「キャラホビ2012」【詳細版】レポート第3回は「絶園のテンペスト スペシャルトークショー」だ。当然の様に撮影録画録音禁止なので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
1) 11:30〜12:10 絶園のテンペスト スペシャルトークショー
司会者がステージ上に現れ出演者を紹介して内山昂輝(滝川吉野役)、豊永利行(不破真広役)の2名が登場した。自分が演じるキャラクターについて内山氏は「吉野は典型的な巻き込まれ型主人公だけど実は何を考えているか分からないところがあります。真広より腹黒いかも。」と語った。
TVアニメのキャスティングの発表が行われ声優の名前が読み上げられる度に歓声が上がった。特に鎖部哲馬(くさりべ てつま)CV:吉野裕行、鎖部夏村(くさりべ なつむら)CV:諏訪部順一の時には一段と歓声が大きくなった。不破愛花(ふわ あいか)のCV発表は無かった。この中の1人沢城みゆき(鎖部葉風役)が加わり計4名でトークが始まった。
出演が決まってから内山氏と豊永氏の両名は会う人ごとに「おめでとう。でもキャスト逆じゃね?」と言われると語った。特に豊永氏はオーディションでは吉野役でしか受けておらず出演決定の連絡を受けて「やった!」と思ったら真広役と聞いて驚いたとその時の心情を語った。
沢城さんは「それだけスタッフの期待が高いと言うことですね。」と感想を述べると豊永氏は「プレッシャー掛けないでください。」と嘆きつつ「もちろん期待に沿えるよう頑張ります。」と決意を新たにしていた。
司会者が「気になるキャラクターはいますか?」と質問すると内山氏は「クールビューティーな愛花です。」と答えた。沢城さんが「愛花は殺されてしまったのに?」と問うと「回想のシーンで何度も登場しますから。」と答えた。それを聞いて沢城さんは「葉風が吉野に好かれるよう演じていきたいと思います。」と役作りの抱負を語った。
司会者が「原作コミックスは6巻まで出ていますが何巻が好きですか?」と質問すると内山氏は「4巻ではラブコメになるんですよねー。」と言い、豊永氏は「関係者になったことで純粋に楽しめなくなりました。真広の長い台詞を読むとどう演じようかつい考えてしまいます。」と答え、他の2人も頷いた。
司会者が「TVアニメのオープニングを歌うのは誰だと思いますか?」と質問して観覧者の笑いを取るような答えが返って来たところで「オープニング・テーマはNothing’s Carved In StoneのSpirit Inspirationです。」と発表した。
同じく司会者がTVアニメのエンディングアーチストを沢城さんに尋ねたところ「私歌を聴かないものですから分かりません。」と返答されて内山豊永両名がフォローに入る場面があった。
「エンディングテーマは花澤香菜さんのhappy endingsです。」と発表した司会者が豊永氏に「どんな曲だと思いますか?」と質問したところ「10分強のプログレ風の曲で花澤さんがKISSみたいな白いメイクをして口から緑色の液体を吐きます。」と受けを狙って答えると同時に「あーこんなこと言ったら怒られてしまうなー。」と反省していた。
PVが上映され、沢城さんは「今見ていただいた通り第1話の2人は陰があり物凄く格好いいです。音楽もクラシック風で映像と合っていますから楽しみにしていて下さい。」とアピールすると2人共「期待のハードルを上げないでくださいよー。」と困っていた。
アフレコ現場の話となり沢城さんが「第1話収録の時、内山くんは全然緊張していなくてお喋りだったよねー。」と言うと内山氏は「あれは緊張していたから落ち着きがなく口数が多かったんです。」と弁解した。沢城さんは「あら、私はてっきり向日葵血族はいつもお喋り好きなのかと思っていた。初めての一緒の現場だったのにね。」と笑った。
最後に出演者各人の一言コメントがあり内山氏は「スクウェア・エニックスのアニメ作品とは2008年のソウル=イーター役以来のご縁で、また起用して頂き光栄に思っています。頑張ります。」と語りショウは終了した。
この作品のことはまるで知らなかったので「”博士”というのはニックネームなのかな?」と思って話を聞いていたらキャラ紹介で”葉風”という名前を見てやっと自分の聞き間違いに気が付いた。(苦笑)
“向日葵血族”って何?と思いつつ内山氏の様に背の高い男性声優だろうと宮野真守を想像してその場は笑っていた。この記事を書く為にWikipediaで確認したところ身長182cmの宮野真守氏は先輩とのことだから正解だったようだ。(笑)
愛花のキャスティングは未だに発表されておらず、トークショウでも出演者3名がうっかり口を滑らさないよう注意している所が見受けられた。花澤さんがEDだけとは考えにくいと私は予想しているのだが、さて誰でしょう?