早速付録SACDを聴いてみた。サラウンド音声は音場型で収録会場である神戸松蔭女子学院大学のチャペルの雰囲気が伝わってくる。15曲約77分間をたっぷり楽しむことが出来る。
本誌には
P110:偉業バッハ・コレギウム・ジャパン「J.S.バッハ:教会カンタータ」全集録音完結
と附録SACD連動企画が掲載されている。
1995年から録音を始めて2013年に全55巻で完結した「J.S.バッハ:教会カンタータ」が2014年7月初旬にSACD 55枚組予価10万円で発売される。これを記念して作られたのがこのサンプラーとのこと。バッハ・コレギウム・ジャパンを率いる鈴木雅明氏の選曲コンセプトは「バッハのすべて、みたいなもの」だそうだ。
2004年3月録音の28巻以降は24ビット・サラウンド収録を行い、オリジナルPCMマスターからPCMステレオ、DSDステレオ、DSDサラウンドのマスターを制作してハイブリットSACD盤で発売している。
付録のトラック2,7,15の3曲は膨大な時間を費やしてサラウンド化したリマスタリング版が収録だ。収録年代を気にしなければ音質の差に気付き難いので、丁寧なリマスタリングがされていることが分かる。バッハの教会カンタータの魅力に気付かされる良いサンプラーだ。
記事内で話題にのぼった「ザ・シベリウス・エディション(68枚組)」が気になったので調べて見たらCD5枚前後で13巻に渡り発売されている。CDフォーマットのみなのが残念だが、その分おサイフには優しい。
さて本誌は厚くて重いので残りの特集をいつもの通り通勤電車内で読もうか迷っている。(苦笑)
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