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バルデマール・ウエルタ、サン・ベニート生まれ

 今回のアルバムは、万人向けではありません。
 まず「ラテンでもOKです。」と言う方、そして若干珍品の匂いがしますので、そのあたりも含めてお聴きください。

 このアルバムは、もう随分と以前に購入して、1,2回聴いただけで放置していたものですが、なぜかここ数日、その存在を思い出して、久しぶりに聴きたくなり、探していたものです。

 多分、未CD化だと思いますし、今後もビニールの遺産として消えていく運命ではないか、と推測しています。



Aqui Estoy Yo
Freddy Fender

Side One
1. El Cofre
2. Nunca
3. Porqoe Encontre
4. Amor, No Fumes La Cama
5. Dejame Ensenar

Side Two
1. Bote De Vela
2. Escarcha
3. Adios Jamaica
4. Ahora Vuelves
5. Aqou Estoy Yo
 

 このアルバムは、87年にCBSからリリースされた、Freddy Fenderの全編スペイン語による作品です。
 フレディには、色々とどさくさっぽいベスト盤のたぐいが「出されては消え」していますが、これはちゃんとしたオリジナル・アルバムです。

 70年代の全盛期のABC盤は、まともな再発がないので、ぜひオリジナル・ジャケットでCD化してほしいです。 
 できれば、オリジナルにボートラ追加のスタイルか、オリジナル・アルバムの2イン1かどちらかの形態を希望します。

 ごく簡単に言います。
 このアルバムは、イーグルスの有名曲をスペイン語でカバーした曲を2曲含んだ内容になっています。
 とりあえず、そのことのみからでも興味を持って聴いて下さい。
そこから、フレディ・フェンダーの世界へと足を踏み入れてほしいです。

 該当の曲は、A面5曲目が、Hotel Californiaで、そして、B面4曲目が、New Kid In Townです。

 歌詞は、フレディ自身がスペイン語詞をつけています。
 アンプラグドで演奏され、1曲の長さも短いため、あっと言う間に両面が終了します。

 話のタネとして、聴いてみるのも決して無駄ではないと思います。






テキサス・アップセッターズ、お得感満点

 今回は、アルバムの選定に迷いました。
 なぜなら、少し前から探していたLPを見つけたからです。
 しかし、前日の流れから、やはり今夜はこれだろう、と決めたのがこの1枚です。


Full Gain
Grady Gaines & Texas Upsetters

1. Mr. Blues In The Sky  : vo.Roy Gaines
2. I've Been Out There  : vo.Grady Gaines
3. If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt)  : vo.Joe Medwick
4. Full Gain [Instrumental]
5. Shaggy Dog Listen  : Teddy Raynolds
6. Soul Twist [Instrumental]
7. If I Loved You A Little Less  : vo.Big Robert Smith
8. Your Girlfriend  : vo.Joe Medwick
9. Stealing Love  : vo.Roy Gaines
10. There Is Something On Your Mind [Instrumental]
11. Gangster Of The Blues  : vo.Roy Gaines
12. Miss Lucy Brown  : vo.Teddy Raynolds


 このアルバムは、88年にブラック・トップからリリースされたもので、アルバム・タイトルも、ジャケット写真も、そしてもちろん中身の演奏も、全てが私好みです。

 インストが3曲も収録されていますが、バンドの演奏が最高なので、曲によっては歌ものよりも心躍る楽曲だったりします。

 このアルバムは、RoyGradyGaines兄弟に、Cralence Hollimanを加え、最高のアンサンブルを聴かせてくれる、ジャンプ、リズム・アンド・ブルース・アルバムです。

 ゲストで3人のボーカリストが参加していますが、メインは、Joe medwickでしょう。
 メドウィックは、ボビー・ブランド・スタイルの重厚なボーカリストで、 If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt)などでは、ブランドのブルー・バラードを連想させる歌唱を聴かせてくれます。

 Teddy Raynoldsは、ブルース系のボーカリストに思えますが、実は、デューク時代から、ジョー・スコット楽団でピアノの弾いていた人で、ボビー・ブランドの録音では、ロイ・ゲインズやクラレンス・ハラマンと一緒にセッションした、昔馴染みなのでした。

 Big Robert Smithさんは、私は知らない人です。

 そして、インストでは、アップ・テンポのFull Gainが抜群の乗りで、途中から切り込んでくるギターも素晴らしいです。

 クレジットによれば、左チャンネルのギターがロイ・ゲインズで、右チャンネルのギターがクラレンス・ハラマンだそうです。

 ただ、ヘッドホンで聴けば分かるんでしょうが、こたつから1歩も出たくない私には、チャンネルの聴き分けは困難です。
 耳に飛び込んでくるギター・ソロが、どちらのプレイなのか興味がありますが、私をこたつから引っ張りだすまでには足りないのでした。

 それに、推測できるトラックもあります。
 ロイのボーカルのバックで弾きまくっているのは、クラレンスでしょう。
 それとも、いまどきは、この手のバンドでも、バックのオケを完成させてから、それに合わせて、ボーカルを何テイクも録り直したりするんでしょうか?

 さて、私には疑問があります。
 それは、クラレンス・ハラマンの名前の表記に関することです。
 カタカナ表記は、この際棚上げにします。

 ここで、私が知りたいのは、Cralence Hollimanなのか、Cralence Hollomanなのか、ということです。
 この疑問の真相や経緯は、既にブルース・ファンの間では周知のことかもしれませんが、私は知りません。
 
 デューク時代のボビー・ブランドのバックでギターを弾いていたのは、Cralence Hollomanという人でした。
 ブランドの伴奏での初期の代表曲は、I Smell Troubleや、I'm Not Ashamedです。
 そしてダグ・サーム・ファンとしては、I Don't Believeの名前もあげておきたいです。

 ちなみに、同じくロイ・ゲインズが弾いた初期の代表曲は、It's My Life Babyですね。
 この曲は、ボビー・ボランドがスタイルを確立した重要曲だと思います。
 このあたりの一連の曲は、ジョニー・ウインターのカバーが懐かしいです。

 そうでした、ハラマン問題です。
 ブラック・トップのアルバムでは、ファミリー・ネームの表記が、Hollimanとなっています。
 カタカナ表記のハラマンというのも、Hollomanを念頭においた表記だと思うのですが、いかがでしょうか?

 さて、このアルバムで私が好きな曲は、ロイがボーカルを取る3曲が全て好きですが、他では、グラディがボーカルを取るファンキーなI've Been Out There、最高にドライヴするインスト・ナンバー、Full Gainが、特にお気に入りです。 



ソウル・レビュー風の最高にごきげんなバンドてす。




 これは、アップセッターズが伴奏した、ビッグ・ウォルター・プライスのPack Fair & Squareです。
 J.ガイルズ・バンド盤では気づきませんでしたが、 ジョー・ターナーのFlip Flop And Flyにそっくりですね。



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