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2020年10月26日

うつ病治療には睡眠改善が重要


アメリカのボストン大学の研究によると、深い睡眠は脳内有害物質の排除に影響しているという。

研究結果によると、深い睡眠状態になり脳内の神経が休息状態になると、脳髄液が神経細胞の隙間に入りこみ

脳内の疲労物質などの有害物質を洗い流す作用があるという。

逆を言うと精神疾患や一般の人でも何かが原因で睡眠障害が続くと、脳内での疲労物質や有害な物質が排除されずに

脳の興奮状態が続き、脳が疲弊してしまうそうだ。

うつ病や不安障害などの患者が一旦病気になると睡眠障害が症状として現れ、いろんな症状が治りずらいことがわかった。

よって、病気の改善には深い眠りが重要であるということだ。

睡眠障害を改善する方法として、医師と相談して睡眠障害のパターンに応じた薬物投与が必要だと思う。

例えば、入眠困難、早朝覚醒、中途覚醒、悪夢障害などに応じてそれぞれの睡眠薬がある。

それと、肉体が疲れることが必要であるので日中は適度な運動が必要であると思う。

自分の経験でも日中に少し疲れるくらいの肉体運動をしていると、夜に熟睡できることが多かった。

更に朝は早く起きて、早く起きるとセロトニンが分泌され、朝のセロトニンは

夜には物質メラトニンに代謝されて良質な睡眠物資となるため、朝起きて朝日にあたるのは必要だと思う。

それと体内でセロトニンを合成するためにはトリプトファンという必須アミノ酸とビタミンB6が必要なので

それらを含んだ食事をする必要があると言える。

トリプトファンを含んだ食べ物は大豆食品、バナナ、チーズ、ケールの青汁などなどネットで調べればわかる。

それと重要なビタミンはB6であり、これはセロトニンの合成だけでなく、神経をリラックスさせる

GABA(ギャバ)でのガンマーアミノ酪酸の合成にも重要であり、

リラックス物質の合成を阻害する銀杏の食べ過ぎにも注意が必要との記事を以前読んだ。

眠る10時間まえまでにカフェインの入った飲み物を飲むのも睡眠障害の原因になるので気をつけよう。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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