1:5月ユーロ圏景気指数悪化
周辺国の景気悪化がフランスとドイツに影響を及ぼし始めていることが明らかになった。
“ヨーロッパがくしゃみをすれば中国が風邪を引く。” -> “投資家がリスクオフになると円高になり日本株が下がる。”というシナリオが見えてくる。まずは日本株マイナスニュースで株価−1となる。
2:イラン核開発協議難航
中国の景気懸念と北半球が夏季になることで順調に原油価格が下がっていたが、このニュースで反発した。『1671:WTI原油価格連動型上場投信 受益証券』は+35円の4,740円となった。過去2010年8月と2011年9月に下値を付けているので今後も注視して買い時を逃さないようにしたい。他に『1699:NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型上』もあるので比較検討を忘れずに、だ。
3:欧州系証券の先物売り手口
「日本株売りのピッチが落ちてきたので買いに転じるのではないか。」との見通しが語られた。
6/17(日)のギリシャ再選挙の結果待ちとは思うが本当に買いが入れば日本株プラスニュースなので株価±0となる。
4:月末の円高ドル安傾向
「過去1年でドルは2円下落したが、月末3営業日だけの下落額の合計は3.3円と年間を上回る。」という過去1年の分析結果が語られた。
企業の月末決済によると聞いているが円高は日本株下落に繋がるので日本株マイナスニュースで株価−1となる。ミセス・ワタナベ(Mrs.Watanabe)なら当然知っている常識か。(汗)
5:日経平均株価連続下落
「先週末の株価を上回らないと8週連続下落となり1990年、1992年の年度末以来3回目の珍しい記録となる。」と今日の株価予想が語られた。
結果は記録達成!(苦笑) 次は” 1992年5月1日までの9週連続”タイに挑戦となるが運悪く月末に重なるのでタイ記録になる可能性が高そうだ。『1348:MAXIS トピックス上場投信 受益証券』をそろそろ購入する良いタイミングと思いつつも6/17(日)までは動き辛い地合だ。日本株マイナスニュースで株価−2となる。さすがに10週連続はないだろうという投資家心理を読むとプラスニュースかもしれない。
6:不動産投資再開
米ゴールドマン・サックスが日本の不動産投資を再開するニュースに関して伊藤隆敏氏は「底値と判断したのだろう。将来日本が負債国になった時のインフレヘッジを考えているとは考え難い。」とコメントしていた。
となると『1343:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信』にも注目しておくべきかもしれない。日本株プラスニュースで株価−1となる。
7:ギリシャユーロ脱退の可能性
東京大学公共政策大学院院長 伊藤隆敏氏がベルリンで本音を聞くと多くの人が「ギリシャを(ユーロ圏に)入れたのは間違いだった。」「ギリシャが自ら出て行くなら仕方ない」と答えることにショックを受けたと語った。「財政緊縮を緩めるとしても問題の先送りにしかならない。財政再建が伴わないユーロ共同債は意味が無い。ギリシャ脱退はありうる。」と答えていた。
ギリシャの進退が決まれば投資家心理はリスクオンになる。日本株プラスニュースで株価±0となるのは6/17(日)以降だろう。結果来週も株価は下がると見た。底値が分かれば投資に苦労しないが購入時期分散でリスクを減らすのも手だ。
【関連リンク】
『ドバイ原油・25日午前、反発』
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819698E0E7E2E2E18DE0E7E2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
『東証大引け、小幅続伸 週末で手控え 週間では8週連続下落』
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_25052012000000
『ゴールドマン、日本で不動産投資再開』
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819691E0E6E2E2878DE0E6E2E7E0E2E3E09F9FEAE2E2E2
『「ギリシャ、13年1月ユーロ離脱も」 米シティ予測』
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E7E2E3E48DE0E7E2E7E0E2E3E09790E0E2E2E2
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