「大変参考になりました。有益なホームページをありがとうございます。」
私のコンポーネントステレオスピーカーデビューはデンオンS-300だ。学生の時親にかってもらったもので1台29,800円だった。メカニカル2ウェイ16cmユニット搭載のバックロードホーンスピーカーで1975年頃だったと思う。本当はビクターVICTOR FB-5(1台57,000円)が欲しかったのだがあっさり却下された記憶がある。(笑)
http://audio-heritage.jp/DENON/speaker/s-300.html
このスピーカーを17年も使っていたものの再生周波数が50Hz〜20kHzとユニット性能の弱さが気になり買い替えることにした、S-HE100(1台148,000円)は1992年6月発売とのことだから購入したのはその年の冬のボーナス時期だったと思う。
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-he100.html
選択した理由は次の通りだ。
1) 再生周波数 28Hz〜30KHzと低音と高音の伸びの良さ
2) 25cmダブルウーファーによる豊かな低音の量感
3) 仮想同軸による音像の定位の良さ
4) コンプレッションホーンドライバーによる音離れの良さ
5) 出力音圧レベル96dBという効率の良い鳴りっぷり
6) デザインとレディッシュダークブラウンカラーの仕上げの良さ
自宅で初めてS-HE100の音を聴いた時の驚きは今でも忘れることは出来ない。
「S-300が鳴らしていたのは音楽では無く、ただコーン紙がペコペコと空気を前後に動かしているだけだった。この17年間何を聴いていたのだろう。」
本当にそう思った。約5倍の価格差とはいえS-HE100の音楽性豊かな再生音に感動した。
欠点と言えば効率が高い為ツイーターからアンプの残留ノイズ(?)が聞こえてしまうことだろう。これはMarantz PM-90、Pioneer VSA-AX10とSC-LX90の3台のアンプで聴いても同じ結果だった。
特に大きな不満があった訳ではないが16年経過して浮気心が疼いて来たこととDVD-AやSACDを再生するのにもっと高音域の再生周波数が欲しいと思うようになり、新しいスピーカーを検討し始めて約3.5倍の価格のS-1EXに憧れる様になった訳だ。
S-1EXと聴き比べて初めて分かったS-HE100の弱点は10/05(水)の記事に書いた通りだ。
S-1EX-LTDが2008年9月に導入されるまでS-HE100は16年間私の為に歌ってくれた。幸せな第二のスピーカー人生を歩んで欲しいと思いつつ引き取り手がおらずこの3年間廊下に放置したままになっている。(汗)
ところで何故今”S-HE100”が検索されているのだろう。それが謎だ・・・。
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