BZT9600については値段が高いと文句ばかり言っていたが、美しいアルミ天板にコンパクトながら7.7kgという重さを実感するとオーディオ向きのプレミアムモデルを所有したと言う喜びがじわじわと湧いてきてつい頬が緩んでしまう。他のBDレコーダーが安過ぎる、筐体にコストを掛けたらこの値段は仕方ない気がしてきた。(笑)
アンテナ、HDMIケーブル、電源を繋ぎ替えて設定作業を行う。ディーガは5台目なので説明書を読まなくても問題ない。だが3年半ぶりの新製品なので実際色々と変更があった。
まずリモコンの[スタート]ボタンと[番組表]の位置が入れ替わっている。最初メニューを出そうとしているのに番組表が表示されて首を傾げてしまった。(苦笑)
メニューはグラフィカルなアイコンタイプだ。これは多機能になったので今までのテキストによる階層メニューでは取っ付き難いとの判断だろう。良く使う機能はホーム画面中央にあり、左にスワイプすると初期設定がある。グラフィカルになったが操作速度が今までと殆ど変らないのは「新ユニフィエ(UniPhier)」の威力だ。
放送局を設定するとTOKYO MX TVの受信レベルが他の局に比べて48と低い。最近雲が厚く雨の日には感度が下がりノイズが出てしまうのはこの為だ。スカイツリーに変わってから出力を落されたのが痛い。
番組表は解像度が上がり文字が美しくなった様に見える。チャンネル別表示でEPGをスクロールさせていると何故か物凄く違和感がある。何度か試していてやっとその原因が分かった。BWT3100までのモデルはEPGをスクロールさせて日付が変わるとどんどん左にスクロールされていく。ところがBZT9600の日付は固定で動かないのだ。夜中から深夜にかけての予約作業が結構し辛い。
リモコンの[矢印]キーが斜め方向にも反応するので意図しない所へカーソルが動いてしまうし、[決定]ボタンがタッチ対応なのでこれまた番組予約時に意図しない番組を選んでしまうことがある。慣れないうちはイライラしそうだ。(苦笑)
他には[予約確認]ボタンの位置と形が変わったこと、[HDD/BD/SD]が1つになってしまったことが改悪と思ってしまう。それにしてもまた機能が増えてボタン数が増えていることには驚かされる。
さて肝心の画質と音質だがTH-L37DT3で放送番組を観ても画の切れが良く美しくなったと感じる。これから詳細にチェックして行くのが楽しみだ。
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