これを聴いて先日友人から聞いた話を思い出した。
友人が銀行へ行く同僚にお金の入った封筒を渡して、ついでに振り込んでもらうようお願いしたところ、お釣りとして9万円戻って来たと言う。振込額ぴったりの15000円しか入れていないので何かの間違いだろうと銀行に電話を入れたところ1時間後に副店長と課長の2名が間違って渡したお金の回収に来たそうだ。
原因は、銀行員が紙幣計数機を使って金額を数える際に誤ってテンキーの”9”を押してしまったことに気付かず1万円札が9枚多いと返金してしまったとのこと。ご迷惑をお掛けしたお詫びにと洗剤を置いていったと言う。
私が「9万円もする洗剤ならとても強力でどんな汚れでも落ちたのかな?」と尋ねたところ友人は「女子社員に渡してしまったので分からない」、そして「日本に10万円札があったなら、自分が1万円札と10万円札を間違えて入れたのだと理解してそのまま受け取ったのになあ…」と残念そうに笑って答えてくれた。
この話には続きがある。
ゴールデン・ウィーク明けにその週の売り上げを同じ銀行に預けに行ったところ27万円多いとまた返金されたと言う。会社でも数えて持って行ったものの売上金額が大きいので数えミスだったのかもしれないと一応受け取っておいたそうだ。その日銀行窓口終了後に金額が合わないと大騒ぎになり、その原因が27万円返金と判明したので、その夜遅くまた副店長と課長が回収に来たと言う。
原因は銀行員が紙幣計数機を使って金額を数えていたところ汚れや破損した紙幣が入るボックスがいっぱいになり取り出して置いたその紙幣を誤って再度数えてしまった為だと言う。これもちょっとした人的ミスが原因だった訳だ。
私が「今度は27万円相当の何を持って来たの?」と尋ねたところ、友人は「普通のお菓子の詰め合わせだった。とても27万円の価値はないね」と笑っていた。
この2つのケースは入社数年の新人さんが起こしたとのこと。私も新人の時は色々とミスを犯したものだ。この2人も挫けず頑張って仕事に励んで欲しいと思う。
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