アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

白夜の国から

 いつものように、Obinさんのブログを訪問したら、今日はDoug Sahmの命日だとのこと、日ごろからダグ・ファンを公言している私としては、「あっ」と声なき叫びを押し殺したのでした。
 フタミジュンさんは、West Side Sound Rolls Againを聴いて過ごされるというコメントを寄せられています。
 私はどうしようかと考えて、このアルバムを選びました。


Midnight Sun
Sir Douglas Quintet

Side A
1. Let't Don't Waste A Minute
2. This Time
3. High High, Bye Bye
4. One More Time
5. Someday
6. Carol Jane

Side 2
1. Meet Me In Stockholm
2. Charisma Face
3. Be Real
4. Little George Baker
5. Sugar Bee
 

 このアルバムは、私にとって、ダグ・サーム初体験にあたるものです。
 Back To Dilloのイラスト・ジャケットに惹かれながらも、最初の1枚にこちらをチョイスした理由は、裏ジャケに写っている、ダグ・クリフォードの写真の力によるところが大きいです。

 このころは、既にCCR命になって、かなり経っていた時期だと思います。
 誰しも、初物を手に取るときは迷うものだと思いますが、強力に背中を押してくれたのが、大好きなバンドのドラマーのバスト・ショットだったというわけです。


 多分、何を選んでいても、その後の展開に大差はなかったと思います。
 私は、タグ・サームを好きになり、テキサスやルイジアナの音楽に魅かれていくさだめにあったのでした。

 このアルバムは、スカンジナビアの沈まない太陽の下から、ダグから私たちへのロマンチック・ムードに誘う、極上の贈りものなのでした。

 全ての曲が、郷愁を誘うものばかりです。
 …Timeで終わる曲名を持つ2曲に、まず心惹かれました。

 そして、広大に広がる景色など、たくさんのイメージを思い起こさせてくれる、Carol Janeや、Meet Me In Stockholmといった曲に、夢中になりました。

 でも、結局は全てがたまらなく好きになるのに、さほど時間は必要なかったです。

 High High, Bye Byeのみ、なんとなく浮いているようで、居心地が悪そうに感じましたが、それも含めて良くできたアルバムだと思います。

 Little George Bakerは、後にルイ&ラヴァーズのCDで再会する日を予見するかのように、この時、楽しい伏線をひいてくれました。
 ルイ・オルテガのボーカルも、大好きです。

 最後に、がやがやとローカル・バンドっぽく終わる、Sugar Beeでの痰の絡んだようなボーカルも愛おしいです。

 最高の音楽をありがとう。


Meet Me In Stockholm by Sir Douglas Quintet



ジェイムズ・バートン、憧れのギター・マスター

 昔、ライノ・レコードが、ギター・マガジンと共同で、さまざまなギター曲のコンピレーションCDを作ったことがありました。

 当時、その中のカントリー・ギターのコンピが好きで、よく聴いていました。
 多少古臭くても、普遍的なかっこよさに満ちた愛すべき曲たちの中で、ひときわ光っていた曲があって大好きになりました。
 それがこのアルバムに収録されている、Corn Pickin’でした。


Corn Pickin' And Slick Slidin'
James Burton & Ralph Mooney

1. Columbus Stockade Blues
2. I’m a Lonesome Fugitive
3. The Texas Waltz
4. My Elusive Dreams
5. It’s Such a Pretty World Today
6. Corn Pickin’
7. Moonshine
8. Your Cheatin’ Heart
9. Laura (What’s He Got That I Ain’t Got)
10. Spanish Eyes
11. There Goes My Everything
12. Sneaky Strings


 開放弦をグワン、グワンいわせるトワンギーなプレイも、ライト・ゲージの軽快なプレイも大好きで、繰り返し聴いたものでした。

 ジェイムズ・バートンは、最も好きなギタリストの一人です。
 ラルフ・ムーニーのスチール・ギターのプレイはもちろん素晴らしいですが、主役はやはりバートンです。

 このアルバムでは、この人の懐の深いプレイの中でも、カントリーのリフのさまざまなバリエーションを楽しむことが出来ます。

 聴いて心地よくなれる、大変魅力的なギター・インスト・アルバムになっています。







    >>次へ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。