2010年11月07日
ハーモン・ヒットソン、君は手に負えない
昔、LP時代のことです。
Soul Deepというアルバムがありました。
アトランティックを中心に、当時のワーナー傘下のレーベルのサザン・ソウルの名曲を集めたコンピレーションでしたが、主にフル・アルバムが出そうにない人たちばかりを集めていたのが、とても貴重でした。
探すのが面倒なので、記憶で書いているんですが、そのVOL.2(?)に気になる曲(歌手)が3曲ありました。
まずはレン・ウェイド、CD時代になって再び聴くこともないかと思っていましたが、この人は、英KentのDial Records Southern Soul Storyで再会することが出来ました。
さらにゴージャス・ジョージ、この人は、スタックスのコンプリート・シングルズ・ボックスで聴けました。
そして、最後に今回の主人公、ハーモン・ヒットソンです。
1. You Are Too Much for the Human Heart [Unsweetened Version]
2. I Got That Will
3. Show Me Some Sign
4. Yes You Did
5. Bad Girl
6. Don't Take Your Love
7. Georgia Grind
8. Why Is It Taking So Long
9. Walkin' in the Park
10. Where Can I Find My Baby
11. You Can't Keep a Good Man Down
12. Ain't No Other Way
13. Please
14. Tired of Tryin' (To Make You Love Me)
15. Love Slipped Through My Fingeres
16. Been So Long
17. Sweeter
18. Ayanna
19. Dream I Had (I Love Her)
20. They Kept on Laughin'
21. You Are Too Much for the Human Heart
タイトル曲の、You Are Too Much for the Human Heartで聴けるダーティーな歌声、そのデフォルメされたような歌い方は、まるでサザン・ソウルのパロディであるかのようです。
歌手としての実力は、さほどではないかもしれませんが、この曲でのパフォーマンスは、正にヒットソン一世一代の名演といっていいでしょう。(別テイクも凄いです!!)
このアルバムは、未発表曲もたくさん収録した、おそらくは二度と出ないに違いない決定盤です。
ジャケットのセンスのないつくりも、いかにも手作り感たっぷりで愛おしいほどです。
既に入手困難になっていると思いますが、仮に大型ショップに残っていたりしたら、まずワゴン・セールなどで、投げ売りされているに違いありません。
(まあ、大型ショツプは、仕入れたりしていないでしょうが…。)
ごくごく一部の人向けの超貴重盤です。
もし安価で見つけたら、胸の動悸を押さえながら、何食わぬ顔でレジへと直行しましょう。
追記
…実は、ここまでのつもりでした。
後は、いつものように、YouTubeを検索して、ほかにも適当な動画があれば貼り付けて終了です。
ところが、動画を見つけて驚きました。
ごく一部の好きものの記憶だけに存在する人だと思っていたのですが、なんと、この人は、現役のようです。
ライヴの動画が、何本かアップされていたのです。
新しいもでは、09年のものも見つけました。
しかも、それは、私のイメージを大きく覆すものでした。
驚いたことに、この人は、単なるローカル・サザン・ソウル・シンガーではなく、自らリード・ギターを弾いて歌う、例えばリトル・ミルトンのような、ブルーズン・ソウル・シンガーのようなのでした。
そういえば、ジャケットで、ギターを構えています。
自らの曲だけでなく、ジミ・ヘンのRed Houseや、JBのナンバーなんかも得意としているようで、まったく驚きです。
うーん、思いこみで聴きっぱなしにしていたら、すごい衝撃を受けることになりました。
もちろん、嬉しい衝撃です。
久しぶりに関心が蘇ったので、少し追っかけてみたいな、などと思う深夜なのでした。
こちらはスライドですが、JBを連想させるMCのコールで登場する様子が記録さています。
Soul Deepというアルバムがありました。
アトランティックを中心に、当時のワーナー傘下のレーベルのサザン・ソウルの名曲を集めたコンピレーションでしたが、主にフル・アルバムが出そうにない人たちばかりを集めていたのが、とても貴重でした。
探すのが面倒なので、記憶で書いているんですが、そのVOL.2(?)に気になる曲(歌手)が3曲ありました。
まずはレン・ウェイド、CD時代になって再び聴くこともないかと思っていましたが、この人は、英KentのDial Records Southern Soul Storyで再会することが出来ました。
さらにゴージャス・ジョージ、この人は、スタックスのコンプリート・シングルズ・ボックスで聴けました。
そして、最後に今回の主人公、ハーモン・ヒットソンです。
You Are Too Much for the Human Heart
Hermon Hitson
Hermon Hitson
1. You Are Too Much for the Human Heart [Unsweetened Version]
2. I Got That Will
3. Show Me Some Sign
4. Yes You Did
5. Bad Girl
6. Don't Take Your Love
7. Georgia Grind
8. Why Is It Taking So Long
9. Walkin' in the Park
10. Where Can I Find My Baby
11. You Can't Keep a Good Man Down
12. Ain't No Other Way
13. Please
14. Tired of Tryin' (To Make You Love Me)
15. Love Slipped Through My Fingeres
16. Been So Long
17. Sweeter
18. Ayanna
19. Dream I Had (I Love Her)
20. They Kept on Laughin'
21. You Are Too Much for the Human Heart
タイトル曲の、You Are Too Much for the Human Heartで聴けるダーティーな歌声、そのデフォルメされたような歌い方は、まるでサザン・ソウルのパロディであるかのようです。
歌手としての実力は、さほどではないかもしれませんが、この曲でのパフォーマンスは、正にヒットソン一世一代の名演といっていいでしょう。(別テイクも凄いです!!)
このアルバムは、未発表曲もたくさん収録した、おそらくは二度と出ないに違いない決定盤です。
ジャケットのセンスのないつくりも、いかにも手作り感たっぷりで愛おしいほどです。
既に入手困難になっていると思いますが、仮に大型ショップに残っていたりしたら、まずワゴン・セールなどで、投げ売りされているに違いありません。
(まあ、大型ショツプは、仕入れたりしていないでしょうが…。)
ごくごく一部の人向けの超貴重盤です。
もし安価で見つけたら、胸の動悸を押さえながら、何食わぬ顔でレジへと直行しましょう。
このダーティーな歌声は耳について離れません。
追記
…実は、ここまでのつもりでした。
後は、いつものように、YouTubeを検索して、ほかにも適当な動画があれば貼り付けて終了です。
ところが、動画を見つけて驚きました。
ごく一部の好きものの記憶だけに存在する人だと思っていたのですが、なんと、この人は、現役のようです。
ライヴの動画が、何本かアップされていたのです。
新しいもでは、09年のものも見つけました。
しかも、それは、私のイメージを大きく覆すものでした。
驚いたことに、この人は、単なるローカル・サザン・ソウル・シンガーではなく、自らリード・ギターを弾いて歌う、例えばリトル・ミルトンのような、ブルーズン・ソウル・シンガーのようなのでした。
そういえば、ジャケットで、ギターを構えています。
自らの曲だけでなく、ジミ・ヘンのRed Houseや、JBのナンバーなんかも得意としているようで、まったく驚きです。
うーん、思いこみで聴きっぱなしにしていたら、すごい衝撃を受けることになりました。
もちろん、嬉しい衝撃です。
久しぶりに関心が蘇ったので、少し追っかけてみたいな、などと思う深夜なのでした。
こちらはスライドですが、JBを連想させるMCのコールで登場する様子が記録さています。
代表曲を演奏するライヴ映像です。