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2020年10月24日

早朝覚醒や中途覚醒の睡眠障害に抗ヒスタミン剤


私のうつ病や不安障害は9割以上改善したが未だに時々、睡眠障害がある。

私の様に日中の症状はほぼ収束したが、最後に睡眠障害が最後にしつこく残る人がいるようだ。

私のような精神疾患経験者でなくとも、日本人の多くが何らかの睡眠障害に悩まされているという。

睡眠障害でも心配事や悩み事、不安障害などの神経症があると入眠困難や浅い眠り、

うつ病や老年期だと早朝覚醒や中途覚醒、浅い眠りなどの睡眠障害が多いと言われている。

私は3年半ほど前に咳が頻出して医者からオロパタジンという抗ヒスタミン剤を処方されたが、

副作用の日中のひどい眠気で5日ほどで飲むのをやめた経緯がある。

最近はストレス社会を反映して、夜寝付けないなどの入眠困難の人が多いという。

医師が処方する睡眠薬の多くが睡眠導入剤といわれている。

したがって、それらの睡眠剤は寝つきを良くするものが主なので2時間から3時間程度しか効果がなく、

早朝覚醒や中途覚醒には効果が薄いといわれている。

私の睡眠障害の型は入眠困難ではなく、早朝覚醒や中途覚醒と浅い眠りであるので、

3年半前に処方されて残っていた抗ヒスタミン剤のオロパタジンを眠る3時間くらい前に試しに飲んでみた。

すると中途覚醒や早朝覚醒せず朝までぐっすり眠れることに気が付いた。

時々、ハウスダストのせいか鼻水が止まらなくなることがあるので、

抗ヒスタミン剤を夕食後に飲むことは一石二鳥であった。

その後、自分が行っていることが体に悪くないか調べたら

何と、うつ病などでの早朝覚醒や中途覚醒の睡眠障害に抗ヒスタミン剤を処方する精神科医もいることを知った。

脳にはヒスタミン神経という興奮性の神経があり、花粉やほこりなどの異物を感知すると異物が体に侵入し異常事態だとヒスタミン神経が過剰興奮し、興奮と神経覚醒作用があるヒスタミンが分泌される。

ヒスタミンが過剰に分泌されると、ヒスタミンし神経が興奮し鼻水やくしゃみなどの過剰な反応が出る。

そのヒスタミンを出ないようにするのが抗ヒスタミンということだ。

ヒスタミン受容体にもH1とH2があり、花粉症などの場合はH1受容体に作用し、

胃腸の胃酸の出すぎを防ぐのにはH2受容体が関係しており、それぞれ薬の種類が違うそうだ。

ヒスタミンという物質は脳内では覚醒作用があり、記憶力を高めることにも関与しているそうだが、

一方で過剰過ぎると、脳が異常事態だと感知すると過剰な免疫反応だと花粉症やアレルギーなどヒスタミン反応がおきるといわれている

これは一種の過剰防衛反応であり、脳神経の過剰興奮である。

私は睡眠導入剤を飲んだことはないが、睡眠薬を1か月以上長く飲み続けて

途中で急に睡眠薬を飲まないと眠れなくなる副作用がでることがあるそうである。

抗ヒスタミン剤にもいろいろと種類が多いようで、私の飲んだオロパタジンは比較的眠気の副作用がでにくく沈静作用も少ない弱いほうの薬に分類されるそうだが、

それでも、朝までぐっすり熟睡できることは、次の日の活動に良い影響を与えると思う。

ただ、私の場合もそうだが、抗ヒスタミン剤は一般に作用時間が12時間以上と長いために、

次の日の起床時間がずれ込むことがあるので、注意が必要だ。

私の体質は副作用が少ないという種類の抗ヒスタミン剤でも大きな効果があるので、私の脳内はヒスタミンH1受容体が敏感なのだと思われる。

どちらにせよ眠れないということは脳の自己防衛に関係する神経が過剰興奮している状況であるから

それらの過剰興奮を抑える薬を睡眠障害の種類に応じて使い分けることがよいと考えられる。

自分の経験では中途覚醒や早朝覚醒には抗ヒスタミン剤が効果があると感じたが、

抗ヒスタミン剤には眠気という副作用と高齢者の認知症を悪化させる作用があるとの研究があるので、

やはり医師と相談の上、自分の体質にあった睡眠薬を処方をしてもらうことが必要だと思う。


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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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