主人公の周りに美少女ばかりと言うハーレム設定は最近のコミックやライトノベルではありがちで「また萌えアニメか」とガッカリしたのが正直な感想だ。それでもアニメ1期はクオリティが高く安心して観ていられたのだが、2期では少々作画の質が落ちて失望したものだ。TVアニメのDVD,BDとキャラクターソングCDも発売中だ。
主人公桂木桂馬(かつらぎけいま)が悪魔のエルシィを助手として、地獄から逃げ出し女性の心の隙間に住み着いた駆け魂を捕らえるというのが今までの基本的な話だ。駆け魂を心の隙間から追い出すには女性の心を恋愛感情で満たさないといけないということで、主人公は恋愛シミュレーションゲーム知識を活かし現実女子を落とそうとするのが面白い。
ここからネタバレにならないよう注意して書いていこうと思う。
コミックス11巻を買ったのはカレンダー付き限定版に釣られてだった。相変わらず主人公は女子を落として駆け魂を捕らえていたのだがここに新キャラで女神が登場していた。「誰だろう?」(苦笑)
12巻では、主人公が女神探しに乗り気でなかったことである大事件が起こってしまう。
13巻では、主人公は残りの女神4人を1週間以内に見つけなくてはならなくなり候補者5人を同時攻略しようと好感度上げに1、2日目を走り回る。
14巻では、女神攻略3日目の下校イベント消化の顛末と4日目に新キャラ登場で物語は佳境に突入する!といった内容になっている。
ここまで読んで私が驚いたのはこれまでコミックス12巻を掛けて16人の女子を攻略してきた話が『女神攻略編』(勝手に命名)の伏線になっていることだ。しかもエルシィがアイドル中川 かのんの大ファンだという設定まで活かしている。1度攻略した女子と再度恋をしなくてはならないというゲーム2周目という話の設定は笑えるものの、それを1週間で5人同時攻略と言うVery Hard条件でクリアしなければならない現実を主人公がどう乗り切るのか、と言う先の読めない文字通り怒涛の”神”展開だ。
この大変な状況で冷静に情報を分析して攻略チャートを作り実行していく主人公の頭のキレに感心しつつもそのゲーム脳発想に笑ってしまう。とにかく面白い!
そして12月中旬には待望の15巻が、キャラクターカバーアルバムCDが発売される。『神のみ』ファンにとっては少し早い嬉しいクリスマスプレゼントだ!
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