2015年02月15日
世界らん展日本大賞2015(初日)
世界らん展日本大賞2015初日にイッテきました!
昨年は大雪の影響で、初日はガラッガラでしたが、今年は盛況でした。
今回もこのレポートを楽しみにして下さっている方と、実際に自分の目で確認するまでは、詳細を知りたくない方と、両方いらっしゃると思うので、ところどころ超テキトーに、紹介したいと思います。
てか、今回は全体的なレポートができそうな写真があまり撮れていないのです。
いつもはブログの構成も考えながら写真を撮るのですが、世界らん展クラスの規模になるとカメラの電池がもたなくなる為、初日はナマの花を中心に写真を撮ったのでした。
今シーズン中に再訪することがあれば、改めて全体像を紹介したいと思います。
といっても私独自の視点でレポートしていくので、ちょっとアブノーマルな仕上がりになるかも、、、、
(昼食時の様子。スタンド席も展示ブースも販売ブースの方も人がいっぱい。食事が終わる頃にはもっとごった返します)
今年の展示で目立っていたのはバルーンを使ったヤツ。
会場のコンセプトにもマッチしていたので面白かったです。
そして、高校生たちのディスプレイは今年もハイレベルでした。
ある高校は、高床式で4階建ての建物に蘭をびっしり飾って立体的で圧倒的存在感を演出し、もう1つの高校は、水車を回して仕掛けもつけていて、老若男女が見入る動的な演出をしていました。
蘭も美しいのですが、若さという清らかで真っ直ぐなエネルギーが団結すると、みる人の心を動かす、こんなにも美しい作品が作れるのですね。
こういうのを見ると、次世代も安心だなと思えます。
(ある高校の4階建て?5階建て?)
(もうひとつの高校の水車)
どのディスプレイも素晴らしいのですが、見逃して欲しくないのがこちら。
さりげなく大株が使われていて、個別審査に出したら確実に上位にいけるだろうに、この株をディスプレイ用に出展された方の器の大きさに、個人的に感動します。
こちらのディスプレイにも大株が。
ただでさえ蘭栽培は難しいのに、更に難しい大株を複数出展されていて、会のレベルが高いことが伺えます。
こちらのディスプレイは、使用している花のレベルが高いので、原種カトレアが好きな方には見て頂きたいです。
机の上にお菓子が置かれていて、一般来場者はお菓子の方が気になっていたようで、目の付けどころは人様々で面白いなと思いました(笑)
こちらは「竹取物語」を題材にしたディスプレイのようで、恐らくかぐや姫が月に帰っていく様子を表現しているのだと思います。
写真には写っていませんが、足元には枯山水、そこから竹を組んで流動的な流れが表現されており、よく出来ているディスプレイです。
さて、今回の蘭展で気になったのは、プロステケアとか。
この種ってこんなに面白くて、綺麗でしたっけ?
Psh. Sweet Fairy 'Good Pair'
Epi. hugomedinae
PSh. Expectation 'Miura'
Enc. cordigera 'HANA'
Psh. Sweet Fairy 'WInter Fairy'
そして、今回の蘭展で個人的に好きなのがこちらの作品達。
この詩は、カトレアの良さを直球で大胆に表現したのが良い。
パフィオを思いっきりディスってる勇気も凄い。
こちらの比喩もなかなかで、語尾を「〜だ」で〆ているので、力強く心地良く響く。
素直な言葉を飾らず使用したのが逆に新鮮で、倒置法で綺麗さを強調したテクニックが憎い。
蘭が題材で何故この詩が生まれたのか、、、。何があったのか、心配になる詩。
もしかして、片想い!?
超甘酸っぱい!!!!
じわじわくる詩。
そしてこちらが特別展示の地生蘭オルキス(日本初公開らしい)です。
詳しく覚えていませんが裸の妖精が戯れているようにみえる蘭、とか誰が考えたのかそんな説明でした。
そもそも蘭(オーキッド)の由来は、オルキスからとったそうで、ヨーロッパではオルキスなどの地生蘭が蘭の代表であったがためにこの名前が付けられたそうです。
ちなみにオルキスとは男性の㊎の意味らしく、球根の形がソレに似てるからという由来らしいです。
下ネタ満載で嬉しいですが、コレ考えた人はどうかしているとしか言いようがありません、、、、
虫に擬態化したオフィリスと日本のハクサンチドリ
こちらが問題の睾丸、、、じゃなくてオルキスです!
裸の妖精が、、、、!?
って、写真がわかりにくいですね。
詳しく見たい方は、オルキスでググってみて下さい。
ちなみに裸の妖精は、残念ながらしっかりオトコです(笑)
そして、こちらは私への果し状でしょうか。
第3問 「日本にはデンドロビウムは何しゅるいありますか」
、、、、うーん、わかりません!!
私の負けです。降参!
そういう訳で面白かったデンドロクイズ。
(正解はAの3種類とのこと。皆さん分かりましたか?)
世界らん展は芸術性も高いです。
アートも充実しています。
そういえば開会式の音楽もモーツァルトが流れて華やか、表彰式ではフルートとハープのための協奏曲というぴったりな選曲がなされているように感じました。
こちらは精巧だったボタニカルアート。
題材にパピリオナンセを選んだのがまた素敵です。
やさしいタッチの絵。
もしかして横浜の、あの方ではないでしょうか、、、、
こちらはパッと目を惹く色彩の配置でした。
今回も、グルメな方々とご一緒させて頂き、素敵なお店へ。
門前仲町の「ふく田」、2回目の訪問でした。
ちょっと生活の質が分かってしまい悲しいお話ですが、メジマグロ、平政は多分人生で初めて食べました。
うにの牛肉巻き、栃尾の油揚げ、山百合ポークのダッチオーブン焼き?等どれもおいしいのですが、多分私の数週間分の食費をたった1食で消費しているので、この味を忘れる訳には絶対いきません!
しかし、寝不足とふぐのヒレ酒が効いて、瞬殺でコテッと、、、、、、
あー、また明日からしばらく夕食も食パンになるかと思うと憂鬱です、、、、
そして!!
親がいたら「コラッ!また無駄遣いして!」と怒られそうですが、今回私が購入したものがこちら。
いつだったか誰だったかが蘭展で購入したものを紹介していて、その人の趣向や苗の選び方が面白かったので、私も今回日本初公開します。
てか、いつの間にかスゲー沢山買ってました、、、、
岡田蘭園の実生を知人と一緒にまとめ買いしたら、すごい数に、、、。
他にも気になったものをいくつか紹介します。
H&RのC.aclandiaeの実生。
株に赤黒い斑点が沢山でていて、新芽も色素が強くノッテいて、もうどんだけ濃色が咲くんだろうとヨダレが止まらない感じのヤツ、つい購入!
C.gaskelliana concolorの実生と、C.forbesiiの実生。
お買い得だったと思います。
In-Charm OrchidとPopow Orchidsからそれぞれパフィオの苗も購入。
1つはPaph.barbigerum aureumの実生、もう1つはPaph. sukhaklii albumの実生。
そして、こちらはちょっと気になることがあって、C. amethystoglossa s/aの実生。
フジナーセリーのオリジナル実生だそうです。
てか、時間と共にアクセス数がハンパなく上がってきていて、多くの方が世界らん展のレポートを待って下さっているのではないかと思うのですが、今回もこんなどうしようもない内容で良いのだろうか、、、、
読みにくいところとか、間違っているところがあったら申し訳ありません。
蘭展のレポートは、ちょっと容量が多いので時間がかかるのですが、また数日に分けて少しずつ報告していきたいと思います。
Psh. calamaria 'Margots mini'
こちらは私も栽培しているカラマリア。栽培し易く、ある意味香りが良いです。ちょっとシンナー臭(笑)
Epi.rigidum
Epi.centradenium
Epi.veroscriptum
Ency.pentotes
Epi.noctorum
Epi.atropurpureum var. roseum (‘Nice Pinklip’BM/JOGA x self)
Epi.boothii
Epi.difforme ‘White’ CHM/JOGA
昨年は大雪の影響で、初日はガラッガラでしたが、今年は盛況でした。
今回もこのレポートを楽しみにして下さっている方と、実際に自分の目で確認するまでは、詳細を知りたくない方と、両方いらっしゃると思うので、ところどころ超テキトーに、紹介したいと思います。
てか、今回は全体的なレポートができそうな写真があまり撮れていないのです。
いつもはブログの構成も考えながら写真を撮るのですが、世界らん展クラスの規模になるとカメラの電池がもたなくなる為、初日はナマの花を中心に写真を撮ったのでした。
今シーズン中に再訪することがあれば、改めて全体像を紹介したいと思います。
といっても私独自の視点でレポートしていくので、ちょっとアブノーマルな仕上がりになるかも、、、、
(昼食時の様子。スタンド席も展示ブースも販売ブースの方も人がいっぱい。食事が終わる頃にはもっとごった返します)
今年の展示で目立っていたのはバルーンを使ったヤツ。
会場のコンセプトにもマッチしていたので面白かったです。
そして、高校生たちのディスプレイは今年もハイレベルでした。
ある高校は、高床式で4階建ての建物に蘭をびっしり飾って立体的で圧倒的存在感を演出し、もう1つの高校は、水車を回して仕掛けもつけていて、老若男女が見入る動的な演出をしていました。
蘭も美しいのですが、若さという清らかで真っ直ぐなエネルギーが団結すると、みる人の心を動かす、こんなにも美しい作品が作れるのですね。
こういうのを見ると、次世代も安心だなと思えます。
(ある高校の4階建て?5階建て?)
(もうひとつの高校の水車)
どのディスプレイも素晴らしいのですが、見逃して欲しくないのがこちら。
さりげなく大株が使われていて、個別審査に出したら確実に上位にいけるだろうに、この株をディスプレイ用に出展された方の器の大きさに、個人的に感動します。
こちらのディスプレイにも大株が。
ただでさえ蘭栽培は難しいのに、更に難しい大株を複数出展されていて、会のレベルが高いことが伺えます。
こちらのディスプレイは、使用している花のレベルが高いので、原種カトレアが好きな方には見て頂きたいです。
机の上にお菓子が置かれていて、一般来場者はお菓子の方が気になっていたようで、目の付けどころは人様々で面白いなと思いました(笑)
こちらは「竹取物語」を題材にしたディスプレイのようで、恐らくかぐや姫が月に帰っていく様子を表現しているのだと思います。
写真には写っていませんが、足元には枯山水、そこから竹を組んで流動的な流れが表現されており、よく出来ているディスプレイです。
さて、今回の蘭展で気になったのは、プロステケアとか。
この種ってこんなに面白くて、綺麗でしたっけ?
Psh. Sweet Fairy 'Good Pair'
Epi. hugomedinae
PSh. Expectation 'Miura'
Enc. cordigera 'HANA'
Psh. Sweet Fairy 'WInter Fairy'
そして、今回の蘭展で個人的に好きなのがこちらの作品達。
この詩は、カトレアの良さを直球で大胆に表現したのが良い。
パフィオを思いっきりディスってる勇気も凄い。
こちらの比喩もなかなかで、語尾を「〜だ」で〆ているので、力強く心地良く響く。
素直な言葉を飾らず使用したのが逆に新鮮で、倒置法で綺麗さを強調したテクニックが憎い。
蘭が題材で何故この詩が生まれたのか、、、。何があったのか、心配になる詩。
もしかして、片想い!?
超甘酸っぱい!!!!
じわじわくる詩。
そしてこちらが特別展示の地生蘭オルキス(日本初公開らしい)です。
詳しく覚えていませんが裸の妖精が戯れているようにみえる蘭、とか誰が考えたのかそんな説明でした。
そもそも蘭(オーキッド)の由来は、オルキスからとったそうで、ヨーロッパではオルキスなどの地生蘭が蘭の代表であったがためにこの名前が付けられたそうです。
ちなみにオルキスとは男性の㊎の意味らしく、球根の形がソレに似てるからという由来らしいです。
下ネタ満載で嬉しいですが、コレ考えた人はどうかしているとしか言いようがありません、、、、
虫に擬態化したオフィリスと日本のハクサンチドリ
こちらが問題の睾丸、、、じゃなくてオルキスです!
裸の妖精が、、、、!?
って、写真がわかりにくいですね。
詳しく見たい方は、オルキスでググってみて下さい。
ちなみに裸の妖精は、残念ながらしっかりオトコです(笑)
そして、こちらは私への果し状でしょうか。
第3問 「日本にはデンドロビウムは何しゅるいありますか」
、、、、うーん、わかりません!!
私の負けです。降参!
そういう訳で面白かったデンドロクイズ。
(正解はAの3種類とのこと。皆さん分かりましたか?)
世界らん展は芸術性も高いです。
アートも充実しています。
そういえば開会式の音楽もモーツァルトが流れて華やか、表彰式ではフルートとハープのための協奏曲というぴったりな選曲がなされているように感じました。
こちらは精巧だったボタニカルアート。
題材にパピリオナンセを選んだのがまた素敵です。
やさしいタッチの絵。
もしかして横浜の、あの方ではないでしょうか、、、、
こちらはパッと目を惹く色彩の配置でした。
今回も、グルメな方々とご一緒させて頂き、素敵なお店へ。
門前仲町の「ふく田」、2回目の訪問でした。
ちょっと生活の質が分かってしまい悲しいお話ですが、メジマグロ、平政は多分人生で初めて食べました。
うにの牛肉巻き、栃尾の油揚げ、山百合ポークのダッチオーブン焼き?等どれもおいしいのですが、多分私の数週間分の食費をたった1食で消費しているので、この味を忘れる訳には絶対いきません!
しかし、寝不足とふぐのヒレ酒が効いて、瞬殺でコテッと、、、、、、
あー、また明日からしばらく夕食も食パンになるかと思うと憂鬱です、、、、
そして!!
親がいたら「コラッ!また無駄遣いして!」と怒られそうですが、今回私が購入したものがこちら。
いつだったか誰だったかが蘭展で購入したものを紹介していて、その人の趣向や苗の選び方が面白かったので、私も今回日本初公開します。
てか、いつの間にかスゲー沢山買ってました、、、、
岡田蘭園の実生を知人と一緒にまとめ買いしたら、すごい数に、、、。
他にも気になったものをいくつか紹介します。
H&RのC.aclandiaeの実生。
株に赤黒い斑点が沢山でていて、新芽も色素が強くノッテいて、もうどんだけ濃色が咲くんだろうとヨダレが止まらない感じのヤツ、つい購入!
C.gaskelliana concolorの実生と、C.forbesiiの実生。
お買い得だったと思います。
In-Charm OrchidとPopow Orchidsからそれぞれパフィオの苗も購入。
1つはPaph.barbigerum aureumの実生、もう1つはPaph. sukhaklii albumの実生。
そして、こちらはちょっと気になることがあって、C. amethystoglossa s/aの実生。
フジナーセリーのオリジナル実生だそうです。
てか、時間と共にアクセス数がハンパなく上がってきていて、多くの方が世界らん展のレポートを待って下さっているのではないかと思うのですが、今回もこんなどうしようもない内容で良いのだろうか、、、、
読みにくいところとか、間違っているところがあったら申し訳ありません。
蘭展のレポートは、ちょっと容量が多いので時間がかかるのですが、また数日に分けて少しずつ報告していきたいと思います。
Psh. calamaria 'Margots mini'
こちらは私も栽培しているカラマリア。栽培し易く、ある意味香りが良いです。ちょっとシンナー臭(笑)
プチかわいいn『エンシクリア カラマリア ‘マーゴッツ ミニ’【育てる栽培セット】』10鉢限定販売 洋ラン花咲く苗セット育て方の説明書付き 価格:1,620円 |
Epi.rigidum
価格:2,700円 |
Epi.centradenium
Epi.centradenium エピデンドラム セントラデニウム TIZR-80751【現物品】 価格:1,620円 |
Epi.veroscriptum
Epi.veroscriptum エピデンドラム ベロスクリプタム TIZR-80758【現物品】 価格:2,700円 |
Ency.pentotes
エンサイクリア ペントテス(エピデンドラム ペントテス)Ency.pentotes【花なし株】 価格:2,700円 |
Epi.noctorum
エピデンドラム ノクトラムEpi.noctorum【花なし株】 価格:2,700円 |
Epi.atropurpureum var. roseum (‘Nice Pinklip’BM/JOGA x self)
エピデンドラム アトロパープレウム ロゼウムEpi.atropurpureum var. roseum (‘Nice Pinklip’BM/JOGA x self)【花なし株】 価格:3,240円 |
Epi.boothii
価格:1,080円 |
Epi.difforme ‘White’ CHM/JOGA
エピデンドラム ディフォルメ ‘ホワイト’Epi.difforme ‘White’ CHM/JOGA【花なし株】【原種】【複数】 価格:4,320円 |
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