今年7月に予告されていたBDP-LX91の後継モデルがBDP-LX88となる。現行のAVアンプのフラグシップがLX8xラインなのでそれに合わせた型番だ。てっきりLX98またはLX1という型番になるのかと思っていただけに拍子抜けした。2007年10月発売のBDP-LX80(税別20万円)は動作がもっさりと言う評価で個人的に余り良い印象がないだけにこの型番で損している気がする。(汗)
それでも2008年12月発売のBDP-LX91(43万円)後継機が6年ぶりに登場したのだからそれだけで十分価値がある。高剛性と低重心化を徹底した筐体とシールドケースで3分割された美しい内部レイアウトは日本メーカーならではの作り込みで嬉しくなってしまう。
LX91と比較するとこの6年間の多機能化と進歩を実感する。
1)HDMI 2.0対応の4Kアップスケーリング
2)SACD/DVD-Aを含むユニバーサルプレーヤー化
3)PQLS(Precision Quartz Lock System)がBDに対応
4)3D BD対応
5)ハイレゾ音源再生
7.1chアナログ音声出力が削除されたことを残念に思う人はいそうだが、それで27.8万円と言う価格が実現出来たのだろう。OPPO BDP-105DJPが直販サイトで税別17.1万円なのだから、これ以上の高額化はセールスに影響しそうだ。
そのBDP-105DJPと比較してみよう。
1)HDMI 1.4a出力対応
2)7.1chアナログ音声出力
3)画像処理技術Darbee Visual PresenceTM搭載
4)アシンクロナス伝送対応USB 入力
HDMIのバージョン以外は105DJPの多機能ぶりが光る。あとは画質と音質のパフォーマンスが価格差程あるのかが評価ポイントになりそうだ。それとパイオニアが動作速度と安定性でどこまでオッポに迫れるのか注目したい。
2011年11月発売のBDP-LX55(税別9万円)の後継機BDP-LX58も発売される。筐体の作りの良さと仕様をみるとこちらはLX78という型番でも良かったのでは?と思ってしまう。BDP-103DJP(直販サイト税別8.4万円)がライバルとなるが、機能と価格差が小さいのでこちらは十分競争力がありそうだ。
今後この2機種の視聴レポートが楽しみだ。
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