いと思うんだよね。
また撮影方法も不安なところは手ブレをさせてたりとか、
丁寧に作ってあると言えば作ってある。
やっぱ消化不良なのはストーリーのせいなのかな。
結構、主人公の自業自得じゃんとか、
いや犯人は結構頑張ってるじゃんって思ったりとか、
暴力はいかんだろうけど10年以上もね…凄いと思うよ。
まあ、写真の雑な合成だけはいただけないけどね。
ああいう部分は小説だと上手く脳内変換してくれるんだろうね。
映画だと「明らかに合成」って感じにしないと分りづらく、
あんな感じの写真になっちゃったんだろうけど違和感しかない。
あと、偽造書類と笑顔で切り抜けれるアメリカの恐さを知った。
いや、そんなロジックで良いのかと突っ込んでしまった。
あと、映画ラストでとアダム・レビー演じるある人物が出てくるんだけど、
そいつの方が明らかに見た目が胡散臭いという。
これは好みの問題なのだろうか。
暴力はいかんだろうけど、犯人の方が好きだなあ…とか言ってみたり。
記憶が1日しか持たず寝て目が覚めると、また最初からって設定が、
前にテレビでやっていたドラマ「掟上今日子の備忘録」を思い出した。
ほとんどテレビドラマって観ないのだけど、
何故か姉があのドラマを観ていたのとガッキーかわいいってので、
自分もちゃっかり観ていたなあと。
特にこの映画とは関係はない。
さて、最後に邦題問題について。
映画「リピーテッド」ですが、原題は「Before I Go to Sleep」であり、
日本語に訳すと小説のタイトル「わたしが眠りにつく前に」になる。
それで良かったんじゃないかなって。
主人公が眠る前に何をするのか、これが映画でも大事な訳で。
「Repeated」ってのは「繰り返し」って意味なんだと思うが、
確かに同じ様な毎日を繰り返しているので嘘ではない。
が、「Before I Go to Sleep」という主人公の切実な気持ちが、
ただただ「繰り返し」ってものになってしまうのは勿体無い。
小説が日本でも販売されていて、
そのタイトルが「わたしが眠りにつく前に」なんだから、
それで良かったと思うんだよね。
そもそも「リピーテッド」ってタイトルで客呼べたの?
あいつらって何が何でも、
「原題のままじゃ映画は出さない」ってルールがあるのだろうか。
余計な事をしやがってって今回も思ってしまった。
まあ、映画「ミケランジェロ・プロジェクト」なんかよりはよっぽどマシだが。
そんな訳で、映画は俳優達の演技に見どころあり。
あと原題の方が良いと思う。
そして、カメラはPanasonicのLumixだと思って、
Panasonicユーザーとしてはなんか嬉しかった。
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