なっている企業命令権(指揮命令権・人事権)
について書きました。
前者がしぼみ後者が肥大したのがブラック
企業の特徴です。
日本の企業命令権は世界一厳しく、従業員
の人生を左右どころか、生殺与奪権さえ握って
いるのが日本の人事制度です。
僕はあるサイトに「年功賃金・終身雇用が崩壊
したのなら、セットになっている企業命令権も
制限すべきだ。セクハラ・パワハラの根源は
ここにある」と投稿しました。
すると「雇用が流動化すれば上記の問題は解決
に向かうのでは」という返信がありました。
雇用の流動化にはセーフティーネットが
不可欠です。今の日本はそれが貧弱すぎる。
例えば失業給付でも、自己都合退職では給付
制限期間があります。これを撤廃するか会社
都合退職の条件緩和が急務でしょう。
職業訓練も欧州に比べ、予算が桁違いに貧弱
だそうです。1〜2年かけて行う職業訓練が
日本では少なすぎます。
警備業がセーフティーネットのように言われて
きたのは、就業しやすかったから。
警備業で培った能力やセンス+αで別の仕事に
就けるようにならないかと、僕は自己実験
よろしく模索してきました。上記+αの部分が
職業訓練だったのですが・・・
自助努力と社会保障制度(セーフティーネット・
ベーシックインカムの議論もあります)が十字に
組む事。
その上で雇用の流動化を実現する
仕組みが、今後必要と考えます。
※来月から、少し趣きを変えた新カテゴリを
設けます。よろしくどうぞ。
あなたの声を聞かせてください★i-Say
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