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世界蘭展日本大賞2015(最終日)

 世界らん展日本大賞2015最終日にイッテきました!

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 この途方もなく美しい蘭たちに、再会してきました。


Urochilus sanguinea 'Fusion Stars'
気持ち悪い黒い虫にたかられ、食害を受けている感じのヤツ。

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Arpophyllum laxiflorum 'Pink Lady'
松本洋蘭園さんの星屑のような素敵な蘭。

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Rohiquetia compressa 'N.suesada'
植物が、動物の胎児(胚児)をたくさん育てているような感じのヤツ。初日より花が開いていました。

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Den. aberrans 'H.E'
何故か惹かれるデンドロでした。

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 初日に全体像が詳細に報告できなかったので、今回改めて紹介します。

私は会場を時計回りに案内していくので、実際に会場に足を運ばれた方は思い出しながら追体験してみて下さい。

なお途中で、(書いている私が)飽きないように、花の写真を脈略無しに唐突にブッこんでいますので、御了承下さい。




 こちらが今年の副賞のベンツ。

今まで赤が多かった気がするのですが、今年は白のGLA180(344万円)、超絶カッコイイ!!

今年はヤナセ?が100周年とか何とかで、ベンツとこのコーナーに若干気合が感じられました。



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 日本におけるヤナセの歴史が、パネルで展示されていました。

 そういう訳で、1958年の建設中の東京タワーとベンツの写真。

私が生まれる随分前の時代で、私は「3丁目の夕日」を通してしかこのような光景はみたことありませんが、あの映画より上流階級感があるショットですね。




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 こちらは宮内庁の展示。

雅子殿下のご進講(お妃教育)の初日の、皇居の一室を再現した展示だそうです。

その時一角に飾ってあったPaph. Battle of Egypt 'Alpha' (FCC/AOS)が当時の盆器(蘭鉢)に入れられ、展示してあります。




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 そして、こちらは特別展示の1つ、ネイキッドマンオーキッドのオルキス。

花がもう無残な状態だったので、パネルの写真を撮ってきました。

ね、妖精はオトコ(しかも長い!)、、、でしょ?

Orchis italica
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 今年の香水は、Den. polyanthum (=primulinum)でした。

25周年の今年は、歴代の香水が年代順に並べて展示されていて、非常に美しかったです。

確か、第5回の世界らん展から香水を共同開発、販売されているということでした。

私は男なのでさすがに香水は買いませんが、毎回香りの試供品としてもらう細い画用紙みたいなやつ(ちょうど蘭の小ラベルくらいの大きさ)を、マスクの中に入れて会場内で歩きながら香りを楽しんでいます。

結構良い香りで、その日は1日中癒されます。



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 こちらは、蘭のヒミツがあれこれ学べるコーナー。

私も嬉しい発見をしましたよ〜。


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Cuitlauzina(Cu) pulchella
この蘭、今回の展示で見かけた際、どっかでみたような気がしていたのですが、ここで見ていたのですね!以前は、Osmoglossum pulchellumと呼ばれていたようで、名前が混同されているようです。謎が全て解けました。クリオネに似てる蘭として、親しまれているようです。他の蘭は、タコとかクモとかムカデに例えられていたり、臭いとか散々な扱い方なのに、この蘭だけクリオネに例えられるなんて、別格の扱いですね。そんだけカワイイってことですね。

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Pelatantheria scolopendrifolia
こちらは割と栽培が難しいムカデランを上手に栽培されていました。私は枯らしました、、、。こうやってムギラン?と一緒に上手に栽培されているので、かなり水が好きで、明る過ぎないところを好むんでしょうかね。

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 そしてこちらは今年も来てくれていた、美ら海水族館のコーナー。

ビックリするくらい良い写真が撮れていなくて、帰って確認した際がっかりしました。

その中でも、これが1番マシに撮れていた写真です。

ね?ヒドイ写真でしょ?

立体感もなければ、構成もめちゃくちゃで魚の大きさとか情景が全く伝わらないし、ガラスは反射していてみにくいし、もうボツにしようと思ったのですが、意外にもバルーンや看板が写りこんでいて、世界らん展の美ら海感は出ていたので、載せてみました。

私、何回聞いてもすぐ忘れちゃうんですけど、この魚ナポレオンフィッシュていうそうです。写真じゃわかりにくいですが、実はデカイ!



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 こちらは私の好きな、「加賀正太郎物語」というコーナー。

実業家の加賀正太郎氏は、京都の大山崎町に大山ア山荘を建て、贅の限りを尽くして蘭を収集・栽培し、特に思い入れのある蘭を、蘭花譜として残しました。

そのエピソードに関するパネルと、現存する蘭花譜のモデルが展示してありました。



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Papilionanthe(V.) teres 'Oyamazaki'
蘭花譜に登場するテレス'大山崎'。 'Oyamazaki'は大山ア山荘で交配選抜された個体で、1930年に初開花したそうです。通常個体より花が大きいそうです。自生地はヒマラヤ、タイ〜中国雲南省ということで、意外と強健なのかもしれません。私も栽培していますが、枯れはしませんが上手く育っている訳でもなく、咲きもしません。秋頃から生育が旺盛になるので、冬に積極的に管理できる環境がないと大変だと思います。

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Paph. Euphrasia 'Iwashimizu'
大山ア山荘で交配選別され、1930年に初開花した蘭花譜に登場するパフィオの1つ。こちらも現存しているため、意外と強健なのかもしれません。

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 こちらは、Massa Nakagawaという多分有名な人が作った「人類誕生の大地」というタイトルのディスプレイ。

感動している人と、「これなんだろうね」って首をかしげている人が半々くらいで、個人的には展示より、そういう来場者の反応を見ている方が面白かったです。

ちなみにこの展示は、ビックバンから宇宙創生が始まり、地球誕生に至るまでの世界観を演出したそうです。

背景に果てしない宇宙の広がり、球体で微惑星の合体と衝突を表現し、海から上がってきた植物が苔、シダ、木へ、花へ進化していく壮大な時間と空間の営みを表現されたそうです。

現場にそういう説明書きがなく、タイトルの「人類誕生〜」という言葉で更に遠くなり、ちょっと伝わりにくかったようです、、、、



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 さて、突然パフィオの展示の紹介です。


Paph. Raspberry Shot 'Haru'
Chocolate Shot × White Princessという交配でした。ピンクの良花で、初日に上手く写真が撮れていなかったので、今回紹介できて良かったです。

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Paph. Tokyo Knight Dream 'Snow Moon'
有名な交配種です。やや波打ってますが、グリーンも少なく、スポット等もなく、美しい白花でした。

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Paph. (U/R)(Hamana Idol × White Knight) 'Kawamoto'
こちらも綺麗な白花でした。

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 こちらはスタンドで休憩しているときに撮った、販売ブースとバルーンとオロナミンCとミスターの豪華なコラボ。


 喧騒から抜けると、会場に音楽が流れていることに気付き、ふと耳を傾けると、、、う〜んブラ4?

ベートーヴェンに憧れ、その意思を継ぐべく交響曲を作ろうとしたが約20年間納得のいく作品が作れず、やっと作った交響曲第1はベートーヴェンの交響曲第10番とも称され、親しまれた。

それほど悩み抜いてブラ1を作ったのに、ブラ2はわずか4カ月で書き上げてしまった。

その不安定なメンタルにシンパシーを感じ、私はブラームスを愛す。

最後に書いたブラ4は、美しさと切なさが混在する、不安定な美曲だ。

私はこの選曲をした人のセンスが好きだ。

(こんだけ語っといて間違っていたら超恥ずかしいですが、ガヤガヤしてたのでしょうがないってことにしておいて下さい)



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 そしてやっぱり購入してしまった株、、、、

今回、C. schillerianaの実生を3種、それぞれ望月蘭園(サンデリ×濃色の望月さんオリジナル実生)、くろやなぎ農園(coerulea狙い実生)、H&R(サンデリ×4Nのデカ良花狙い実生)から!

C. schroederae ’阿修羅'の兄弟を大場オーキッドから!

Paph. lowii s/aをPo-pow Orchids(東京オーキッド)から!

なんかもう、リミッターが壊れて、狂ったように買ってもうた!


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大場さんのシュロデレー(右から2番目)が元気だし面白そう。これだけはアンフラではないが、香りが非常に良かったらしく、なんかそそられた!

そして、望月さんのシレリアナ(1番左前)の株の状態が神過ぎる件。


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 では、ここで唐突にシンビの展示の紹介です。


Cym. sichunicum 'Mishima'
薄黄色の良型だった原種。こちらも初日に撮り損ねていたので、紹介できてヨカッタ。ハナジマオーキッドさんの出展でした。ハナジマさんの緑の原種シンビも凄く良かったです。

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Cym. First Symphony 'Hiroki'
ショッキングな色彩で、こういうの面白いと思います。

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 こちらは仮屋崎省吾さんのディスプレイ。

25周年の祝祭ということで、お祝いの赤を意識し、プレゼントボックスのように楽しく、華やかな展示にされたそうです。

当初はこの色遣いに抵抗がありましたが、毎年見ていると、だんだん好きになってくるから不思議です。

正直すごく楽しみ、て訳でもないんですけど、ないとなんか困る。




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 こちらは特別展示の1つ、「バッキンガム宮殿の蘭」。



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Onc. alexandrae(=Odontoglossum crispum)
1864年アレクサンドラ女王の結婚の際、この花が選ばれ、王妃の名がつけられたそうです。その後、1947年エリザベス女王の結婚式のブーケに使用されるなど、英国王室にゆかりのある蘭だそうです。気品のある花で、これで原種だなんてうっとりします。

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Cym. Alexanderi
1921年、当時皇太子だった昭和天皇が御訪英の際、英国王室から大正天皇宛ての献上品として預かった蘭。英国王室と皇室のかけ橋として、この蘭が重要な役割を果たしたそうです。Cym. AlexanderiはEburneo-lowianum × insigneというシンプルな交配ですが、当時の育種において大きな進歩を遂げた価値の高い蘭で、この株が親として登録されている品種は、1万2千以上にも及ぶそうです。

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 こちらはアート審査部門。

このポスターカラー?を使用した彩度の高い質感、好きです。




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 あ!!

 メタルパフィオがあらわれた!


右向き三角1たたかう
 じゅもん
 どうぐ
 にげる


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メタルパフィオは逃げだした!






海外の出展作品。

これは我が家でも衣装ケースを使ってやっているので、我が家に来てくれたら見せてあげます(若い女性限定)


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 岩や砂を使って自生地の雰囲気を演出していて、特に良いと思った展示。

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 布と石と蘭という、シンプルだけど惹かれた展示。

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 初日での出来事なんですが、この付近でアラブ系の女性(やや太めの中年)が突然外国語で何かペラペラしゃべりながら、時折カタコトで「カラダニイイ!」って言いながら、カゴからお菓子を取り出して、周囲の来場者に配り始めました。

もちろんその付近に一瞬にして人だかりができて、好奇心の強い私は来場者のおばさん達に混じって、お菓子をもらったのですが、なんか私だけドライフルーツが剥き出しだったていう、ナニこの扱いの違い、、、、

他の人のは袋に入っていたのに、私のは衛生的に大丈夫?てかこれどこから出したんだろ?て心配になり、次にそもそもこの木の実は何?てなり、そしてこっちのちょっと色の付いたお菓子も何?、どっちも生まれて始めて見たんだけど?、てかなんであの女性はお菓子配ってたの?これまさか毒とか入っていないよね?、て何もかもが良く分からなくなり、激しく動揺、、、、




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 レポーター魂?で、死ぬ気で色の付いた方を食べました!

そしたら、ミントでした!

あー、死ななくてヨカッタ、、、、

ちなみに木の実もちょっとだけかじってみたのですが、カッチカチで無味でした(笑)

知らない人から食べ物とかもらっちゃいけないってことを、この年にして改めて学びました。





 さて、ここで唐突にリカステの展示を少し紹介します。


Lyc. (U/R)(Andy Easton × Shoal haven) 'Wakk'
ペタルにスジが入る珍しい個体。

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Lyc. Chrish 'MAKI'
セパルにスジが入り、面白い色彩。

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Lyc. Nagai International 'Yachiko'
同様にセパルの淡いスジが美しい個体。

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Lyc. skinneri 'Pink Lace'
セパル幅はないが、それが原種が持つ野趣。交配種にはない気高い美しさ。たまりません。

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 こちらは特別展示の1つ、「King of Orchid・ロスチャイルド家の蘭」。

ロスチャイルド家の人々は、Paph. rothschildianumや、Bulb. rothschildianum、Ancistochilus rothschildianum、Vanda Rothschildiana等の種名の由来となり、Phal. schilleriana等にも関与しているそうです。



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 こちらの方が、Paph. rothschildianumの種名の由来となった、フェルディナンド・ロスチャイルド氏。

Paph. rothschildianumという種名は、彼の園芸学における活動を称え、名付けられたそうです。



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 こちらは上の方が当時作ったという温室。

宮殿かっ!



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 この写真は、1900年前後のその温室内において、既にPhal. schillerianaが栽培されていたことを裏付ける証拠写真だそうです。

随分古い時代なのに、Phal. schillerianaをきちんと栽培し、咲かせていたことに感動します。

この一族は、Phal. schillerianaの栽培・普及にもきっと大きく貢献したのでしょう。



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 いよいよ2015年の世界らん展も終わりが近づいてきました。

この終末感が漂うと切なくなってきます、、、

もう1度だけ、オーキッドロードへ。




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シンボルテーマ、「Birth(誕生)」

光と音と蘭とバルーンの、美しいコラボレーション。

25周年にふさわしく、よく練られた構成で好きでした。





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 祝祭は盛況のままフィナーレを迎えますが、私たちはこの現状に安堵せず、これを越えて新しい時代を切り開くことも考えていかねばなりません。

26周年目に突入しても、過去の偉人がそうしてくれたように、私たちは歴史を刻みながら前進していく必要があります。




 そう、ここは都会の真ん中の楽園、同士を増やし、助け合い、後世に伝承する場所。

そして、品種改良に励み、知識と技術を磨き、美しく競う場所。

何故なら、ここは東京ドーム、挑戦の始まりの場所、都会の真ん中のバトルステージ。















*お暇な方は1番上に戻って、この記事のタイトルをクリックしてみて下さい。
 私が見た世界らん展の、別の扉が開くかも。

世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:リカステ・その他)

 今回は世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門やフレグランス部門でみかけた、私の気になったリカステやその他の蘭を紹介したいと思います。


 森の妖精リカステを見る上で気を付けなければならない点は、リカステのこの特徴的な花型です。

綺麗な三角形というか、三菱の形をしていますが、これはいずれもセパル(萼片)です。

ラテラルセパルをペタルと間違いやすいので気を付けましょう。

ちなみに、リカステのペタルはリップの脇にチョコンとある、アレです。


 さて、まずはリカステを語る上で外すことができないであろう、Lyc. Shoalhavenが数点出展されていたので紹介します。

Lyc. Shoalhavenは、virginalis(skinneri) x Koolena(1976)で、大輪良型で多彩な色彩(白、ピンク、赤、白赤など)を咲かせる品種です。

リカステの改良が途上であった当時、ショールヘブンはスキンネリタイプの良花を多く咲かせる初めての品種として注目されたそうです。

親としての実績が優秀であるため、現在も多数の交配に使用されており、以下に登場するRakuhokuやMomoもこのショールヘブンが片親に使用されています。

今回は、この3品種を中心に見ていきたいと思います。


Lyc. Shoalhaven 'Orihime'
片親に原種であるvirginalisを使用しているため、どうしてもセパル幅が狭くなりやすいですが、いくらか原種の趣を残した個体も好感が持てます。

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Lyc. Shoalhaven 'Rich'
古い交配ですが、このように各セパル幅の広いアルバ個体も咲いており、現在でも十分通用する美しい品種だと思います。

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Lyc. Shoalhaven 'Shonan Queen'
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Lyc. Shoalhaven 'KItayama'
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Lyc. Shoalhaven 'Tanabe'
こちらは輪数が多く、仕立ても美しく、お立ち台を飾っていました。

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 続いて、Lyc. Rakuhokuです。

Lyc. Rakuhokuは、Auburn x Shoalhaven(2002)で、五島氏が登録された品種です。

入賞花が次々と生まれ、何度もリメイクされた、ファンが多い品種だと思います。



Lyc. Rakuhoku 'Maki'
やや黄色味を帯びた個体で、美しかったです。

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Lyc. Rakuhoku 'Maki'
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Lyc. Rakuhoku 'Rich'
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Lyc. Rakuhoku 'Straw Berry Milk'
美しいs/aで輪数も多く、こちらもお立ち台でした。

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 最後は、Lyc. Momoです。

Lyc. Momoは、Mrs Eiko x Shoalhaven(2006)で、こちらもやはり五島氏が登録されたようです。

交配が進み、ゆったりとした整形花を咲かせますが、中にはちょっと珍しい色彩の花も咲くようです。


Lyc. Momo 'Tsune'
バルブ数の割に花数・花型が良かったアルバです。

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Lyc. Momo 'Togakusi'
白赤の個体。

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Lyc. Momo 'Kogi'
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Lyc. Momo 'Sun smile'
セパルがファジーな面白い色彩でした。

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 折角なので、他にも2品種紹介します。


Lyc. John Ezzy 'Pink Fashion'
輪数・仕立てが美しかったです。今回、どの株もリカステの仕立てのレベルが高かったです。

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Lyc. Shonan Beat 'Matsumoto'
Shonanシリーズ。ちょっと変わった色彩で目を惹きました。

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 現在はリカステの品種改良が更に進み、4Nや3Nを使用したサイズの大きい個体や、スプラッシュ個体、黒赤い個体など、他にも面白いものが沢山あります。

興味を持たれた方は、機会があれば五島園芸やアボウオーキッド等のお店を覗いたり、話を伺うと、もっと詳しく教えて下さると思います。



 続いて、私が地味に好きなその他の蘭です。

ゲテと呼ばれ女子に嫌われてますが、私にはどれもカッコよく見え、ビジュアル系と呼んであげたいです。



Ptst. nutans alba 'Swan'
また見れるとは思っていなかったので、昨年に引き続き見れて嬉しかった蘭の1つです。この透き通ったエイリアンの頭、イイですよね!

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Bulb. lemmiscatum 'Fantasy'
あ、グロ注意!!のヤツ!これは風が吹くと虫のように動き、女性一同から気持ち悪いと総スカンを喰ってました。最高です!

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Urochilus vittatas 'Spring sunlight'
これも草の茎に虫がたかって食害しているように見えて、ビジュアル的に超カッコ良かった蘭です。

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Cu. palchellam 'Dc-081'?
これは、どっかで見たことあるような、あまり見かけないような、どういう蘭なのかよくわかりませんが、今回綺麗だなと思った蘭の1つです。何ですかこれ?(←超適当なコメント笑)

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 そういう訳で、お立ち台の花と、パフィオ(特に整形の点花)と、ハナジマさんのカランセのアルバ・シンビ達、松本洋蘭園の緑の原種シンビ、ホルコグロッサム全部、エランギス全部、上記4点が私の今回の世界らん展の上位作品です。

あと挙げればきりがないですけど、Epi. hugomedinae、Comp.macrocleptoron 'Pinky'、Onc. wyattianum 'AKIKO'、Den. senile 'Ryo'とか、、、もう全部良かったですわ!












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世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:ファレノプシス・バンダ・オンシジューム・デンドロビューム)

 今回は世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門やフレグランス部門でみかけた、私の気になったファレノプシス・バンダ・オンシジューム・デンドロビュームを紹介したいと思います。


まずは、ファレノプシスから。


Phal. (U/R)(Brother Spring Dance × Beauty Sheena)'?'
花付きがやたらと良かったファレノプシス。花も綺麗で、株が小型なのも良い。

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Phal. (U/R)(Gold Nug? × Tzu Chian? Prince) 'Mikasa'
濃い黄色で目立っていました。

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Phal. Anna-Larati Soeka? 'Hiromi'
ブルー系のセミアルバで小型で可愛く、一家に一株欲しいファレノプシスです。

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Phal. Charming Melody 'You-go'
株の状態の割に花茎数が多く、花数も多い品種のようですね。色彩も面白いですが、それを活かした仕立て方も、計算されていてハイセンスな感じでした。

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 ここからはオンシジュームの仲間です。

私はこの系統にさほど詳しくないので、もしかしたら間違って括っているかもしれませんが、その時はすいません。

特に惹かれた花を少数精鋭で攻めました。



Comp.macrocleptoron 'Pinky'
あまり見かけないド美しいオンシ?系で目を惹きました。

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Onc. wyattianum 'AKIKO'
こちらもあまり見かけないド派手なオンシで、目を惹きました。

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Trctm. splendidum album 'Nabana Yellow'
このデカいオンシは流行っているのか複数展示されていましたが、こちらはアルバ個体で花付きも良く、栽培・仕立ても綺麗だったので堂々のお立ち台でした。

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 ここからはデンドロビュームの部門です。


Den. leucocyanum 'Lovely Dream'
昨年より更にパワーアップした株で、見つけたとき嬉しくなりました。

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Den. senile 'Ryo'
バルブに毛が生えた黄花のデンドロ。タランチュラの親戚のような大きいクモが鉢から足を出しているみたいで、カッコよかったです。

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Den. Imelda Marina Masagung 'Vanimo'
デンドロでお立ち台に上がっていたスパチュラータ系の交配種。株立ちが綺麗だなと思っていたら、ルデでもお立ち台に上がり、フレグランスでもトップだったあの方でした。

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 ここからはバンダとその仲間達です。

私はこの系統にさほど詳しくないので、もしかしたらまた間違って括っているかもしれませんが、その時はすいません。


V. denisoniana 'Jay Bird'
良い香りで、香水にもなったデニソニアナ。バンダでこの色彩、好きです。

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Rhy. chorchalood(spots) ’ORCHIS'
花が濃色で、7花茎上がっていました。レベル高い!

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Holco. amesianum 'Ayamn'
ホルコグロッサムは白を基調としているのか、どの花も魅力的です。

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Holco. rupestre 'Shuyu'
見て下さい、この何とも言えない花。何とも言えないですね。株が繊細そうで、ちょっとしたことで枯れてしまいそうで手を出すのが怖いですが、場所はとらなそうだし、惹かれる要素満載です。

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Papilionanda Bangkrabue 'Triple Bridges'
パピリオナンセを使用した交配種のようです。一般的なバンダも魅力的なのですが、ホルコグロッサムやパピリオナンセ、エランギス等の味があって魅力的な種がもっとフューチャーされると面白いですよね。

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Staurochilus(Src.) fasciatus 'Mariairena'
バンダの仲間なんでしょうか?この系統でトラ柄は珍しいですよね。

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Aergs. (U/R)(rhodosticta × hyloides) 'Kuriki'
花茎が長く、花が多く、株の割に花茎数が多くて、見応えがありました。

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Aergs. luteoalba 'Kuriki'
結局エランギスの中で私が1番惹かれるのはこのようなタイプ。惹かれるのですが、栽培が難しそうで、、、。それにしてもこの株でこの花茎数凄いですね。

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Aergs. hyaloides 'r. suesada'
花がちっちゃいくて、更に繊細そうなエランギス。取り扱い注意っぽい感じ。エランギスが花茎が上がりやすいのか、この方々が栽培が上手いのか分かりませんが、どの株も凄い花茎数が多いですね。

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Vasco. Plaingam 'Bangkok'
お立ち台に上がっていたバンダで、こういう色ってあまりないように思います。株の状態も良いです。

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 さて、私の家での夕食が食パンと納豆のヘビーローテーションでヘルシー過ぎると話題なため、心配されている方もいらっしゃるので、念のためこの1枚。




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 カレーうどんを前回作ったのは何年前だろう、、、、人生で2回目です!

豚肉をもっと入れると甘みが出て美味しいのですが、コストがかかってしまい、ドームでたくさん買ってしまった罪人の私にはそのような贅沢は絶対に許されないので、油揚げでも食っとけと、油揚げでかさ増ししました。

でも5枚はさすがに入れ過ぎたかな、下手すると麺より多いかも、、、、

でも、コレ美味しいです!

ドームの会場で1杯400円で売ったら、結構売れるんじゃないか?

今までの人生で食べてきたカレーうどんの中で1番美味しい!

あとはコーヒーとチョコレートでもつまんで、寝るまでの時間を繋げば良いのです。

そういう、どうでもよい話でした。












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世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:シンビジューム・カランセ)

 今回は世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門やフレグランス部門でみかけた、私の気になったシンビジュームとカランセを紹介したいと思います。


その前に私が昨夜体験した霊体験について語っていいですか。私まずまずの強烈な霊感体質なんですけど、エアコンが壊れて寒くて布団を被って寝てたらいきなり金縛りにあい、そこまでは頻繁にあることなんですが、その後布団を引っ張られ、布の擦れる感じと共に顔を出させられ、顔を覗かれながら体をベタベタ触られ、「やばいよ、やばいよ、、、」と思ってたら、別の霊が登場して、「やめろ!」と金縛りを解いてくれました。私はそのまま意識が遠のき朝になったのですが、目覚めたらまだその悪い霊がいて、その人は細めのジーンズを履いた40代くらいの男性なんですが、その霊が「アタシも花が好き!」て叫んでどこかへ消えてしまいました。多分ドームから着いてきてたのでしょう。その霊がオネエだった、っていう話。いろんな意味でゾッとしました、、、、。持ち帰るのは株だけにしたいものです。


、、、、あまりにえ?てエピソードだったのでつい語ってしまい、話が異次元まで逸れましたが、まずはよく見るとどれも宝石のように美しい原種シンビジュームから。



Cym. cyperifolum 'Mishima'
緑の原種シンビ。やはりこの方はセンスが良いです。

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Cym. wilsonii 'Sisen'
濃緑の原種シンビ。こちらも超綺麗です。

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Cym. erythrostylum 'Fortuity'
こちらは花が大きくて綺麗な原種です。

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Cym. wadae 'Tokyo City'
種名の元になったワダ氏が栽培がちょっと難しいと仰っていたワダエを、綺麗に、輪数多く咲かせていらっしゃいました。

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Cym. insigne v.sanderae 'Miho'
根岸さんインシグネ。株の割に花が大きくて、イイですね。

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Cym. insigne 'Feel at'
美しい色彩で大株に仕立てられたインシグネ。

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Cym. tracyanum 'Yellow stone'
トラシアナムも良く見ると、花の色や模様に個体差があるので面白いです。

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Cym. tracyanum 'Tsubasa'
お立ち台の超巨大株のトラシアナム。これほどの大株には、人生であと何回出会えるのか。もう出会えないのではないかとさえ思え、一期一会を感じました。

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 ここからは、気になった交配種シンビジュームです。

シンビでも交配種の魅力は、原種には無い魅力的な色や形を作り出すことができるところで、可憐な色や形を追究していくこともできるし、逆に豪華絢爛さや派手さ、奇抜さも作り出せるので面白い分野です。


Cym. Nagalex 'Hinamatsuri'
東洋蘭と西洋蘭を交配したような細ピンクのシンビ。

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Cym. Green Sky 'Kunko'
美しい黄色のシンビ。

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Cym. Oriental Noble 'Ocean'
シンビに詳しい方が出展されていた、やや弁幅のある黄緑のシンビ。

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Cym. Dorothy Stockstill 'Forgotten Fruits'
キンリョウヘンを改良したような個体。花付きが素晴らしく、見応え十分でした。

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Cym. Koushu Current 'Kizuna'
こちらも花付きが素晴らしく、見応え十分でした。 

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Cym. Enzan Wild Cat 'Enzan Cat'
毒々しいシンビですが、よく見るとドーサルやペタルにスジが入り綺麗でした。

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Cym. Son of Oka? 'Enzan Magic'
更に毒々しいシンビ。花弁幅があり、存在感がありました。

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 ここからは、東洋蘭です。

東洋蘭はあまり手を付けていないので良く分かりませんが、香りが素晴らしいうえに、西洋のシンビには無い、澄んだ美しい独特の色彩を持っていると思います。


Cym. goeringii 'Iwatohime'(春蘭 ’岩戸姫’)
透き通った緑の、宝石のような春蘭。

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Cym. goeringii 'Tenshin'(春蘭 ’天心’)
透き通った橙の、宝石のような春蘭。

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Cym. goeringii 'Momobotaru'(春蘭 ’桃蛍’)
お立ち台に上がっていた、スジ花の春蘭。

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Cym. goeringii 'Tenpobotan'(春蘭 ’天膨牡丹’)
トリラベロ?の春蘭でした。

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 こちらは東洋蘭の特徴が良く出ている、おそらく交配種。

時間がなくて名札を撮っていないので名前は不明ですが、美しかったです。


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 ここからは日本のカランセ、エビネです。

様々な色彩が作出されていて見ていて飽きません。

庭でこんな花に囲まれて生活してみたいですね。


Cal. (Higo × Oowada) 'Kokyu'(えびね '故宮')
s/aのエビネ。s/aが1番好きです。

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Cal. Kozu 'Saishiko'(えびね '大紫香')
濃青色で弁幅もあるエビネでした。

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Cal. (Izu × Insularis) 'Byakuren'(えびね '白蓮')
えびねにもやっぱりアルバはあるんですね。こちらも綺麗でした。

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 こちらは西洋のカランセ。

原種のシンビと西洋のカランセはちょっとマイブームなんです。


Cal. Rosea alba 'Mt.Faji'
西洋カランセの交配種のようです。アルバ個体で美しい、、、

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Cal. vestita 'White Lady KINUE'
カランセの立派な大株。花も綺麗だし、株の状態も良いし、原種だし、うっとりします、、、、

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世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:交配種パフィオペディラム)

 今回は世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門でみかけた、私の気になった交配種パフィオを紹介したいと思います。

私はどの蘭についてもそうですが、原種が好きなので交配種には興味が薄く、特にパフィオの交配種には今まで全く興味がありませんでした。

しかし、昨年のドームでPaph. Willennium 'Diaburo'という個体をみてから、少しずつですが興味を持ってみています。




Paph. Willennium 'Diaburo'
 2014年に展示されていたメカチックなクール個体!
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Paph. Spotted Delight 'Orassa'
 点が荒くてカッコよかった昨年のお立ち台の点花。
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 カトレアの交配種は行き着くところまでイッテしまった感があり、一部非常に良いものもありますが、個人的にはあまり面白いと感じません(古い交配種や、ノドサ系、ポーパックス系、ルンディ系は別)。

 それに比して、パフィオの交配種は進化が目覚ましく、勢いがあって面白いです。

今回は、私も勉強がてら特集しているので、間違っているところが多いと思いますが、寛容な心で読んで頂けるとありがたいです。




Paph. Vogue Wonder 'Isshiki Silence'
Paph. Wood Wonder x Paph. Macabreの交配で、色も形も渋く、それなのにちょっと透き通るような花で、展開も良かったです。

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Paph. (U/R){Wood Wonder × (Hsinying × Night Shadow} 'Big Bird'
交配が複雑でついていけませんが、ドーサルがデカくて、アラブ辺りの偉い人が被っていそうな、装飾品のようでした。Wood Wonder要素も残り、でもやっぱ違くて、見れば見る程惹きこまれます。

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Paph. (U/R)(Voodoo Magic × Wood Wonder) 'Shuu'
Voodoo Magicがやや育てにくいらしく、この種を使用した交配は少ないらしく、それ故私には交配の狙いがよくわかりませんが、大輪整形のビニカラーを作出していく過程の花でしょうか?ドーサルがデカくて、全体的に色が濃い個体でした。

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Paph. Wei-Ling Ting 'Ocean'
この部門を制したビニカラー系でした。そういえば数年前までビニカラーはもっと細い花だったと思うのですが、もうすぐ赤黒くて、大輪整形の花が出てくることを予感させてくれました。ビニカラーの整形花が出てきたらセンセーショナルですね。

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 ここからは、パービセパラム系の交配種です。



Paph. Shun-Fa Golden 'Memory Old'
malipoense X hangianumで、ややマリポ寄り?形の整った個体でした。

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Paph. Wossner China Moon 'emi'
armeniacum × hanbianumで両親の特徴を引き継いだ、面白い色彩と形でした。

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Paph. Memoria Larry Heller 'Giant Gold'
malipoense x emersonii 'Bear' BM/TPSで、こちらも両親の特徴を引き継いだ、面白い色彩と形でした。

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Paph. Norito Hasegawa 'Nakato No.1'
malipoense x armeniacumで形が素晴らしかったです。

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Paph. Norito Hasegawa 'Nakato No.2'
こちらは更に形の良い個体でした。

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Paph. Fumi's Delight 'Super Cool No.8'
armeniacum x micranthumです。全体的に形が歪になってしまいましたが、花自体が大きく、リップは大きいし、PやDに幅のある個体でした。

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Paph. Fumi's Delight 'Super Cool No.7'
リップもそうですが、全体的に丸くて大きく、さらに気品のある個体でした。

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 続いて、整形点花の紹介です。



Paph. (U/R)(Tokyo Red Mary × Katsutawin) 'Stylish'
ドーサルのスポットが細かいためか、上品さを感じさせます。ペタルやピップの色・形が非常に良いと思います。

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Paph. (U/R)(Shining World × Emsflair) 'Formosa Stars' 
リップが小振りで色ムラがありましたが、ベントラルセパルが大きく、全体的に丸に近い個体でした。

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Paph. Enzan Tracey 'Jan Spots'
特にリップに色ムラがあり、P幅ももう少し欲しいところですが、特筆すべきはピーンッと張り出したペタルとその展開の良さ。スポットも綺麗だと思いました。

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Paph. Humphrey 'DATEDANDY'
このスポット好きです。個人的にはすごく好きな花なのですが、あと何が足りないのだろう?リップ幅?ペタルの色ムラ?

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Paph. (U/R)(Small World × Mem.Sabrina Mark) 'Dreamy Mako'
こちらは全体的に綺麗にまとまった花でした。

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Paph. Eyecatcher 'Bluemen Insel'
私は点花は荒くてデカイ点が入っているヤツが好きです。あと、このようなヒョウ柄というんでしょうか、黄色ベースのやつにも惹かれます。この個体はリップにムラがありますが、綺麗にまとまっていてセンスが良かったです。

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Paph. (U/R)(Mem.Heinrich Duerbusch × Junior Exploit) 'Maki Grand'
全体的にバランスが良く、また好きな花が1つ増えました。

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Paph. Acapulco World 'Naitoh'
大場蘭園さんがややタイプの異なる2個体を出展されていて、どちらもセンスが良かったです。こちらはスポットが重なって、三菱のマークみたいになったやつ。

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Paph. (U/R)(Jersey Freckles × Fight Jack) 'Monarch'
Leopard系の中ではスポットが1番大きく荒々しくて、個人的にはこの大場蘭園さんの個体が最良だと思いました。リップが小振りでしたが、リップの色は非常に綺麗でした。

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Paph. Velvet Smile 'Miyama B'
強敵揃いの中、この部門を制し、お立ち台まで勝ち上がった個体。形が良く、展開も良く、さらにこの力強くてバランスの良いスポット。惚れ惚れします。

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Paph. Velvet Smile 'Miyama'
お立ち台の兄弟株。この個体も良個体だと思うのですが、やはりお立ち台にあがる個体は、この個体とも、他の個体とも一線を画していることがよく理解できますね。

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 ここからは、整形の黄花です。



Paph. Golden Shell ’Kuon’
やや波打ちが見られますが、形の良い個体でした。

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Paph. Amarillo Star 'Mieko'
やや抱え込んでいますが、ドーサルの白が極端に少なく、作り物のように整った黄花でした。

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Paph. Orangeade 'Dragon Ball'
ほぼ丸に近いリッペ系?出展者がドラゴンボール世代なのか、嬉しくなります。

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Paph. Gold Nagget 'Golden Magic'
綺麗な楕円形で、これはこれで良いと思いました。

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Paph. (U/R)(Valeri Tom Kin × Hamana Ship) 'Sachi'
上品な色合いでした。

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Paph. Lippewunder 'Mutsumi'
迫力のあるリッペワンダーを9輪。リッペのこのベンツマーク、何度見てもイイですね!

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Paph. Emerald Future 'Perfection'
黄花でお立ち台まで勝ち抜いたのがこちらの個体。リップに白が残りますが、波打ちも少なく、非常に形の良い個体です。

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そして、ここからは整形のピンクです。

整形のピンクは近年確立されてきているようで、この色彩をピンクと呼ぶことにやや抵抗を感じますが、ではこの色は何色かと問われれば、やはり確かにピンクなんですよね。



Paph. Oink Palace 'Cherry Balloon'
ペタルもリップも全体的にピンクで、スポットも綺麗な個体でした。

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Paph. Snow Festival 'Pink Satin'
こちらはスポットがより小さく、色合いが優しく、女性受けしそうな雰囲気。

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 ここから、整形の白花です。

どの花もそうだと思いますが、特に白花は作出するのが難しいそうです。



Paph. (U/R)(Hamana Island × Ky Icy Wind) 'Tsukuba'
黄色は残りますが、スポットが無く、レベルの高い個体だと思います。

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Paph. Mistic Night 'Mishima Snow'
やや黄色味を帯びてはいますが、形が良く、スポットもほとんど入っておらず、レベルの高い個体だと思います。

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Paph. Stardast Knight 'Kingdom'
リップ周囲の黄色と、斑点が残りますが、花弁の白さが美しく、堂々のお立ち台でした。

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Paph.Maudiae ‘The Queen’ AM/RHS/AOS
グリーンのスジ花の中では、この個体を超える花は未だに少ないとされる、3倍体の古典的銘花。

パフィオペディラム モーディエ ‘クイーン’Paph.Maudiae ‘The Queen’ AM/RHS/AOS【花なし株】

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Paph.Bruno ‘Model’ AM/AOS
119年前の1896年に登録され、AOSでAMに輝いた古典的銘花。

パフィオペディラム ブルーノ ‘モデル’Paph.Bruno ‘Model’ AM/AOS(85) (Leeanum x spicerianum)【花なし株】

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Paph.Black Diamond ‘Pink Fancy’ BM/JOGA

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世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:原種パフィオペディラム)

 今回は世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門でみかけた、私の気になった原種パフィオを紹介したいと思います。


Paph. villosum 'Bill board'
ドーサルの上の方まで割と黒い個体でした。そういえばパフィオの大株って、あまり見かけない気がします。花の向きとか位置を揃えるのが難しいのだろうな、と思います。つくばやサンシャインの蘭展で時々見かける大株は、かなり難易度の高い聖域なのだということがわかりました。

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Paph. villosum 'Achi'
sibから出た個体で、花の色はやや薄いですが、株の状態や咲かせ方・仕立て方が非常に素晴らしかったです。

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Paph. gratrixianum 'Monster'
濃色だし、ドーサルの斑点もカッコイイし、展開は良いし、リップもデカイし、完璧だった個体です。

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Paph. tonsum 'Ryou'
濃色で、斑点の入り方も左右対称で面白い個体でした。

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Paph. fairrieanum 'Inspire'
アルバム個体なのに、形が良く、緑の色彩もはっきりしていて美しかった個体。

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Paph. haynaldianum 'Hide'
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Paph. haynaldianum album 'Sachiko'
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Paph. richardianum 'R&T'
lowiiのvarietyで、形の良い個体でした。

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Paph. glanduliferum 'Dark Knight'
濃色で形も良く、カッコ良い個体でした。

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Paph. philippinense aureum 'R&T'
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Paph. lowii album 'Kuon'
透き通るように黄色い、アルバム個体でした。

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Phrag. caudatum 'Hide'
このリーゼント系のフラグミは、以前warszewiczianumと覚えた気がするのですがsynonymの1つだったようです、、、。

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Paph. armeniacum 'Sapporo Gold'
暑さに弱くて栽培が難しいアルメニアカムを、2輪開花させていらっしゃいました。株の状態が非常に良いですね。

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Paph. armeniacum 'Super Cool No.2'
濃色で全体的に丸いのですが、特にリップが丸くて大きく、素晴らしい個体。こんな良個体は滅多にお目にかかれないと思います。

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Paph. malipoense 'Sunmove'
色彩、トータルバランスの良い個体でした。

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Paph. delenatii album 'M. Sawai'
リップは大きいし、ペタルも広くて展開が良く、良個体だと思います。

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Paph. victoria-regina(chamberlainianum) 'Yoshi'
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Paph. wardii 'Jason No.2'
株の大きさの割に花数が多く、見事でした。

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Paph. wardii 'Okier Awasubihs'
Pの基部がやや細めでしたが、濃色の個体でした。

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Paph. wardii 'Kawamoto'
色は薄めでしたが、全体的に形が整った個体でした。P幅が立派ですね。

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Paph. wardii 'Super Cool'
wardiiは、ペタル基部やリップ下部の色の薄いところがどうしても目立ちやすい感じですが、この個体はその弱点が目立ちにくく、良個体でした。

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Paph. wardii 'F. Yamamoto'
'Super Cool'同様、中籐洋蘭園さんの出展。濃色で重厚、この個体にワーディの渋さの真骨頂をみた気がします。形もパーフェクトですね。個体のレベルも高いですが、仕立ても非常に美しいです。

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Paph. wardii 'New Vista'
一見アルバムですが、ペタルの基部に斑点が出ているので、純粋なアルバムとは言えないです。しかし形は良いし、個人的には良い色だと思います。

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Paph. wardii album 'Green Jade'
アルバムでこの花付きは素晴らしいと思います。

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Paph. sukhakulii 'Green Wings'
リップが小振りですが、P幅のある個体でした。

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Paph. sukhakulii 'Inui'
上の個体に比べるとリップは大きいのですが、ペタルがやや狭く、アルバム個体はなかなか、、、。私も今回Popow Orchidsから購入したので、頑張ります。

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Paph. venustum 'MU-#1'
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Paph. venustum 'Orion'
脳塊のようなリップ、ブツブツ、毛と、女性受けしそうな要素が1つもないベナスタムですが、この個体は脳塊もブツブツも毛もソフトで、ペタルの先端がピンクを帯びて丸く、リップも丸く、ドーサルの幅もあるので、非常にかわいい個体でした。なんというか、フレンチブルドッグのようなキモ可愛さがあります。これだったら女性も喜んでくれそう。

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Paph. venustum 'Miyakko'
ペタルが反ってますが、幅は広く、ドーサルやリップも大きく、何より黄金色のベナスタムで風格がありました。男性が喜びそうなベナスタムでした。

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 時間の経過に比例して少しずつパフィオが面白くなってきて、そういう訳で今回の個別審査部門は個人的にはパフィオに惹かれたのでした。





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世界蘭展日本大賞2015(個別審査部門:カトレア)

 世界蘭展日本大賞2015の個別審査部門やフレグランス部門でみかけた、私の気になったカトレアを紹介したいと思います。


 まずは交配種を5点!


C. Swingtime 'Villa Park'
整形大輪のアルバを、シミもなく綺麗に咲かせていらっしゃったので輝いていました。

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Rlc. Asian Mystery 'Alice'
ノスタルジックな色彩で香りも良く、フレグランス部門でリボンでした。

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Bc. Miracle Star 'Freckle Beauty'
面白い交配種で、輪数が少なくても目立っていて、私はこういうの好きです。

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Gcy. Kyoguchi 'Happy Field'
香りが良いとされるキョーグチ ハッピーフィールド。私は実物を始めてみましたが、やっぱり想像以上の香りでした。フルーツケーキを作っているときに漂ってきそうな甘い香りで、この香りが嫌いな人はまずいないだろうと思います。

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Lc. Adelaide Ablazc 'Orange Beauty'
こちらは交配種の大株でした。花のみならず、株の状態も美しく、文句なしのお立ち台でした。

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 そして、ここから原種カトレアです。

キラリと光る魅力を持った個体たちを特集しました。



C. lawrenceana concolor 'Diana'
ローレンのコンカラーは我が家ではなかなか大きくならず、栽培にちょっとクセがあるように感じていますが、こちらの方は良い花を綺麗に咲かせていらっしゃいました。

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C. nobilior alba 'Gracinha'
巻いていますが、色が美しい個体でした。

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C. trianaei 'Peonia'
花型が完璧で、orlata状のリップが超綺麗でした。

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C. trianaei 'Camelia'
リップの色彩と、ペタルの垂れ具合のバランスが好きで惹かれます。

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C. trianaei 'Dana'
美しいs/aでした。

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C. lueddemanniana 'Tomo'
縮れかけていて、展開がいまひとつとなっていますが、リップの筋がハッキリしていて好きです。

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C. lueddemanniana 'Celeb'
リップが大きくて濃色で展開が良く、まさにセレブ感がプンプン漂う良個体でした。

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C. lueddemanniana coerulea 'Esplendor'
展開良く、ゆったりと綺麗に咲かせていらっしゃいました。

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C. schroederae 'Redonda'
色彩も咲かせ方も香りもパーフェクトでした。フレグランス部門で最優秀賞、おめでとうございます。

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 ここからは原種カトレアの大株です。

私はセンターを目指している以上、将来こういう人達と戦わなければならないのか、と改めてその頂きの高さを再認識したのでした。




C. intermedia orlata 'Tain'
インターメディアの大株って、そういえばあんまり見ない気がします。ありそうであまりないところを突いたその視点と、栽培レベルの高さに感服しました。

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C. trianaei s/a 'White Kimera'
s/aの大株。言って良いのかどうかわかりませんが、出展者はなんと90代の女性なんです。凄くないですか!?この方の株は本当にどれも素晴らしく、ごたくや言い訳を並べる青二才の私は、この方の株をみると自分には努力が足りないだけだと思い知らされ、恥ずかしくなります。お立ち台にあがっていた、先日のデンドロキラムの大株も本当に良かったです。そういう訳でずっと応援しています。

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C. schroederae alba 'Hercules'
まさか、この花付きは、、、、っ!?蘭のポテンシャルを最大限に発揮させる、センターの素質!!フレグランスでもしっかりと結果を出し、こちらでもこの実力。蘭神様が降臨しているとしか言いようがありません。

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C. amethystoglossa 'Fantasia NaNa'
難しい2枚葉を4花茎、美しく咲かせていらっしゃいました。花のレベルもかなり高いです。株の状態を見る限り、相当の栽培技術がないと出来ない芸当だと思います。

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 そういう訳で、私が進む道は超絶険しいいばらの道なのです。

越えなけらばならない人達が多過ぎて、、、、そして、強過ぎて、、、、(汗)


現在の私の中の神7、そしてセンター。

まずはその人達と、その株を観察することから始めようと思います。



 一歩ずつ、、、、階段登りたいと思います!












C.lueddemanniana ‘Mishima’ BM/JOGA
ちょっと古い個体ですが、ハナジマさんが選んだ良個体です。この方の選ばれる株は本当に素晴らしいものが多く、定評があります。

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C.nobilior ‘Dark Nagara’ BM/JOGA

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C.maxia var. coerulea ‘Hector’ AM/AOS SM/JOGA(MC)

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C.bowringiana ‘Dark Katayama’

カトレア ボーリンギアナ ‘ダーク カタヤマ’C.bowringiana ‘Dark Katayama’【花なし株】

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C.guatemalensisi ‘Canary’

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Epc.Kyoguchi ‘Happy Field’
キョウグチ ハッピーフィールドは以前はエピカトでした。

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世界らん展日本大賞2015(初日)

 世界らん展日本大賞2015初日にイッテきました!

昨年は大雪の影響で、初日はガラッガラでしたが、今年は盛況でした。

今回もこのレポートを楽しみにして下さっている方と、実際に自分の目で確認するまでは、詳細を知りたくない方と、両方いらっしゃると思うので、ところどころ超テキトーに、紹介したいと思います。

てか、今回は全体的なレポートができそうな写真があまり撮れていないのです。

いつもはブログの構成も考えながら写真を撮るのですが、世界らん展クラスの規模になるとカメラの電池がもたなくなる為、初日はナマの花を中心に写真を撮ったのでした。

今シーズン中に再訪することがあれば、改めて全体像を紹介したいと思います。

といっても私独自の視点でレポートしていくので、ちょっとアブノーマルな仕上がりになるかも、、、、




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(昼食時の様子。スタンド席も展示ブースも販売ブースの方も人がいっぱい。食事が終わる頃にはもっとごった返します)
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 今年の展示で目立っていたのはバルーンを使ったヤツ。

会場のコンセプトにもマッチしていたので面白かったです。




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 そして、高校生たちのディスプレイは今年もハイレベルでした。

ある高校は、高床式で4階建ての建物に蘭をびっしり飾って立体的で圧倒的存在感を演出し、もう1つの高校は、水車を回して仕掛けもつけていて、老若男女が見入る動的な演出をしていました。

蘭も美しいのですが、若さという清らかで真っ直ぐなエネルギーが団結すると、みる人の心を動かす、こんなにも美しい作品が作れるのですね。

こういうのを見ると、次世代も安心だなと思えます。



(ある高校の4階建て?5階建て?)
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(もうひとつの高校の水車)
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 どのディスプレイも素晴らしいのですが、見逃して欲しくないのがこちら。

さりげなく大株が使われていて、個別審査に出したら確実に上位にいけるだろうに、この株をディスプレイ用に出展された方の器の大きさに、個人的に感動します。




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 こちらのディスプレイにも大株が。

ただでさえ蘭栽培は難しいのに、更に難しい大株を複数出展されていて、会のレベルが高いことが伺えます。



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 こちらのディスプレイは、使用している花のレベルが高いので、原種カトレアが好きな方には見て頂きたいです。

机の上にお菓子が置かれていて、一般来場者はお菓子の方が気になっていたようで、目の付けどころは人様々で面白いなと思いました(笑)



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 こちらは「竹取物語」を題材にしたディスプレイのようで、恐らくかぐや姫が月に帰っていく様子を表現しているのだと思います。

写真には写っていませんが、足元には枯山水、そこから竹を組んで流動的な流れが表現されており、よく出来ているディスプレイです。



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 さて、今回の蘭展で気になったのは、プロステケアとか。

この種ってこんなに面白くて、綺麗でしたっけ?



Psh. Sweet Fairy 'Good Pair'

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Epi. hugomedinae
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PSh. Expectation 'Miura'
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Enc. cordigera 'HANA'
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Psh. Sweet Fairy 'WInter Fairy'
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 そして、今回の蘭展で個人的に好きなのがこちらの作品達。


 この詩は、カトレアの良さを直球で大胆に表現したのが良い。

パフィオを思いっきりディスってる勇気も凄い。


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 こちらの比喩もなかなかで、語尾を「〜だ」で〆ているので、力強く心地良く響く。

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 素直な言葉を飾らず使用したのが逆に新鮮で、倒置法で綺麗さを強調したテクニックが憎い。

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 蘭が題材で何故この詩が生まれたのか、、、。何があったのか、心配になる詩。

もしかして、片想い!?

超甘酸っぱい!!!!

じわじわくる詩。


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 そしてこちらが特別展示の地生蘭オルキス(日本初公開らしい)です。

詳しく覚えていませんが裸の妖精が戯れているようにみえる蘭、とか誰が考えたのかそんな説明でした。

そもそも蘭(オーキッド)の由来は、オルキスからとったそうで、ヨーロッパではオルキスなどの地生蘭が蘭の代表であったがためにこの名前が付けられたそうです。

ちなみにオルキスとは男性の㊎の意味らしく、球根の形がソレに似てるからという由来らしいです。

下ネタ満載で嬉しいですが、コレ考えた人はどうかしているとしか言いようがありません、、、、



虫に擬態化したオフィリスと日本のハクサンチドリ


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 こちらが問題の睾丸、、、じゃなくてオルキスです!

裸の妖精が、、、、!?

って、写真がわかりにくいですね。

詳しく見たい方は、オルキスでググってみて下さい。

ちなみに裸の妖精は、残念ながらしっかりオトコです(笑)



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 そして、こちらは私への果し状でしょうか。

第3問 「日本にはデンドロビウムは何しゅるいありますか」


、、、、うーん、わかりません!!

私の負けです。降参!


そういう訳で面白かったデンドロクイズ。


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(正解はAの3種類とのこと。皆さん分かりましたか?)





 世界らん展は芸術性も高いです。

アートも充実しています。

そういえば開会式の音楽もモーツァルトが流れて華やか、表彰式ではフルートとハープのための協奏曲というぴったりな選曲がなされているように感じました。



 こちらは精巧だったボタニカルアート。

題材にパピリオナンセを選んだのがまた素敵です。



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 やさしいタッチの絵。

もしかして横浜の、あの方ではないでしょうか、、、、


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 こちらはパッと目を惹く色彩の配置でした。


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 今回も、グルメな方々とご一緒させて頂き、素敵なお店へ。

門前仲町の「ふく田」、2回目の訪問でした。

ちょっと生活の質が分かってしまい悲しいお話ですが、メジマグロ、平政は多分人生で初めて食べました。

うにの牛肉巻き、栃尾の油揚げ、山百合ポークのダッチオーブン焼き?等どれもおいしいのですが、多分私の数週間分の食費をたった1食で消費しているので、この味を忘れる訳には絶対いきません!

しかし、寝不足とふぐのヒレ酒が効いて、瞬殺でコテッと、、、、、、

あー、また明日からしばらく夕食食パンになるかと思うと憂鬱です、、、、



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 そして!!

親がいたら「コラッ!また無駄遣いして!」と怒られそうですが、今回私が購入したものがこちら。

いつだったか誰だったかが蘭展で購入したものを紹介していて、その人の趣向や苗の選び方が面白かったので、私も今回日本初公開します。

てか、いつの間にかスゲー沢山買ってました、、、、

岡田蘭園の実生を知人と一緒にまとめ買いしたら、すごい数に、、、。


 他にも気になったものをいくつか紹介します。



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 H&RのC.aclandiaeの実生。

株に赤黒い斑点が沢山でていて、新芽も色素が強くノッテいて、もうどんだけ濃色が咲くんだろうとヨダレが止まらない感じのヤツ、つい購入!



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 C.gaskelliana concolorの実生と、C.forbesiiの実生。

お買い得だったと思います。



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 In-Charm OrchidとPopow Orchidsからそれぞれパフィオの苗も購入。

1つはPaph.barbigerum aureumの実生、もう1つはPaph. sukhaklii albumの実生。



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 そして、こちらはちょっと気になることがあって、C. amethystoglossa s/aの実生。

フジナーセリーのオリジナル実生だそうです。



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 てか、時間と共にアクセス数がハンパなく上がってきていて、多くの方が世界らん展のレポートを待って下さっているのではないかと思うのですが、今回もこんなどうしようもない内容で良いのだろうか、、、、

読みにくいところとか、間違っているところがあったら申し訳ありません。

蘭展のレポートは、ちょっと容量が多いので時間がかかるのですが、また数日に分けて少しずつ報告していきたいと思います。







Psh. calamaria 'Margots mini'
こちらは私も栽培しているカラマリア。栽培し易く、ある意味香りが良いです。ちょっとシンナー臭(笑)

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世界蘭展日本大賞2015(開会式・内覧会)

 世界蘭展日本大賞2015にイッテきました!

開会式・内覧会に参加させて頂いたので、その様子をレポートします。

昨年は雪がチラついて、帰宅時には積もっていましたが、今年は曇りで冷たい風が吹いていました。

それでも多くの方が既に並んでいらっしゃって、皆さん本当にお元気ですよね。



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 こちらは会場の全体像。

25周年目に当たる今年は、バルーンを使った演出でした。



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 2015年の日本大賞はDen. smillieae ‘Spirit of Zama’でした。


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 今年も大会長の挨拶の後、高円宮様のお言葉を頂戴し、表彰、テープカットが行われました。


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 こちらは2015年の世界蘭展日本大賞を受賞された座間洋らんセンターの加藤氏。

本来もう少し遅い時期に咲く花を、この世界らん展の時期に咲かせることが難しかったそうです。

以前、栽培温室に雷が落ち、300坪の温室が燃えてしまったところから復興されたそうです。

「諦めなければ夢は叶う」という思いをこめて、‘Spirit of Zama’という個体名を付けられたそうです。



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 今回は、折角なので他にもお立ち台にあがっていた株を数点紹介したいと思います。



Paph. Velvet Smile 'Miyama B'
形、スポット共に美しかった点花。

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Paph. Fumi's Delight 'Super Cool No.7'
リップもそうですが、全体的に丸くて大きい個体でした。

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Paph. Wei-Ling Ting 'Ocean'
赤黒いビニカラー系で、もうすぐ黒いパフィオが出てくることを予感させるパフィオでした。

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Phal. Morning Moon × Kinuno Taiyo 'Apollon'
黄色の大輪系ファレノプシス。大輪の黄色は、今まであまり無かった気がします。

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Phal. Anna-Larati Soeka? 'Hiromi'
小型のファレノプシスで、色も形もなんかいい感じの、万人に愛されそうなファレノプシスでした。

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Phal. Charming Melody 'You-go'
ちょっと都会的な、ハイセンスな色彩のファレノプシス。交配種にみられる進化の過程というか、時代の流れは面白いですよね。

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Cym. tracyanum 'Tsubasa'
大株で仕立てられることが多いトラシアナムですが、これほどの大株は始めて見ました。

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Cym. insigne 'Feel at'
美しい色彩のインシグネ。原種シンビやカランセの静かなブームが来ているのか、ちょっと目が離せないです。

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Lyc. Rakuhoku 'Straw Berry Milk'
上品な色彩でした。やっぱりラクホクはいいですね。

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Aergs. hyaloides 'Gon'
難しそうなのを綺麗に作りこまれていました。スゴイ花付きです。

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Ddc. tenellum January
出展者の方のエネルギーに驚かされます。とても綺麗な大株です。

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Masd. ignea 'Winter Flame'
難しいクール系をここまで大株に栽培されていてビックリしました。マスデバリアでこれ程の大株は私は始めてみました。そして、細やかで芸術的なこの支柱の使い方。美術作品をみているようです。昨年のバンダもそうですが、どの蘭にも精通され、常人には届かないレベルで栽培・仕立てられている姿に感動します。

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Lyc.Rakuhoku

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Paph. sukhakulii ('Akiko' × 'Toki')

Paph. sukhakulii ('Akiko' × 'Toki')が咲きました。
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 今回、NS12.4×9.1cm、PW2.2cm、DW2.4cmでした。

Pの基部がやや貧弱で、NS、PW、DWももうひとつ、スポットもインパクトに欠ける、と思います。

親が優秀なので、株が充実した際に、サイズアップすることに期待したいと思います。

そして写真だと分かりにくいのですが、ペタルの基部やドーサルはやや巻いているために余計に小さく見えており、こちらも改善されないかと淡い期待をしています、、、


 サクハクリという種名は、タイ人蘭愛好家Sukhakul氏にちなむそうです。

パフィオの中では昔からあったメジャーな種で、丈夫で生育が早く、種付きも良いそうです。

ただし、個体差もかなりある種とのこと。

サクハクリは、パフィオの中ではステムが短い方で、10cm程度、長いもので20〜25cm程度だそうです。

ペタルが垂れずに横に張るため、NSが大きくなり、12cm程度は割とざらなようで、スゴイ花は15cmとかになるようです。

最近は実生のレベルが上がってきているので、大きい個体が増えていると思います。

P幅も3cm越えとかの個体が出てきているようです。


 自生地は、タイの北東のプールアン山とルーイの標高240〜910mとのこと。

着生種という記載もあります。


 栽培に関しては、サクハクリは中高温性といわれていますが、5℃程度でも生育・開花するそうです。

我が家では、今年は最低15℃くらいで栽培しています。

温度が低いと、開花時期が遅くなるようです。

光がやや強くないと大きくならないそうです。

一般的には、丈夫な個体が多いそうですが、前述した通り、個体差が大きく、栽培が難しいものもあるそうです。





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 この株の栽培で気になる点が3つあります。

1つ目は、葉先が全体的に色が薄く、黄色っぽくなっている気がする件。

水切れさせてしまったのでしょうか。

思い当たる節はたくさんあります、、、、


 2つ目が、あそこの葉が縮れている件。

生育期に水切れさせたからなのか、生理障害なのか、何なのか良く分かりませんが、ビジュアル的にやたらとおぞましいです。



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 3つ目は、この芯みたいなところや葉の間の付け根のところから根が出てきて、どうしていいかわからない件。

栽培の上手い方に聞くと、ミズゴケとかをクルッて巻いてあげると良いらしいのですが、葉と葉の間から出てきている根はどのように対処すればよいのやら、、、、

ここだけの話、私は葉と葉の間にバークが挟まっているものと見間違ってしまい、ピンセットで思いっきりグリグリ引っ張ったりつついてしまい、新根を殺しています、、、



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 最後に、皆さん気になっておられると思いますが、この株は細かいバークで植わっています。

しかし細かいバークやミックスの場合、水遣りの際に、水圧で株元のバークが流されてしまい、株元が露出・乾燥してダメージを受けやすかったので、今年からその上にミズゴケをふわっと被せています。

なので、こんなに違和感のある植え方になっているのです。

この変な植え方は正しいのかどうか良く分かりませんが、今のところバークが流されず、適度な湿度を補え、また鉢表面の乾きも察知し易いので、助かっています。

あとは、新芽が蒸れて腐らなければ良いのですが、その点が心配です。








Paph.sukhakulii ‘Suwada’ BM/JOGA
花はやや小さいですが、形が良く、過去に入賞した経緯のある銘花。

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Paph.sukhakulii var. aureum ‘Pale Face’ AM/AOS
こちらも入賞した経緯のある銘花。オウリュームという、黄色がかった珍しい変種です。

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