「特撮スタジオミニチュアセット」ではカメラ撮影可能なのでレンズは、
1) LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. [H-HS12035]
2) LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./POWER O.I.S.[H-PS45175]
3) LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.[H-ES045]
と3本持って行った。
じっくり見て回る心づもりだったので所要4時間と予想していたが実際は11:30-17:30までと6時間も居続けて疲れてしまった。館内に休憩所がないので飲まず食わずなのが辛い。(苦笑)
予想以上に混雑していて男女比は半々。特撮に興味無さそうな一般の人達も多く”美術館”で開催すると箔が付くものだと感心してしまった。(笑) 別途500円を支払えば音声ガイドを聞くことが出来るが意外と長時間喋っているらしく、説明が終わるまでその場に立ちつくす観覧者が多く混雑の一因となっていた。(汗)
「特撮美術倉庫」は倉庫らしさを出そうと明かりを落としているのは分かるが、暗くて解説文が読み難い所もあり不便だ。この雑多な小物の中にさりげなく「超時空要塞マクロス」のバルキリーがあったのは何故?(笑)
9分間の短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」のストーリーはあってないようなもの。「火の7日間」を特撮で再現した爆発と炎の破壊叙事詩だ。エヴァぽいシーンや巨神兵の行進等見所は多いものの心から楽しめないのは9.11や3.11といった悲惨な現実を見ているからだろう。
メイキングでの樋口真嗣監督の言動は「たっぷりヤマトーク〜キャラホビ出張版〜」の時と重なる点が多くビル爆破で思い通りのカットが撮れた時の喜びようはまるで大きな子供だ。(笑)
ここまで撮影禁止のうっ憤を晴らそうと「特撮スタジオミニチュアセット」では全員撮影に夢中だ。セット内の通路には行列が出来ていて20分並んでやっと壊された東京タワーを間近で見ることが出来た。16時過ぎから西日が展示室に入る様になり意図せずレンズの逆光特性を試すことにもなった。(汗)
メインはG X VARIO 12-35mm/F2.8で撮り、上空のヘリ等を撮影する際はG X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6を使った。久しぶりに45-175mm/F4.0-5.6が大活躍だ。画角が同じなのでDG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8の出番は無かったのだが帰宅後写真を見ていてミニカー等の接写を撮っておけば良かったと少し後悔した。
「S3-10:窓越しの巨神兵」で使われたアパートの一室のミニチュアでは皆友人をビルの間に立たせ窓越しに撮影するので行列の進行は遅く40分も掛かった。(冷汗) 本編ではテレビの前にファミコンが置いてあったがこちらのミニチュアの室内を見渡してもプレイステーションしかなかった。それにしても室内にゴジラのフィギュアや仮面ライダーストロンガーの超合金の箱が置いてありかなりオタクな住人だ。(笑)
最後のお土産品コーナーはトイザラスかアニメイトといった品揃え。「とても美術館とは思えません!」
感想は「上品なワンダーフェスティバルでした。」というのが一番内容を言い当てていると思う。(笑) ガイドブック「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」と「巨神兵東京に現わる」を買ったが誌面は充実しており展示物や映画が気に入ったら買わないと後悔する内容だ。
「特撮博物館」を開館するのであればイベント用スペースを大きくとっておき 1)同人誌即売会 2)当日版権ガレージキット展示即売会 3)コスプレ大会 4)企業イベント開催 といった集客力のある催しを定期的に週末開催すれば収益性が高まり現実味が帯びると思いますがいかがですか、庵野秀明館長?
【関連リンク】
『特撮博物館副館長の樋口真嗣監督に聞く(前編)』
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120827/320891/
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