うつ病かSSRIなどの抗うつ薬の長期服用のためか勃起不全になり、
内科医に相談したらバイアグラを処方された。
バイアグラは心臓疾患や糖尿病の人へは処方が難しい。
なぜなら血管拡張作用によって血圧が低下して死亡したり、
血管が出血して失明に至るケースもあるためだ。
私はどちらにも該当しないので1回目に飲んでそこそこ効果があった。
しかし、2回目に飲んだ際に事故が起きた。
朝起きると右目の視野にフジの花が垂れ下がったような茶色の残像と
右目の中央付近に黒い点がぽつぽつと見える残像に悩まされて、さっそく眼科へ行った。
精密検査の結果、右目の眼底出血だった。
眼科医からは毛細血管を丈夫にして止血する薬を1日3回2週間飲むように言われて飲んだ。
2週間後の眼底の精密検査では出血は広まっていないと言われたが、
医師はこれ以上は回復は難しいと言われてだいぶ落ち込んだ。
一生この残像に悩まされながら生きると思うと気分が落ち込んだ。
その後の経緯だが、以前よりも少しは良くなったが残像はある一定以上回復しない。
私の仕事は設計職でパソコン相手のデスクワークであるのでこれでは仕事に支障がでる。
目が疲れやすことや設計職は残業が大変多い中では目にも負担がお菊仕事に大きく影響する。
今までのスキルと関連知識のある目を酷使しない違う仕事に変えなくてはいけないかもしれない。
そのように気分が落ち込んだ中で、明治から昭和初期に活躍した宮城道雄という有名な箏曲者のことを思い出した。
確か学校の音楽の授業で教えてもらった。
彼は幼少期に失明し、両親は離婚し、祖母に預けられたり盲目の中苦労しながら、精進を続け日本の箏曲の発展に大きく貢献した。
代表的な曲は日本人なら正月に聴く、春の海が有名だ。
彼は盲目だったが、人生を強く生き抜いた。
晩年に盲目が原因で東海道線の電車から誤って転落して亡くなったが偉大な盲目者に尊敬の念が湧いた。
私は右目に残像があるだけで視力に問題はない。
左目は大丈夫だし、右目の残像も調子が良い時は気にならない程度まで残像が出ないこともある。
宮城道雄の苦悩、日本でも盲目者の苦悩を思えば、私の苦労などなんでもないものだと思えてくる。
宮城道雄の春の海は以下のリンクからYoutubeで聴ける。
https://www.youtube.com/watch?v=404tSfsP3eI
宮城道雄の盲目でも強く生きたことを考えながら曲を聴いている。
さて、何か目の残像を治す方法はないものか試行錯誤をしてみるしかない。
医師が処方するバイアグラでもこのような事故がおきるし、
ましてや性的な興奮を高める違法ドラックなどどれほど危険か計り知れない。
毎年、日本も含め世界中で違法ドラックで多くの人が命を落としている。
日本でも押尾の事件や女子高生に違法ドラックを飲ませ、そのまま亡くなってしまった事件など知っているが、氷山の一角だろう
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