自宅にいる時は毎日コツコツとMusicBeeでCDリッピングを行っている。[AccurateRip.comを使用して取り込みを検証]をオフにしてから一層FLACファイル化が捗るようになった。
MusicBee には[HDCDエンコードされたCD(24ビットで取り込む)]機能があるので常にオンにしてリッピングしているから初めて「部分的に正確な取り込み終了」というエラーが出た時はもしかして隠れHDCDなのかと期待したがファイルのプロパティを見ても[オーディオサンプルサイズ:16ビット]だった。
参考:Western Electric Sound Milestones 100TH anniversary Recording Legends
https://www.abcrecord.com/en/goods.php?id=5497
ではHDCDと思われる「WE 100th Anniversary Milestones」CD-BOX1枚目をリッピングしてみた。ところがファイルのプロパティを見ると16ビットだ。
"This is HD MASTTERING Sound"と記載されているからHDCDと思っていたが該当ロゴがないから単なる高音質マスタリングということらしい。実際OPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDで試聴すると古い録音の筈なのに楽曲を大変新鮮な音で聴かせてくれる。
ではJVCのxrcd2「GOLD Greatest Hits/Carpenters」や20bitK2 Super Coding「The Complete Village Vanguard Recordings,1961/Bill Evans」、「The Hunter/Jennifer Warnes[24K GOLD SE]」とはどうかとリッピングしたがまあ当然16ビットだ。
何かHDCDはないかと検索してみると2000年前後にリリースされたMr. Childrenとサザンオールスターズに隠れHDCDが多いとの情報を得たので手持ちのCDの中から探してきた。
リッピングした結果「Atomic Heart」「深海」は通常CDで16ビットだが「Discovery」「BOLERO」は隠れHDCDらしく[44.1kHz/24bit]でリッピングされた。
サザンでは「バラッド'77〜'82」「海のYeah!!」は16ビットだが「バラッド3〜the album of LOVE〜」が[44.1kHz/24bit]FLACファイルになった。なお「ハラッド/原由子」は16ビットだ。
久々に大音量で聴く24bitのミスチルとサザンは良い。CDとは比較試聴していないが音質で得した気分になれるからこれからも[HDCDエンコードされたCD(24ビットで取り込む)]機能オンで使っていこう。