日曜日ということで昨日より来場者数が増え混雑していた。今日はまず9〜11ホール見学に行ったが、1〜8ホールへ戻るのに外の通路を行きの倍歩かされて面倒だった。
「H2-A17:NHKスペシャル 人類誕生 超体験」では「13:00〜13:45 人類超裏話!<後編>」と「15:00〜16:00 アート・オブ・人類誕生+超ライブペイント」のトークショーを聞かせてもらった。
国立科学博物館 名誉研究員 馬場悠男氏が第1集の”人類は肉食になって脳が大きくなった”という説明の捕捉として肉から効率的に栄養が摂れるようになり胃腸が小さく軽くなったので、その分脳が大きくなっても体重が増えずに済み、持久戦の狩りを続けることが出来たと説明してくれた。多分二足歩行で脳が大きく重くなっても支えることが出来る姿勢だったことも関係していたのだろうと想像しながら話を聞いていた。
予定外に第2集のネアンデルタール人が毛サイを狩るシーンが上映されたが、コンポジット合成途中の映像でサイに見立てた青いシートが写っていてロケの様子がうかがい知れるものとなっていた。第1集の猿人は全てCG制作だったが、第2集は役者によるロケ撮影が行われ、そこにCGの背景や絶滅動物を合成しているとのことだ。番組宣伝ポスターの上に飾られている石槍は実際ロケに使われたものと説明があった。
現在人のDNAにはネアンデルタール人由来のものがあると判明したが、実は彼らの遺伝子を持たない人種もいる。その答えは第2集の放送でというところでトークショーは終了した。それにしてもNHKプロデューサーが2日連続で「馬場先生に”こんなところ(超会議)”に来ていただいて…」と言っているのが気になった。サブカルチャーを知るのもまた良い勉強だと思うのだが。
最後に参加者からの質問に馬場先生が答えるコーナーがあった。「何故アフリカが人類発祥の地なのか?」についてアフリカに好奇心が強く集団生活するチンパンジーがいてアフリカの気候変動が大きく生き残るため環境に適応する必要があった為と考えられていると説明してくれた。
先生に”ミトコンドリア・イヴ”のことを質問したらどんな話を聞かせてくれただろうと、後で思った。(^_^;;
「アート・オブ・人類誕生」では最初の15分でコンセプトアートという仕事についてFFXVのヘビーモスやリヴァイアサンの制作過程から説明があった。後半30分はフォトショップを使ったライブペイントが行われた。
寝坊したこともあり土曜日11時からの「やっぱつれぇわ、異業種コミュニケーション」、電車トラブルで日曜11時からの「超過酷!海外ロケ 残念なお知らせです。日本、帰れないってさ。」の2つのトークショーが聞けなかったことがつくづく残念だ。
Nスぺ終了後すぐに「E-E1:超歌舞伎 supported by NTT」幕張イベントホールへ向かった。冒頭に観覧の説明があるので16:10に着いた時は丁度オープニングが終了したところだった。暗く移動できないので1階立見席で観覧した。
プロジェクトマッピングとCGムービーを使った舞台は昨年より改善されている様でミクの映像が明るく立体的に見えた。ただ出演者が演技する舞台上にミクを映すスクリーンがあり、鏡の様に出演者が写ってしまうのが少々気になった。
新作『積思花顔競(つもるおもいはなのかおみせ)』には怨霊が登場するが会場に低音が響きなかなか迫力があった。クライマックスの殺陣は色々見せ方に工夫していたが時間的に長く物語部分とのバランスを欠いている様に思えた。
公演終了後「千本桜」が歌われ大いに盛り上がって終了となった。
カオスなお祭り雰囲気が楽しい超会議を今後も続けて欲しい。ニコニコ動画にはまだまだ頑張って欲しいと思う2日間だった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image