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2020年12月06日

うつ病や自律神経失調症に温泉やサウナがよい


昨年での労働災害認定でうつ病等の精神疾患が過去最高を記録した。

日本の企業はここ15年ほど「顧客満足度を上げることでリピータを増やしたり

企業のイメージアップを図るなどの戦略で売上利益の向上を行ってきた。

しかし、その一方であまりに「顧客満足」に偏重するあまり、労働者の精神的なストレスの

増大を招き、労働環境は悪化の一途をたどってきたと言えそうである。

今や以前はコンビニエンスストアの「いっらしゃいませ こんにちは」というあいさつが他の業種でも聞かれるようになった。

この顧客満足は確かにある程度までは大切であるが、度を超すことは労働者にとってはよろしくないと考える。

私も仕事でその弊害のため、ストレスにより自律神経失調症や軽度のうつ病を発症し、心身ともに苦しい状況を経験し

私生活にまで影響し困り果てており、最近はその対処方法を模索していた状況であった。

その中で効果があった方法を二つ紹介したいと思う。

一つは従来から行っていたことだが整体へ月に1度か2度ほど行って30分程度の指圧とマッサージをうけること。

マッサージ部位は主に肩と後ろ首、後頭部が最も効果があった。

もう一つは最近行っている方法でこれもなかなか効果があるものとして、天然温泉に入浴することだ。

ストレス解消の原理としては天然温泉も指圧マッサージも同じである。

つまり、「気持ちいい、心地よく安らぐ」と感じることだ。

ストレスに長くさらされ続けると、仕事でも私生活でも快感や喜び、安らぎを感じることがどんどん減少し、

逆に倦怠感やつらさ、食欲不振、睡眠障害、下痢、腹痛、吐き気、動悸、不安感、おっくうなど苦痛で、

仕事も私生活も占められるようになる。しかし、少しずつそうなるので本人はなかなか気づかない。

そこで、脳内の快感神経を稼働させることで、苦痛神経の働きすぎを是正するのである。

気持ちいい、安らぐと感じる時、人の脳内ではどのような変化が起きているかと言えば、

苦痛を感じる神経の働きが緩和され、セロトニンなどの心を安定させる神経と伝達物質が活性化していることが挙げられる。

また、爽快感や癒しの快感が生じるわけだから快感物質ドーパミンもおだやかに分泌されていることが推察される。

特に今の季節、天然温泉に入浴するのは暑いが、入浴後に扇風機やエアコンの涼しい風に当たることによって、

心地よく気持ちよく感じる。入浴によって発汗した際は自律神経が働いているがそれは同時に視床や視床下部が働いていることになる。

筋肉の伸縮や痛み情報は延髄を経由して視床を経過し、体性感覚野に伝えられるが、

温泉で体温が上昇することによって、視床下部が働きだし、正常域に体温を戻そうとするよう働く。

また、温泉はストレスで収縮した筋肉やスジを伸ばし、血液循環を良くして疲労物質の消散に寄与する。

温泉で暑い思いをして、涼しい風を浴びて心地よく気持ちよく感じる。

これは大変良いことだとここ一カ月に3度ほど近場の温泉に行って効果があることを自覚している。

体が温まるなら自宅のお風呂でも同じではないかという人もいると思うが、それは違うと感じる。

やっぱり天然温泉は温泉での天然成分が効果があると思う。

その証拠に禁煙外来などでは直径5p程のニコチンパッチというニコチン付きのシールを

肌に貼ることで、肌からニコチンが吸収されて、たばこを吸いたい欲求が減衰する。

天然温泉もいろいろな泉質があるだろうが、私の行っている温泉は私の体質に合うものらしく

入浴後に1時間から2時間ほど後になると気分的に落ち着くような爽快感が出てくる。

これは天然温泉の泉質が肌から吸収されたことが考えられる。

また体感的にぬるめのお湯に入っても体が冷めにくい。それと、爽快感の持続がまるで違うのがわかる。

自宅のお風呂とはまるで違うのだ。それは、何度も自宅での風呂の入浴と天然温泉での入浴後の
体調変化を比較した自分の感想だ。

また、天然温泉で涼しい風を浴びた後に、肩や首のマッサージを受けると、体がとても軽くなり、
心までも軽くなってしまう。

もし、うつ病や自律神経失調症、不安障害などの症状で苦しんでいる方がいたら、天然温泉への入浴をお勧めする。

天然温泉であるから、水道水を使用した沸かし湯のスパー銭湯と違い、あくまで地下から産出する天然成分も大きな効果があると考えられる。

ストレス疾患でお悩みの方は天然温泉と温泉後の指圧マッサージを組み合わせて試してみる価値はあると思う。

思った以上に効果があり、驚かれるかもしれない。

自宅から温泉までの距離が遠い場合、うつ病や不安障害者は温泉まで行くのがおっくうだったり、長時間の乗り物に不安だったりする場合がある。

そのような場合は、まずは近場の沸かし湯の温泉でも入浴後の指圧マッサージと組み合わせることで効果があると思う。

ここで大変重要なポイントは、入浴後の「さっぱり」とした気分や、涼しい風にあたり「気持ち良い」

指圧やマッサージを受けて「気持ち良い」「肩が軽くなる」などと感じることが最も重要だと思う。

なぜならこれらすべてが、脳内の苦痛を感じる神経の興奮を抑制すると同時に、快感を感じる神経システムを活性化することだからだ。

ただ、温泉やサウナでは冬季にはヒートショックに注意が必要だし、

適度な水分補給も忘れずに。

2020年12月02日

医師から処方されたバイアグラで眼底出血


うつ病かSSRIなどの抗うつ薬の長期服用のためか勃起不全になり、

内科医に相談したらバイアグラを処方された。

バイアグラは心臓疾患や糖尿病の人へは処方が難しい。

なぜなら血管拡張作用によって血圧が低下して死亡したり、

血管が出血して失明に至るケースもあるためだ。

私はどちらにも該当しないので1回目に飲んでそこそこ効果があった。

しかし、2回目に飲んだ際に事故が起きた。

朝起きると右目の視野にフジの花が垂れ下がったような茶色の残像と

右目の中央付近に黒い点がぽつぽつと見える残像に悩まされて、さっそく眼科へ行った。

精密検査の結果、右目の眼底出血だった。

眼科医からは毛細血管を丈夫にして止血する薬を1日3回2週間飲むように言われて飲んだ。

2週間後の眼底の精密検査では出血は広まっていないと言われたが、

医師はこれ以上は回復は難しいと言われてだいぶ落ち込んだ。

一生この残像に悩まされながら生きると思うと気分が落ち込んだ。

その後の経緯だが、以前よりも少しは良くなったが残像はある一定以上回復しない。

私の仕事は設計職でパソコン相手のデスクワークであるのでこれでは仕事に支障がでる。

目が疲れやすことや設計職は残業が大変多い中では目にも負担がお菊仕事に大きく影響する。

今までのスキルと関連知識のある目を酷使しない違う仕事に変えなくてはいけないかもしれない。

そのように気分が落ち込んだ中で、明治から昭和初期に活躍した宮城道雄という有名な箏曲者のことを思い出した。

確か学校の音楽の授業で教えてもらった。

彼は幼少期に失明し、両親は離婚し、祖母に預けられたり盲目の中苦労しながら、精進を続け日本の箏曲の発展に大きく貢献した。

代表的な曲は日本人なら正月に聴く、春の海が有名だ。

彼は盲目だったが、人生を強く生き抜いた。

晩年に盲目が原因で東海道線の電車から誤って転落して亡くなったが偉大な盲目者に尊敬の念が湧いた。

私は右目に残像があるだけで視力に問題はない。

左目は大丈夫だし、右目の残像も調子が良い時は気にならない程度まで残像が出ないこともある。

宮城道雄の苦悩、日本でも盲目者の苦悩を思えば、私の苦労などなんでもないものだと思えてくる。

宮城道雄の春の海は以下のリンクからYoutubeで聴ける。

https://www.youtube.com/watch?v=404tSfsP3eI

宮城道雄の盲目でも強く生きたことを考えながら曲を聴いている。

さて、何か目の残像を治す方法はないものか試行錯誤をしてみるしかない。

医師が処方するバイアグラでもこのような事故がおきるし、

ましてや性的な興奮を高める違法ドラックなどどれほど危険か計り知れない。

毎年、日本も含め世界中で違法ドラックで多くの人が命を落としている。

日本でも押尾の事件や女子高生に違法ドラックを飲ませ、そのまま亡くなってしまった事件など知っているが、氷山の一角だろう


2020年11月26日

心理療法やカウンセリングで脳内神経が変化回復する


精神疾患で心理療法やカウンセリングを行うとどうして症状が軽減するのか、

それは脳の神経どうしの結びつきが変化すること、神経回路が変化すること、脳内機関の働きが正常化されるからだ。

例えばその顕著な例が海馬と偏桃体との神経回路が修復されることは有名である。

人は認識がかわる時に、神経細胞の軸先が目的の神経細胞まで伸びて行き、回路網が形成されたり修復されるのだ。

また、最近の研究で海馬の神経細部が修復されることも発見されている。

よって、心理療法やカウンセリング、人に自分の悩みを聞いてもらうことや抗うつ剤や抗不安薬での治療は

脳内の神経細胞が変化修復するために病状が改善し、鬱病や神経症が時間がかかるが治るのである。


2020年11月23日

リラックスにはピアノJAZZがよい


以下に私が聴いているリラックスJAZZ音楽のリンクを張るので、

よければ聴いて視てください。

https://www.youtube.com/watch?v=Xbfx-xAzZG4


https://www.youtube.com/watch?v=Tq0IQq5Fjj8


https://www.youtube.com/watch?v=yk-VF0F20xY


2020年11月21日

やはりDHAや亜麻に油は精神安定によい


今月初めに、自分の体験談として青魚成分であるDHAやEPAなどの必須脂肪酸、

同じくオメガ3系の亜麻に油やエゴマ油、シソ油などの必須脂肪酸がストレスに効果があるのではという仮説を書かせてもらった。

前にも書いたが必須脂肪酸とは人体内では合成できない、食べ物で食べないと摂取できない体に良いとされる脂肪酸である。

栄養素で不安や恐怖を軽減した研究成果を国立がん研究センターが昨年2018年9月に発表していた。

まさか不安や恐怖の研究を精神神経疾患を研究している医療機関ではなく、

癌治療を専門に研究している国立がん研究センターではDHAやEPAなどオメガ3系の必須脂肪酸を1日2000mgつまり1日2グラムを

注意欠陥、多動性障害、境界型人格障害、薬物依存、アルツハイマー病、うつ病、強迫性障害、心的外傷症候群、パーキンソン氏病、急性心筋梗塞、月経前症候群などの患者に投与したところ、

不安や恐怖感が明らかに低減したとの研究結果を発表していた。

研究対象者は精神疾患患者、身体疾患患者、健常者の両方で

当該物質投与者1200名ほどと非投与者1000名での優位差での検証も実施している。

国立がん研究センターでなぜそのような研究をしたのかは、癌患者で薬物療法や手術で癌を乗り切った患者でも

その後の再発や死に対して、恐怖感や不安感などがある人が多く、精神的に不安定になり日常生活の質を下げるためである。

つまりは癌経験者の精神的なケアとストレスでの癌や病気の悪化を防止する研究のようである。

以前の記事でも書いた通り、不安感や恐怖感などストレスは免疫細胞の活性を低下させるため、癌手術が成功しても

病気に対する不安感や恐怖感がストレスになり、癌への抵抗力が低下し、癌を再発したり、

うつ病などの精神疾患にかかることもあるために寿命をちじちめてしまうそうだ。

それとストレスが強いと活性酸素も活性され癌の再発に関係すると考えられる。

それなら一般的な精神疾患の治療薬であるSSRIや抗不安薬、抗鬱剤、認知行動療法などがあるのではと考えがちだが、

がん研究センターでは精神的な薬は依存のリスクをはらむのと、認知行動療法を実施している医療機関が少ないことから

簡易的で副作用の少ない方法として有効な方法がないか研究をしたとのことだ。

DHA、EPAには癌を抑制する作用があることも知られており、抗がん作用も狙ってのことではと考えられる。

国立がん研究センターのそれらの論文のリンクは以下である。

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0915/index.html

2020年11月15日

自殺心理と脳内物質の異常


私も過去に自分の人生最大の危機に直面した経験がある。

今も思い出すたびに空恐ろしい心理状態を経験したことがある。

それは自殺念慮の願望である。

私の場合、家族の支えによって実行までには至らなかったがとてもろても苦しかった。

私はそれまで、人が一番苦しいことは死ぬことだと思っていた。

しかし、死よりも恐ろしいことがあることに気づいたのである。

それは耐え難い多大な苦痛の継続である。

私が経験した苦痛状態とは

「自分の身の回りでのことや日常生活がすべて苦痛としか感じることができず

世の中が灰色に見え、楽しいと感じることが皆無であったことだ」

具体例であげると自分が大好物だった食べ物を食べたいと思わない。
  
食べるのがおっくうであり、食後気分が悪くなったり

腹痛などが生じ、夜は眠れず、眠ると悪夢で寝汗でぐっしょりの毎日であった。

楽しいと感じていたことを行ってもおっくうなだけであり、

少しの運動で気分が悪くなるなど毎日がそのような状態であった。

日常から楽しいという感覚が一切なくなり、すべてのことが苦痛に感じる

世の中が暗く灰色で、生きていること自体が苦しくて苦しくてしかたない毎日。

それが2ヶ月も続くとその苦痛に耐えかねて「死にたい」と思うようになっていった。

死ねば楽になるのではという感情になっていった。

その症状は半年程度で収束に向かったので私は救われた。

私はその後、脳科学と精神医学の専門分野を数年かけて徹底的に勉強したのだった。

そこでわかったことだが、人の自殺願望の根源は脳内物質の異常にあるとの認識に到達した。

自殺したい人はとても苦しい耐え難い精神的、肉体苦痛の心理状態にあるのは確実である。

その状態とは常の自分の心理状態とは明らかに違っているが、自分自身がそれに気づくことが気づける人が少ないということだ。

したがって、自殺してしまうのである。

なぜなら、人は幸福感を味わっている時や楽しいときに自殺したいと思うことはないからである。

自殺願望が生じているとき、脳内ではどのようなことが起きているのかを知ってもらいたい。

以下にその脳内異常状態を列記する。

1、脳内では海馬や青斑核由来のA6神経など苦痛、不安を感じる神経が過剰な興奮状態にある。
  (これによって、普通の状態ではさほど苦しいと思わないことでもより苦痛に対して敏感に反応し、
強烈な不安感を生じさせ、その苦痛情報が増幅して感じるようになっている)
  またこれらの神経は「気分が悪い悪心」「強烈な体調不良」の状態をつくりあげる。

2、ドーパミン作動性経路の神経の不活性
  人が快感や楽しみ、幸福を感じるとき、脳内に存在する快感神経が必ず活動している。
  麻薬などはドーパミン作動性神経および興奮快感系神経伝達物質の放出を増大させ多幸感や快感を生じさ
せる。
  自分の脳内で作られない有毒で常習性を伴う薬物であるが
  それらは脳内快感物質ドーパミンを増やすために多幸感、快感を生じさせる。
  ただそれらの薬物は統合失調症「昔は精神分裂病」に至ってしまう。
  ところが自殺願望者の脳内では快感神経系に異常が生じ、これらの神経の活性不全に陥っている。
  自分の脳内でそれらのドーパミンやベーターエンドルフィン等の快感物質をつくることができなくなっている状態にある。
   したがって、世の中のすべてのことに楽しみも、快感も、幸福感も感じることができない状態となって
いる。
   ところが自分の脳内がそのような状態になっていることに本人が気づいていない

3、こころの安定をつかさどるセロトニンおよびセロトニン作動性経路の不全

  脳内物質セロトニンは苦痛や不安を感じる興奮系の神経を抑制し
  脳内の神経伝達のバランスを保つ働きがある。
  そのため、うつ病、不安神経症、パニック障害、強迫神経症などの治療にはセロトニンを増やす薬が用いられる。

  脳内でセロトニンが不足すると、攻撃的、衝動的、過去に嫌な記憶だけが反復してよみがえってくるなどの精神状態に落ちいってしまう。
  
4、苦痛や不安の興奮系の神経が過剰興奮状態にあり、その抑制系神経の不全

  脳内には苦痛や不安を抑える神経伝達物質であるガンマーアミノ酪酸
  (通常ギャバといわれている)が不足している状態、活性不全の状態である。
  このγアミノ酪酸で機能する神経は脳内に広く分布しており
   睡眠薬や抗不安薬はγアミノ酪酸作動性神経の働きを助ける。

  ところが自殺願望者の脳内ではこれらの物質が作られないか、神経伝達不全
  を起こしている状態であるから、夜は眠れず、眠っても悪夢をみる状態となる。

5、自律神経の活動のアンバランス

  これは主に身体の苦痛症状、不快症状として現れる。
  食欲不振、食後のぐわい悪さ、疲れやすさ、頭痛、 動悸、腹痛、下痢などさまざまな症状が現れる。
   自律神経の中枢は脳内の視床下部にあり、視床下部でのホルモンや脳内物質の分泌が異常をきたしている
ためこのような症状が発現される。
  
総括して言うと、自殺願望者、自殺念慮をもつ人のほとんどが、以上で説明したような

脳内のさまざまな神経系の異常、ホルモン分泌の異常があるのである。

ところが本人はそのことに気づいていないし、自分は正常な自分で判断していると思っている。

それは大きな誤りであり、自分の脳内の異常状態が作り出している心理状態を気づくべきである

気づく方法として手始めに行うことは、メンタルクリニックなどの精神科、神経科、心療内科

などを受診すべきであり、またいのちの電話や都道府県の福祉事務所、市役所の保健福祉課

自分の身内、友人、親類など多くの人に悩みを打ち明け相談すべきである。

人が苦しいときは誰でも苦しいのだし

誰でも人生にそうゆうことが多かれ少なかれあると思うからである。

そして、時間がたって、または病気の人であれば自分の精神状態が正常に戻って

過去を振り返ったときに自分の考えや感情がおかしかったことを後で気づけるのである。

人が生きる目的それは「生きる」ということである。

恥をさらしても地をはいつくばってもとにかく「生きること」に意義があるのだ。
posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2020年11月13日

久々に強い不安発作で大変でした


今年の5月にもありましたが、先週の土曜日、起床後少しづつ不安感と気分の悪さが増大していって、

不安感が強烈になり、腹痛と下痢、頻尿になり、不安感が強烈でこのまま死んでしまうのではという気分になりました。

5月の時もそうでいたが救急車でも呼ばないといけないような強烈な不安感でした。

今回は頓服でもらっていたデパスを飲んで30分ほどで気分が楽になり、何とか忍びました。

デパスを飲んで30分もすると先ほどまで3時間も続いた強い不安はどこにいったのか不思議なくらい効果がありました。

うつ病とパニック障害などの不安症が併発することが最近知られるようになり、

私も病気が良くなったとはいえ、時々このような辛い思いをすることがあります。

そのような薬に頼らなくてはいけない自分が嫌になり、何とか薬を飲まない方法はないかと考えますが

私の様に時々に薬を飲むことでベンゾジアゼピン系抗不安薬の効き目が低下する耐性ができにくい方法あると思います。


2020年11月06日

有害物質の蓄積がうつや不安の原因かも


デドックスとは体内の有害物質や刺激物質を体外へ排除して、体調をよくすることである。

体内に有害刺激物質があればぐわい悪かったり、下痢、吐き気、腹痛などに悩まされるのは普通である。

私は以前の記事で、夕食におでんでのコンニャクや野菜を食べて翌日に調子が良かったことを書いた。

それは、主に腸の中をきれいにして悪玉菌の生成する有害物質や合成保存料や化学物質の摂取で腸内の内壁についている刺激物質を食物繊維で取り除くテックスだったが、

体内テドックスで有名なのは高血圧の人が血圧を下げるためにカリウムを含む野菜や果物を多く食べるものがある。

果物や野菜に多く含まれるカリウムは塩化ナトリウムを体外に排出する作用があるのだ。

その成分が体内の有害物質を分解したり、結びついて尿や便として体外に排除する化学的なテドックスもあることに気が付いた。

金属デドックスを調べるために昔購入したビタミン、ミネラルの専門書を調べてみると、体内金属の相互作用を利用した有害物質排除が記載されていた。

以下の金属は体内で相互に排除作用をを有する。

したがって、相互排除作用の場合、ある特定のミネラルを採りすぎるとあるミネラルは体外へ排除される。

知名度の高い方法としてカリウムとナトリウムは相互の排除作用を利用したものに、

高血圧の人が体の塩分を排出する目的でカリウムを多く含む野菜や果物を多く食べる方法の推奨がある。

金属同士の相互作用に以下のようなものがある。

鉄と銅は相互の排除作用

鉄とリンは相互の排除作用

鉄とカリウムも相互の排除作用

カルシウムとマグネシウムは排除の相互作用

カルシウムを多くとるとマンガンを排除する

カルシウムを多くとると亜鉛を排除する

コバルトやマンガンが多いと鉄分を排除する(井戸水や湧き水などを飲用の場合)

亜鉛を採りすぎると鉄分が排除される

亜鉛とリンは相互の排除作用

亜鉛と銅も相互の排除作用

亜鉛を多く採ると有害物質のカドミウムを排除する

亜鉛やセレンをとると水銀を排除する

カルシウム、亜鉛、鉄は鉛を排除する

マグネシウムや鉄はアルミニウムを排除する

一般に、カドミウム、鉛、水銀、アルミニウム、有機リン、コバルトは体に有害であり、

うつ病や神経症状やアルツハイマー、神経麻痺、倦怠感、気分の悪さ、胃腸障害の原因になるといわれている。

これらの重金属の有害性は日本でも50年ほど前に公害問題として、

イタイイタイ病、水俣病、足尾鉱山鉱毒事件などで知られるようになった。

体内に微量は必要だが多量で有害なものとしてナトリウム(塩)、銅、リン、硫黄、セレンがあげられる。

一般的に必要なミネラルとして、カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛などがあげられる。

有害物質の体内への蓄積は食べ物や飲料水、調理器具に大きく影響され、

カドミウム汚染米やアルミニウム製の鍋ややかん、タバコに含まれる有害物質やマンガン等の重金属、井戸水などが原因といわれている。

飲食物によらない場合、農業による農薬、塗装による鉛、工場で使用する水銀など職業による場合があげられる。

人それぞれ、食べ物や飲み物に好き嫌いの傾向があるために体内のミネラル類の偏りが生じる可能性がある。

一般的にネギ、ニンニク、玉ねぎ、ホウレンソウ、グレープフルーツ、桃、果物には有害金属の排出効果があるといわれている。

女性のように生理で出血が多い人は、鉄分が不足して貧血や冷え性になりやすいだろう。

その際にさらに鉄分の少ない食事をしていると、鉄分は血液の中でヘモグロビンとして酸素を細胞に届ける

役割を担うわけだから、鉄分不足は貧血だけでなく美容にもよくないと考えられる。

また、特に中国などの鉱山開発地域の下流の河川水を利用した輸入農産物を食べている人は、

重金属が少しずつ体内に蓄積し、原因不明の体調不良を訴えることも考えられる。

したがって、その際に必要なことは体内有害物質を排除するための金属の相互排除テドックスや

化学的な有害物質排除デドックス、食物繊維の多い食品を食べる物理的なデドックスが有効と言われている。

2020年10月30日

不安障害での心気症


私は不安障害の強いうつ病であったため、不安障害でよく起こるとされる症状があった。

それは心気症というものだ。

心気症とは体に出てくるいろんな症状が実は深刻な病気の前兆ではと恐れるものだ。

例えば自分が経験したものに、毎日下痢と腹痛が一週間も続くと、実は大腸がんではと心配になったり

胃痛が続くと胃がんではと心配になったり、喉に何かが使えたような感覚になることもあり

それはもしかして食道がんではと心配し、ネットで食道がんを調べると、食道の周囲にリンパ腺や動脈

肺があるので転移が早く、5年生存率が低いなどという情報を得ると益々不安感が増大するのだ。

私はあるとき、不安障害に心気症が伴うことを知り、日記に症状が起きた際の心情をつづり、

症状が治った3週間後くらいに、再度日記を読むと、自分の認知が誤っていたことに気が付く。

もし胃がんや大腸がん、食道がんなら症状は収束しないはずだから、

治ったということは自律神経の不調でなった症状を自分の思い過ごしで不安になったと、自分の認知の過ちだと気が付くのだ。

そのように日記に自分の症状がひどい時の心情を記載しておいて、後で読むことで、

一種の認知療法となり、病気軽減につながっていったと思う。

2020年10月28日

自律訓練法を知ってましたか


 最近のストレス社会は、人に対して様々な疾患や身体の不調などを生じさせている。

ストレスを軽減する方法として、神経科で安定剤などを処方してもらうのも

近道だが、簡易的で経済的な方法として「自律訓練法」がある。

この方法はドイツの生理学者のシュルツという博士が生み出した方法で

人がリラックス状態の際に体験する身体感覚を自己暗示にてつくりだす

方法であり、科学的に根拠がある方法として現在、

日本国内の心療内科や神経科で推奨されている方法である。

最初は1から2週間くらいの期間を要するが、その後自己暗示がうまくゆくようになると、

自己暗示に入る時間が短縮されて、効果が出始める。

神経系を原因とする様々な症状に効果があるので試してみるとよい。

特に心身症や神経症、うつ病、慢性的な疲労などの体の不調には効果的である。

以下にその方法をインターネット百科事典に掲載されているのを紹介する。

もっと詳しく知りたい方はネットで検索してゆくと、多くの情報が得られるはずだ。


自律訓練法のやり方wikipediaより


自律訓練法は専門家の指導のもとで行なうと、より効果的といわれているので

心療内科や神経科などに言ってみて、指導を受けるのもひとつの方法である。
 
私もこの方法を試しているが、私も多少の効果があることを体験している。

ただし、自己催眠なので、催眠を解くことも必要とのことが私の専門書にも書いてあった。

今の時代、自律訓練法についてはネットで検索すればいろいろと情報が得られるだろう。

しかし、世の中にストレスを原因とする疾患に有用な「自律訓練法」を知っていて損はないと思うので紹介した。

2020年10月26日

うつ病治療には睡眠改善が重要


アメリカのボストン大学の研究によると、深い睡眠は脳内有害物質の排除に影響しているという。

研究結果によると、深い睡眠状態になり脳内の神経が休息状態になると、脳髄液が神経細胞の隙間に入りこみ

脳内の疲労物質などの有害物質を洗い流す作用があるという。

逆を言うと精神疾患や一般の人でも何かが原因で睡眠障害が続くと、脳内での疲労物質や有害な物質が排除されずに

脳の興奮状態が続き、脳が疲弊してしまうそうだ。

うつ病や不安障害などの患者が一旦病気になると睡眠障害が症状として現れ、いろんな症状が治りずらいことがわかった。

よって、病気の改善には深い眠りが重要であるということだ。

睡眠障害を改善する方法として、医師と相談して睡眠障害のパターンに応じた薬物投与が必要だと思う。

例えば、入眠困難、早朝覚醒、中途覚醒、悪夢障害などに応じてそれぞれの睡眠薬がある。

それと、肉体が疲れることが必要であるので日中は適度な運動が必要であると思う。

自分の経験でも日中に少し疲れるくらいの肉体運動をしていると、夜に熟睡できることが多かった。

更に朝は早く起きて、早く起きるとセロトニンが分泌され、朝のセロトニンは

夜には物質メラトニンに代謝されて良質な睡眠物資となるため、朝起きて朝日にあたるのは必要だと思う。

それと体内でセロトニンを合成するためにはトリプトファンという必須アミノ酸とビタミンB6が必要なので

それらを含んだ食事をする必要があると言える。

トリプトファンを含んだ食べ物は大豆食品、バナナ、チーズ、ケールの青汁などなどネットで調べればわかる。

それと重要なビタミンはB6であり、これはセロトニンの合成だけでなく、神経をリラックスさせる

GABA(ギャバ)でのガンマーアミノ酪酸の合成にも重要であり、

リラックス物質の合成を阻害する銀杏の食べ過ぎにも注意が必要との記事を以前読んだ。

眠る10時間まえまでにカフェインの入った飲み物を飲むのも睡眠障害の原因になるので気をつけよう。

2020年10月25日

秋も自殺者が増える季節


秋の季節がやってきた。

東北地方は朝が寒く、起床がおっくうになってきた。

秋も春と同様に自殺者が増える季節であり、ホルモンバランスや自立神経の乱れなど、

脳内物質の変動によって、こころがネガティブになりやすい季節である。

心理的ストレスは追い詰められている緊張感のような苦しさとしてあらわれることが多いが、

その心理の原因は外部的なすとれすだけでなく、脳の状態にも大きく左右されることを知るべきである。

こころの疲労の蓄積と脳内物質の変動により、自殺衝動が高まることが原因と考えられる。

それは夏の疲れもあるだろうし、気温が暑い日から朝夕の寒さが増えることでの変動に体がついてゆかないことも原因と考えられる。

過去にも記載したが、九州大学と関連機関の共同研究で、うつ病の精神症状が脳内代謝と深い関係がわかり、

将来の創薬や食品での治療、血液成分でのうつ病の特定される可能性が見いだされた。

健康な人でも気分の波があるだろうが以下の5つの思いは脳内代謝によることがわかった。

1、自分の価値の無さや罪悪感を感じる感情

2、抑うつ気分

3、自殺したい気持ち(自殺念慮)

4、落ち着きのなさ、思考抑制

5、興味や喜びの喪失

どのような代謝物質かは各症状に応じていろいろあるので、詳しくは以下のリンクをみてみてください。

http://www.kyushu-u.ac.jp/f/29500/16_12_19.pdf

自殺したい願望は鬱病などの精神疾患のほか、仕事や家庭などの悩みなど精神的な側面が大きいが、

その際に自分の脳内で起きている化学反応が原因であることも大きな要因になっていることをきづき、

精神的な不安定な山を乗り越えることで自殺防止につながる可能性が高いことをしっておこう。

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2020年10月24日

早朝覚醒や中途覚醒の睡眠障害に抗ヒスタミン剤


私のうつ病や不安障害は9割以上改善したが未だに時々、睡眠障害がある。

私の様に日中の症状はほぼ収束したが、最後に睡眠障害が最後にしつこく残る人がいるようだ。

私のような精神疾患経験者でなくとも、日本人の多くが何らかの睡眠障害に悩まされているという。

睡眠障害でも心配事や悩み事、不安障害などの神経症があると入眠困難や浅い眠り、

うつ病や老年期だと早朝覚醒や中途覚醒、浅い眠りなどの睡眠障害が多いと言われている。

私は3年半ほど前に咳が頻出して医者からオロパタジンという抗ヒスタミン剤を処方されたが、

副作用の日中のひどい眠気で5日ほどで飲むのをやめた経緯がある。

最近はストレス社会を反映して、夜寝付けないなどの入眠困難の人が多いという。

医師が処方する睡眠薬の多くが睡眠導入剤といわれている。

したがって、それらの睡眠剤は寝つきを良くするものが主なので2時間から3時間程度しか効果がなく、

早朝覚醒や中途覚醒には効果が薄いといわれている。

私の睡眠障害の型は入眠困難ではなく、早朝覚醒や中途覚醒と浅い眠りであるので、

3年半前に処方されて残っていた抗ヒスタミン剤のオロパタジンを眠る3時間くらい前に試しに飲んでみた。

すると中途覚醒や早朝覚醒せず朝までぐっすり眠れることに気が付いた。

時々、ハウスダストのせいか鼻水が止まらなくなることがあるので、

抗ヒスタミン剤を夕食後に飲むことは一石二鳥であった。

その後、自分が行っていることが体に悪くないか調べたら

何と、うつ病などでの早朝覚醒や中途覚醒の睡眠障害に抗ヒスタミン剤を処方する精神科医もいることを知った。

脳にはヒスタミン神経という興奮性の神経があり、花粉やほこりなどの異物を感知すると異物が体に侵入し異常事態だとヒスタミン神経が過剰興奮し、興奮と神経覚醒作用があるヒスタミンが分泌される。

ヒスタミンが過剰に分泌されると、ヒスタミンし神経が興奮し鼻水やくしゃみなどの過剰な反応が出る。

そのヒスタミンを出ないようにするのが抗ヒスタミンということだ。

ヒスタミン受容体にもH1とH2があり、花粉症などの場合はH1受容体に作用し、

胃腸の胃酸の出すぎを防ぐのにはH2受容体が関係しており、それぞれ薬の種類が違うそうだ。

ヒスタミンという物質は脳内では覚醒作用があり、記憶力を高めることにも関与しているそうだが、

一方で過剰過ぎると、脳が異常事態だと感知すると過剰な免疫反応だと花粉症やアレルギーなどヒスタミン反応がおきるといわれている

これは一種の過剰防衛反応であり、脳神経の過剰興奮である。

私は睡眠導入剤を飲んだことはないが、睡眠薬を1か月以上長く飲み続けて

途中で急に睡眠薬を飲まないと眠れなくなる副作用がでることがあるそうである。

抗ヒスタミン剤にもいろいろと種類が多いようで、私の飲んだオロパタジンは比較的眠気の副作用がでにくく沈静作用も少ない弱いほうの薬に分類されるそうだが、

それでも、朝までぐっすり熟睡できることは、次の日の活動に良い影響を与えると思う。

ただ、私の場合もそうだが、抗ヒスタミン剤は一般に作用時間が12時間以上と長いために、

次の日の起床時間がずれ込むことがあるので、注意が必要だ。

私の体質は副作用が少ないという種類の抗ヒスタミン剤でも大きな効果があるので、私の脳内はヒスタミンH1受容体が敏感なのだと思われる。

どちらにせよ眠れないということは脳の自己防衛に関係する神経が過剰興奮している状況であるから

それらの過剰興奮を抑える薬を睡眠障害の種類に応じて使い分けることがよいと考えられる。

自分の経験では中途覚醒や早朝覚醒には抗ヒスタミン剤が効果があると感じたが、

抗ヒスタミン剤には眠気という副作用と高齢者の認知症を悪化させる作用があるとの研究があるので、

やはり医師と相談の上、自分の体質にあった睡眠薬を処方をしてもらうことが必要だと思う。


2020年10月22日

なぜうつ病や自殺衝動がでるのか


私はこの病気になってから、脳科学の専門の本を多く読んだ。

その知識と自分の経験でなぜ人はストレス疾患になるのか、なぜ自殺念慮などの自殺したい気分のなるのか科学的に理解している。

心理学を勉強するよりも、脳科学を学習する方が自分を納得させられた。

考え方を変えたり、気力で精神病や神経症、心身のストレス疾患や自殺が防げたら誰も苦労しない。

自分の気持ちの持ちようや不安や恐怖感、日中の体調不良、気分の悪さは自分の気持ちの持ちようではどうしようもできない。

なぜなら、脳の特定部位が過敏症になっており、その脳は脳の深い部分で自動に働く脳であるので、前頭葉でいくら考えても制御は難しいのだ。

精神的な病気や自殺をしないためには、人に話して相談してこころを開放する心理療法、

心理学的な治療法も必要だし、投薬を含めた薬物療法、栄養療法、食事療法、音楽療法、リラクゼーション、認知行動療法、自律訓練法、森田療法などいろんな療法があるが

、その中でも結構効果があるのが、病院での薬物療法と人と対話して精神的な負担を減らす心理療法、

それと具体的な悩みの解決法として役所に福祉や借金の相談、生活相談などするところから知識を得る方法がよいと経験的に思う。

役所では部署によってたらいまわしをされることが多いが、生きるために県や市役所、国の機関などあちらこちらに相談するのもよいと思う。

人は原始時代から進化を重ねてきた動物であり、脳の構造は爬虫類時代の脳が根底をなし、その上層に感情の脳、最上部の大脳新皮質は考える脳、感覚の脳などが発達している。

したがって、人間は脳の構造から動物的な衝動がどうしても出てしまう。

人が天敵である動物から安全性を確保できたのは、ほぼ最近であり、
江戸時代まで熊や狼、毒蛇、毒蜂などなど、脅威になる対象が存在した。

縄文時代以前になると、獣を相手に戦って食物にしたり、熊や狼などの天敵と戦わなくてはいけない場面があっただろう、

人間に進化する前にもいろんな天敵と戦ったり、かなわない相手からは命を守るために逃げる手段を採らないといけなかった。

よく心理学でいう動物は緊急時は闘争か逃走の選択をしないと命を失うことになる。

よって、人には基本的に動物的な本能である自分の身を守るために、不安や恐怖などの感情が優先して働く必要があると考えられる。

例えばおいしい食事をしていたり、ゆっくり休んだり、眠っている最中に天敵が現れたら、食べ物を食べるよりも、眠るよりも、休むよりも優先して、
恐怖や強い不安を感じて、一目散に逃げるかまたは戦う必要がある。

脳には恐怖や不安を感じる偏桃体や青斑核などの機関が存在し、
その際にノルアドレナリンやアドレナリン副腎ホルモンなどが分泌される。

現代においては天敵がいたいり人に理由もなく不意に襲いかかることは稀であり、人には言葉があるので危険に至ることは少ない。

しかし、仕事や私生活で強烈な恐怖や不安、喪失感を感じると、偏桃体や青斑核が過剰興奮し、なかなか興奮が収まらない。

そうなれば、脳内に存在する快感を感じる神経の働きが、動物として闘争か逃走かの神経系が優先的に常に働くようになり、快感神経の働きがブロックされてしまい、

毎日が過度な不安感、恐怖感、緊張感、気分の悪さを感じるようになってしまう。

脳内の快感神経では食欲、性欲、睡眠、体内水分調節、体温調節、
前頭葉に至っては考えたり、創造すること、楽しいことを考えるなどの役割を担っている。

ところが自分の身を守るために必要な不安や恐怖感を感じる脳部位が過敏になると、心身交互作用で過敏性が悪循環に入ってしまう。

毎日、不安で恐怖、体調が悪いと、それがストレスになって脳の過敏性がなかなか改善されず、快感神経の働きが鈍るため、楽しい感情が失せて、生きていることが苦痛でしかなくなる。

自分の経験で思うことは、うつ病や神経症で快感神経の働きが鈍ると、
食欲が減退し、睡眠も快適に感じなくなり、食べ物をおいしいと感じなくなり、

好きだったゲームや趣味を行っても楽しさを感じず無意味にしか思えない。

また、集中力も低下して、何かに夢中になることが少なくなり、その代わりに
余計な心配ばかりをしてしまう。そのように無意識にいわゆる心配性になり、

いろんなこうなったらどうしょうとか、将来の不安など雑念がおおくなると思う。

そのように、自分を守るための不安や恐怖、緊張、気分の悪さ、体調不良、睡眠障害が顕著になると苦痛は余計敏感に感じるが、

楽しさや快感を感じなくなり、生きているのが苦しくつらくしか感じなくなる。
そして、死ねば楽になるのではというような気持になってくる。

私も35年も前の若いころに一度、進路のことや家庭環境のことで悩み、最初はパニック発作から始まり、それがうつ病と併発して、自殺衝動が強くなり、死にたい気持ちになったことがある。

しかし、当時は神経科クリニックなど少なく、若かったせいか8か月ほど精神病院に通院して薬でうつ病が良くなり治った。
治った後に、どう
して自分はあんなに死にたい気持ちだったのだろうと思った。

現代の精神医学の分野ではうつ病と神経症やパニック障害が併発していることがあることがわかっている。
でも、その当時はまだ学生で、今の様にインターネットもなく、

パニック障害での強烈な不安発作で、このまま頭が狂って死んでしまうのではという発作に何度も見舞われた

自分の病名が分からないことが更に心配と不安を強くした。

人生今までいろんな苦難や嫌なこともあったが今現在も、生きていてよかったと思っている。

なぜそうなのかといえば、人は動物であるから身を守るために、苦しかったことや辛かったことはこころに深く残るが、楽しかったことも多くあったはずなのに、楽しい記憶はのこりずらいことを知ってるからだ。

自殺衝動、それは極論からすれば、脳内の神経の働きやホルモン分泌がアンバランスな状態にあったと言える。
そのアンバランスを治す方法は第一に医者へ行くことである。

それと先に述べた通り、身近な人に相談し、身近な人がいなければ様々な役所の福祉系の窓口に相談することだ。
自分の精神的に病気になっていることも気が付かない脳で、自分の狭い知識や視野での考えが正しいと思った判断は誤っていることがほとんどだ。

医者へ行って薬をもらいつつ半年なり1年なりすると、脳の過敏性が治ってくると、自分の考えが間違っていたことに気が付くのだ。
posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2020年10月21日

朝食を少しでも食べればうつや不安を減らす


中高年になると脳出血などで急に倒れて亡くなることがある。

それらの病気は血液検査や血圧測定で、中性脂肪や悪玉コレステロールが高いなどの高脂血症や高血糖症などで血管が脆くなっている中で高血圧だとおきることが多い。

それともう一つ最近の研究で明らかになったのか、朝飯をためない欠食が原因であることがわかってきた。

朝食を抜くと、血圧が高くなるとの研究成果だ。

私が考えるに、朝にエネルギー源を採らないと、脳がエネルギーが足りない緊急事態だと判断し、アドレナリンやノルアドレナリンを多く分泌させ血圧を上げると考えられる。

それだけではなく、朝食事をすると自律神経でもリラックス系の副交感神経が働き、エネルギーが供給されるわけだから、

不安や恐怖、緊張を生み出すアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が抑制されるため、不安感や緊張感が和らぐことが考えられる。

よく昼食後に眠くなるのは、インシュリンが分泌されて一時的に低血糖になることも考えられるが、血糖値が回復すると自律神経での副交感神経が活動してリラックスすることも考えられる。

したがって、食事を採ることは脳の緊張や不安感などの神経の興奮を和らげる作用があると考えられる。

朝に欠食をする人はそうでない人と比べ脳出血の3倍もなりやすいという研究結果をヒントに、

私はうつ病や不安障害の治療に役立てることができた。

統計はとっていないが、朝に食事をしない人が増加傾向だというデータを目にしたことがある。

そのような食生活での生活習慣とうつ病や神経症の人が多さに関係があるのではと推測される。

2020年10月19日

悪人に勝つために長生きは必要


2006年、川崎市のトンネルで帰宅途中だった当時27歳の女性会社員を

「好みの女性の死ぬ際の苦しむ表情が見たいという」極めて自己中心的な動機な悪質な事件

埼玉の熊谷で家族6人が強盗殺人で殺された理不尽な事件

新幹線内で殺人を計画し、結果的にそれを止めようとした方が亡くなった殺人事件で

被告は反省するどころか、遺族のこころをさかなでするような、到底許せない態度の犯人

近年はそのほか目を覆いたくなるような多くの凶悪犯罪が起きている。

犯罪の内容は常軌を逸しており、多くの国民が犯罪者に嫌悪感や大きな怒りを抱いている。

犯人に被害者と同じ苦痛を与えて重い刑罰を与えたほうが良いという世論があっても

法治国家の日本はそうなることは少ない。

その際に、自分が思うことは、この犯人よりも私は楽しい時間を多く感じ、長い生きしてやろうと思う。

人間は生物であり、幸福で長生きすることが勝つことになると考える。

凶悪犯罪者は刑務所にぶち込まれ、おいしい食べ物を自由に購入して食べることも許されず、

楽しいことも娯楽も自由に許されない。

凶悪犯罪者でも特に悪質な者は死刑が待っている。

そのような中では社会の秩序を守り、善良な心で仕事に邁進している自分は

幸福で長生きすれば、生物として勝ったことになると思う。

凶悪犯罪者が刑務所でもだえ苦しみ死刑になったことを知る中で善良な人間が自由を謳歌することが大切だと思う。

よって、少しのことで良心の呵責にさいなまれて、自殺したりすることはしてはいけないことだ。

なぜなら、悪人のほとんどが自己中心的で、刑務所から出所しても人生をふてぶてしく生きており

普通の人が自殺などで早死にするすることは悪人に負けたことになると思うからだ。

善良な人間は自殺すべきではない。

人は健康で幸福で心を成長させ長生きすることに価値があると思う。

やはり悪人がのうのうと長生きし、まじめで誠実に生きる正義が早死にしては国にも社会にもよくない。

長生きするために、長生きするための知恵が必要だと思う。

世間を見ていると医師の多くは長生きだし、70歳を過ぎても現役で仕事をしている。

たぶん医師の多くが健康に悪いことや良いことを知っており、

長生きするための知恵と健康管理を気をつけているのだと考えられる。

人は生物である以上、悪人よりも長生きすることが正しいと思う。

私は健康に良い知恵を駆使して長生きで自由な楽しい生活をして、

悪人は刑務所で好きな食べ物も行動も許されない自由が奪われた生活を強いられることは社会的に正しいことだと思う。


posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2020年10月16日

マインドフルネス瞑想法


マインドフルネス瞑想法は近年アメリカで生まれたストレス軽減や心身の疲労回復などに有効だと言われる

「今に集中することを意識した」瞑想法であり、多くのアメリカの大手企業が採用していると言われている。

やり始めて1カ月程度で効果が現れは始めると言われている。

実を言うと私も試したが、極端に自分に効果あったようには感じなかった。

それよりも心身の状態が良くなったのは自律訓練法のほうだった。

自律訓練法はドイツの精神科医シュルツが開発した自己暗示のリラックス法である。目を軽くつむり、

横になった状態や椅子に腰かけた状態で公式と言われる自己暗示を頭で唱えながら、体の各部分に意識を集中する方法だ。

公式は「右腕が重い、右腕が重い、左腕が重い、左腕が重いと自己暗示して意識を腕なら腕に集中する。

時間的は10分から30分程度で終わる。

終わった後は必ず、緩んだ筋肉を正常に戻すために覚醒動作を行う。

覚醒動作を行わないと体がふらふらしたり、よくないことと、

覚醒動作は自律神経の切り替えの訓練にもなるようだ。

そのようにして2週間もすれば暗示のごとく、何となくだが腕が重くなったり、温かく感じたりするようになる。
やり方の詳細はネットで自律訓練法を検索すればでてくる。

私は就寝前や、夜中の中途覚醒時に行うが、そこそこ効果があると感じる。

日本でも不安障害やうつ病治療で著名な精神科医も不安障害の治療で自律訓練法が有効だと言っている。

自律訓練法もマインドフルネス瞑想法も自分の無意識を司る脳の働きをコントロールする方法である。


2020年10月13日

リラックスにはJAZZが最適


私がよく聴くリラックスJAZZを参考にどうぞ。

アドレスは以下です。

https://www.youtube.com/watch?v=Xbfx-xAzZG4

2020年10月10日

マインドフルネスの原理


精神を安定させる方法として20年ほど前にアメリカで開発されたマインドフルネス瞑想法

その原理は、瞑想、呼吸に集中するなど、自分の今に意識を集中する方法だ。

仮説としてなぜ、それが有効かといえば、

fMRIなどの脳のリアルタイムでの活動性がわかる近年の脳の断層撮影技術によると

休憩時など集中してない状態でも8割の脳が自動的に活動しているそうだ。

集中しても1割程度増加して9割程度までしか活動していないという。

何もしていない状態では何か気がかりなこと、心配事、嫌なこと、頭にくることなど無意識に頭に浮かんできて

それに無意識に集中して、恐怖にとらわれたり、不安な気持ちになったり、心配な気分になったり、怒ったり、

そのようなことが起きるのだろう。

それらの感情は、いまっさっきの出来事、過去の出来事、近未来、遠い未来の予測不能な不確実なことを考えることが原因である。

よって、過去でも未来でもない「今現在に」に意識を集中することで、過去や未来の嫌な思い出や将来の不安から遠ざかることができる。

そのように今に集中する訓練を何度も重ねると、脳が雑念の少ない状態になるだけでなく、調和が採れた働きになると考えられる。

しかし、依然8割の脳は活動はしているが、雑念の割合が減少するという


2020年10月08日

脳の神経細胞修復に必要な葉酸


脳の神経細胞は一度壊れたら修復しないという学説が、今から20年前まで常識とされてきた。

しかし、近年の研究で、壊れた神経細胞が修復されることや、その神経が壊れても、

他の神経ネットーワークが新たに形成されて機能を補完することがわかってきた。

その際に必要なのが神経成長因子であり、そのために必要な栄養素として葉酸が注目を浴びている。

葉酸は字のごとく、緑黄色野菜などの植物に含まれる成分である。

よって、うつ病やストレス疾患で傷ついた脳神経細胞が葉酸をはじめとする栄養素で修復し、

病気が治る手助けになる可能性がある。

病気を治すには薬だけでなく栄養素も重要だと考えられる。


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中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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