撮影位置に制限がある上、電車の時間が気になりじっくり構図を練ること出来ないままスナップ撮影で漫然と撮ると、花がごちゃごちゃと咲いているだけの美しさに欠ける写真となる。小ぶりの桜の木が多いから枝や幹も多く映り込み邪魔だ。桜の撮影は難しい。
朝でも晴れているとF1.2ではシャッタースピード1/4000秒でも露出オーバーの警告が表示される。ノクチロンを絞り開放で使うには減光フィルターか高速シャッタースピードが使えるカメラ本体が必要だ。ついGM1の価格推移をチェックしてしまう毎日だ。(笑)
それでも掲載した写真程度の白跳びで済んでいるので少しのオーバーの様だ。モニター上で等倍確認すると雌しべにピントが合っている。ボケ具合は違うが、こうして花をアップで撮ると画角が近いのでまるでLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8で撮ったように見える。この柔らかなボケが作り出す立体感がノクチロンの魅力だ。
絞りリングがが動きやすく鞄から取り出した時は確認が必要とか、フードが重くて持ち歩き難いとか些細な不満はあるが、このレンズを使うと上手い写真が撮れそうな気にさせてくれるだけでも十分魅力的なレンズだ。
週末には天気は回復するようだが、桜の花はまだ残っているか心配だ。
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