幸いSC-LX90はフロントUSB端子にハードディスクを繋げばHome Media Galleryで44.1kHz/16bitのWAV音源を再生出来る。このSC-LX90 USB端子とHDD間のUSBケーブルを交換することで比較試聴することにした。
12/08(土)に購入したLACIE 外付けHDD 2TB LCHDB2TUTVS にはまだまだ容量の空きがあるのでフォルダを作成し試聴曲5ファイルをコピーした。もっともラックに収めたAVアンプの高さに揃えてHDDを置く台が無い。仕方ないのでHiViバックナンバー24冊を積み上げぴったりの高さに調整した。紙質が良く重いので意外と安定している。(苦笑) HDDのゴム足の下にはABA メタルスペンサーLを置いた。
今回も「ステレオ2013年1月号付録 付属ラックスマンオリジナルUSBケーブル(全長実測107cm)」を聴き、これを基準として評価して行く。LACIE 外付けHDD 2TB LCHDB2TUTVS 付属のUSBケーブル(全長実測150cm)と比べて音数が増え、確かにオーディオ用と思わされる音質だ。
1)Macオーディオ 2013 (CDジャーナルムック)付録 アイレックス社製EXIMA-CONCEPT(エクシマ・コンセプト) 全長実測61cm
付帯音が減り、音がクリアになったことで楽器の音の余韻が美しくなる。ライヴの歓声では観客の人数が増えたように聴こえる。ボーカルの質感が向上してリンダのボーカルが伸びてくる。
2)HiVi2012 9月号付録 Zonotone 6N USB 2.0 全長実測21cm
全体的にアイレックスと似た感じの音だ。楽器の音の粒立ちが良くなり演奏テクニックが見えるようになる。ボーカルの定位が良くなる。
3)HiVi2012 11月号付録SUPRA USB 2.0 全長実測20cm
音に艶があり低音が沈むようになる。ジャズ演奏の空気感が出てくる。音の響きが美しくボーカルに色っぽさがある。
4)HiVi2013 1月号付録AIM SHIELDIO UAC 全長実測21.5cm
解像度が上がりライヴでは観客席が見えるようだ。中低音が厚くなりボーカルに力強さが出てくる。
最後にオリジナルCDを聴いた。DVD-A1XV(A)をiLINK接続するとPQLS機能で信号が伝送されSC-LX90に入る。信号は「極低ジッター高精度クロックシステム」で管理された「192kHzサンプリングレートコンバーター」でアップサンプリングされてDACで処理される。こういった高音質化が効きUSB HDDの音より鮮度が上がり音質が安定している。
結論としてUSBケーブルによって確かに音は変わると分かった。私なら魅力的なキャラクターのあるSUPRA USB 2.0か、解像度が高いAIM SHIELDIO UACを選ぶだろう。こういった試聴を自宅で出来ると言う点でHiViの付録は有益だ。
もっともその影響力は我が家のシステムではそれほど大きくなく、すぐに耳が慣れてしまう程度の差だ。ブラインドテストをして当てる自信は無い。(冷汗)
※音の好みには個人差があります。上記は個人の体験談であり、音質を保証するものではありません。(^_^)
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