私は不安障害の強いうつ病であったため、不安障害でよく起こるとされる症状があった。
それは心気症というものだ。
心気症とは体に出てくるいろんな症状が実は深刻な病気の前兆ではと恐れるものだ。
例えば自分が経験したものに、毎日下痢と腹痛が一週間も続くと、実は大腸がんではと心配になったり
胃痛が続くと胃がんではと心配になったり、喉に何かが使えたような感覚になることもあり
それはもしかして食道がんではと心配し、ネットで食道がんを調べると、食道の周囲にリンパ腺や動脈
肺があるので転移が早く、5年生存率が低いなどという情報を得ると益々不安感が増大するのだ。
私はあるとき、不安障害に心気症が伴うことを知り、日記に症状が起きた際の心情をつづり、
症状が治った3週間後くらいに、再度日記を読むと、自分の認知が誤っていたことに気が付く。
もし胃がんや大腸がん、食道がんなら症状は収束しないはずだから、
治ったということは自律神経の不調でなった症状を自分の思い過ごしで不安になったと、自分の認知の過ちだと気が付くのだ。
そのように日記に自分の症状がひどい時の心情を記載しておいて、後で読むことで、
一種の認知療法となり、病気軽減につながっていったと思う。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image