今更ながらアニメ版『暗殺教室 [第1期](2015年1月放送)』『暗殺教室 [第2期] (2016年1月放送)』を視聴した。最初外付けHDDの[第2期]を観始めたところ、[第1期]の内容すっかり忘れていると思ったら、内蔵HDDに観ていない[第1期]がそのまま残っていることに気付き1期から観始めた。(^_^;;
参考:TVアニメ「暗殺教室」公式サイト
https://ansatsu-anime.com/
月を破壊したという謎の超生物を来年3月までに殺害しないと地球が破壊される。その暗殺を命じられた椚ヶ丘中学校3年E組の生徒達とクラス担当となった超生物"殺せんせー"の12か月間に渡る授業が始まる…というストーリーだ。
少年ジャンプ連載の人気漫画のアニメ化で実写劇場版も制作されたことは知っているが原作は読んだことない。全47話を集中して視聴した感想は4クール1年間放送されて視聴者も3年E組と同じ気持ちで1年を過ごせて「幸せなアニメ化だった」ということ。
ストーリーは良く練られていて「友情・努力・勝利」というジャンプのテーマが感じられるエピソードが多く好感度が高い。逆に破綻なく綺麗にまとまり過ぎていると感じる程だった。
まあ話も後半になると"殺せんせー"を暗殺しようとする敵組織が強大になり中学校3年生が勝利するのがマンガ的なご都合になってしまうのは仕方ない。特に試験用有人ロケットで宇宙ステーションにまで乗り込むのは『宇宙兄弟 (2012年4月放送)』に謝った方がいい程現実味の無い話だった。(^_^;;
宇宙ステーションから持ち帰ったデータから"殺せんせー"の爆発確率は1%以下と判明し生徒たちがせんせーを暗殺する必要があるのか葛藤する。「いやいや地球上80億人と多種多様性の生物の命を賭けて良い確率でないでしょう」と誰か数学の強い生徒がツッコミを入れて欲しいところだ。
これらのエピソードが積み重なり第2期第24話「卒業の時間」で暗殺が成功するシーンは涙なしでは見られない。命の大切さに真摯に向き合い逃げずに暗殺まで描き切った原作に乾杯だ。
なお第2期 第15話から流れたOP「バイバイ YESTERDAY」はアニソンNET RADIO放送局Radio Anime Para Ti (United States/Spanish)で度々耳にしたことがあり、この作品の楽曲だったのか納得した。
『劇場版 暗殺教室 365日の時間』や実写映画『暗殺教室』『暗殺教室〜卒業編〜』の内容にも興味が持てる良いアニメ化作品だ。
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