「グローバル・セレクト・キャリー戦略ファンド」のリスクは定期預金のリスク1に次2と低く評価されている。担当者はこのファンドは2024年4月みたく株価の変動が大きい時はリスクプレミアムが高まりパフォーマンスは上がる。過去の収益は債券で運用しているので金利が高い現状もパフォーマンスに有利と説明してくれた。
しかし2023年3月にスイスの大手金融機関であるクレディ・スイスが発行していたAT1債が突如無価値化された事件があった。そのクレディ・スイスはUBSグループに統合されている。
参考:生みの親に聞く「AT1債」はなぜ無価値になるのか
https://toyokeizai.net/articles/-/669517
念のため関係法人の悪いニュースの有無を調べておこうとAIチャットを使ったらCopilotはソースが明確な型通りの「詳細な悪いニュースは特定できませんでした」とか会社情報しか答えなかった。
一方Geminiはかなり噂話が好きなようで「マネーロンダリング防止およびテロ資金供与防止に関する規制違反」「ロシア制裁違反」等過去の事件を色々と教えてくれた。真偽不明としてもこれだけ過去の事件を聞かされると不安になる。もっともこれらのニュースソースは不明でグループ会社に類似した会社名が多いから"幻覚=ハルシネーション"の可能性は高い。(>_<)
■管理会社:UBSマネジメント(ケイマン)リミテッド
※詳細な悪いニュースは特定できませんでした。
■受託会社:エリアン・トラスティ(ケイマン)リミテッド
※詳細な悪いニュースは特定できませんでした。
■報酬代行会社:ユービーエス・エイ・ジーロンドン支社
※詳細な悪いニュースは特定できませんでした。
■保管会社:ブラウン・ブラザーズ・ハリマン・アンド・コー
※詳細な悪いニュースは特定できませんでした。
■代行協会員:USB証券株式会社
・スイス金融大手UBSが発表した23年10〜12月期の最終損益はクレディ・スイス・グループの事業整理に伴うリストラ費用がかさんで2億7900万ドルの赤字と、四半期ベースでは7〜9月期に続いて最終赤字だった。
■販売会社:株式会社SMBC信託銀行
・2019年10月〜20年7月に、ホームページから口座を開設した一部顧客のうち、101人分の顧客データが不正アクセスされたことが確認された。
参考:クレディ・スイスを危機に陥れたのは何か−QuickTake
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-16/RRKYQOT0G1KW01
クレディ・スイスは不祥事が続き株価が急落した。ではブラウン・ブラザーズ・ハリマン&カンパニーとUBSグループ、三井住友フィナンシャルグループの株価はどうだろう。
BROWN&BROWN,INC.は2024年3月まで株価は上昇していたが4月は下落基調で、UBS Group Inc.の株価も4月は下落基調だ。この時期のS&P500の推移を見れば両社の株主は特に業績に不安を感じていないようだ。三井住友フィナンシャルグループの株価はこの1年上昇基調を維持している。
外貨預金は預金保険の対象外なのだから小さいがリスクはある。これだけ調べたので問題ないと判断し24/05/01(水)このファンドを購入したら手数料は税込37万円強だった。是非とも数年で回収したいものだ。