21/06/14(月)東武鉄道指令所は朝から大忙しだったことだろう。6時ごろ東武伊勢崎線加須駅で、6時20分頃東武野田線大和田駅で人身事故が発生しダイヤが大幅に乱れていた。
参考:東武伊勢崎線 久喜〜館林 運転見合わせ 上下線 人身事故で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013083441000.html
参考:東武野田線 大宮〜岩槻 運転見合わせ 上下線 人身事故の影響
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013083431000.html
私は乗換案内アプリの運行状況を見て会社に遅刻する覚悟をし、連絡を入れてのんびりとホームで電車が到着するのを待っていた。こんな時はイングレスで駅ポータルをグリフハックしてアイテムを補給するのが一番の暇潰しだが待ち時間が長いので4回行ったら暫くハック出来なくなった。あとは楽天ポイントアプリでポイ活をしていた。
スマホのお陰で乗客は各々待ち時間を過ごしている。必要な連絡は取れるし、最新の運行状況はSNSで知ることが出来る。昔みたいに「どうなっているんだ!」と駅員に食って掛かる人は見掛けなくなった。
運行状況の説明に駅務係がホームに出てきて偶然私の前に立った。「電車は○○駅を出ました」とマイクで説明してマイクのスイッチを切ると大きくため息を付く。しかも赤色旗で小刻みに自分の太ももを叩いている。見るからにダイヤ乱れにイライラしストレスを感じているようだ。
「電車を待っている乗客もストレスを感じているんだけどなあ…」とその様子を見ていた。考えてみればコロナ禍で鉄道各社は経営が厳しいのに人身事故で振替輸送を行えばその費用も発生するだろうし、駅員は報告書も作成する筈で非生産的な仕事が増えるだけだ。
大幅に遅れて到着した電車は三密状態で会社には30分遅刻した。確かにため息も付きたくなるよなあ。同じサラリーマンとして共感する朝の出来事だった。