2010年11月09日
テキサス・アップセッターズ、お得感満点
今回は、アルバムの選定に迷いました。
なぜなら、少し前から探していたLPを見つけたからです。
しかし、前日の流れから、やはり今夜はこれだろう、と決めたのがこの1枚です。
1. Mr. Blues In The Sky : vo.Roy Gaines
2. I've Been Out There : vo.Grady Gaines
3. If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt) : vo.Joe Medwick
4. Full Gain [Instrumental]
5. Shaggy Dog Listen : Teddy Raynolds
6. Soul Twist [Instrumental]
7. If I Loved You A Little Less : vo.Big Robert Smith
8. Your Girlfriend : vo.Joe Medwick
9. Stealing Love : vo.Roy Gaines
10. There Is Something On Your Mind [Instrumental]
11. Gangster Of The Blues : vo.Roy Gaines
12. Miss Lucy Brown : vo.Teddy Raynolds
このアルバムは、88年にブラック・トップからリリースされたもので、アルバム・タイトルも、ジャケット写真も、そしてもちろん中身の演奏も、全てが私好みです。
インストが3曲も収録されていますが、バンドの演奏が最高なので、曲によっては歌ものよりも心躍る楽曲だったりします。
このアルバムは、RoyとGradyのGaines兄弟に、Cralence Hollimanを加え、最高のアンサンブルを聴かせてくれる、ジャンプ、リズム・アンド・ブルース・アルバムです。
ゲストで3人のボーカリストが参加していますが、メインは、Joe medwickでしょう。
メドウィックは、ボビー・ブランド・スタイルの重厚なボーカリストで、 If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt)などでは、ブランドのブルー・バラードを連想させる歌唱を聴かせてくれます。
Teddy Raynoldsは、ブルース系のボーカリストに思えますが、実は、デューク時代から、ジョー・スコット楽団でピアノの弾いていた人で、ボビー・ブランドの録音では、ロイ・ゲインズやクラレンス・ハラマンと一緒にセッションした、昔馴染みなのでした。
Big Robert Smithさんは、私は知らない人です。
そして、インストでは、アップ・テンポのFull Gainが抜群の乗りで、途中から切り込んでくるギターも素晴らしいです。
クレジットによれば、左チャンネルのギターがロイ・ゲインズで、右チャンネルのギターがクラレンス・ハラマンだそうです。
ただ、ヘッドホンで聴けば分かるんでしょうが、こたつから1歩も出たくない私には、チャンネルの聴き分けは困難です。
耳に飛び込んでくるギター・ソロが、どちらのプレイなのか興味がありますが、私をこたつから引っ張りだすまでには足りないのでした。
それに、推測できるトラックもあります。
ロイのボーカルのバックで弾きまくっているのは、クラレンスでしょう。
それとも、いまどきは、この手のバンドでも、バックのオケを完成させてから、それに合わせて、ボーカルを何テイクも録り直したりするんでしょうか?
さて、私には疑問があります。
それは、クラレンス・ハラマンの名前の表記に関することです。
カタカナ表記は、この際棚上げにします。
ここで、私が知りたいのは、Cralence Hollimanなのか、Cralence Hollomanなのか、ということです。
この疑問の真相や経緯は、既にブルース・ファンの間では周知のことかもしれませんが、私は知りません。
デューク時代のボビー・ブランドのバックでギターを弾いていたのは、Cralence Hollomanという人でした。
ブランドの伴奏での初期の代表曲は、I Smell Troubleや、I'm Not Ashamedです。
そしてダグ・サーム・ファンとしては、I Don't Believeの名前もあげておきたいです。
ちなみに、同じくロイ・ゲインズが弾いた初期の代表曲は、It's My Life Babyですね。
この曲は、ボビー・ボランドがスタイルを確立した重要曲だと思います。
このあたりの一連の曲は、ジョニー・ウインターのカバーが懐かしいです。
そうでした、ハラマン問題です。
ブラック・トップのアルバムでは、ファミリー・ネームの表記が、Hollimanとなっています。
カタカナ表記のハラマンというのも、Hollomanを念頭においた表記だと思うのですが、いかがでしょうか?
さて、このアルバムで私が好きな曲は、ロイがボーカルを取る3曲が全て好きですが、他では、グラディがボーカルを取るファンキーなI've Been Out There、最高にドライヴするインスト・ナンバー、Full Gainが、特にお気に入りです。
これは、アップセッターズが伴奏した、ビッグ・ウォルター・プライスのPack Fair & Squareです。
J.ガイルズ・バンド盤では気づきませんでしたが、 ジョー・ターナーのFlip Flop And Flyにそっくりですね。
なぜなら、少し前から探していたLPを見つけたからです。
しかし、前日の流れから、やはり今夜はこれだろう、と決めたのがこの1枚です。
Full Gain
Grady Gaines & Texas Upsetters
Grady Gaines & Texas Upsetters
1. Mr. Blues In The Sky : vo.Roy Gaines
2. I've Been Out There : vo.Grady Gaines
3. If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt) : vo.Joe Medwick
4. Full Gain [Instrumental]
5. Shaggy Dog Listen : Teddy Raynolds
6. Soul Twist [Instrumental]
7. If I Loved You A Little Less : vo.Big Robert Smith
8. Your Girlfriend : vo.Joe Medwick
9. Stealing Love : vo.Roy Gaines
10. There Is Something On Your Mind [Instrumental]
11. Gangster Of The Blues : vo.Roy Gaines
12. Miss Lucy Brown : vo.Teddy Raynolds
このアルバムは、88年にブラック・トップからリリースされたもので、アルバム・タイトルも、ジャケット写真も、そしてもちろん中身の演奏も、全てが私好みです。
インストが3曲も収録されていますが、バンドの演奏が最高なので、曲によっては歌ものよりも心躍る楽曲だったりします。
このアルバムは、RoyとGradyのGaines兄弟に、Cralence Hollimanを加え、最高のアンサンブルを聴かせてくれる、ジャンプ、リズム・アンド・ブルース・アルバムです。
ゲストで3人のボーカリストが参加していますが、メインは、Joe medwickでしょう。
メドウィックは、ボビー・ブランド・スタイルの重厚なボーカリストで、 If I Don't Get Involved (I Can't Get Hurt)などでは、ブランドのブルー・バラードを連想させる歌唱を聴かせてくれます。
Teddy Raynoldsは、ブルース系のボーカリストに思えますが、実は、デューク時代から、ジョー・スコット楽団でピアノの弾いていた人で、ボビー・ブランドの録音では、ロイ・ゲインズやクラレンス・ハラマンと一緒にセッションした、昔馴染みなのでした。
Big Robert Smithさんは、私は知らない人です。
そして、インストでは、アップ・テンポのFull Gainが抜群の乗りで、途中から切り込んでくるギターも素晴らしいです。
クレジットによれば、左チャンネルのギターがロイ・ゲインズで、右チャンネルのギターがクラレンス・ハラマンだそうです。
ただ、ヘッドホンで聴けば分かるんでしょうが、こたつから1歩も出たくない私には、チャンネルの聴き分けは困難です。
耳に飛び込んでくるギター・ソロが、どちらのプレイなのか興味がありますが、私をこたつから引っ張りだすまでには足りないのでした。
それに、推測できるトラックもあります。
ロイのボーカルのバックで弾きまくっているのは、クラレンスでしょう。
それとも、いまどきは、この手のバンドでも、バックのオケを完成させてから、それに合わせて、ボーカルを何テイクも録り直したりするんでしょうか?
さて、私には疑問があります。
それは、クラレンス・ハラマンの名前の表記に関することです。
カタカナ表記は、この際棚上げにします。
ここで、私が知りたいのは、Cralence Hollimanなのか、Cralence Hollomanなのか、ということです。
この疑問の真相や経緯は、既にブルース・ファンの間では周知のことかもしれませんが、私は知りません。
デューク時代のボビー・ブランドのバックでギターを弾いていたのは、Cralence Hollomanという人でした。
ブランドの伴奏での初期の代表曲は、I Smell Troubleや、I'm Not Ashamedです。
そしてダグ・サーム・ファンとしては、I Don't Believeの名前もあげておきたいです。
ちなみに、同じくロイ・ゲインズが弾いた初期の代表曲は、It's My Life Babyですね。
この曲は、ボビー・ボランドがスタイルを確立した重要曲だと思います。
このあたりの一連の曲は、ジョニー・ウインターのカバーが懐かしいです。
そうでした、ハラマン問題です。
ブラック・トップのアルバムでは、ファミリー・ネームの表記が、Hollimanとなっています。
カタカナ表記のハラマンというのも、Hollomanを念頭においた表記だと思うのですが、いかがでしょうか?
さて、このアルバムで私が好きな曲は、ロイがボーカルを取る3曲が全て好きですが、他では、グラディがボーカルを取るファンキーなI've Been Out There、最高にドライヴするインスト・ナンバー、Full Gainが、特にお気に入りです。
ソウル・レビュー風の最高にごきげんなバンドてす。
これは、アップセッターズが伴奏した、ビッグ・ウォルター・プライスのPack Fair & Squareです。
J.ガイルズ・バンド盤では気づきませんでしたが、 ジョー・ターナーのFlip Flop And Flyにそっくりですね。
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