取材先は以下の4か所。
1)「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」はイヤホン・ヘッドホンを約5000種類揃えオーディオ製品の売上構成比の1位になっている。
2) オーディオテクニカは丁度40年前からヘッドホン発売を始めプロ愛用のブランドだ。
3) e☆イヤホン秋葉原店の平均客単価は約1万5千円、2013年の売上高は約15億円だ。アルティメットイヤーズUE900は月150本売れると言う。
4)ソニーは昨年秋ハイレゾ宣言を行い、関連商品を発売したところ好評で、今後もイヤホン市場は伸びるだろうと語った。
私は大型スピーカーによる音の波として音楽を全身で聴くのが好きだから、ヘッドホンを使うことは殆ど無い。イヤホンを使うのは通勤時にWBSやモーサテを聞く時くらいだ。このジャンルは疎いのでなかなか面白くこのコーナーを見た。
日立マクセルのMXH-C100Rはコードリール付き、ソニーMDR-XB30EXは13.5ミリドライバー採用で重低音が出る、MDR-EX110LPは音漏れ8割低減したとか特徴のある製品が売れていることに納得だ。
それにしてもe☆イヤホン秋葉原店の混雑、客平均単価の高さ、39,800円のUE900が月150本売れるという話には驚いた。本当にイヤホンはオーディオ製品の中で伸びている数少ない市場なのだ。
イヤホン・ヘッドホンからオーディオに興味を持ってくれる人が増えて他の製品も売れるようになれば良いのだが、実際話題になっているのはポータブルヘッドホンアンプやUSB DAC位だろう。私自身物欲に負けて色々な物を買っているが一番稼働率が良いのは毎日持ち歩いているiPhone4Sなので、自然と購入満足度が高くなる。道理でスマホ用に高価なイヤホンを買う人が増える筈だと納得してしまった。
忙しい現代人は家の中でじっくり音楽を聴く時間が取れない、この現状を踏まえるとオーディオの復権は難しそうだ。
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