ステレオ2013年1月号付録の付属ラックスマンオリジナルUSBケーブル(全長実測107cm)はPC汎用USBケーブルに比べて「音の透明度が上がりオーディオ用に使える」と思ったので、これを標準として次の4本の付録ケーブルを試聴した。試聴曲は昨日と同じ5曲(27分間)で、ハードとソフトも同様だ。ボリュームは2時の位置で固定していざチャレンジ!
1)Macオーディオ 2013 (CDジャーナルムック)付録 アイレックス社製EXIMA-CONCEPT(エクシマ・コンセプト) 全長実測61cm
音質はラックスマンと似ているが少し透明度が上がる感じだ。ボーカルに肉感が出てきてエコーが綺麗になる。ジャズでは低音が締まり、演奏者のノリが良くなった風に聴こえる。60cmあるので取り扱いも楽だ。ラックスマンより少し上の音質と言える。
2)HiVi2012 9月号付録 Zonotone 6N USB 2.0 全長実測21cm
短さが効いているのか音の鮮度が上がったようだ。低音の量感が増えて音に厚みが出たように聴こえる。ケーブルが柔らかくHiVi付録の中では1番扱い易い。
3)HiVi2012 11月号付録SUPRA USB 2.0 全長実測20cm
ゾノトーンと同じでラックスマン、アイレックスの2本に比べて1クラスアップした音だ。ギターの弦が艶っぽく聴こえ、ボーカルに色気がある。サ行が若干強めになるが、この音質は魅力的だ。ケーブルは太くこの短さでは扱い難い。(苦笑)
4)HiVi2013 1月号付録AIM SHIELDIO UAC 全長実測21.5cm
音の輪郭がクッキリ聴こえ解像感が上がったかのようだ。高音が伸びやかで力強い音を聴かせてくれる。ケーブルは平たいので曲げられる方向が決まってしまうのが不便だ。この5本の内から1本選ぶのであればこれを選択する。私好みの音だ。
この企画を立てた時にはもう少しはっきりと分かり易い音の差が出るかと思ったら、これがなかなか難しい。密閉型インナーイヤーレシーバーを使った為、耳への装着の違いの方がより大きな音質の差になってしまう。仕方ないので一度耳に入れたらそのまま外さずUSBケーブルの交換を行った。ケーブルを差す際の「プギュ!」といったノイズを何十回聞いたことやら。(苦笑)
交換した直後は確かに音に違いがあると感じるのだが、それを言葉にしようと考えているうちに耳が慣れてしまい表現出来なくなる。どうやら私には詩人としての才能は無い様だ。(涙)
この音質の差が出にくいボトルネックはどこにあるのか?44.1kHz/16bitの音源か、LXU-OT2のDACやオペアンプか、それともMDR-EX500SLか?やっぱり私の耳とか?次回はこの点を検証してみたい。
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